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Showing posts from August, 2009

National Parks of Japan (日本の国立公園) その2+ジャパン・レール・パス

なんか毎日のようにブログを書いているような気がするのだが、ネタがあるので仕方が無い。今日のトップのネタはもちろん衆議院選挙の結果だ。びっくりした。まるでオバマの大統領選挙みたいだ。日本の政治も、もっと緊張感があって面白くなるかも。 さて本題に移って。 この前の National Parks of Japan (日本の国立公園) の続き。 ずうずうしくも「英語のウェブサイトに載っていなかったので、是非載せてください」というメールを環境省に送ったら、なんとご丁寧にも返事をいただいた! 環境省の方、わざわざメールをおくっていただき、ありがとうございました。 http://www.env.go.jp/en/ nature/nps/park/ より、「Laws and Data」とクリックしたら、たどり着くことが出来る。そこのBrochure に ENGLISH あり。他に中国語、韓国語あり。 ちなみにこのパンフレットを私の友人の旅好きのドイツ人に送ったところ、「日本を私の旅行したい所リストに入れておくよ」という返事がきた。その友人に送るべく、 Japan Rail Pass(ジャパン・レール・パス) の情報を調べてしまった。 ジャパンレールパスの種別と価格 普通車 7日 28,300円 14日間 45,100円 21日間 57,700円 ジャパンレールパスの利用資格 1.外国から「短期滞在」の入国資格により観光目的で日本を訪れる外国人旅行者。 2.日本国籍をもって外国に居住している人で、   a. その国に永住権をもっている場合   b. 日本国外に居住する外国人と結婚している場合 おおー。グリーンカードを持っている人は日本人でもジャパン・レール・パスを使えるのか。誰かに聞いた気がしたが、本当だ。なんか非常にお得感がある。新幹線も、のぞみ以外なら乗れるし。これだったら、ヨーロッパ人のように21日間の休暇を取って、ジャパン・レール・パスを使って日本全国をうろうろとか。(←完全に日本人からはずれている私)。 でも私グリーンカード持ってないからねー。そんな恩恵にはあずかれない。残念ながら。 今日の教訓 日本は旅行するにもそんなに高くない?

ワルキューレ(ヒトラー暗殺計画)

ワルキューレという映画をNetflixで借りて観た。 内容は実際にあった話で、ヒトラー暗殺計画であるオペレーション・ワルキューレ(英語Valkyrie、ドイツ語Walküre ヴァルキューレ)について。あらすじは、興味がある人はウィキペディアの「 ヒトラー暗殺計画 」をごらんあれ。ちょっと引用してみると、 --------------------- ヒトラー暗殺計画(あんさつけいかく)は、 ヒトラー の政権奪取後、単独犯及び組織的なものを含めて少なくとも43回企てられた。 --------------------- だそうだ。 43回も企てられたのか。ヴァルキューレ計画はその中で一番大がかり(軍人がやってるし)のものである。映画はトム・クルーズが主演で、爆弾をしかけた クラウス・フォン・シュタウフェンベルク (Claus von Stauffenberg)役を演じている。 私はてっきりドイツ国内は戦時中はヒトラーの下で全員の意見が一致しているもんだと思っていた。ドイツ内部でそんなことがあるとは、この映画の予告を見るまで知らなかったのであった。規模も結構大きいし。 今日の教訓 映画もたまには勉強の役にたつ。

世界で100人の最も影響力のある女性 2009年版

Forbes (フォーブス)はいろんな順位を出すのが好きな雑誌(だと思っているの)だが、今年もこんなのが出た。 The 100 most Powerful Women ドイツのAngela Merkel( アンゲラ・メルケル )首相 堂々1位 去年も1位だった! そして今年も日本人女性がいないーーーーーーー!!!!!!! 100人もいるんだから1人ぐらい日本人女性が食い込んでいてもいいのでは?と思うのだが、いない。 しかも、誰か候補になりそうな人いるっけと考えても思いつかない。 Depressing.......(落ち込む) 今日の教訓 頑張れ日本人女性

