Thursday, May 28, 2009

ブログを本にする!

私はYahooブログを使っていてBlogger(このブログ)に引越したのである。
今日面白いものを見つけた。
ブログ製本サービス
要するに、自分のブログを本にするサービスである。 まったく人の心をくすぐるようなサービスである。ためしにYahooのブログ設定の「ブログを本にしよう!」から、自分のブログをPDFにしてみた。(PDFにするのはタダでできるらしい)

表紙つき!
しかも目次つき!
「480ページまで」ということだったが、はみ出た! 未公開ファイルを削除して作り直したら458ページになった! 2.3MB。B6サイズ。
とにかく、PDFファイルになった。コンピューターに保存しておこう(笑)。

・・・・・・ひょっとしてPDF上で検索したほうが、Yahooブログ内で検索するよりも早いのでは。 やりーーー。

製本した場合のお値段をチェックした。
13,887 (印刷:13,362 円、送料: 525円) ←一冊の値段
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我輩の徒然草(つれづれぐさ)に13887円!

他のブログサービスも対応しているものがあるらしいので、興味がある人は是非とも上のリンクからお試しあれ。Bloggerは対応していないとのことだが、Bloggerにも対応してもらいたいものである。
あと、ドイツ語は文字化けすると誰かが書いていたが、どうなんだろう。。。。

今日の教訓 私のYahooブログは本にはならずにPDFになった。

追加
そのままダウンロードしたPDFを読みふけってしまった。。。。。 まだ半分。

過去のブログ
祝 カウンター20000突破! (Yahooブログの引越を考えていたこと)

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なんでも研究してしまう人達

難しい話ばかりだと客(読者)がいなくなってしまうので、バランスを取るべく、だるだるな話を。

フランス人同僚から送られてきた論文
論文のタイトルは
Experimental Evidence for Synchronization to a Musical Beat in a Nonhuman Animal
載っていたリンクをクリックすると、Supplemental videoが出てきて、それをクリックすると、鳥が。
しかも音楽のスピードを変えて、鳥がどのリズムに乗ってもダンスできるかどうかを研究しているのである。お遊びではなく、真剣に。科学的に。
すばらしい。

なんでも有名な鳥らしく、Youtubeにも載っていた。

なかなかすごい鳥。かなりのリズム感。
いろんなところで有名になったらしい。 
気に入った人はYoutubeのサイトに行ってDonation(寄付)してみてください。

今日の教訓 研究者たるもの、なんでも研究のネタにしないといけない。
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Saturday, May 23, 2009

経済危機になって、あれこれ思うこと その2

5月になって暖かくなって、なぜか昨日はボストンでも32℃まで気温があがって、今日から3連休である。しかし私は自宅待機。 豚インフルエンザにかかったわけではないけど。
なぜなら、私は今アレルギー性結膜炎なのであった。連休なので「Martha's Vineyard(マーサズ・ヴィネヤード)に行こうよ」とか、「キャンプに行こうよ」とか誘われた。 だが私は自宅待機のIndoor(インドア)派!

さて、本題にはいって。
ついこの前Fidelity Freedom Fundから、なけなしのDividend(配当金)をもらった。 去年とくらべてもがっくり。。。。。 それと同時に、この前「役に立たない」と文句を言っていたFAGIX(Fidelity Capital and Income)は着実に毎月配当金をくれるので、見直した。 さすがIncome Fund、身を削りながら配当金をくれているんじゃないかと思ってしまう。

やっぱり投資って難しいわ。

そして、Matthews India(MINDX)は19日に一日にして19%上昇した。これはインド全般に投資する投資信託(Fund)である。単元株ではなくFundのくせに、一日にして19%上昇。 
「なにがあったんだー? 次の日は一日にして30%下がったりするんだろうか?」と思っていたら、二日後ぐらいに理由がわかった。
立ち直るインド経済 IT産業だけは蚊帳の外?
なんでも、選挙でどっかの党が圧勝したらしい。 そしたら20%も上がって、結局ストップ高(あまりにも値段が高くなりすぎたので、その日の取引中止)になったそうな。 ソリティアをして時間をつぶしているブローカーの写真つき(笑)。
インド面白すぎ。選挙が経済にそんなに影響を与えるとは。

