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しそがぽーるとEngrish

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「しそがぽーる」は私のお気に入りHPだ。 http://www.sisogapore.com/ を見てみよう。 「シンガポールで見つけたアジアの変な日本語」 ンとソの違いはもちろん!シンガポールの人たちにはわからない。 従って、シンガポールは「シソガポール」になる。 「ホソダのFit]は「ホンダのFit」の間違い。 このような日本語の間違いは、ボストンの中国系スーパーマーケットでもよく見つかる。「しそがぽーる」に投稿しようかと思うぐらいだ。それとも、「しそがぽーるボストン支部」か? 例。 寿司巻きを購入した。 おもてには、「寿司巻き」と書いてあるが、やや旧字体である。 裏には、なんと!!!! 「フォーク以外での使用は避けてください」???? 「ビスケット」と書いたものを発見した。だが、中身は粉だ。 よく見ると、White pepper (胡椒)と書いてある! おいおい、日本の子供がビスケットと思って食べたらどうするんだよ。。 というぐあいに、中国系スーパーマーケットは行くだけで面白い。 カメラ持参で行くべきだ。 アメリカに占領された日本が、英語をクールだと思って書くのと同じように、今豊かになった日本の文字がクールになってるんだろうなと思った。 そんなことを思っているとき、研究室のアメリカ人が私を呼んで言った。 「ねえ、これすごく面白いよ」 見せられたのは、Engrish.com http://www.engrish.com/ おお! 「(日本で主に見られる)アジアの変な英語」 半分はなぜ載っているのかわからん(英語力不足のため)。だが、面白い。 特にこれはまずいでしょう。 http://www.engrish.com/detail.php?imagename=engrish-for-boys-girls.jpg&category=Signs/Posters&date=2005-12-13 やはり「英語のしゃべれる日本人」を目指すべきか? それとも、このままいくべきか。 べつにこのままいってもいいんじゃないかと思ってるのだが。 大体アメリカ人は別の言語習得できないしー。 シンガポールの人たちが、変な日本語に不安になって日本語勉強に力をいれるとは思わないしー。 今日の教訓 中

パーティ

隣の研究室はパーティが大好きだ。 みんなの予定が合わなくてクリスマスホリデーのパーティが出来なかったと言うことで、今日パーティがあった。 「ブルータスがシーザーを殺したのを祝う日」というのが名目。 なんのこっちゃ???? どうもつたない英語力で聞いたところによると、3月の真ん中にブルータスがシーザーを殺したらしい。 だが、なぜそれをアメリカ人が祝うのかは、まったく不明に終わった。 あんまり聞いた事ない種類のパーティだからかな、きっと。 しかしパーティは結構本格的である。 紙製のトーガを着ている人達もいる。 箱と紙と鉛筆がおいてあって、「ブルータスになりたい人は名前を書くこと」と書いてある。 そこから秘書さんがこっそり一人選び、その「ブルータス」は、シーザー(大ボス)を短剣で刺さなくてはならない。 ただし、クッキーの短剣。 ワインはあるし(実験途中に酔っ払うといけないので飲めなかった)、おいしい料理はあるしで、なかなか楽しかった。 いやはや、各国変なパーティがある。 今日の教訓 パーティには必ず参加する。

