Tuesday, April 28, 2009

空間認識能力はビジネススクールには必要ない

ハーバードMBA留学記の読書感想文を書いていたら、ハーバードビジネススクールにまつわる、私のとっておきの話を思い出した。

私はボストンに来た時にちゃんとしたベッドが無かったので、Craigslist(物の売り買いをするウェブサイトで、イーベイと違ってローカル)でベッドを買ったのであった。後でアメリカ人に「Craigslistで人の使ったベッドなんか買わないほうがいいよ。 Bed Bug(ダニとか南京虫とかの類)がいるかも知れないよ」と言われたが。
そのベッドを売ったのがハーバードビジネススクールの相手。 見学に行ったときに名刺をくれて、買うと言ったら前金を払うことを要求するというビジネスぶりだった。

ベッドを見に行った数日後、友達にU-Haul(引越用のレンタルカー)のCargo vanを運転してもらってベッドを取りに行った。ついでにLaser Printer(レーザープリンター)も買った。 ビジネススクールの彼、Laser Printerを発砲スチロールに入れて箱に入れようとするが、入らない。そこで一緒に行った友人(日本人)が箱に入れた。
その後ビジネススクールの彼にも手伝ってもらいベッドをCargo Vanに運ぶ。 ビジネススクールの彼、まずベッドの下の枠を斜めに入れた。(斜めにしないと入らない)
その次にベッドボックス(マットレスの下にあるやつ)をビジネススクールの彼は、枠と平行に重ねて入れれば入るのに、Xの方向に交差させて入れようとする。(もしくはTを135度傾けた感じね)
もちろん入らない。 (この時点で私は口の端で笑っている)
そこで、一緒に行った友人が見かねて「この方向に入れると、入るんじゃない?」と言って、ベッドの枠と平行にして、ベッドボックスをVanの中に入れた。
そして最後にマットレスである。 ビジネススクールの彼、ベッドボックスに平行に入れず、また(!)Xの方向に入れようとする。しかも、入らないおかしいなと言わんばかりにガンガン押している。(この時点で私は笑いをこらえるのに精一杯)
見るに見かねた友人(同じくにやけている)が手伝ってベッドボックスに平行に入れて、やっとベッドはVanに全部納まったのであった。 「ありがとう」と言ってVanをスタートさせた後、二人とも大爆笑!

百聞は一見に如かず。 図を作ってみた。使用したのはPowerPointとPhotoshop。


日本ではある程度の大学に入るには全ての能力が満遍なく問われるような試験をパスしなければいけない。したがって日本人は、ある程度の学力のある人は、満遍なく普通にいろんなことができるだろうと思ってしまうのである。少なくとも私はそう。 
まさか天下の、ハーバードビジネススクールの卒業生がVanにベッドを入れることができないとは思わなかったのである。 別にビジネススクールに入るときに 空間能力を問われるわけではない。 「一つだけ才能が秀でていたらいい」というアメリカの教育システムと「満遍なく」という日本の教育システムの違いを垣間見たのであった。 それと同時にハーバードビジネススクールに行く 人なんていうと、それこそハーバードMBA留学記を書いている岩瀬さんや、将来CEOになる人のエリート集団なのだろうと思ってしまうが、そういう人がいることが、なんだか安心したのであった。 ハーバードMBA留学記によると、900人(一学年900人?それとも2学年分で900人?)もハーバードビジネススクールの学生はいるそうなので、いろんな人がいるということかもしれない。
だが、これを読んで「なんだハーバードの卒業生ってそんなものか。たいしたこと無いな」と安心するなかれ。 彼らは卒業後がっぽがっぽと稼ぐのである。

今日の教訓 空間認識能力はビジネススクールの卒業生には必要ないのだ。

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ハーバードMBA留学記 (読書感想文)
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ハーバードMBA留学記

という名前の本を借りて読んでいた。 もともとは岩瀬大輔さんが書いたハーバード留学記というブログで、それを本にしたものらしい。かっちりとした文章で、読み応えがあった。 ブログでこれだけの文章を書く人の才能に驚く。途中の「ファンド資本主義」に至っては、あまりの難解さというか、ヘッジ・ファンドに興味がない私としては、数ページ読むたびに寝てしまうという状況であった。 当然か。

気に入った部分 その1 そのままハーバードMBA留学記から引用。

「アメリカ人の国民性を深く理解しようとすればするほど分かってくるのは、彼らが世の中のすべての物事の価値を、次の一つの質問に対する答えをもって測ろうとしているということである。 それは、いくらの金をもたらすのか。 アレクシス・ド・トクヴィル」

ブブッと笑ってしまった。

私の理解では、ヘッジ・ファンドらへんが最近の経済危機を引き起こしたのだが。 ちがったっけ? いいのかこんな理解で。
Havard Business School(ハーバード・ビジネス・スクール HBS)の学生が就職したくなるような仕事だったらしい。誰かがHBS来た時に言った言葉をハーバードMBA留学記から引用させていただくと。