島岡さんが本を出した

ボストンにいる友人が私のブログを発見したらしく、メールをくれた。なんとブログを製本して金額が 13,887 円 でも買ってくれるらしい。。。。。 このおバカなブログを本にして売ってくれるという出版社があれば、いつでも受け付けますー!でも売れないんじゃ。。。。。。 本題に入って。 私がいつも尊敬している島岡さんがプロフェッショナル根性論を「 やるべきことが見えてくる研究者の仕事術 」という本にしたらしい。日本の本を輸入するのは大変なので、今 プロ研 でまとめて購入を検討中。日本の大学生協みたいに「何冊まとめて買ったら何%割引」とかあればいいのに。。。。  本を読まないうちから、ブログでの書評を読んでしまった。 404 Blog Not Found の「プロフェッショナル根性論 - 書評 - 研究者の仕事術」 より引用。 ---------------- 研究者の運命は、まるで蝉の一生のようではないか。わずか一週間のために、7年も17年も土の中。いや、蝉はそれでも一週間程度は鳴いていられる。アブストラクトが人の目に触れるのは、わずか数秒ではないか。 「そんな人生いやだ」という人は、本書はおよびでない。その数秒のために数年も数十年も土の中にいる覚悟がある者を、研究者と呼ぶ。それは科学の世界に多いけれども、科学の世界に限った話ではない。 しかし覚悟だけでは数日は保っても、数年はおろか数ヶ月も保たない。それを保ち続けるにはどうしたらよいか。それが、「プロフェッショナル根性論」なのだ。 ---------------- このたとえはぴったりすぎる! うちら(研究者)はセミだ。 ミーンミーンミーン。 研究が完成するまで土の中でじーーっとしているわけ。 (ぜんぜん本文と関係ないが、ボストンにもミュンヘンにもセミはいない) 夜に実験をしていて「なんでこんなこと私はしてるんだー????」と思ったり、ボスとか隣のラボのボスがいつもいつも忙しく仕事をしているのを見て「なぜ私はPIになりたいんだろう?」と思ったりもするが。  研究者なんだからしょうがない。 ちなみに私の研究モチベーションはアブストラクトとして消費される喜びの一瞬ではなくって、現象を発見した一瞬で維持されている。ドイツでボスの1人と実験結果についてディスカッションしてい

電話代のおはなし

Nobuさんの 「プリペイド携帯電話に変えて節約」 に続いて投稿。 私のはプリペイド携帯の Virgin Mobile である。アメリカに来たときからそう。ソーシャルセキュリティーナンバーが必要とか、2年契約とか、そういうのが面倒だったので、「プリペイドにすればいいよ」という友人の意見に従ってプリペイド携帯を買った。そのまま4年経っている。 今のところ電話代は20セント(20円)/分 3ヶ月に一回は20ドル(約2000円)を入れていかないと契約が切られる。大抵「もうすぐお金がなくなるから、最低20ドル入れてね!」というメールが来るので、そのとき20ドル入れている。 20ドルだと100分か。 どのくらい使っているか興味があったので、クレジットカードの請求書を Quicken (家計簿+資産管理ソフト)でチェックしてみた。1ヶ月に20ドル使っていない。ということは、240ドル以下だな。それにしても、普通の携帯って最低月45ドル、年540ドルなのかー。 知らなかったー。ここですでに300ドルの差があるなー。 ちなみにVirgin Mobileはアラスカでは全く通じなかったので、ご注意。 アメリカ国外で使えるかどうかは調べたこともないので不明。ただしアメリカ国外で使えるようにして、ふらっとしゃべった結果ものすごい請求書が来た!という話をよく聞くので、そういう心配がないだけマシなのかもしれない。学会でカナダ行ったときに友達がカナダで使えるようにしていたが、その帰りの空港で電話会社と長々としゃべって(もめて)いたことを考えても、そんな面倒なことは嫌いである。 そして日本にかけるときは、もっぱらSkype(スカイプ)である。 うちの親にもスカイプのアカウントを作ってもらったのだが、「何か」をしてしまったらしく、使えなくなった。それ以後私はSkype Outと Unlimited Country を使っている。Unlimited Countryで日本を選んで、月5.95ドル(約600円)である。これで日本の固定電話にかけ放題で600円! (携帯はたぶんダメ) 私の場合、親に電話をかけると大抵親がしゃべりまくっているので、それを値段を気にせず聞ける(あるいはしゃべれる)のはいいことである。 ドイツにいた時は「電話代を払っているほうが話す権利がある」というルールがあ

Die Zauberflöte(魔笛)

