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Showing posts with the label ドイツ生活編

ドイツの先生のところにお邪魔+バスルームの天井崩壊

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先週まで1週間ドイツに行ってきた。 お世話になった先生(今は名誉教授) のうちに、ちゃっかりお邪魔した。前からいっぺんやってみたかったのよ、 Aimez-vous Brahms? A story capriccioso from the discovery of a cytokine family and its regulators. (アクセス必要) の谷口先生のように、ボスのうちにお邪魔してサイエンスとクラシックの話をするの。 ということで、お世話になった先生とは、「サイエンス」と「旅行」と「先生の友人の日本の教授の話」と、「昔のメンバーの話」と「クラシックの話」で盛り上がった。数年前に車でアフリカ横断旅行(7週間)をしたらしい。聞いていたら私もどこかに旅行に行きたくなった。 ついでに「どうして私をポスドクとして雇ったんだ?」という話を聞いたら、「前来てた日本人が良かったから!」という返事だった。どの方か知りませんが、どうもありがとうございます。 そうこうドイツを楽しんでいたのだが、アパートの管理会社からメールがきた。私がいないうちに、なんと上の階のバスルームから水漏れがしたので、うちのアパートのバスルームの天井を壊してパイプなおしたそうである。。。。 なーんと!!! 「 続 あこがれのニューヨーク生活はこんな感じ。 天井崩壊の図 」という話を書いたが、うちもそうかい! ということで、ドイツから帰って来たらこうなっていた。 一体何があったんで? よく見たらトイレの便器の蓋と便座が交換されているし、シャワーカーテンも交換されている。バスマットが消えているし、置いてあった雑誌も消えている。 一体何があったんで? で、天井張り替えてペンキぬるから、書類にサインして持ってきて、と言われたので管理会社のメンテナンス部署に持って行った。何があったのか聞いたら「あー、すごいことになってたよ」という返事だった。 次の日天井はきれいになっていた。 その次の日天井はペンキ塗られていたけど、壁がイマイチ! これはひょっとしてペンキ塗りデビューのチャンス? その話をしたら二人の人に「ペンキって勝手に塗っていいの?」と聞かれた。それに対する返事。 1.ペンキを塗った場合には、出るときにペンキを塗りなおしてから出ることになっている。

寒いー!

昨日は珍しく寒くって、朝から−5℃だった。おとついまで暖かかったので、間違えて普通の冬の格好をして自転車で通勤してしまい、足が寒かった。同僚にエレベーターであったら、「昔ミネソタにいたときは、もっと寒かったけど、みな適切な格好をしていた。ここの人達は装備がなっとらん!」と言っていた。確かに。私なんか普通の靴でいっちゃったもんね。 帰って来て部屋の温度を見たら普段は20℃なのに、昨日の夜は16℃! ひゃー! 私の机(兼テーブル)は窓際にあるので、もっと寒くって14℃! ひゃー。部屋の中でもっと暖かいところに移動しないと。それかベッドに移動か(笑) この前ヒーターの調節してもらった(かたっぽ停止?)だが、もう一回あげてもらおうかしらね。。。まあでも14℃ぐらいなら重ね着してたらどうにでもなるけどね。 そういえば、この前日本に帰った時に、親の所によったら部屋の温度が10℃とかでびっくりした。昨日電話したときには部屋の中7℃だったそうである。さすが「 家の作りやうは、夏をむねとすべし 」の日本家屋である。ほとんど寝殿造り?  さて。 昔ドイツに住んでいたのだが、ドイツの冬と言えばグリューワイン(Gluehwein)である。スパイス入りホットワインである。普通はクリスマスマーケットの所で飲める。ものすごく寒い中クリスマスショッピングをするので、グリューワインでも飲んでないと、やっとられん、ということなのかどうかは不明である。 あるいはスキー場で飲める。ドイツ人に言わせれば、グリューワインはクリスマスの後は飲まないらしいのだが、日本人の私にとっては全然関係のない話である。寒ければグリューワイン! ということで、 Gluehweinのレシピ(英語) 3/4カップ(アメリカサイズ)の砂糖は1/2カップで充分である。ワインはものすごく安いのでいいが、オレンジは皮ごと使うので、うちではオーガニックということになっている。ドイツのクリスマスマーケットではさらにラム入りもあったりする。寒い日にどうぞ。 今日の教訓 寒いときはグリューワイン! 過去のブログ ・ これがアメリカ式 その8 ヒーター