やっぱり投資って難しいわ。

Fidelity investmentsにTo rebalance, or not to rebalanceという記事があって、「いつRebalance(再分配)をするか」について4通りの例をあげて詳しく書いてある。 いつRebalanceしたほうがよいだろう?まあいいか、しばらくほおっておこう(←いいのか本当に?)
Asset allocationについてだが、Fidelity investmentsのmyPlanSM Snapshotで遊んでいて気づいた。これ、リタイアするまでにどれだけのお金を貯金していって、どのような方法で運用していったらいいかを計算してくれる。Fidelity investmentsに口座持っていなくても遊べる。
その最後の画面で、"If the market performs poorly(市場が悪かったら)"というのがある。右の"If the market performs on average"も大事だが、左のほうが大事。これ、"Investment"スタイルを変えていくと変わる。 現金やCD(定期預金)などのShort-termで運用していくよりも、もちろん株や債券とかに投資していくほうが高いのだが、"If the market performs poorly"はBalancedが一番高くなり、その後投資スタイルがAggressive(攻撃的)になるにつれ下がっていく。
ということはBalancedが一番保守的な方法? (笑)
Fidelity investmentsでいうところのBalancedは
50% 株(あるいは株に運用する投資信託)
40% 債券(あるいは債券に運用する投資信託)
10% 現金(Money Martketなども含む)
らしい。

やっぱり投資って難しいわ。

今日の教訓 経済危機だといろいろ学ぶ。

過去のブログ
経済危機になって、あれこれ思うこと FAGIXがAsset allocationに役に立たないとぼやいた話。
不労所得 去年の配当金の話。

Thursday, May 21, 2009

セミナー終了

はーーーー、つかれた。

今日は1時間のセミナーをやったのであった。 正確にいうと50分しゃべって10分質疑応答。なんにせよ、英語で50分しゃべるということは大変なことよ。

セミナー終了後のPowerpointのスライドの解析。
スライドの枚数 52枚。 サイズ23MB。
1. 大きなタイトル。私の名前+所属。
2. 二つのトピックのタイトル。 「今日はこれとこれをしゃべります。。。。」
3-29. 一つ目のトピック。 データの載っているスライドは8枚
30. 二つ目のトピックのタイトル。 「二つ目のトピックはこれです。。。。」
30-51 二つ目のトピック。 データの載っているスライドは12枚。
52 Acknowledgement(研究に協力してくれた人達への感謝)

ということで、52枚のスライド中、データの載っているスライドは20枚だけなのである。 あとはIntroductionとか、Hypothesisとか。「これはどういう意味」とか、「つぎはどうする」とか。 絵を描いてみたり、文章で示してみたり。

そーーーんなプレゼンの方法は日本にいた時は習わなかったのだが、そのうち努力するうちにこんな風になってきた。何事も練習である。
英語が出来ないので、プレゼンの骨格はものすごく気を使うし、絵もたくさん使うのである。
50分も苦労して英語でしゃべって、後でみなが「ポカーン」としていたらがっくりする。
聞いているほうも、英語もわからんし、内容もわからんとかだったら、1時間聞いている意味がない。
私にとっては、プレゼンは「こーんなにデータがあるんだよ、すごいでしょ?」と自慢することではなくって、「英語下手だけれど、お願いだから私の言っていることわかってよ。ちゃんと説明するからさ!」という感じである。
聴衆がわからなかったら、意味がないのである。

日本にいたときは、口頭発表の時は原稿を覚えるということをしていた。残念ながら記憶力が悪いので、原稿を覚えられなかった(大爆笑)!
ドイツにいたときに学会でOral presentation(口頭発表)をする機会があり、英語の原稿を見ながら同僚の前で練習しようとしたら、同僚に原稿取り上げられた。
「むちゃくちゃな英語でもいいから、そのまま話なさい」と。
しどろもどろでプレゼンの練習をしたあと、「それでいいんだよ」と言われた。 
しどろもどろの英語でもいいらしい(笑)。
「私は自分のコンピューターでスライド出しながら、ペンをポインターの代わりにして練習しているよ」と。
その以後スライドをモニターに移しながら、ペンをポインター代わりにして練習している。練習してつまるところは、要するに話が飛んでいたりするので、なおす。 しゃべりにくい英語も直す。タイマーも使って練習する。 50分以上しゃべると、聴いているほうは疲れるので論外。しゃべるほうとしても疲れるので論外(笑)。それにしても、練習するだけで50分である。ぐったりである。

