Mentor

ずっと前に取り寄せて「つん読」になっていたMaking the right moves: A Practical Guide to Scientific Management for Postdocs and New Facultyをやっとこさ読み終わった。 ま、読み終わったのは1ヶ月ぐらい前だが。

Chapter 5: Mentoring and being Mentored (PDF file)
で、メンター(指導者)の重要性が書いてあった。 メンターに指導してもらい、そして、自分が指導してもらったお返しに、自分がメンターとなって若い人たちに指導する。

メンター不足というか、メンターがいる人というのは案外すくないらしく、ボストン大学医学部が行っているFaculty Development Seminar(大学職員のためのキャリアアップセミナーみたいなもの)でも、「メンターがいない人が結構いるが、メンターを見つけて指導してもらいなさ い!」と言われていた。 
言われていたのは、私のようなInstructorやAssistant professorである。

それで、メンターの選び方についてだが。
Making the Right Moveによると、別に自分のボスでなくてもよいらしい。 普通に「自分のボスが師匠!」と思ってしまうものだが、そうでもないし、複数いてもいいらしい。
しかも、他の大学の人でもいいらしい。
ただし、他の大学の人にメンターになってもらうときには、自分のボスにもちゃんと伝えることと書いてあった。ま、ポスドクやらが研究のことを他の大学の人にベラベラしゃべっているのも考えものだしね。

逆に、「他の大学の人から『メンターになってくれ』と頼まれた場合は、よく考えること」とも書いてあったが。

他の大学でもいいのか。 誰にしよう?
Faculty Development Seminarでは、私のDirectorは「(ボスのではなく)自分独自の研究を広げていく場合、それを助けてくれるような人をMentorとして選びなさい」と言っていた。
なるほど。

今日の教訓 自分のメンターを探す。

参考ブログ 
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1.お勧め本やインターネット情報
 (Making the Right Moves)
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