シンシナティ その1

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ここ数年私のボストンの友達が数名faculty position(教官職?)を取ってシンシナティに移動してしまった。なので、シンシナティに遊びに行ったのであった。Columbus dayの三連休のことである。シンシナティではColumbus dayは休みではないらしい、ガーン!ついでに直行便があるのを知らず、フィラデルフィア経由で行った。後で言われてまたガーン! いつも思うが、アメリカの空港のご飯はあんまり美味しくない。パイロットとかフライトアテンダントがフードコート(って、日本語でなんて言えばいいのかしら?)でご飯を食べているのを見ると、「これ毎日食べるんかー!フライトアテンダント(スチュワーデス)にならなくって良かったー!」と思うのである。ヨーロッパ便専門ならともかく、アメリカ便専門だったら最悪。 もっともスチュワーデスになるには美貌と英語力が必要だが。しかもサービス精神も必要。 さて、シンシナティでは友人の一人が空港まで迎えに来てくれて、その後「シンシナティに来たらこれは絶対食べないといけません」というCincinnati chili(シンシナティチリ)を食べに行った。 スパゲッティーの上にチリが乗っていて、その上にチーズが乗っている。食べる直前に「スバゲッティーはものすごくフニャフニャなので、そのつもりで」と念を押された。6ドル(←やすー) その後その友人のうちに遊びに行った。さすがボストンと違って家が広い!この広さの家をボストンで買ったら大変!シンシナティー、経済的には大丈夫なのか、高速道路の隣の芝生も手入れが行き届いてふさふさである。なんでも同僚によるとP&Gの本拠地だそうである。P&Gは歯磨き粉とプリングルスの会社ね。ちなみにうちのボスによるとRepublican(共和党)半分、Democrat(民主党)半分だそうな。front yard(家の前の庭)にRomneyをサポートする旗とか立ててる家が結構あって、びっくりした!夕方別の友人家族のうちに行ってバーベキュー。デデンとしたお肉をバーベキューで食べて、他の友人も来て飲んだくれてそのまま泊めてもらう。 さて、次の日(日曜日)は小さい子供もいるので川向こうの水族館に行った。陸の真ん中に淡水魚と海水魚の水族館である。どうやって海水維持しているのかは不明である。塩入れてるとか??? 巨

高速道路

今日の日経新聞の記事。 ランボルギーニを156キロで運転の疑い 広島の男逮捕 なんでも時速制限60kmの高速道路(←何それ)を、時速156kmで飛ばして、それを録画してYoutubeに載せたところ、誰かが通報したそうな。。。  サーキットならともかく、日本でランボルギーニ持っていても、飛ばせないだろうねえ、ドイツならともかく。 友達の車に乗せてもらって、時速140kmぐらいでスキーに行ったような気がする。 そういえば、最低速度があったような気がする。。。 wikipediaの英語版、German autobahnsのスピード制限の項目によると、 Vehicles unable to attain speeds in excess of 60 km/h are not allowed to use the autobahn. ということで、時速60kmのスピードを出せない車はドイツでは高速道路を走ってはいけないのであった。 今日の教訓 日本でランボルギーニ持ったら、サーキット場かどこかに走りに行った方がいいのかしらねえー。

Euro 2012注目の(?)試合

ただいまヨーロッパではEuro 2012のサッカーが行われている。うちのラボ、隣のラボ、そのまた隣のラボとヨーロッパ人だらけなので、賭けまでして、ただいま非常に盛り上がり中である。正確に言うと、試合中は仕事そっちのけである。 今週の金曜日の試合は、なんとドイツとギリシア である。 ユーロ経済危機中なので、ドイツとギリシアはただいま仲がよろしくない(と、私は認識している)。ドイツはサッカーが強いが、なんとギリシアも勝ち抜いて、金曜日に対戦。 こんな絵までウェブ上に現れたり 。 何が起こるんだろうー! わくわく! 見たい人は、アメリカ東部時間14:45から始まるので、どうぞご覧下さい。 今日の教訓 見逃せませんな、これは。 過去のブログ ・ サッカー