昨日とおとついに研究室の人にも見てもらって、わからないところも変更していった。 自分ひとりで練習していてつまるところは、皆の前で練習しているときにも全部突っ込まれた。ボスには「ポインターをぐるぐるするな」と言われた。(←気づかなかった)
それなので、今日はちゃんとしていたらしく「プレゼン良かったよ」と言われた。 アメリカ人のお世辞かもしれないが。ボスには「聴衆の方を向いてしゃべりなさい!」と言われた。 うーーーーん、難しいんだよ、それ。プレゼン、まだまだ改善の余地あり。

結構重要なのは下調べで、聴衆が何を知っているか、セミナーのオーガナイザーに聞いておくことだと思う。「ねえ。聞きに来る人Toll-like receptor知ってる?」と訊いたところ、「知らないかも。。。。」と。次に「ねえ、聞きに来る人Dendritic cell(樹状細胞)知ってると思う?」と訊いたところ、「知らないかも。。。。」と。 すると、この辺を説明するところから始まるのである。 うちのテクニカルアシスタントによると、「先生みたいに教えるんだよ」だそうな。 聴衆によって出すデータも変えるし、トピックも変える。

この前おどろくべきプレゼンを見た。 セミナーに来た人は、タイトルの次のページに、イントロダクション(研究背景の紹介)もなく、いきなりデータの説明しはじめた。
内輪のラボミーティングじゃないんだぞ。一体誰にしゃべっていると思ってるんだ? しかも1時間の間に4つぐらいの話をしゃべっていた。
私は寝た(笑)。

しっかしパワーポイントのファイルのサイズが23MBもあると、私のラップトップ(ノートパソコン)では処理できないらしく、時々止まったり、考えたりしていた。 
も、、、、、もしや新しいパソコンの買いどき?

無事(?)に終わったので、CV(履歴書)に追加しようっと。

今日の教訓 やっぱりセミナー大変ですわ。。。。。。練習あるのみ。

参考ブログ
第13回 勉強会 第1部 プレゼンテーションの仕方 (プロ研)

過去のブログ
2つのセミナー、つつがなく終了 (ドイツの元同僚の前でセミナーをしたこと)
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Thursday, May 14, 2009

海外で働いている人の体験談募集

いつも読んでいる渡辺千賀さんのOn Off and Beyondというブログで、海外で働いている人の体験談募集という話があったので、フォーマットどおりに書いてみた。 二週間ぐらい前に千賀さんが「海外で勉強して働こう」というタイトルで爆弾発言(!)をしてからずーっと続いている話である。
その後「じゃ、みんな海外でどんなことしてるんだろう」という話になり、体験談を募集することにしたらしい。

ということで、私はドイツとアメリカなので二通り。森鷗外の時代じゃあるまいし、海外に行くということは、そんなに大層なものではないと思う。千賀さんがブログで言っていたとおり、「引越」というのが適切かも。

2003年4月-2005年3月 ドイツ

1. 今いる国
今いる国じゃなくって、前にいた国だけれど、ドイツ。

2. ドイツでの勤務先の業種・本社所在地
Technische Universität München, München, Germany
日本語になおすと「ミュンヘン工科大学、ミュンヘン ドイツ」になると思う。

3. ドイツでしていた仕事の職種

ポスドク(博士研究員)
博士課程を修了してから、別の研究室に移動して数年間修行を積む時期のこと。欧米で一般的。その後大学でアカデミックの職を得るために奮闘するか、企業に就職する。 ポスドクを経験せずに企業に就職する人達もいる。

4. ドイツでのワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)

仕事時間は研究者なので、自分の研究による。 ドイツ人は大抵朝早く初めて5時ぐらいに帰ってしまう。土日にいる人はあんまりいない。だが研究に人生かけてる人は土日にもいたりする。 一般的にドイツ人は非常に効率的だった。私個人の意見としては、是非日本人が見習うべきところ。

私用の時間の取りやすさは、大学本部でのドイツ語教室が5時ぐらいからあったのだが、それに週2回ずつ最初の数ヶ月行っていた。ドイツで暮らすには多少のドイツ語は必要なので、大目に見ていた(あるいはボスは忙しすぎて放任主義で気づいていなかった?)

