明るすぎる日本

ただいま節電に凝っているので、いろいろウェブサイトを見ている。
日本はどうも明るすぎるらしい。

まぶしすぎないか、日本の照明 欧米流「減光」のススメ

なんでも日本人は蛍光灯が好みらしい。それに対して欧米人は電球が好み。
しかも面白い文章を発見したので、引用。

作家の谷崎潤一郎が身の回りのまぶしさを嘆き、名著「陰翳礼讃」を著したのは1933年。当時、職場の机仕事で望ましいとされた明るさは80ルクス程度 だった。だが、今の日本人はそんな暗がりでは効率的に働けない。日本工業規格(JIS)の照度基準では750ルクスになっている。

もう一つ引用。

なぜ日本は真昼のように輝く傾向があるのか。面出さんによると、戦後、経済成長の波に乗るタイミングが、蛍光灯の普及期と重なった。幸せの象徴のように大量に取り入れたその光はまぶしい白色だった。

引用終了。
はー、なるほど。

アメリカだろうが日本だろうがドイツだろうが職場は蛍光灯である。だがアメリカやドイツでは家では白熱球で暗め。でも日本の家では蛍光灯で明るめ。

ということで勝手な説をたててみた。
欧米人は仕事場と家をはっきり区別していて、蛍光灯でバリバリ仕事をし、白熱球で家でくつろぐ。だが日本では蛍光灯を家でもつけて、まるで夜も仕事をしている状態? 家で明るーくしていると仕事はかどるし!
と、ここまで考えたところで、「24時間、戦えますか、ビジネスマーン、 ビジネスマーン、ジャパニーズビジネスマーン」というCMを思い出してしまった。Youtubeで発見したので、載せてみた。

今改めてみても、すごいCMである。そのころの日本人てとっても元気だったのね。きっとバブルの頃の人達は、電灯煌々とつけて、本当に24時間働いていたに違いない(私はバブル後の人)。

バブルもはじけちゃったし、家でバリバリ仕事するときには電灯を明るくしたらいいし、仕事しないのならちょっと暗めでゆっくりくつろげばいいよね。

この説で納得しちゃった人は、かなり私にだまされてます(笑)
ひょっとしたら目の色の違いかもしれないしー!

ついでに思い出したが、ドイツのアパートとかの階段+廊下の電気は1分ぐらいすると消えるようになっている。スイッチがドアの近くにあって、それを押 すライトがつく。足早く降りないと、途中で消えてしまう。その時はまたスイッチを押せばいいのだが、間違って他人のアパートの呼び鈴を押してしまわないよ うに注意。ちなみにライトはかなり最小限で、階段がかろうじて見える程度(笑)。
 今日自分のアパート(アメリカ)の廊下を歩いていて、ライトがずーっとついているのを見て思い出した。

今日の教訓 24時間なんて戦えませーーんん!

過去のブログ
節電 徹底(?)検証 その1(私の場合、明るくないと仕事の効率が落ちることについて)

Comments

モフ子 said…
はじめまして。
将来海外で研究をしたいと思っている学生です(人文科学系ですが)。
アメリカやドイツでの生活に興味をもって拝見していたのですが、とても楽しいブログですね。
もしよろしければ、私のブログの、「お気に入りブログリスト」に追加させていただきたいのですが、大丈夫ですか?
Kay said…
どうぞどうぞ。追加してください。

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