友達のうちに モーツアルトのオペラDie Zauberflöte(魔笛) のDVDを持っていって観た。 Netflixで借りたやつである。 友達のうちのテレビ、大画面なのに音がイマイチでびっくりしたが、単にDVDの設定を間違えていただけだった。第二幕からはいい音で楽しめた。それにしても、映画と違ってクラシック音楽やオペラを楽しむ時には、スピーカーとかにも考慮しないといけないのね。今度テレビを買うときには、かなりいいスピーカーを設置しないと。。。。 さて内容だが。 例の夜の女王(die Königin der Nacht)のアリアがすごかった。まったくモーツアルト、人間を楽器としか思っていなかったのではないかと思うぐらい。 そしてこんな歌を歌う夜の女王には、皆ひれ伏すんじゃないかと思うのであった。夜の女王役の Diana Damrau の迫真の演技がよくって、非常に怖い夜の女王なのであった。Devil wear the Prada( プラダを着た悪魔 )のメリル・ストリープを思い出してしまった。 Diana Damrau のウェブサイト見たが、とってもきれいなニコニコのお姉さんではないか。。。。。 この歌、私が日本の ゲーテ・インスティテュート で一番初歩の初歩のドイツ語を習っていたときに、先生が聞かせてくれたのであった。その部分の楽譜までくれた。今でも楽譜を持っている。楽しい歌かと勘違いしていたのだが(友達も勘違いしていた)、実は復讐の歌である。 ということで、ウィキペディアから引用。 Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen, Tod und Verzweiflung flammet um mich her! Fühlt nicht durch dich Sarastro Todesschmerzen, So bist du meine Tochter nimmermehr. Verstossen sei auf ewig, Verlassen sei auf ewig, Zertrümmert sei'n auf ewig Alle Bande der Natur. Wenn nicht durch dich Sarastro wird erblassen! Hört, Rac

論文、雑誌のPod Cast(ポッドキャスト)で紹介される

この前も言ったが、 1. 有名になって貢献してね! 2. グラント取ってね! この2つはsection chiefに言われた私の使命なのである。アメリカのサイエンスを象徴するような使命であるが。 この前 論文がアクセプトされて、それのProof(論文に載せるための形になったもの)を見て、自分がちゃんとdouble-corresponding authorになった話を載せた。(詳しくは下のリンクを見てね) 私の頭の中では「(研究者の世界での)社交界デビュー」ということになっている。 その論文についての話。 昨日うちのボスからメールが送られてきた。 私の論文を載せる雑誌は、毎号「今回のホットな論文」を最初のページに載せているらしい。論文を冊子で読むということは最近しないので、そんな「今回のホットな論文」というページがあるのを知らなかった。 その「今回のホット論文」に私の論文が載ることになったらしい。Editor(雑誌の編集長)からのメールによると、上位10%の論文が載るらしい。しかもその雑誌のPod Cast(ポッドキャスト)でも流れるらしい。 おー。すばらしい。 さっそくCV(研究者の履歴書)に書く私。 この前のプロ研のCV書き講座 で友達がしていたのを見て、なるほどと思ったのである。私のボスも「CVに書いておくんだね」と言っていた。 そして隣のラボのボスとか、隣の隣のラボのボスとかにメールを送って祝福してもらう。 今日その、私の論文が載っている「最新号」のTable of Contentsが送られてきたので、「今回のホットな論文」を見てみた。8個の論文が説明されているうちの一つ。 おー。 ラボの私のコンピューターはなぜかスピーカーがないので(←ボスの策略?)、帰って来てさっそくPod castを聞いてみた。 おー。 全世界に私の名前が流れる!(←なんて大げさな) これまたiTuneにダウンロードして保存。これは永久保存だな。 祝! こりゃいろんな人に教えないと。とりあえずCo-author(共著者)に教えて、同業者のお友達にも教えて、そしてSection Chiefにも報告して「私は使命達成のため、最善を尽くしております」と言わないといけない。 そういうぐあいに、1人で大騒ぎしているのであった。 今日の教訓 (

National Parks of Japan (日本の国立公園)

という名前のパンフレットを、ボストン日本領事館に行った時にもらってきた。 作ったのは、Ministry of the Environment( 環境省 )。 それはもう「一体全体ここはどこ! こんな素晴らしいところがあったのに、私は日本にいた時に行ってないのか!」というぐらいの、素晴らしい写真の数々である。 せっかくだからPDFの冊子にしてしまって、ウェブページから簡単にダウンロードできるようにすれば、外国人が見て「おお!日本に行ってみたい!」と思うのにーーーーーー!!!! と思っているのだが、そういうビジネス感覚はなさそうである。 残念。 と思ったらあったあった、英語版PDFなのに英語のウェブページではなく、日本語のウェブページに。(そこにあってどうする。。。。) パンフレット ~日本の国立公園・日本の自然~ 英語版 : National Parks of Japan  (日本の国立公園) 英語版 : The Nature of Japan  (日本の自然) 選挙が始まるので、ボストン日本領事館に行くこともあるかと思うので、気になった人はパンフレットをもらってきちゃってください。 ということで、日本人じゃない人用ガイドブックを探してみた。 ・ Lonely Planet Japan その中の Wildlife in Japan というサイトでビデオと写真を発見した。 カメラマンのおにいちゃん日本語うまいぞ。でも野生動物にえさあげちゃいけないよー。 ・ National Geographic Traveler: Japan 本屋で見ていた日本のガイドブックで一番写真がきれい。 買っちゃおうかと思ったぐらい。ナショナル・ジオグラフィックだから当然といえば当然だが。 その他 忘れる前に Japan-guide.com にリンクをば。 今日の教訓 日本ってきれいなところだったのね。

Aimez-vous Brahms? (ブラームスはお好き?)