「僕が卒業した1989年、卒業生の大半がウォール街に就職したが、ブラックマンデーで、数ヶ月も経たないうちに多くの友人が失業した。2000年前後にはベンチャー企業やベンチャーキャピタルが人気を集め、多くの学生が就職したが、その後ITバブル崩壊で、再び多くの人が労働市場に放り出された。今、皆のあいだでもっとも人気のある職業はなんだい? 僕が言いたいことは分かるよね。」

すごい。 これは大当たりの予言だ。 イエール大学のロバート・シラー教授は、住宅市況の悪化によって、米国は1930年代の大恐慌並みの不況に陥りそうだという予測をしていたのだが、それと同じぐらいすごい。

岩瀬さんも、ヘッジファンド(だったっけ?)の成功をすごいと思いながらも、どこかおかしいと思っていたらしい。
私もAIGの1億円以上のボーナスの事件を見て、「どうやったら1億円以上のボーナスがもらえるほどの仕事って一体何?」と必死に考えてしまったのだが。今岩瀬さんがHBSに留学したら、きっと全然異なるブログを書いていたのだろうと思う。

気に入った部分 その2
漁師の話は爆笑してしまった。残念ながらハーバード留学記はブログで検索できない(!)ので、同じようなネタの話を他の人のブログからリンクしたので、クリックしてどうぞ読んでくださいな。
本ではそこからワーク&ライフバランス(仕事と生活のバランス)の話になる。 仕事で成功しても、生活で成功してなかったら(家庭を省みなかったり)、ダメなんだそうな。
私の場合、仕事を頑張らないと仕事がなくなってしまう、つまりライフを考える以前の問題のような気がする。 はーーーーー。
で、もし漁師の話では「漁師のように悠々自適の生活をおくるのが理想」なのだが、「もし自分が成功して有り余るお金があって、働かないでもよかったらどうするか。」ということを考えてみた。

結論
やっぱり研究していると思う。 お金のためでなく、趣味で研究。 私って根っからの研究者だったのね。。。。。 じゃないと、アメリカまでわざわざ来て研究やってないか。


気に入った部分 その3 HBS先輩からのアドバイス。 ハーバード留学記からそのまま引用。

1.Do something you enjoy. 職場は朝から晩までいるところなのだから、本当に楽しいと思える仕事を選びなさい。

2.Deliver results 仕事が与えられたら、その代償や自分の役割にかかわらず、とにかく必死に行って結果を出しなさい。 そこからチャンスが次々と広がっていくはず。

3.Note down your leanings. 私は7社を渡り歩いたけど、月に1回は自分の仕事を振り返り、学んだことをノートに書き留めることにした。 皆さんもそうされたし。

4.Be patients--- Career is a marathon, not a sprint.  昇進などを焦らないこと。 私がHBSにいたときはとにかく最年少で出世しなければ、とのプレッシャーにかられていたけれど、キャリアは短距離走ではない。マラソンなのだから、じっくり駆け抜けて。

5.Build a great team, and share credit with them. 自分1人でできることはたかが知れている。周りを優秀な人達で固めて、成功を彼らと分かち合うようにすることが大切。

6.Be fun to work with. 一緒に仕事をしていて、楽しい人でいることを心がけよう。

7.Don't be afraid to ask questions. 分からないことは、ひたすら質問すること。

8.Don't take yourself too seriously. うまくいってないときは、思い込まずに軽く流すようにする。

9.Don't compromise your integrity. 自分の価値観、倫理観に反するような行動を要求されたときは、その職場は辞めどきと考えるべき。

10.Don't drink your own bath water. 自分の成功に浸り過ぎない。過信せずに、成功できたのは環境のおかげ、周りの人たちのおかげ、運のおかげと考え、絶えず自分に何が足りないかを振り返ること。


気に入った部分 その4 岩瀬さんの友人が日本に行った時の感想。 ハーバードMBA留学記からそのまま引用。

日本は、まさにビジネスクラスの国だ。「未来の世界がどうなっているか、見てみたかったら日本に行ってみな」。人はそう言うが、僕は当たっていると思う。 トウキョウはニューヨークと比べても、もっとハイテクであり、輝いていた。他のアジアの都市とは異なり、すべてが(高い人件費を最小化するよう)非常に効率的に動いており、使い勝手もいい。時速200キロ超で30年以上死亡事故なしに運営されてきたシンカンセンがその1つの例だ。僕のカメラのオートフォーカスよりもさらに速いことが分かったため、15回挑戦してあきらめた。 物価を見ても、日本はビジネスクラスの国だ。行ってみて、なぜこの国がデフレに陥っていたのか理解できた。 値段は、これ以上高くなりようがないからだ。日本での1週間の滞在は、ミャンマーでの1年間の滞在に相当する。

今日の教訓 それにしても、ブログでこれだけの文章を書く人は、タダモノではないですよ。

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マイクロクレジットと高利貸し マイクロファイナンスKivaのはなし。
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Sunday, April 26, 2009

経済危機になって、あれこれ思うこと

1.しゃかりきに投資しなくてもいい(笑)。
がめつく稼ごうと投資すると、かえって困ったことになる。 余裕を持って投資しておけば、こういう危機で対応できる。 

2.Cash(現金)を見直した。
なんだかんだ言っても現金(とMoney Market)は強いと思う。Fidelity investmentsのMySmart Cash Accountの利率は現時点で0.20%。Fidelity Select Money Marketの利率は今は0.98%。利子がどうとかではなく、今の時期、減ってないことが重要(笑)。
現金をたっぷり持っていたら、今の時期株とかが半額(以上)セールで買えると思う。

50% OFF SALE!