サッカー

先週末となりのラボの同僚に「サッカー見に行かない?」の誘いを受けた。 イングランド チェルシー対ドイツ バイエルンミュンヘンの試合で、なんのリーグか忘れたが決勝戦である。「バイエルンミュンヘン!」ということで、ミュンヘンでサッカー見に行った時に買ったマフラー持ってスポーツバーに登場。アメリカのバー、テレビはあるのに、音声を出さない(!)という不思議なバーばっかりなので、音声を出すバーに皆集合した。ヨーロッパ人同僚+オランダから来たインドネシア人+日本人(私)の集団である。 2時から飲む! バイエルンミュンヘンにオランダ人のサッカー選手がいるとのことで、オランダ人はバイエルンミュンヘンを応援した。オランダとドイツはサッカーにおいては敵対関係なので、普通はそんなことはあり得ないのだが。 インドネシア人はマンチェスターユナイテッドが好きとのことで、チェルシーを応援。ということで、ごちゃまぜなのである。 試合が始まったあと、誰もゴールを入れないし、イエローカードも出ないでずーっと時間が過ぎて行くので、イタリア人とインドネシア人は「戦ってるんじゃないなくって、遊んでるに違いない!」と言い出した。ついでにイタリア人は「レッドカードとかも見たい!」と言った。「これってイエローカードとか出ても決勝戦だから、次の試合とかに問題ないんだよね」って聞いたら、「問題ない」という返事。 じゃー、何かやれー! 面白くないぞー! 昔日本でサッカーワールドカップを見ていたときは、イエローカードとか日本人の選手がもらったときは「あーーあーー」とか思っていたのに、私も変わったものである。(←要するに国際的野蛮さを見につけた?) 何も本当に起こらないので、同僚とかはしまいには隣のテレビでやっている競馬を見だす始末。 さて、80分を切ったところで、やっとこさバイエルンがゴールを一つ決めた。「やったー、これで面白くなった」と思ったら、案の定、選手の動きが俄然よくなり、チェルシーが数分後にゴールを決めた。その後イエローカードとかも出しながら、延長戦にもつれ込み、さらにPK戦になった。 チェルシーを応援しているインドネシア人が「あれー、チェルシーのディフェンダーがボール蹴る!」と言った。ディフェンダーがボール蹴るのもありなのか普通、と思ったら、なんとバイエルンのゴールキーパ

チョコレート

引っ越しのために物を整頓していたら、私の大事なチョコレートの賞味期限が切れてた! がーん! ドイツでせっかく買ってきたのに! でも気にせず食べるけど! ところで、Hershey'sのチョコレートのあのにおいは何でしょうね。あれ、めっちゃチープなにおいなんですけど。香水を食べてる感じ。 今日の教訓 チョコレートの期限はチェックしましょう。 過去のブログ • 歯の矯正プロジェクト その6 チョコレート

さぎー、さぎー

全くやな話である。うちの祖母のところに怪しい電話がいっぱいかかってくるそうな。今のところ母親が撃退しているが、敵も手を変え品を変え、いろいろな手法でくるらしい。 こんなやつ 。 社名をグーグルで検索したら一発で出て来た。うちの親は「えー!私が検索しても出てこなかったわよ!」と言っていたので、「何使ったの?」って聞いたら ヤフー そうか。。。。「今後はグーグルかBingを使ってください」と言っておいた。 それにしても、どうしてそんなに電話かかってくるんだろう?と思った数時間後、もう一度親に電話をかける。 「ひょっとして電話帳に電話番号載ってるの? 載ってるんだったら消してもらいなさい!」 ということで、ハローページ(だったっけ?)に電話番号がのっているのかもしれないのだった。敵はそんな初歩的なところから情報を得てはいないかもしれないが、とりあえずそこから直していかないと。「電話帳に載っている番号を祖母から親にしたら、全ての勧誘は祖母ではなく親に来るのか?」という会話をして親子(私と親)で盛り上がったが、親もそんなにヒマではないだろうから、その仮説に対する実験はしないことにした。 それにしても日本には Do not call はないのか?こっちにはあるぞ。登録してなかったら、勧誘電話やなんやかんやで大変迷惑なはずー。友人は勧誘電話の相手をすることで、英会話の練習してたが。あるいは誰か日本人が、なんか「タダで旅行いけますよー」(でも不動産を購入させる)という勧誘で、フロリダかどこかに行ったという話も知ってるが。ようやる。えらい目に会わないように、気をつけないと。 さて、ちまたで有名なAIJ投資顧問の事件である。引退しようと思ったらお金が消えていた、とか考えるだけでも、私なんかお金あずけてないのにものすごい憤慨であるが、引退間近か引退している人は一体どう思っているんだろう。 この従業員8人だか12人だかの会社、ケイマン諸島に銀行口座を持っているとの噂もあったし、一体どういうことなんだか。。。って思っているのだが、謎の官庁OB(なぜ名前出てこない?)も関わって、もうまるでミステリー小説! ちっとも情報が明るみに出てこないんですけど、2000億円も消えたのに!  ケイマン諸島、じゃなくってtax havenの参考文献(英語) Should