休暇にはボスのサインが必要だったが、紙を見せると何も見ずにサインしたあと、「で?Kay、どこに行くんだ?」と訊いていた。ちなみに私が1年間に消費してよかった休暇の数は28日で、これは週末とか休日を含めない。 年齢があがるほどに休暇の日数も増えていた。 歳をとっても偉くなってもドイツ人はちゃんと休暇を取る。 ボスはDirector(ディレクター 施設長)だったのだが、それでもバッチリ休暇を取っていた。 「最近ボス見ないんだけれど、どこに行ったんだろう」と思ったら「シベリア行って来た」とか。 28日も有給休暇があると、日本人には多すぎて消化できない、使い方がわからない(笑)。

5. ドイツでの生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)

ミュンヘンのアパートは結構高く、最初に住んでいたアパートはワンルームマンション(アメリカでいうところのStudio)で600Euroしていた。当時は1 Euro 130円ぐらいだったので78000円。 私の給料からはちょっと高かったので引越しして、ドイツ人3人とアパートメントシェアをしていた。400Euro(52000円)。 アパートメントシェアはその国のカルチャーがわかるのでお勧め。

リクリエーションとしては、私はクラシック音楽が好きだったので、オペラとかをよく聞きに行っていた。 あとヨーロッパは電車でどこでも行けるので、しょっちゅう旅行に行っていた。 小さな街一つ一つに味があって、楽しかった。あとは、大学のスキー教室でスキーを練習して、その後も毎週のようにスキーに行っていた。(1年目合計12日間 2年目合計13日間)

物価は安くて500mlのビールがスーパーで1Euro以下で売っていた。 

6. 日本でしていたこと(差し支えない範囲で学歴・職歴。固有名詞でなくてよいです)

某大学薬学部からそのまま同じ大学の薬学科修士課程に行き、そのまま同じ研究室の博士課程に行った。 日本では働いたことがない。

7.8. ドイツに来た方法と来た動機、ドイツでの仕事に就いた方法

海外で働いてみたくって、博士課程3年生の時にメールを海外に10通ぐらい送った。(日本の研究室にも送った)。内容は「今学生で、こんな研究している。ポスドクとしての職を今探していて、あなたの研究に興味があるんだけれど、雇って!」という感じで、CVを添付した。
そしたらドイツのボスから「来ていいよ」というメールが来たので、行った。

9. 日本からドイツに来る時に用意した資金とその調達方法(借金・奨学金などは、差し支えない範囲で、どこからいくら位)

ドイツのボスが給料を支払った。

10. ドイツで日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか。

ケーキ職人と音楽関係(ヴァイオリニストとか、楽器職人とか)いう友達がいた。

11. ドイツでのご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。ドイツで一般的にどうか

35歳から40歳だと大変だと思う。

12. その他ご自由に・・・
研究室の中では英語をしゃべってもらっていたが(ドイツ人同士はもちろんドイツ語)、日常生活(買い物とか)は結構ドイツ語が必要なので、行く前に日本でGoethe Institut(ゲーテ・インスティトゥート)で短期集中講座に通ってから行った。日本語・英語・ドイツ語の「なんちゃってトリリンガル」になれる利点あり。今でもドイツ人研究者相手にカタコトのドイツ語を使ったりして好評である。

今までの人生で一番楽しかった。

ちゃんと論文も2つ出した。(←研究者としてこれ重要)


2005年4月-現在 アメリカ

1. 今いる国
アメリカ

2. アメリカでの勤務先の業種・本社所在地
Boston University School of Medicine, Boston, MA, USA
ボストン大学医学部 ボストン マサチューセッツ アメリカ

3. アメリカでの仕事の職種
ポスドク(博士研究員)を2年して、その後昇進しインストラクターになる。インストラクターはAssitant Professorの下で、一応Faculty(教職員)なのだが、独立した自分のラボは持てない。 私は「ちょっとマシなポスドク」と言っている。