夜8時になっても外の温度は29℃らしいので、もうちょっと研究室にいることにした。この前は涼しくなって、やっとすごしやすくなったかと思ったのだが、間違いのようである。 東大の谷口先生 のエッセイが Nature Immunology ( Nature の姉妹紙で、Immunology分野でトップの雑誌)に載っていた。見たのは大分前の話だが。 Aimez-vous Brahms? A story capriccioso from the discovery of a cytokine family and its regulators (大学関係者以外がダウンロードして見れるかどうかは不明) ユーモアあふれるエッセイである。Nature ImmunologyのAcknowledgment(謝辞)に阪神タイガーズと書くぐらいすばらしいユーモアである。 私はお会いしたことがないが、このエッセイを読んで会ってみたくなった。 それにしても谷口先生がスイスでPhDを取ったとは全然知らなかった。Institut für Molekularbiologie I der Universität Zürichだそうである。ついついドイツ語に反応する私。 ちなみに私がいたドイツの研究室は Institut für Medizinische Mikrobiologie, Immunologie und Hygiene der Technische Universität München である。 エッセイを今のボスに教えたら、こういう返事がきた。 「そうか、クラッシック音楽聴きながら、夜も休日も働かないとな」 う、そうきたか。それにしても、超優秀な研究者が夜も休日も働いていたら、凡人はどうやって太刀打ちするので? さらにボス「ところで、谷口先生が指導教官のうちに休日のたびに論文書きに行ったとき、音楽聴きながら論文書いたと思う? それとも音楽聴いた後論文書いたと思う?」 ・・・・・・・・・・どうでしょうね。 そして同僚にも教えたら、こういう返事がきた。 「僕の奥さんは谷口先生の奥さんではないので、早く帰らないと」 そうですな。 離婚される恐れあり。 それにしても、 ブラームスのピアノ協奏曲の2番 の1楽章と2楽章を口笛で吹くって一体! それ結構むずかしくないですか? 普通のピアノ協奏曲は3楽

そして実験してしまった

ポストイットを、わざわざ一つ一つ互い違いに貼り付けなおして実験してしまった。。。。 研究室の同僚にみせたら「Kay、ヒマだね」て言われてしまった。 いや、電話中に手がヒマだったら、作ってしまったんだって! 今日の教訓 研究者たるもの、実験をしなければいけません。 過去のブログ ・ いかん、実験したくなる  (ポストイットの実験をしたYoutubeのビデオをみた感想)

いかん、実験したくなる

3日前にメントスとダイエットコーラの実験の動画を載せた。 今日その動画に載っていたウェブサイト EepyBird.com に行った。 じゃじゃーん! 今日の教訓 Sticky Note私も買ってくるぞ! 

ポップコーンは携帯では、はじけません

友達から 携帯を4つ ポップコーンに向けて電話をかけると、ポップコーンがはじけるというビデオ が送られてきた。 Youtube で見たところ、いろんな人が試している。 どうもニセモノらしい。 日本人で 徹底検証している 人のブログも発見した。 ちっ。にせもんか。あやうくポップコーンを買っていって、明日研究室で携帯並べて実験するところだったぞ。本物だったら実験するのに。ニセモノだったら実験する気にはならん。 研究者である私はニセモノの実験データが大嫌いである。 実験で思い出したのが、これこれ。ちょっと前に有名になっていたやつ。 やっぱすごいよねー。 ラスベガスのベラッジョの噴水よりもすごいよねー。 こっちは実際にメントスとダイエットコークを買って来てやってみたら、本当にこんな感じだった。 携帯でポップコーンをはじけさせることが出来た人は連絡ください。 今日の教訓 Data not reproducible(再現データは取れませんでした)

IMAX theater

友達に連れて行ってもらって、わざわざ ReadingのIMAX Theater までHarry Potterを見に行った。 IMAXとはなんぞやという人は、 Wikipediaのアイマックス を見てね。 最初だけ3Dだった。  専用の眼鏡 をかけて見るのだが、よく出来てるなと思う。ものすごい臨場感である。 20年後は映画は全部3Dなんではないかと思う。 このIMAX Thether ・画面が巨大(IMAXだから) ・ BOSE のスピーカー ・Tempur-pedic( テンピュール )のシート ・しかもシートは時々映画にあわせて揺れる。 という至れりつくせりなのであった。 なぜか Jordan Furniture という家具屋に併設されている。 今日の教訓 3Dで何かが迫ってくると、体を動かしてよけたくなる。 過去のブログ ・ Harry Potter読み終えた