なでしこジャパン 優勝

昨日まで覚えていたのに、今日ははっと気づいたら、試合が終わっていて、「勝ったー!」とかメールが入っている始末であった。全く。 でもさー、アメリカのスポーツバーとかに行って試合見るのって、ちょっと怖くない?ビールとかで酔っぱらった、アメリカ人女性にギロッとにらまれて、ものすごーい英語でごちゃごちゃ絡まれたら大変だよ。まあ、その時はこっちも英語(+日本語)で対応するけど。 ということで、先ほど慌ててインターネットで見た。 「しまった、まだ見てない!」という人はこっちから。 ESPN3.comの日本対アメリカ(英語解説付き) でどうぞ。 試合見ていて気づいた事。 1.どうみても日本人男性サッカー選手よりも、日本人女性サッカー選手のほうが動きがよい。ガーガー走ってるし、バンバン蹴ってるし。ガンガンボール奪ってるし、ゴールキーパーは壁だし。最後のPK戦で最初のボールを足ではねとばしたときは、びっくりしたよ。 昔に男性サッカーチームのことをぐだぐだと書いた覚えがあるが、、、、と思ってみたら、あったあった。「さて、なんだかこの前(って4年前)に見たよりも、動きがよくなってる気がするが、まだまだ日本人選手は遠慮がある。」って書いてる。その遠慮が全然女子には見られない。最後の最後の最後までオシまくり。すばらし! 2.日本ではあまり知られてないんじゃないかと思う事実だが、ワールドカップで優勝したチームのTシャツには☆がつく。対戦相手だったアメリカのTシャツには☆が二つついていた。 ということで、なでしこジャパンのユニフォームにも☆が一つ! いえーい! こんど日本に帰ったらTシャツ買ってこようっと。 3.そのTシャツだが、アメリカ女子チームのユニフォームがかわいいのと比較して、日本のはどうみても男子と一緒。今後は大切ななでしこジャパンのために、もっとかわいいユニフォームをデザインしてください。はい。やまとなでしこが泣くぞ。 4.さすがに男性サッカー選手のようなTシャツ交換はない(笑)。 なんでも他の仕事しながら練習しているという人もいるらしいので、ぜひともプロサッカーチームを作ってほしいところ。選手を外国に送るんじゃなくって、他の国からの選手がサッカーを日本に習いにくる。。。。というのが理想的なんじゃないかなーと思う。 今日の教訓 なで

ドイツ人は新鮮な空気が大好き

今さっき受け取ったメールによると、アメリカドルは81.77円だそうな。一旦急激な円高になったあと、ちょっと下がったのに、また戻った。 日本の災害よりもアメリカの経済危機のほうがひどいのか???? さて、本題に入って。 先週はカナダのウィスラーに学会に行って来た。学会内容と恒例の(?)のスキーのことはまた後ほど書くことにして、今回はホテルの話。 私はドイツ人の友達と一緒に泊まった。共同研究もしていたりする。私がミュンヘンにいた時に、ドイツでは窓を開けたまま寝る人がいるという話を聞いた。実際、窓が開きっぱなしの部屋とかが、外から見えるのである。 一緒に泊まったドイツ人の友達も窓をあけたまま寝ると言ったので、「どうやって寝るの?冬も開けたまま寝るの?その時の暖房はどうしてるの?」と訊いてみた。 やっぱり冬も開けたまま寝るらしい。彼女はドイツアルプス出身である。ミュンヘンでも北海道並みに寒かったから、更に上に上がったドイツアルプスでは、同じか更に寒いであろう。 さむー。考えるだけで寒い。 そして暖房は消して寝るらしい。そもそも寝室では暖房はつけないらしい。 その代わり、ふかふかの羽布団で寝るらしい。 クリスマス頃にドイツに行ったときも、ドイツ人が「空気の入れ替えするから」と言って5分ぐらい窓を二つ開けて風を通していた。そしたら他のドイツ人が「ドイツ人って一番冬でも窓開ける国民なんだってねー」と言っていた。なるほど。 そういうことで、泊まったホテルでも二人して昼間は窓を軽く開けていた。夜はさすがに閉めたけど。なんか凍っちゃいそうで怖いわ。。。そもそも布団も薄かったし! 今日の教訓 冬に暖房消して窓開けて寝るのは、私にはちょっと無理かもー。よく考えたら暖房の調節できない常夏みたいな部屋に今は住んでいるから、冬でも窓開けて寝てたりするけど! 過去のブログ ・ 今年の学会会場もまたスキー場

