今回のNEファイナンス勉強会の第2部は「節約術」だった。アメリカに来てから3年間の節約情報を集めたら結構いっぱいあったので、パワーポイントでスライドを作って発表してしまった。 ちまちまとした節約術も、いっぱい集めると凄みが出てくるらしい。そういうことで、みんなで楽しくわいわいと騒ぎながら節約術で盛り上がっていた。 ひとつ念のため書いておくが、私は貧乏インストラクターだが、食うに困っている訳ではない。(ボスに「食うのに困ってないか?」と冗談で聞かれたときも、ちゃんと「太らないぐらいの食料を買うお金はあるよ」と冗談で返すぐらいである。) ただ、 「情報を知っていれば払わなくてもいいものを、知らないために払っている」 のが嫌いなだけだ。 日本では別に情報を知らないとソンをするということはあまりないが、アメリカでは本当にソンをする。 私がよく読んでいる渡辺千賀さんのブログエントリー 「処方薬はCostcoで買わないと負け犬」 にもあるように、処方薬に3から20倍の値段の差があるらしいし、同じく千賀さんのブログエントリー 「バカがバカにされる国アメリカ」 によると、電話代に至っては100倍の差があるとのこと。 まさしく、バカがバカにされる国アメリカである。 節約術なんていうのは、とりたてて自慢するものではないのだが、いろんな裏ワザを紹介していたら、あっちからもこっちからも裏ワザが紹介されてきて、本当に盛り上がった。特に「航空券をいつ買うのが一番安いか」という話で盛り上がったときは、参加者20人ぐらいのうち6人ぐらいが一斉にメモ。 節約術で浮いたお金で iPhone を買ったり、 ナパバレー でワインをたらふく飲んだりとか、節約術を紹介した人は「結局節約になってない」と言うが、なんのなんの、どこかに無駄に払っている分を自分で調べて節約して欲しいものに還元しているんですから、いい使い方じゃないですか! 今日私は「中古で欲しいものを買い、いらないものを売る」という話でエアコンを売る話をした途端、参加者の一人が「エアコン欲しいです」と言ってきた。私が 「エアコンはもう売る人が決まっているので売れません」と言ったところ、他の参加者が「エアコンうちに2つ余ってますよ。いります?」と言って交渉成立。 節約できてみんな幸せ。 日本は中古で物を買うという習慣があまりない。しかしドイツでは中古