4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
仕事は研究者なので、研究に左右される。 まあ、ここでもデキル人はたくさん働いている。
時間は結構自由で(ボスによりけり?)、歯医者に行ったり、領事館に行ったり、銀行に行ったりしている。
休暇は去年は日本に2週間、ドイツに1週間の合計3週間取った。 これもボスによりけり? 休暇の間にセミナーを3つしてきたので、一応仕事になるのかも?
まあボスとしては、仕事がちゃんと進んでいたらいいのかもしれない。

5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
今までの人生の中で一番高い家賃を払っていて、それでいて結構狭い部屋に住んでいる。ボストンでStudioは最低$1100する(約11万円)。

旅行をしようとすると、ニューヨークに行く以外は飛行機を使わなくてはいかないので、ふらっと旅行というわけには行かなくなった。ニューヨークはボストンから安いバスが何社かある。

生活コストは普通だと思う。 ビールは375mlぐらいのやつを6本で8ドルぐらいだったと思った。(←ビールで物価を比較するのもどんなものだか。。。。)

6. 日本でしていたこと(差し支えない範囲で学歴・職歴。固有名詞でなくてよいです)

上に書いたので省略。

7. 8.今いる国に来た方法と来た動機・今の仕事に就いた方法

英語はドイツにいたときには日本にいたときよりも、はるかにマシになったが、それでも英語をどうにかせねばと思い、イギリスとアメリカの研究者にメールを10通ぐらい送った。方法はドイツに行った時と同じ。そしたら今の研究室のボスから連絡があり、電話面接をして行った。

9. ドイツからアメリカに来る時に用意した資金とその調達方法(借金・奨学金などは、差し支えない範囲で、どこからいくら位)

給料はボスが払っている。

10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか

アメリカなので、いろいろあると思う。 
ボストンは大学が多いので、研究者がいっぱいいる。大半は日本に帰ってしまうが、ごく少数の人がアメリカで残ってAssistant Professor→Associate Professor→Professorになる。

11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか

35歳から40歳だと大変だと思う。 インストラクターが何歳までが上限かは不明。

12. その他ご自由に・・・

その後の進路
日本語圏・英語圏・ドイツ語圏で、雇ってくれるところならどこでも行く。 
ということは、日本、アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、スイス、オーストリア? 
考えるだけで楽しくなってきた。

英語について
千賀さんのブログ「海外で勉強して働こう」のコメントでも「留学するだけの資金+英語(TOEFL)」がネックだと言う話になっていたが、博士課程修了者にはこれは関係ない。
博士課程を終了してPhDを取得した後のポスドクとしての留学(というか修行?)として職を得る場合、誰もTOEFLの点数なんか聞いてこない。 全く英語できないとお互い困るけれど。「能力があれば、多少のまずい英語は我慢して聞いてくれる」ということかもしれない。 もちろん英語の勉強はしている。

他の友達の話
私と同じように博士課程を終了後、ポスドクとして海外に修行に出た友人の中には、「僕は日本に貢献するために帰る!」と言って帰った人もいるし、「こんな国(アメリカ)イヤだから帰る!」と日本に帰った人もいるし、日本に帰ったのにまたアメリカに戻ってきた人もいる。人それぞれだと思う。

今日の教訓 やっぱり、ドイツに行ったのが私の人生の分岐点だな。

過去のブログ
2つのセミナー、つつがなく終了 (ドイツに遊びに行き、セミナーを2つしてきたこと)
本当に私はなぜアメリカへ来たのだ???? (日本・ドイツ・アメリカの労働時間について)
2008年シーズン スキー第1回目 (アメリカ東海岸の雪は良くない ドイツの雪は良かったという話)
Keystone meeting @ Banff お遊び編 (カナダのバンフで学会+スキーに行って来た話)
最高の贅沢をお安く (ドイツでオペラを見に行っていた話)
5周年記念 (ドイツに飛び立ってから5周年たって、「ドイツに行ったこと」が人生の分岐点だと思ったこと)
ボストンからニューヨークへ安く行く方法 (安いバスの情報)