ドイツのハノーバーでサマースクール

ドイツの同僚から「サマースクールをハノーバーでやることになったから、ぜひともいろんな所に情報を出してくれ」というメールをもらった。 ということで、学部生か修士の学生で、「おお、行ったろうやんけー」という気合いがある人は、 こっち 。 免疫学に興味がある人専用。 夏のドイツは涼しくていいよー。ビールもおいしいし。 私が行きたいぐらいだ(って、ターゲットが全く違うが)。 今日の教訓 いいなあー、夏のドイツ。

ブログを本にしたら、買う?

友達から「ブログを本に纏めてくれ」ってコメントがあった。前にも他の友人から「本にしたら買います!」のコメントがあったし、うちの祖母は多少値段がはっても全然買う気らしい。「他にも欲しい人はいるのだろうか」と思って、2日前に投票を右に作った。(About meの上) 質問 「海外研究者のありえなさそうでありえる生活」が本になったら、買う? 選択肢 ・買う、買う! 絶対買う! ・そんなのはお金のムダ。 期限 今年いっぱい。 投票を作ったことを皆に知らせるのをすっかり忘れていた。 今日見たら、3人が「買う、買う! 絶対買う!」を選択していた。 買うんすかー!!!!! だいたいこれ読んだら、海外に研究留学する気無くなるんじゃ。。。。あ、でもドイツ大絶賛だからドイツ留学する人が増えるかも。おおいによろしい。だいたい、2年間ぐらいの研究留学だったら、ヨーロッパのほうが楽しいに決まってる。 ふいっと寝台列車の切符買って乗って、次の日の朝は別の国。 なーんてことができるのである。私はふいっと寝台列車の切符買ってないが。 それで思い出したが、ただいまドイツの書類を整頓していて、その中に(私にとって)最も重要な書類を発見した。取っていい休暇の数。他の書類と違って英語である。 30歳まで 26日 40歳まで 29日 40歳以上 30日 この数は、休日や土日を除いた数である。 しかもドイツの休日はアメリカの休日よりも多い。しかもうちの研究所はボスの好意により、クリスマスから、東方の三賢人がキリストを訪れに来たとされる日(1月6日)まで休みだったしさー。 そして日本と違って、「本当に取っていい休暇の数」である。消化できなかった休暇は次の年の4月30日まで持ち越してもよい。私は休暇の数は消化できなかった。。。。多すぎて使い方がわからなかった。 イメージがわくように具体的な説明をすると、26日の休暇というのは、平日5日休んだとして5週間休めるということ。休日をはさんで上手に使ったら、6週間は余裕だな。クリスマスー新年の休暇をはさんだら、合計2ヶ月は休めますな、ドイツでは。 ドイツにいたときは、休日は全部きちんと把握していた。「旅行にいける!」というのもあるが、店が閉まってしまうので、死活問題にもなるし。ドイツ語教室の先生が、ドイツ語で「○日

新年の挨拶とドイツ旅行じゃなくってマンチェスター旅行

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新年あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします。 さてさて、私は12月20日から31日までドイツに遊びに行っていたのであった。その最初の最初の話。 出発日の20日に、ヨーロッパは大雪で飛行機が飛ばないらしいという話をNew York Timesかなんかで読んだので、万が一のため(?)暇つぶしgoodsをいっぱい持って行った。例えば村上春樹の海辺のカフカ(Kafka on the shore)とか。 直行便は取れなかったので、フィラデルフィア経由でいった。ボストンから南へ一旦下がって、再度北上するわけである。 フィラデルフィアで飛行機の中で、荷物を積む場所が故障したとかで修理に2時間待たされる。私は寝てしまっていて、起きたらまだ空港にいたので、「あれー?」と思ったらそういうことだったらしい。パイロットが故障したことと、それから「ヨーロッパは今雪で大変だから、(悪いこと言わないから)降りたい人は今降りてください」みたいなことを言っていた。でもその時は誰も何も信じてなかったのであった。 その後飛行機は飛んだので、ご飯を食べてまた寝た。飛行機の中で寝るのは私の得意技らしい。寝れない人もいるらしい、気の毒なことである。 飛んでる途中でフランクフルトの空港が閉鎖されたことがパイロットから伝えられる。それでイギリスのマンチェスターに降りることにしたらしい。そこで給油をして、フランクフルトの空港が開くのを待ってから出発することにしたらしい。 View Larger Map そういうことで、いきなりイギリスのマンチェスター空港に着陸。給油をして出発を待つこと数時間。そしたらフランクフルトの空港が、予定されている時間に開かなかった。そのうち乗っている便がキャンセルされてしまったのである。 こういうときにflight attendantにグダグダ言う人もいた。例えば「せめてドイツの空港に着陸してくれれば、電車で移動できるのに。。。」とか。パイロットの結論に対してそんなことを言ってもしょうがないのである。それでパイロットが「フライトアテンダントに質問しても、同じデータしか持ってないから一緒だよ」と放送していた。こういうストレスのたまってきている状況では、パイロットもフライトアテンダントも大変である。だが、大半の人は「しょうがないなー」と思