Sushi

研究室の近くのすし屋に大ボスに連れられて行って来た。 Sushi & wine shop「Seiyo」 http://www.seiyoboston.com/ 中国人経営のすし屋である。 実はこのすし屋、4日前に友人と一緒に行って来たばかりだった。 その時の感想は、「おいしくない! ネタが乾燥してる! やっぱり日本のおいしい寿司が食べたいねー!」というものだった。 今日誘われて、「うーん、日本のほうがやっぱりおいしい」とかいいつつ、ついて行った私である。 今日の感想は、「なるほど。悪くないじゃない」というものだ。 さてなぜか? この前は、きちんとした寿司を頼んだ。 きちんとした寿司というのは、シャリの上に寿司ネタが乗っているやつ。 こうすると、ネタとシャリで勝負することになる。もちろん、日本人の舌(しかも海の近くで育った私は新鮮な魚にうるさい)に合わない。 今日みんなで頼んだのは、巻き。 これは全く別物だ。かっぱ巻きとか鉄火巻きとか、そういうシンプルなものではない。 例えば、カルフォルニア巻きは、日本ではお目にかかれない品物だが、結構おいしい。カニ(カマ?)とアボガドとキュウリを巻いている。 今日のメニュー。 Alaskan Maki サーモン、キュウリとアボガド Una-Avo Maki うなぎとアボガド巻き Teriyaki whitefish Maki 白身魚の照り焼きにスパイシーマヨネーズとホタテ貝柱巻き Dragon Maki 海老のてんぷらとキュウリ、貝割れ大根をうなぎとアボガド、とびこで巻いたもの Red Dragon Maki スパイシーなツナをマグロ刺身とねぎで巻いたもの この手の、日本にはありえない巻きが28種類ある。スパイダー巻き、キャタピラー巻き、アリゲーター巻き。。。。。 これらのものは、ネタとシャリで勝負しない。 口に入れたときの絶妙のハーモニーで勝負しているのだ。 どう考えたって、日本以外のところで、安く新鮮なネタを手に入れるのは不可能だ。 もちろん、日本人並みの寿司を作るのも大変だろう。 そしたら、日本人には思いつかない方法で、味で勝負するしかない。そのへんに、料理人の心を感じた私であった。(正確に言うと、作っている人達はバイト君 達だと思うので、メニューを考えた人)

風邪をひきました

風邪をひいてしまった。熱がでて長引いているから、たぶんインフルエンザなんじゃないかと思うが、昔から医者に行こうと思わない性格なので、家で寝てい る。 風邪でドイツのボスを思い出したこと。 日本では「偉い先生は冗談なんか言わない」なのは、常識だろう。 なので、ドイツのボスが冗談を言うのにはびっくりした。私はボスに「日本の教授達は冗談なんか言わないから、びっくりする」と言った。 喜んだドイツのボスは、私にことあるごとに冗談を言った。 ということで、風邪ネタ。 ドイツのボスが風邪をひいた。そのすぐ後で、私が風邪をひいたが、咳が出るだけで、熱はないので働いていた。 だが、その後研究室中の人達が高熱で寝込んでしまった。 それを見たドイツのボスは言った。 「You made a Japanese mutation!(お前日本変異型ウイルス作っただろう!)」 つまり、ボスからもらったウイルスを私が変異させて、ドイツ人にばら撒いたということ。 日本型ウイルス(?)なので、ドイツ人には新種であり、重症になったらしい。 今から2年前、鳥インフルエンザは中国あたりで、まだ鳥しか罹っていなかった時期の話。 また別の時に風邪を引いたとき。こっちはジョークの話ではないが。 私が「風邪ひいた」と言ったら、ボスは「ふむ」という顔をしたのち、何か探し始めた。 そして、クリーンベンチから滅菌済みのガラスピペットを取り出し、「口を開けろ」 いきなり診察。 そして、「喉は腫れてない。インフルエンザじゃない」と言った。 そっか、そういえばボス、日ごろ研究しかしてなかったから気づかなかったけど、実はお医者さんだった。 しっかし、ボスに診察してもらった日本人というのは、本当に珍しいに違いない。 このドイツボス、名言がいっぱいあるので、ひょっとしたら「ドイツボスと私」とでも題して文章書こうかしら。 もうすぐ退官されるとのことので、記念に渡すと喜ばれるかもしれない。

論文のタイトル

今論文を書いている。 いつも問題なのが、論文のタイトルだ。 これをきちんと考えないと、読んでもらえない。 例えば、論文をインターネットで検索するとしよう。200件ぐらい出てきたとしよう。 するると、まずタイトルを読む。 面白くなさそうなのは、その時点ではじかれる。20件ぐらいになる。 次にAbstract(要旨)を読む。 そして、論文自身を見る。 ドイツの私のボスは、私の論文を書くときに言った。 「まず、タイトルからだ。タイトルを考えろ。セクシーなのがいい! セクシーなやつだ!」 偉い教授がそんなことを言うのでずっこけそうになったが、それだけタイトルは人の気を引くものを考えないといけないということだろう。 今日の教訓 タイトルはセクシーなものをつける