Saturday, May 9, 2009

となりの億万長者

前からの疑問だが、どうしてアメリカでは株式市場の動きをBull marketとかBear marketって言うのだろう。Bullは雄牛でBearは熊。 雄牛も熊も強そうだし。私にとってはどちらも上昇市場に見えるのだが。。。。。

さて、本題に入って。
私のファイナンスの師匠であり、FI planningのサイトを運営しているNobuさんから「となりの億万長者」という本を借りて読んだ。英語名はThe Millionaire Next doorという。

3万円以上の時計を買ったあなた、億万長者にはなれません!
正確に言うと、235ドル以上の時計だけれど、10年ぐらい前の本なので235ドルにインフレと為替を適当に考えて、切りのいい3万円にしてみた。

「億万長者は一体どういう人達なのか?」ということを調査した本である。
この本によると、高収入の人の道は大体こんな感じの2つに分かれる。 少なくとも私の頭の中ではこの2つに分かれた。

1. 蓄財優等生
質素な生活をして、投資をして、億万長者になる。この人達はたとえ仕事がなくなっても何十年も持ちこたえることができる。中流家庭の住んでいるところに住んでいる。子供は公立学校。周りの人達は彼らが億万長者であることを知らない。夫婦で倹約家であり、投資している。
2.蓄財劣等性
いわゆる優雅で豪華な生活をする。よい地域に住み、高級車を持ち、子供を私立学校に行かせるが、資産はほとんどなく、仕事を無くせば数年で資産が無くなる。さらに子供を金銭的に甘やかして育ててしまっているため、引退しても50歳とかの子供にスネをかじられる。 投資はあまりしていない。

はーーーー。

なんか、究極の選択ですな。 2の優雅な生活をしつつ1のように資産もあるという人は、相当の高収入に違いない。 そんな人は滅多にいない。 そういうことで、どちらかを選ばないといけないようである。

具体的な細かいケースはいろいろあった。 同じ親が育てていても、自立しそうな子供には親はお金をあげず(だからもっと自立し)、自立できなさそうな子供には親はお金をあげて(だからさらに依存し)とか。 まったくもって子供の教育は大切である。

さて、高収入でもなんでもない私が選ぶ道は、もちろん1である。そうでないと果たして引退できるのか不明なのである。著者二人の出した「期待資産額」の計算できるウェブサイトはこっち(英語)。 計算式に入れてみたが、全然足りてないし!
まだまだ修行が足りないようで。。。。。。 頑張りますわ、私。

それにしても世間を見る目がちょっと変わったのであった。
「あーあー、高級住宅地に家持ってるし」とか。
「あーあー、あんなピカピカのBMWなんかに乗ってるし」とか。 

今日の教訓 億万長者になるには、収入をあげるだけではなく、倹約して投資もしなくてはいけないらしい。 道は険しい。

Tuesday, May 5, 2009

目からウロコのサイエンス その1 夜型でもいいんじゃん!!!!!

5月1日のScience Podcastを聞いていたら出てきた話。 それをそのまま文章にしたのはこっち。(二つあわせて英語の勉強にどうぞ)
元ネタはGood News for Night Owls
Night Owlは夜のふくろうで、英語で夜型人間に意味。 この記事は「夜型人間に朗報です」というタイトル。 内容を簡単に説明する。

睡眠をコントロールするのは、circadian rhythm(概日リズム)とsleep pressureである。Sleep pressureは日本語の単語は何て言うかわからないけれど、「何時間起きていられるか」ということらしい。
この研究では、16人の朝型人間と、15人の夜型人間に協力してもらった。
その人達には、スクリーンに映っている数字を見ていてもらって、その数字が変わった時点でボタンを押すというテストをしてもらった。(実験ともいう)
実験がそれぞれの人の概日リズムに影響しないように、協力してもらった人達には、普段と同じように寝てもらった。そして起きてから1.5時間後(1時間半後)と10.5時間後(10時間半後)に上のテストをしてもらった。
1.5時間後の反応は朝型も夜型も一緒だった。
だが10.5時間後の反応は夜型人間のほうが6%早かった! 
記事での結論としては、朝型人間は夜型人間よりも、早くに集中力を無くすのではないかと。(論文の結論はもっと専門的)
Podcastでは、夜型人間は「statistically significantly better? (統計学的に有意差が出て反応がよいのか?)」という質問をしているが、有意差ありで反応が良いらしい。
その後Podcastでは、「じゃ、朝型人間は遅くなったら建築現場とかの危険な場所で仕事をしないほうがいいのでは?」とか、「朝型人間の学生は午後にテストを受けたら夜型人間よりも点数が悪いのでは?」という話になっていた。
ちなみに朝型が5時に起きるとすると1.5時間後は6時半、10.5時間後は3時半ね。3時半はまだ勤務中。
夜型が8時に起きるとすると1.5時間後は9時半、10.5時間後は夕方6時半ね。