日本のビアガーデン ドイツのビアガーデン

だんだん温かくなってきて、ビールが美味しい季節になった。 日本にあるビアガーデンは、どこかのビルの屋上にある、緑も素っ気もない場所であるが、ドイツのBiergarten(ビアガーデン)は本当にガーデン(庭)である。 つまり木の下で飲む。 日本語訳がなまってる! まあ、Paulanerのあるミュンヘンはバイエルン州で、バイエルンなまりがあるからだろうが。 ああ、本物のビアガーデンでビール飲みたいー! 紫外線がどうとか、シミがどうとか、そういうことは考えずに、陽にあたりながらRadler飲みたい!  wikipediaドイツ語版で見ると Radler の作り方は ビール 60% レモネード 40% だそうである。 「ある暑い日に自転車に乗っている人にレストラン(?)がビールを出していたが、あまりに人が来るのでビールが足りなくなり、レモネードと半々で割って出したら受けた。。。。」というのが嘘か本当かの話。 アメリカでビアガーデンは今のところ見たことがない。ビアガーデンあってもまずいビール出されたらいやかも。でもレモネードで割っちゃったら飲めるかしら???? 今日の教訓 アメリカのビアガーデン、どこにあるのかなー???? 過去のブログ ・ ドイツとご飯と飲み物と (ミュンヘンに遊びに行ってAugustiner Hellesを飲んだこと)

英語で「ハア?」って言われたとき。

いつも読んでる島岡さんのブログが更新されないし、「ひょっとしたらまたグラント書いているのかしら?」と思っていたら、更新された。 なんでも 「ハーバード でも通用した研究者の英語術 」を出版したらしい。 タイトルを見る限り、役に立ちそうなので、また「お取り寄せ」することにする。 それにしても、ハーバードでPI (Principal Investigator 研究室のボス) としてやっていくのは大変だと思う。やったことないので想像つかないが。 それなのに、一体どこに本を書く時間があるので? ブログを書いている時間を割いて代わりに本を書いているので? 私もブログでもっと役に立つことを書いたほうがいいかしら? そしたら出版のお誘いが来るかしら? でも、役に立たないことを書くの好きだしなー。 さて本題に入って。 英語でしゃべったとき、相手に「ハア?」って言われた時は、以下の3通りある。 1.英語がまずくて通じなかった。 2.相手が他のことを考えていたとかで、こっちの話を聞いてなかった。 3.耳が悪くって、日本人の声じゃ聞こえなかった。 普通日本人はは1のように「あ、私の英語がまずくって通じなかったんだ」と思ってしまうが、他の可能性もあるので、気にせずもう一度しゃべってみよう。 3の可能性は大いにある。なんたって「アメリカ人は皆難聴か?」と思うぐらい大きな声でしゃべる。ボストン大学のバスで学生がいっぱい乗っているときなんかは皆大きな声でしゃべるので、こちらの頭が割れそうになるのである。同僚のフランス人は「あまりにもうるさいから、他のバスを使っている」と言っていた。 ドイツから来た時、アメリカ人の英語で単語が全部圧縮されて発音されるのには困った。だが、よく聞いていると日本人やドイツ人の英語の2倍早くしゃべっているわりに、情報は同じぐらいしか入っていないことに気づいた。要するに、別に必要のない単語が入っているのである。文章の途中に It's like, I was like, I mean, とか、あってもいいけど、なくてもいい単語がいっぱい入っている。(あってもいいけど、なくてもいいのでいちいち訳さないことにする) 特に大学生(学部生)はひどい。ある日注意して英語を聞いていたら、文章一つ一つに"it's l

