Sunday, November 18, 2012

チョコレートとノーベル賞の関係

ひさしぶりにブログを更新。アメリカのどこかでくたばってるんじゃないかと思われそうだが、ちゃんと生きているのでご安心を。
学会がワシントンDCであった(+スペースシャトルを見に行った)
その直後にグラント申請の締め切りがあった。
明日は研究室のお引っ越し朝8時から(向こうの通りに移動)
来週の月曜日に30分セミナーをするが、スライドまだ作ってない!
ということで、単に忙しかったのであった。今もまだ忙しいけど!

ということで、本題に入って。
この前誰かに見せてもらった図についてである。なんでもチョコレートをよく食べる国民のほうがノーベル賞を多く取るというグラフで、あははー!と面白がってみていたのだが、なんと出所はここである。

Chocolate Consumption, Cognitive Function, and Nobel Laureates

New England Journal of Medicine!

折角だからウィキペディアのページから引用。

『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』(英語:The New England Journal of Medicine、略称:N Engl J Med または NEJM)は、マサチューセッツ内科外科学会によって発行される、英語で書かれた査読制の医学雑誌である。継続して発行されている医学雑誌のうちでは世界で最も長い歴史を誇り、また世界で最も広く読まれ、最もよく引用され、最も影響を与えている一般的な医学系定期刊行物となっている。

引用終了。インパクトファクターは2011年で、53.298である。その泣く子も黙るNew England Journal of Medicineが「チョコレートを良く食べる国民のほうがノーベル賞を取る人が多い」という、データが一つだけの論文を出したのである。Methods(方法)を見ると、
・ノーベル賞受賞者のデータはウィキペディアから取った。
・チョコレートのデータはどこぞの会社のウェブサイトから取った。
・そして統計を取った(どの統計を使ったか、ソフトは何かは書いてない)

しかもディスカッションあやふや。
そんなんでNew England Journal of Medicineに論文だせれるんかー!そんなんでいいのかー!

ちなみに私のチョコレート消費量は日本人の年間チョコレート消費量どころかドイツ人の年間チョコレート消費量も超えているので、「もう、あとはノーベル賞を取るだけ」である。
この前閉店するスーパーマーケットで大量買いしたチョコレート。ほぼ全部ドイツ製。

今日の教訓 研究方針を変えないといけないかも!

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