Saturday, January 21, 2006

Lost in translation in USA

11月から新しくフランス人が来た。ボルドー出身のお医者さんである。
ボスが私に言った。「彼にいろいろ実験を教えてくれないか???」
私は言った。「いいよ」
が、結構これが大変なのである。

ドイツに2年、アメリカ10ヶ月目とはいえ、私が英語を流暢に話せるわけではない。英語だけ勉強しているならともかく、研究をしているのだから。
一方彼は11月にボルドー(ワインの有名な町)から来たばっかりである。英語は私がドイツに行ったときよりは話せるが、それでも話せない。

ということで英語で実験の説明を彼が理解するまでは大変だ。
わかるまで絵を描き、他人の説明を仰ぎ、ああだこうだと彼がわかるまで英語で説明する。
彼もわかるまで質問してくる。これは非常に良いことだ。
日本人が一時Yes manと言われていたのは、わからんのに「はい」と言ってごまかしていたからだというのが私の意見だ。その点私はドイツで「さっぱりわからんのですけど。。。」という顔をすることを身につけてしまったので、すぐ「わからないの?」と聞かれる。もちろん「全然!」と言う。
わからないことを正直に言うことは重要だ。わからないままやった実験は、何も示さないなんてことが良くある。

私はフランス人の同僚に「なんで日本語わからんのだー!日本語習え!」と言い、彼も私に「なんでフランス語わからんのだー!フランス語習え!」と負けずに 言い、二人でボスに「いやー。今日の実験の大変だったよ。私も彼も英語あやふやだから」と言うと、ボスは「あ、二人とも通訳必要?」と言っていた。

今日の教訓 わからないことははっきり「わからない」と言う。被害はそっちの方がはるかに軽い。

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