アメリカ人って実はアルコールが怖いんじゃないかと、思うこと

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今日は、全然関係ないようで、実は関係があるという話からスタートする。 ただいま友人の車でParallel Parking(縦列駐車)の練習中である。今のところどこにもぶつけてない。 練習している理由は、私の Mass ID (マサチューセッツ州が発行する身分証明書)が誕生日で切れたからである。Mass IDは酒屋に行ってアルコールを買うときとか、バーやレストランに行ってお酒を飲む時に使うのであるが、それの期限が切れたのである。もう一度Mass IDを作ってもいいが、運転免許証をちゃんと作るべきだろうと思って、運転練習中である。 この前のスキー終わった後に、スキー場のバーで飲んでランチを食べようと思った。友人達と一緒にバーに入り、飲み物と食べ物を注文しようとしたら、「ID見せて」と言われた。「このIDは期限が切れてるから、あなたにはお酒は出せないわ」と言われた。それどころか、「あなた達にはこのバーではランチも出せないわ」と言われて追い出された。 おかげで、まずくて高いご飯を食べさせられた。 (T夫婦、ごめんなさいー) 怒! IDの期限が切れようが、誕生日に変化はないはずだぞ! この顔で20歳以下に見えるか? たかがスキーにパスポートかグリーンカード持って行くのもどうかと思うし! だいたい一般アメリカ人がグリーンカード見たことあるとは思えないし! さすが 禁酒法 の国。(禁酒法は1919年から1933年までらしい) 公共の場所でビール飲めないし。(←普通か。。。) 時々紙袋に入った瓶を持っている人がいたりするが、完全にアル中である。あるいは「こりゃアル中だ」と思われそうな人達である。 さてさて、シンシナティにうつっちゃった友人からメールが来た。 「やっぱりシンシナティはドイツ文化が強くて、美味しそうなソーセージ&肉屋があるよ。白ソーセージも売ってた。今週末はボックフェスティバルがあります〜。」 ぬぬ。白ソーセージ売ってるとは、シンシナティあなどれん。これは一度行って試食しなければ。しかもボックフェスティバルがあるとは。イースター(復活祭)も近いしな。じゃ、Oktoberfest(オクトーバーフェスト 収穫祭)があると思うので、その頃に遊びに行こうかしら? ボックビール。ドイツ語ではBockbierという。「ボックビールとは何か」

マンガ

Barnes & Noble (本屋の名前)に、なんと手塚治虫のブラック・ジャック英語版が置いてあったので、ぱらぱらとめくって見た。 Black Jack, Vol. 9 Osamu Tezuka 「ブラック・ジャック」と「火の鳥」は大好きなのであった。実家にちゃんと置いてある。 9巻に"Gift to the Future" (未来への贈りもの)という、全身性エリテマトーデスの話があった。 ストーリーをすっかり忘れたので「まさか!全身性エリテマトーデスの患者を、ブラック・ジャック手術するのでは!」と思って、読んでみた。 予想外の結末。(本当にストーリーを忘れてる私) さすがのブラック・ジャックも、手術はしなかった。残念。期待してたのに。 ドイツの本屋さん、 Hugendubel にも日本のマンガが置いてあった。 もちろんドイツ語版である。私はドイツ語読めないが、本屋さんは好きなのでよく遊びに行っていたのである。 ある日 浦沢直樹のMonster を見つけた。ご存知のとおり(って、マンガ好きしかわからんよなー)、Monsterの舞台はドイツである。それがドイツ語で書いてあると、妙な臨場感・すごみが出るのである。所により出てくるミュンヘンの場面とか「一体これはどこ!」と思って考えてみたり。。。。全く何やってんだか。 Monster, Vol. 1: The Perfect Edition Naoki Urasawa ちなみに上のリンクは英語版なので、間違ってもドイツ語版だと思って買ったりしないように。 そういえば途中経過および結末を知る前にドイツに行ってしまった気がするが、結末一体どうだったっけ?  しゃーないから英語版でそろえるか? でも、アメリカの英語のマンガ値段高いんだよなー。BookOFFで買いそろえて郵送したほうが安かったりして。 そしてもちろんアメリカでも、 のだめカンタービレ は手に入る。去年日本に帰った頃に、最終巻まで読んだ。満足満足。  1巻目か2巻目でフランツ・フォン・シュトレーゼマン( Franz von Stresemann )がミルヒ・ホルスタイン( Milch Holstein )という偽名で登場するが、そこで「Milch!」と受けた人は少数であろう。あとでちゃんと千秋が