3.株と同じような動きをするBond Fund(債券の投資信託)は、こういう時役に立たない。  
私のFAGIXは、株ほどではないが下がってしまった。 そのため「債券を売って株を買ってRebalance(投資の再分配)」ということが出来ない。 だいたい、株のような動きをする債券なら、株の投資信託と、もっと安全な債券の投資信託を持っていたほうがわかりやすいのだ。 そんなことが今頃判明。 実際にそういう目に遭ってからわかった。 身をもって学習。
そういうことで、もっと安定したBond Fundを組み込んでいこうかと検討中。

4.Emergency Money(緊急時のための貯金)はもっと必要。
Kiplinger's Personal FinanceのPodcastによると、アメリカの場合45歳以下の転職にかかった月日は3ヶ月、45歳以上は4ヶ月らしい。もっとも、解雇される前に転職活動する人も含まれていると思うが。
ということは最低6ヶ月暮らせるだけのEmergency Moneyが必要。 1年分あればもっといいかも。。。。。 

5.ひさしぶりにNewbury Streetを歩くと、店がいっぱい無くなっていて「Retail Space Available」という張り紙が貼ってある。

6.Kiplinger's Personal FinanceのPodcastによると、デフレーションかもしれないらしい。

7.いい経験をしていると思う。 
これがリタイア直前とかリタイア中で、間違って株にたっぷり投資なんてしていたら、痛くて目も当てられない。 逆に普段から投資してないと、こういう時には株に投資なんて、怖くてとても出来ないに違いない。Suze Orman's 2009 Action Planによると、「Stock market(株式市場)が厳しいから、401kの投資をStockから変更したいんだけれど」という質問に対して、「ダメ!」という返事。いや、わかっちゃいるけど、やりたくなるよねー。 

今日の教訓 投資は難しいのであった。

追加情報。
いいもの見つけた。

The Crisis of Credit Visualized from Jonathan Jarvis on Vimeo.

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Economic crisis(経済危機) (ウォーレン・バフェットの本を読んで思ったこと)

Friday, April 24, 2009

Boston Lyric OperaでDon Giovanniをみる

Boston Lyric Operaに初めて行ってきた! 

きっかけは、「私、いっぺん着飾ってオペラ見に行きたい! そして幕間にシャンペン飲むのー!」というミーハーな友達の一言。

「じゃ、ニューヨークのメトロポリタンオペラに行こうよ!」誘ってみたけれど、まあ近場から行こうということになった。ニューヨークで泊まりでオペラを見に行くということになると、チケット代以外でも値が張るしね。 ミーハー度からすると、オペラの前のお食事もきちんとしなければいけないし。
そういう理由で、Boston Lyric Operaに行くことになったのだった。 
朝からきちんとした格好をして研究室に行くと、PhD(博士課程の学生)2人に「Kay! 今日はきちんとした格好してるね。 Presentation(セミナーとか)をするの?」って聞かれた。 違うってば!

今回のオペラは、Don Giovanni(ドン・ジョバンニ) 
ハンパじゃない女たらしの貴族の物語である。 ある日女性の一人のうちにしのびこんで、間違って彼女のお父さんを殺してしまう。 その後も女性達をくどいているのだが、死んだ父親が地獄から来て「悔い改めよ」とドン・ジョバンニに言う。 彼は「いやだ」と言って、地獄に連れ去られてしまう話。
自業自得だと思う(笑)。 笑える場面がいっぱいあるオペラである。

チケット代は52ドル(約5000円)。 例によって例のごとく、ドイツでオペラを超お安く楽しんだ私にとっては高い(が日本人にとっては安い)のであった。仕事が終わった後、シルバーラインに乗って、友達と待ち合わせのRustic Kitchenに行く。イタリアオペラなので、イタリアンなのである。友達はさっそくシャンパンをたのんでいた。 話がはずんで遅刻しそうになって、あわてて会場に向かう。

オペラハウス(Shubert theatre)は小さくてびっくりした。 安いチケットでも十分顔も見て楽しめるぐらい。 これでミュンヘンの州立歌劇場やニューヨークのメトロポリタンオペラに行って、安いチケットだったら、オペラグラス必要なのに。 私は顔が見えないところに座っていて、服装で判断していたぞ。

さて、肝心の内容についてである。
(Boston Lyric OperaのDon Giovanniのリハーサルのビデオ発見!)
予想通り(?)オーケストラは適当だった。どこまで要求するかという問題でもあるが。
その代わり歌手は以下の5人が結構良かった。
Don Giovanni: Christopher Schaldenbrand
Donna Anna: Susanna Phillips
Donna Elvira: Kimwana Doner
Don Ottavio: Matthew Plenk
Leporello: Matthew Burns
私は、Donna Anna役の人が一番うまかったと思う。 しかしこれは単に好みの問題かもしれない。
演技はハリウッド映画みたいに、おおげさでものすごくストレート。
途中で有名な「旦那に泣かされたのはあんただけじゃないよ。イタリアでは640人、ドイツでは231人、しかしここスペインでは何と1003人だ。」(ウィキペディアから引用)を、従僕のレポレッロが歌う。普通は小さなノートに名前のリストがあって、それを見せながら歌う。 しかし、アメリカでは1冊のノートでは足りないらしく、国別リスト(+無くしてもいいようにコピー?)のノートが20冊ぐらい出てきた。