この話は夜型人間の私にとっては、本当にGood Newsだ!
今までどれだけ「朝型にしましょう!」っていう話を何回読んだ、聞いた、言われたか。。。。。「朝のほうが絶対頭がスッキリするので仕事の効率がいいから、朝型にしたほうがいい」とか、なんとかかんとか。 
Google Japanで「朝型」って入れてみたら、「朝型 生活」「朝型 勉強」「朝型 メリット」「朝型 仕事」「朝型 ビジネス」とかいう単語が候補として出てくる。 (←良いイメージ)
「夜型」って入れると「夜型 直す」「夜型 改善」「夜型から朝型」という単語が候補として出てくる。 (←悪いイメージ)
こんな時代は朝型ビジネスマンが勝つ! 2009年は朝からはじめる特集! (Yahoo Japan)
目指せ「朝型生活」 さえる頭 静かな職場 はかどる仕事 (Yomiuri Online)
さらにYahoo Japanの特集の中には「あなたを朝型に変身させる10のステップ」とかある。

「夜型生活  さえる頭 静かな職場 はかどる仕事」とか「夜型ビジネスマンが勝つ!」なーんて記事も特集も、誰も書かないのよねー。
私も朝型にしようという努力もしてみたりしたのだが、三日と続かなかった。私は夕方頃に「さえる頭 (皆帰っちゃって)静かな職場 はかどる仕事(ルンルン!)」なのである。

研究には、いつでも反対意見が出てくるし、「もっと人数を増やしたほうが?」とか、「他の時間はどうだったの? それをデータとって欲しいなあ」とか、研究者としてはいろんな注文もしたくなるので、なんとも言えない。 ただ一つ私が思ったことは、

夜型の人は何も無理して朝型に直さなくてもいいのでは?


ってこと。 これだけわかっただけでもすっきりする。 
はー。(←安堵のため息)
私の知っている優秀な人は朝型のほうが多いような気がするので、私も「朝型にしたほうがいいのかも?」と思ったこともあった。でももう朝型人間の「朝のほうが仕事がはかどるよ」発言にはだまされないし。そんなことを言ってくる人には逆に論文あげて、「朝型の人は、朝のほうが仕事がはかどるのではなくって、午後頭が働いてないだけじゃん(つまり、朝型がいいという発言自体がナンセンスなんだよ)」って言うし。(←ここぞとばかりに反撃)
これで、その道の専門家以外は黙ると思うわ(笑)。
朝型人間の頭が午後働いているか否かはともかく、私が言いたいことは要するに、「朝型でも夜型でも集中するできる時間に仕事すればいいのでは」ということである。

今日の教訓 夜型は、別に直さなくてもいいらしい。

研究者ではない方へ
サイエンスの世界では有名な雑誌が3つあります。Natureネーチャー 日本語で自然)、Science(サイエンス 日本語で科学)、Cell(セル 日本語で細胞)です。それに論文を載せることは非常に名誉なことです。今回の論文は、そのScienceに載っている話でした。
ちなみに業界では3つの雑誌の頭文字をとってCNSと言うらしいですが、私はつい最近までそれを知らず「CNS? Central Nervous System(中枢神経系)? 何のこっちゃ?」と思っていました。

参考文献
Good News for Night Owls (Science NOW) (購読していていなくても誰でも読めるはず。一般人でもわかるように書いてある。英語)
Homeostatic Sleep Pressure and Responses to Sustained Attention in the Suprachiasmatic Area (実際の論文で、Abstract以外の中身を読むにはScience Magazineの購読が必要。私は読んでないので、あしからず。もちろん英語)