靴を脱ぐ

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ドイツに行ったアメリカ人のブログ を読んでいて思い出した。 ドイツ人と日本人の共通点。 (それともヨーロッパ人と日本人の共通点?) 日本人は家に入るとき靴を脱ぐ。 ドイツ人も家に入るとき、靴を脱ぐ。 脱がない家もある。私はドイツでWG (Wohngemeinschaft, 英語と日本語でいうところのルームシェア、あるいはアパートメントシェア)をしていた。そこでは靴を脱がないことになっていたので、私の部屋だけ靴無しにしておいた。 だが、家によっては靴を脱ぐ。理由は簡単で、ドイツ人はきれい好きだからである。 私流ドイツ人の家の訪問の仕方 1.玄関の前には必ずマットが置いてあるので、靴をごしごしこする。これをやっているアメリカ人を今のところみたことがない。 2.出迎えてくれた友人の足元を見て、靴を履いていればそのまま、靴を脱いでいれば「靴脱いだほうがいい?」と訊く。私は靴は嫌いなので、遠慮なく(?)脱いでしまうが。 ミュンヘンは雪が多かったので、研究所の入り口の前にはマットではなくって金網みたいなのが地面に埋め込んであって、そこで雪を取るようになっている。そ うでないと、研究所の床が濡れて滑って危険。まあ、スキー場の建物の入り口みたいな感じですな。そして入り口に入るとマットが置いてあって、そこで靴をご しごしこする。ボストンでも雪は降るのに、そんな丁寧なことをやっている人はみたことがないので、まあお国柄かなーと思う。 アメリカのドイツ人のうちに遊びに行ったとき、靴を脱いでいたので「靴脱いだほうがいい?」と訊いたらスリッパが出て来た。 「スリッパだよ! こんなのアメリカでは(日本人の家以外)みたことないよ! 一体どこで手に入れたの?」って訊いたら教えてくれたが、忘れた。 アメリカ人は、ほとんどが靴だと思うが、いかがだろうか? 一つだけ靴下でホステス(招待してくれた人)が出て来たところがあるが、そこでは私は靴下、一緒にいたドイツ人も靴下だった。他のアメリカ人は靴と靴下とまちまちだった。 今日の教訓 靴で家の中を歩いてたら、掃除が大変だってば!

ヨーロッパ標準仕様

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昨日は、Netflixで借りていたChocolat(ショコラ)を観た。最後のほうの市長さん(村長さん?)のようにやってみたいと思ってしまった。 さて本題に入って。 私の愛するRitter Sport(チョコレート)のドイツ直輸入版をShaws(スーパーマーケット)で見つけた。見つけた時はシールが貼ってあったので、それを剥がして写真を撮ってみた。 9カ国語での成分の説明である。  写真をクリックすると、大きな写真が出てくる。ドイツ語が見あたらないが、たぶんカメラで取るのを忘れたんだろう。。。。。 よく考えたら、ヨーロッパの製品は全部こんな感じだった。日本製品でこのぐらいの気合いの入っているものは、たぶんカメラだけなんじゃないかな。 今日の教訓 日本製品をアジア仕様とかにしたら、日本語とー、英語とー、中国語とー、韓国語ぐらい? 過去のブログ ・ ドイツ人とチョコレート

まだまだ盛り上がる(?)洗濯事情

この前の「アメリカ人は洗濯物も干せない!」の文句ブログ、なぜか皆からコメントを結構いただき、お国の違いがでて楽しく盛り上がりました。どうもありがとうございました。くわしくは こっち 。 ということで、洗濯物干しの続き。 土曜日に友達と一緒にIKEA(アメリカ発音アイケア、ドイツ発音イケア、日本語発音イケア)に行ってきた。 そこで発見したのがこれ。 JÄLL Drying rack, floor  (写真つき) color: blue, white $6.99 かなり妥協。だって安かったんだもーん。でも羽も欲しかったな! 実は、あの後インターネット上を探しまくって、アマゾンで欲しい洗濯物干しを見つけたのだ。 Hills Expanding Indoor Clothes Drying Rack Clothesline  (写真つき) $53.00 + $13.95 shipping たかっ! IKEAの洗濯物干しに、さっそく洗濯物を干してみた。  前のよりも場所を取らない。感動。でもプラスチックの部分があるから、きっとここから壊れるな。。。。。。 今日の教訓 とりあえず洗濯物干し問題、解決 過去のブログ ・ なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その16 アメリカの洗濯事情(+暖房事情)