ま、メトロポリタンオペラでは本物の馬出てきたアメリカだからな。 イタリア人の同僚は、メトロポリタンオペラで見たときは、本物の象が出てきたって言っていたし。 ノートが20冊ぐらい出てきても、問題はないだろう。
なんでもおおげざなアメリカ。 

映画Amadeus(アマデウス)のストーリーも知っていると、Don Giovanniはさらに面白いのである。同時代の作曲家サリエリが、モーツァルトの素晴らしい才能を認めながらも、自分の好きな女性を取られたり(!)したため、嫉妬してモーツァルトを追い詰めていくというストーリー。 一応フィクションだと思われる。
最後の方にDon Giovanniのオペラ上演の話があって、サリエリが「あの石像は、死んだ父親のレオポルトだ」と言う。(つまりドン・ジョバンニはモーツァルト) そして、サリエリはどうやってモーツァルトを殺すか決める。 おーこわ。 

今その場面を見た。映画のアマデウスのオーケストラのほうがBoston Lyric Operaのオーケストラよりも全然いいではないか!と思って調べたら、
The Orchestra: Academy of St. Martin in the Fields, conducted by Sir Neville Marriner
アカデミー室内管弦楽団 指揮サー・ネヴィル・マリナー
と、アマデウスの英語版のウィキペディアに書いてあった。 なるほど。
この前見た映画Perfumeでもベルリン・フィルハーモニーだったし、シンドラーのリストのテーマではイツァーク・パールマンが弾いているし、映画作るのも大変である。

なんにせよ、Don Giovanni、ストーリーの面白さもあって、楽しめたのであった。

今日の教訓 Don Giovanni面白かった。

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Perfume: The Story of a Murderer (ベルリンフィルを使った贅沢な?映画)
Kunst und Musik (芸術と音楽) その2 オペラ (ミュンヘンに里帰り?した時に行ったオペラの話)
クリスマスと誕生日はニューヨークで (メトロポリタンオペラに行ったら、舞台に馬が出てきた話)
最高の贅沢をお安く (ドイツにいた時に行ったオペラのリスト)にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ

Wednesday, April 22, 2009

フィデリティから、お電話

Fidelity investmentsからお電話がかかってきた。 「なんだ? もしかして私のアカウントのお金が、ごっそり誰かに取られたとか?」と思って折り返し電話をかけると、お兄さんが、「投資のお話をしたいんだけれど」と言ってきた。

おお! Fidelity investmentsが下々の私なんぞに電話をかけるとは、本当に経済危機?

と思いつつ興味があったので、相手をしていた。
お兄さん 「Statement(明細書)見てる?」
私「毎月見てるよ」
その後給料は当分変わらないかとか、いろいろ聞かれたあと、お兄さん、「Emergency money(病気や失業したときなどの、緊急時のお金)はInvestment account(投資用口座)から出してるの?」
私「違うよ。 MySmart Accountがあるでしょ。そこ」 (投資用口座に入れてたら投資しにくいじゃん)
お兄さん「Make sense(なるほど)」
その後お兄さん、Asset allocation(資産配分)の話をはじめた。 そして「株の%はOKなんだけれどね。Foreign stock(外国株)が多すぎ。」

お、バレた? (笑)
(でもアメリカ国内株が70%って、誰が決めたの?)

お兄さん、Rebalance(投資の再分配)をするようにと言ってから、「今から投資の提案書をメールで送るからね。 これ無料だから」

どうもありがとう。
お礼を言ってしばらくしてメールを見たら、送られてきていた。 こういうメールでのリンクをクリックして口座情報を入れるのは嫌なのだが、なんだかなんだやっているうちに無事に提案書を開けることができた。

なんだ、MyPlan Retirement Quick Checkで作ったものじゃん。これ、Fidelity investmentsに口座持っていたら、自分でウェブサイトでできるし。 
もう一つはRebalanceをする提案書。 Fund(投資信託)をいろいろ提案してくれたのだが、提案するFundの数多すぎ。 こっちもウェブサイトで自分でできる。。。。。ような気がする。

Asset allocation、一体どのくらいの頻度でするものか、ついこの前New Englandファイナンス勉強会のメーリングリストでも質問した。その後Fidelity investmentsのページでも見つけた。私のファイナンスの師匠のFI planningのページでも見つけた。 方法は、
1.1年に1回ぐらいRebalanceする。(期間で決めてしまう)
2.10%上がったらRebalanceする。(バランスがずれたら、なおす)
の二通りあるらしい。税金が返ってきたら、使ってしまう前に再分配に使ってしまうほうがいいかなと思う。

そういうことで、Fidelity investmentsのお兄さんから投資の提案(?)を受けたのだった。
金融機関からのお電話なんて、ドイツにいた時にDeutsche Bankから「Spar Konto(Savings account)のお金を定期預金にしないか」と言われたとき以来。 

今日の教訓 4月はどうも世の中Rebalanceの時期らしい。

過去のブログ
税金+引退について (MyPlan Retirement Quick Checkについて)
Fidelity万歳!

Sunday, April 19, 2009

祝 カウンター20000突破!

カウンターが20000突破しました。

ついでにお知らせです。
私のブログは最初Yahooブログで始めたのですが、そろそろYahooブログの情報をBloggerに写そうかと思います。 私は過去に書いたブログをチェックしながら新しい文章を書くのですが、Yahooブログの検索機能がきちんとしていないため、自分の書いたブログが見つからない(笑)。 そういう理由で移動させます。 移動させる欠点としては、RSS feed(Google readerとか)で読んでいる人は、昔のブログも読む羽目になるか(も?)と思いますが、少しずつ移動させるので、「これ昔読んだ!」と言わずに付き合ってやってください。

そんなこんなブログですが、まだまだネタはつきないので、どうぞ皆様よろしくお願いします。

今日の教訓 カウンター20000突破しました。

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祝! 5000突破!  文章を書くこと
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Saturday, April 18, 2009

外から見える自分

まったく、おそろしい世の中になったものである。

この前ある人から「はじめまして」というメールをもらった時に、さくっと私の業績について触れていた。 さくっと!
私の業績調べたんですか。。。。。。
あるいは、研究者のためのネットワーキングの会で「仕事の関係でいろいろな大学のHPを見ていたら、Kayさんの名前を見つけたんですよ!」と言われたりする。
名前(First name, Last name)をPubMedに入れれば、生命科学系の研究者の業績は一目瞭然である。同業者であれば、論文を発表した雑誌の質から、研究の内容から、どこで何をやっていたか、何から何から、全部わかってしまう。Googleで検索してみたらHPに行き着く。

ちょっと興味がある人の業績や研究は、すぐに検索して調べてしまう、そんな時代になってしまったのである。 インターネットが無かった時代には、そんなことは無かったに違いない。


こういうときは気を取り直して、「外から見える自分」をどうにかせねばなるまい。 
まずGoogle英語版で、自分の名前を英語で検索してみる。 前にGoogle検索した時はFacebook(お遊び用SNS)がトップに来るという、誠にいただけない結果になったためFacebookを停止した。
今回はLinkedIn(ビジネス用SNS)がトップに来た。 本当にトップに来た。
非常によろしい。
そして、しばらくしてから私の書いたレビュー登場。
非常によろしい。

さらに、前からなんとなく気になっていたBiomedExpertsに加入した。
このウェブサイト(無料)は、発表論文の情報に基づいて、Co-authorは誰であり、分野は何であり、何を主に使って研究しており、Co-authorは誰と一緒に共同研究しており、発表論文うちFirst authorとLast authorはチェックを入れる、という風に、いろいろ調べてくれる。
加入しなくっても、勝手に調べてくれる。 それが証拠に名前とBiomedExpertsとGoogleに入れると、メンバーでなくても情報が出てくる。 「名前」がキーなので、同姓同名の多い日本人は不利なのである。
私も日本の時の論文しか情報が入っていなかったので、加入してしまい、ドイツの時の論文とボストンの論文情報を全部入力した。なんかすっきり。 
しばらくいろんな人の名前を入れて遊んでしまった。 日本の著名な研究者や、昔のボスのうちの一人や、共同研究している先生がメンバーであることを発見してしまった。 私ってヒマ? 

そういうことで、ウェブ上での自分の情報の整頓も大切なのであった。 

今日の教訓 たまには自分の名前をGoogle検索してみる。

参考文献
・研究者のためのプロフェッショナル根性論 第7回 検索される自分:発信力

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Facebook撤退 自分をGoogle検索したらFacebookがトップに来てしまったので、Facebookを停止した。
鎖国なSNS LinkedInについて
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Saturday, April 11, 2009

TOEFL iBTの結果

BanffのKeystone meetingから帰ってきたら郵便受けにTOEFLからの手紙が入っていた。結果は非常にクリアでわかりやすい。

iBT(internet based test) 結果発表!
Reading(読む) 自分の設定した合格点達成 
Listening(聞く) 自分の設定した合格点達成
Speaking(話す) 論外にへにゃへにゃ 
Writing(書く) 改善の余地あり

ということで、Input(入力)は大丈夫だがOutput(出力)はまだダメ。 WritingとSpeakingを重点的に勉強すればいいのだ! ということがわかった。 ある意味ReadingとListeingは別に勉強しなくてもいいのかも! それでもEldest(ファンタジー小説)今読んでるし、BBC NewsPodNature PodcastScience Podcastも聞いてるけれど。

いいもの見つけた。 
駿台留学センター留学試験対策講座 TOEFL iBT (やっぱりこういうのは、予備校が強い)
2005-2006年 
日本人平均65点。
全世界平均79点。
大学学部留学レベル 79-80点

私の点は全世界平均点よりかは上。  つまり 「学部には留学できるレベル」らしい。 どこの大学かは知らないけど(笑)。
もちろん学生の時に受けたPBT(paper based test)の点よりは上昇している。 海外生活すると、私みたいに英語が嫌いで嫌いで仕方がなった人でも英語が良くなるようである。

祝!

そんな「へにゃへにゃの英語」で、1時間のセミナー(50分間パワーポイントを使いながらしゃべる+10分質疑応答)が出来るということは、我ながら度胸があるということか。それとも内容が聞く価値があれば、多少英語がまずくっても人は我慢して聞いてくれるということか。。。。。 あるいは聞く価値なくって寝ているか。。。。。
また5月にセミナーするし。

今日の教訓 今後はWritingとSpeakingを重点的に勉強することにする。 どの英語コースに行こうかしら?

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TOEFL受けてきた TOEFL iBTの感想
2つのセミナー、つつがなく終了 2008年11月にドイツで昔の同僚の前でセミナーをしたこと
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New Englandファイナンス勉強会 4月の勉強会の宣伝

私はNew Englandファイナンス勉強会で、ファイナンスの勉強をしている。 幹事もやってみていたりする。4月の幹事は別の人で、トピックは「アメリカの健康保険のしくみについて」
「おお、これは大事だ! プロ研の4月の勉強会は、ファイナンス勉強会に便乗ということにしてしまおう!」というセコイ考えにより、その幹事に連絡した。(←要するに、学会とかで忙しかった)
そしたら条件つきでOKをもらった。その条件は、私の個人のブログで宣伝すること。 なんじゃそりゃ、プロ研のブログじゃないの?という突っ込みを入れたくなるのだが。 それと同時に、そんなにボストン近辺のいろんな人が見てるのか!っていう話もあるが。でも、学会のブログ書いたら、「学会充実していたみたいですね」とか言われたりするし、一応効果があるのかもしれない。

前置きはさておいて、本題に入って。(何を書こうかしら?)

まず、第36回ファイナンス勉強会から引用

「PCPって何?」「アメリカの健康保険って複雑でよく分からない」「どうしてこんなに保険料が高いの?」「保険に加入したいのだけれど、日本とぜんぜん違うのでどれを選べば良いのか分からない」などとよく耳にします。期間が限られているアメリカ生活の中でも、アメリカの医療に関わらなくてすむ人は、ごくわずかではないでしょうか?

「お医者さんに見てもらいたいのだけれど、まず何をしたらいいの?」といった素朴な疑問に応えるべく、「アメリカの医療保険がどう成り立っているのか」、「アメリカと日本の保険がどう違うのか」を、アメリカの健康保険会社で働いた経験と知識を活かして皆さんにわかり易くお伝えしたいと思います。

アメリカの保険制度を知ることで、「必要な時だけにお医者さんにかかる」という観点から、「医療保険サービスを上手に利用する」といった新たな保険の利用概念を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

引用終了。

そーいやー、この前私のPCP(Primary Care Physician かかりつけ医)に見てもらったのはいつだったっけ? 一年に一回ぐらいは「こんにちは!」と言いに行かないといけない。その時は会ってくれるが、その他はなかなか会えない気がする。
一年ぐらい前にアレルギー性結膜炎になったときも、電話をかけて症状を説明したら「薬局でOTC (Over the counter 処方箋なしで買える薬)を買って使ってみて。治らなかったらまた電話して!」と言われたし。 言われたとおりの薬で治ったからいいけど。
あるいは、「熱でてだるいんだけれど、PCPに会いたい!」と言ったら、「予約で埋まってるから。。。。 あんまりひどかったらEmergency Room(救急室)に行って!」と言われたこともある。
そこまでひどい風邪じゃないから、ERに行くのもどうかと思うわ。 そういう人がいっぱいERにいるのかしら? 結局どうしたか忘れたけれど。

他にも診察してもらったとき、「この薬ちょうだいって薬局行けばくれるから」と言われて処方箋なしの薬の名前だけ教えてもらったことがある。 医者ではなく、医者アシスタントみたいな人からである。 
健康保険会社からすれば、
・医者を使うと高い! だから医者アシスタントを使おう!
・処方箋薬は高い! だからOTCで済ませてしまおう!
ということなのだろう。 それがアメリカの医療かしらと思う。さすが資本主義の国。 やっぱり健康保険会社の株を買おうかしら? なんか、潰れる気がしないんですけど。 純粋に健康保険だけやっていたら、普通に利益出してくれそう。。。。。  
 
さてPCPであるが、決めるのが結構手間である。 私の大学は病院が併設してあるので、同僚とかに「どのPCPがいい?」と聞いて名前と連絡先を教えてもらって、連絡していった。 3人教えてもらったのだが、2人は「今手一杯だから、新しい患者を持つのは無理!」という返事だった。
3人目でやっとOKをもらった。他の人がどうやってPCPを決めるのかは知らない。

その次にやることは、とにかく予約を入れて会ってみること。 これ重要。 決めたと思ったPCPに会わないでおいて、いざ病気になったときに連絡したら、「あなたは私の患者ではないわ」と言われてしまったという、英語の問題なんだかそれ以外の問題なんだかわからない問題が発生したりする。

私の友達の「ボストン日和り」さんのブログ「妊娠、そして病院選び」によると、妊娠・出産をカバーしてくれない健康保険もあるらしい。 一体どういうこっちゃ? 
 
アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室」というブログによると、健康保険の加入を拒否されることもあるらしい。 だいたいねー、人は病気になるもんですけど! 加入拒否ってどういうこと!

ちなみにドイツの健康保険はPrivateとPublicがあった気がする。 私はドイツにいた時に病気しなかったので、あんまりわからなかったが、この前のBanffのKeystone meetingでドイツ人二人とビールを飲んでいたときに説明してくれた。Privateのほうがいいらしい。 いろいろ言っていたけれど、そんなことはドイツにまた行くことになったら考えればいいし。

そうだなー。私が今回のファイナンス勉強会で発表者に聞きたい質問は、「映画のSicko(シッコ)で出てきたような問題は、本当なのか? それとも映画監督が誇張したものなのか」かな。 あの映画見たあと、私は「病気になったら、こんな国で苦しむことはない。すぐ日本に帰る!」と決めたのだった。

そういうことで、まだまだ知らないアメリカの健康保険なのであるが、知れば対策も立てれる、あるいは立てれる可能性もあるということで、面白そうなので行こうと思う。

今日の教訓 これで勉強会の宣伝になったのかしら?

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なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その12 アメリカの健康保険 (映画Sickoについて)
アメリカの部屋について、もんくもんく (アレルギー性結膜炎にかかったこと)

Friday, April 10, 2009

マック欲しい

昨日(金曜日)は、ドイツ語ではKarfreitag(日本語「聖金曜日」)と言って、キリストが死んだ日らしい。
肉を食べてはいけない日。 魚は食べてはいいらしい。 「なぜ!」と突っ込みたくなるが。
日曜日はドイツ語ではOstern(日本語「復活祭」)。 私の記憶が間違いなければ、ドイツでは木曜日から日曜日までは4連休!

さて本題に入って。
Keystone Meeting学会から帰ってきたら、研究室にiMacが届いていた。
ボスに「このソフトを使うには、Macのほうがいいんだ!」と言い張って買ってもらった一番安いMac。
どうせコンピューターなんか3年で時代遅れになるしね。
箱から出して電源いれただけで、感動。 なぜこんなにcool(クール)でCute(キュート)なんだろう!
まだインターネットにもつないでないけど、一番肝心のソフトは入れた。

これだけで、私のマック買いたい熱が出てくるんですけど! うずうず。

しかも、Keystone meetingでは、スピーカーが全員マックでプレゼンテーションをしていて、リンゴマークが光っているラップトップがズラズラズラっと並んでいた。
一人としてWindowsのコンピューターを使っている人なんていなかった。

他の研究室のPIのところに遊びに行ってもマックがいるしー。
他の大学の研究室とのミーティングに行っても、みんなマックもってるしー。
なによりも、優秀な研究者が全員Macでプレゼンテーションしているしー。
私が優秀かどうかはさておき、Macを買って仲間に入れてもらわないと!

今のWindowsを3年以上使っているので、もうそろそろ買い時かしら?とか思っているのであった。
あと、ドイツや日本に帰るときにセミナーしたりするし。 そのときコンピューターを持っていくと疲れるので、もうちょっと軽いコンピューターが欲しいのであった。 New Englandファイナンス勉強会にも、プロ研にも持って行くしね。
今のM45-S169はディスプレイは15.4インチ、重さ6.2 lbs (約2.8kg) 
私が欲しい(お財布的にも大丈夫)なMacBookはディスプレイは13.3インチ、重さ4.5 lbs (約2.04 kg)

今日の教訓 マック欲しい!

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Sunday, April 5, 2009

Keystone meeting @ Banff お遊び編

さて、「Keystone meeting @ Banff お勉強編」の次に、お遊び編。

前にも行ったとおり、Keystoneはスキー学会である。 初めに考え出した人は絶対スキー(あるいはスノーボード)大好きだったのではないかと思う。
断っておくが、私だけがスキーをしに行ったのではない、偉い人達が学会一日前に到着したり、午後のセミナーを抜け出したりして、スキーをしに行くのである。リフトチケットは学会割引で手に入る。そして、夕方のセミナーにスキーウェアのまま登場する。日本人の科学者がスキーに行ったかどうかは不明だが。
私もスキーウェアを朝から着て朝のセミナーを聞き、昼から隣のラボのボスとスキーに行った。 その後帰って来てシャワーを浴びて夕方のセミナーを聞きに行った。
なので、会話はサイエンスの話かスキーの話であったりする。 私も知り合いの研究者の人に「スキーどこ行った?」と聞いてみたり。「明日も行くの?」と聞いてみたりする。筋肉痛になったとか、雪の質はどうだったとか。明日の天気はどうだったとか。私の同僚はHeli Ski(ヘリコプターでのスキー)に行ったので、行く前も行った後も話題をかっさらっていた。当然か。

では、お遊び編を始めることにする。

お遊びその1.
まず、一個目のスキー場Lake Louise

写真をクリックすると、大きな写真が出てきます。



スキー場とは、かくあるべき。 どこもかしこも雪でおおわれている。 
適当に難易度の看板が立っていたりする。ときどきすごく危ないところにはネットが張ってあったり、「行くな」と書いてあったりする。 ぼけっと滑っているとブラック・ダイアモンド(上級者コース)に行ってしまったりして、非常に危険(笑)。だが、転んでも雪がやわらかいので、痛くないところが重要なところ。
ホテルに戻る直前に、ドイツにいたときの同僚とスキー場でばったり会う。

お遊びその2.
Lake Louise(ルイーズ湖)に隣のボスのグループと一緒にお散歩。


凍っているLake Louise。この上を歩いて渡っていく。


一番奥にあった滝。 凍っている。

建物の向こう側に見えるのがLake Louiseのスキー場で、私は真ん中の白い山のてっぺんまで登ってすべり、同僚は左のほうの白い山まで登っていた。


お遊びその3.
Fairmont Banff Springsホテルの屋外温水プール(しかも塩水プール)で、絶景を見ながらプカプカ。 鹿がプールの近くに来ていた。 

お遊びその4.

Sunshine Villageでスキー。 ここは学会会場から近かったので、二回行った。 一回目は午後のみ。二回目はBanff最後の日で丸一日。

自分の技術に自信があれば、木の間も崖みたいなところも、どこもかしこも滑るところ。
 

私の愛するブルー(中級者)コース。

「私はここで引退したいっ!」と言ったら、隣のラボのボスに「あなたは、もうそんなこと考えてるの!」と笑われた。 だってさー雪質最高だし。 しかも日本料理レストランあるし。ボストンだったら寿司レストランの半分は中国人だし。
2年前のコロラドのKeystone meetingであった、引退したおじさん、とっても幸せそうだったしー。雪でやけたおじさんは、「俺、皆にとっても若いって言われるんだ」って言っていたし。

Banffの山々は、スイスアルプスやドイツアルプスみたいに氷河が削って出来上がったようで、ガリガリに切り立っている。 それを見て私のドイツ人の友達はホームシックにかかっていた。 うん。わかるわかる。 
どう考えてもBanffに惹きつけられて、働くことに決めてしまったに違いない人達(ドイツ人とか、日本人とか、オーストラリア人とか、イギリス人とか、フランス人とか)がいた。
うん。わかるわかる。

BanffからCalgary(カルガリー)に戻るバスの中で、「この一週間は夢に違いない」と思ってしまうぐらい素晴らしいところだった。

今日の教訓 がんばってデータ出してKeystone meetingにまた行く!

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Keystone meeting @ Banff お勉強編 (ちゃんと仕事をしたこと)

Keystone meeting @ Banff お勉強編

昨日Keystone meetingから帰ってきた。

今回の収穫。
1.2年前のKeystone Meetingに比べて、細胞質内RNA receptor(RIG-I, MDA)から、時代はinflammasomeへ。 Keystone Meetingでは常にホットトピックの研究内容が発表されているので、自分がやっていることが時代遅れな気がしてしまう。ま、超ホットトピックに飛び込んでいくのも大変だが。 2年経てば今のホットトピックも時代遅れになるほど、サイエンスの移り変わりは早い。
Keystone meetingでの一流の人達に接すると「私もがんばろう!」と思うわけである。

2.私の昔の論文を読んでくれている人がいるらしく、「あなたの論文全部読んだわ」とか、言われた。(相手はScienceのFirst authorだったりする。) どーもどーも、ありがとうございます。 
他にも「君の名前知ってるよ。○○○やってただろ」と言われて「私もあなたの名前知ってるわ。○○大学のグループでしょ。最近は何しているの?」という話になったりした。 他にも「はじめまして! ついに会えましたね!」と言われて、「あー、あなたが○○さん!」という話になった。
ドイツからボストンに移動したのに、私の名前を覚えていてくれるとは。非常に光栄である。 
私も含めて、今はそれぞれが昔とすこしずつ違ったトピックをやっていったりしている。

3.ネットワーキング。 昔のドイツ同僚と話したりとか、なぜか私のことを覚えていてくれる一流科学者と話したりとか、新しい人に自己紹介したり、大変忙しかった。 今回もドイツ・ネットワーキングを駆使していたりする。 時々ドイツ語をしゃべる。
最近「なんちゃってドイツ語」をしゃべれるのは、とってもお得かもしれないと思う。だって、日本人でも外国人が片言の日本語でしゃべってくれたら、なんか印象いいでしょ?
それでドイツ語を間違ってアメリカ人に使ってしまったりするのだが。

4.NatureのEditor(編集者)がKeystone Meetingに来ていた。 ドイツでのボスの一人に「あの女性は知ってるか」と聞かれて、「知らない。誰?」と聞くと「NatureのEditorだよ!」と教えてくれた。世界のサイエンスのトップジャーナルのEditorは女性だった。 恐れ多くて自己紹介はできなかった。当然か。

今日の教訓 Keystone Meetingに行くと、気合が入ります。

Workation (あるいはWorcation) その2 (Keystone meetingについての説明)