Nanopore sequencing(ナノポアシークエンシング)

技術ってたまに飛躍的に向上するけど、その時必ずといっていいほど、あさっての方向からくるよね。既存の技術を向上したものではなく。」と一個前のブログに書いたけど、その第二弾。

実験医学1月号の「どこでも 誰でも より長く ナノポアシークエンサーが研究の常識を変える!」より。

この技術、数年前にScience magazineで記事を見つけて私は大騒ぎしていた。
Pocket DNA sequencers make real-time diagnostics a reality (Science Magazine)
私は別にsequencingをするような仕事はほとんどしてないが、画期的な技術が好きなのである。

百聞は一見に如かず。こんな感じ。

すごくない?すごくない?

実験医学によると、今までのシークエンサーは技術は向上したとはいえ、サンガー法を元にしたものであるらしい。ということで、改めてサンガー法の説明ビデオ。

ウィキペディアによるとサンガー法は1977年に開発された。

上のナノポアの仕組みはこんな感じ。

なんと言っても図る装置が非常に小さいのがすごい。実験医学によるとBento Labと組み合わせてどこにでも持っていけるらしい。実験医学の記事にナノポアシークエンサーの長所と短所が書いてある。今のところ精度がやや低いらしいが、そんなのはきっとそのうち技術の向上でどうにかなるでしょう!

今日の教訓 ナノポアシークエンサーは画期的な技術

過去のブログ
Space X、車を宇宙に飛ばす その2(半永久的に保存できる360TBの記憶媒体の話)
DNA電気泳動のバッファー検討しなおし+エチジウムブロマイドの神話(バッファー変えてDNA電気泳動時間が半分になったこと)

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