Saturday, June 2, 2007

日本は実は専門家が嫌い? 

今日、先輩が日本から帰ってきた。
その直後こーーーんなHPのアドレスを送ってくれた。
「博士(はくし)が100人いるむら」
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html

こえーーーー。
最後の16%と8%が特に怖い。
本当のデータかしら?(私は研究者なのでデータの出所を、とても気にする。偽データは嫌い)

それにしても、あのつらい博士課程を修了して、なんで無職とか行方不明とか、そんなことになるかしら?
でも、どっかの政治家も自殺したしな。

それにしても、なんで博士課程修了者が嫌われるのか不明だぞ。
アメリカは、博士課程を修了した後、さらにポスドクをする(ファーストポスドク)。
そうして「ポスドクは生かさず殺さず」という経験をして武者修行をした後、企業に就職する。
二つ目のポスドク(セカンドポスドク)をする人は、アカデミック志望。
ファーストポスドクをした後の、企業に就職する時の平均給料は年収$70,000と、友達は言っていた。本当にそうかどうかは不明。
私の友達は「ペットの健康保険まで出してくれる」会社に就職した。(彼女は犬も猫にもアレルギーがある)
さあ、計算してみよう。今日のドルは、1ドル121.82円です。年収$70,000ですぞ。
よだれが出るよ全く。私は生活費の高いボストンでジリ貧生活を送ってるぞ。
そんな企業に就職しないでアカデミックをしている私は、たぶんものすごい変わり者。

日本の企業は、なぜポスドクとか嫌いなんでしょ? 専門バカだと思ってるからかしら。
でも、博士修了者とかに「お前これ勉強してくれ」とドッチャリ勉強させたらたぶん3ヶ月で他の分野網羅できる。勉強慣れしてるし、英語も読めるし(たぶん 書けるし、しゃべれるし)
ポスドクともなると、実験もやらせれば切れ味すごいし。プレゼンテーション慣れしてる。
別に研究させなくてもいいし。特許事務所で働いてもいいし、コンサルタントしてもいいし。


とにかく博士課程修了者は、論理的に考えれます。(じゃないと博士取れない)


あーでも、日本て時々変だしな。
灘とラサール出身で、泣く子も黙る某超有名医学部に入った人が、なんと実験用のマウスのケージ交換をしているらしい。
ケージというのは、実験用マウスのおうちです。もちろん汚くなるので、時々おうちを交換しなければならない。
ただそれだけの肉体労働(頭いらない)を、なぜ「灘とラサール出身の、そして泣く子も黙る某超有名医学部に入った人」が、たとえ自分の研究のためとはい え、そんなことをせんといかんのだ!
脳みその無駄づかいですぞ! 
その仕事を誰かに与えて、その時間論文読むなり書くなり、「その人しかできないこと」をさせないと。

まったく。

でも逆に考えると、日本では修士修了生と博士修了生の差が少ないことも事実。もっと「俺ら、すげーんだ」というものが欲しいですね。教育の問題かしら、そ れとも本人の問題かしら? なんとなく行っちゃった人もいるだろうし。

アメリカの修士課程修了者と博士課程終了者との切れ目はものすごくはっきりしていて、修士課程修了者はこっちでは、研究室のテクニシャンになる。(だと私 は思ってる)

毎日PCRとか、PCRとか、PCRとか、PCRとか。

PCRとか、PCRとか、PCRとか、PCRとか。

PCRとか、PCRとか、PCRとか、PCRとか。

こき使われる。テクニシャンはテクニシャンとして扱われる。
なので、ちょっと賢い人は、テクニシャンをやったのち(嫌気がさして)博士コースに行く。こっちの博士コースは結構きびしいらしく、脱落させられるらし い。

博士コースを修了して、でもビジネスとか興味がある人は、さらにMBAを取る。MBAというのも、日本で評価されそうにないものですね。私もわかってない けど。

日本は元は、職人とか、「その道を極めた人」を尊敬してたと思うんだが、一体いつからそうなったのかしら? それとも私の勘違いかしら?

ところで、最初の話に戻るけど、無職って、博士課程取ったけど主婦の人も入るんかしら? 
そして、「行方不明者」は、海外に行っちゃった人だったりして。そう、きっと私も行方不明者。

もうひとつ疑問、私は日本に帰ると時価いくらぐらいになるのかしら? 
時価って、年収のことね。

今日の教訓 日本の博士は、どうも評価されてないらしい?

No comments: