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Kunst und Musik (芸術と音楽) その2 オペラ

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ドイツに行く前にコンサートのチケットを購入しようとして失敗し、友達に頼んだ話 は前に書いた。 友達、見事にチケット購入を忘れてくれた。 別にいいけど。 逃したのは、これ。 Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks Mariss Jansons Donnerstag | 27. November 2008 | 20.00 Uhr Wolfgang Amadeus Mozart  Symphonie Nr. 36 C-Dur, KV 425 ("Linzer") Anton Bruckner  Symphonie Nr. 4 Es-Dur ("Romantische") バイエルン放送交響楽団 指揮 マリス ヤンソンス 「おお、すごい! なんて物を逃したんだ! もったいない!」と思った人は、かなりのクラシックオタクだと思う。 しっかし、いっぺんバイエルン放送交響楽団聴いてみたかったのに、残念。 しゃーないなー。 またミュンヘン行くか! チケット購入に失敗したので、今回はどのコンサートにも行く予定がなかったのだが、 ドイツボスとクラシックの話 をしてたら、行きたくなった。 そこでオペラのチケットを買いに行く私。 ポスドクの給料の関係で、立ち見席(14 Euro) 。 だって、座る席が高いのしかなかったんだもーん。 74 Euroも払うだけのお金ないもーん!  日本人には「立ち見席なんか買ってないで、せっかくだから一番良い席を買いなさい!」と言われそうなもんだが、そんなわけないのである。 ドイツで2年暮らした私には、オペラはそんな特別の物ではなくって、普通の日常だったのである。 「今日はオペラ行ける時間があるわ」、と思ったら、朝からちょっとおしゃれな格好してラボに行き、そのままオペラ座に行ってチケット買ってそのまま見る、みたいな生活していたのである。あるいはミュンヘン・フィルハーモニーのあるGasteigにふらっと行くか。 上の文章はもちろん自慢である。クラシックオタクなら、泣いてくやしがるだろう。  くやしかったらドイツに留学してください。 あるいはなるべくヨーロッパの学会に行って下さい。 そういうことで、前日にオペラのチケットを買って、次の日オペラである。 B ayerische

Kunst und Musik (芸術と音楽) その1 カンディンスキー

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さてさてさてさて、 ドイツでのセミナーも終わって、ひまひまだった私は「今Kandinsky(カンディンスキー)展やってるよ」とドイツ人の友人に言われて、行ってきた。 WASSILY KANDINSKY LENBACHHAUS MÜNCHEN 25/10/08 22/02/09 (ヨーロッパは日/月/年の順に書く。アメリカは月/日/年 日本は年/月/日 ああややこしい) 私は、 カンディンスキー 大好き。金曜日で、遊んでくれる友達もいないし、一人で Lenbachhaus (レンバッハハウス)まで行った。(その前にクリスマスマーケットで Glühwein を飲んだのは言うまでもない。) Kandinskyは昔ミュンヘンにいた。それなので、結構ミュンヘンに絵があったりする。 今回はカンディンスキー展ということで、Lenbachhausはいろいろな所からKandinskyの絵を集めていた。 Lenbachhausからの出展はもちろんのこと。 ニューヨークの Guggenheim museum (グッゲンハイム美術館)とか。 パリの Centre Pompidou (ポンピドゥー・センター)とか。 Guggenheim museumにこんなにあったとは知らなかったよ。 さては見せずに隠していたな(笑)。 なかには、個人の持ち物というのもあった。Kandinskyの絵、個人で持ってみたいもんだ。  もう、本当にKandinskyの絵がたくさん集められていたので、描いていく絵が驚くほど変わっていく様を見ることができた。初期の頃は、 「ゴッホの真似 ?」 みたいな感じだけれど、それが 定規とコンパスの絵 になっていって、最後のほうなんか、もう宇宙人が頭の中に住んでいるに違いない思うほど。 こんなん とか、 こんなん とか、 こんなん とか。 (↑どういう感想もっているんだか) とにかく、たくさんのKandinsky見て満足した。当分Kandinskyいらないぐらい見た気がした。 今日の教訓 次はなんとしてでもパリの Centre Pompidou に行く! 過去のブログ ・ 美術館をほうぼう回った結論は

ドイツとご飯と飲み物と

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さてさてさて、ドイツに着いた次の日に友達とrestaurantに行った。  もちろんビールは Augustiner! 友達ともちろん Helles (0.5 L)を頼んで、飲んだ。 おいしいー! どうしよう、もう私 Samuel Adams なんか飲めない。 こりゃ困ったことだ。 アメリカに来てからビールをあんまり飲まなくなったと思ったら、そういうことだったらしい。(つまり私の好みに合わない) アメリカのBudweiserなんか飲めない。 あれは希釈されたビールだ。 こりゃ困ったことだ。 ぬーーー。 ドイツを去ったことを後悔。 WikipediaでHellesの説明を見つけた 。 転載始まり。 ヘレス (Helles) は、 ドイツ の ミュンヘン で製造されている ビール の スタイル 。明るい金色で、 ピルスナー と同じくやや ホップ の香りが抑えられており、より多く 麦芽 の風味が含まれている。海外でもっとも有名なブランドはレーヴェンブロイ (Löwenbräu) であるが、地元ミュンヘンでは7つあるミュンヘンのヘレスブランドの中で最も低い評価であるとしばしば考えられている。ミュンヘン自体で最も著名なのは、 1328年 創業で現在も同市内で営業を続ける最古の醸造所、アウグスティーナ・ブロイ (Augustiner Bräu) であるとされる。 転載終わり。 そういえば昔友達が、「Löwenbräuなんて。。。。」って言っていたわ。 さて、今回の食べたものリスト。 Schweinebraten. Bratwurst(焼きソーセージ) 友達が作ってくれた。 Marienplatzにある Donisl でWeisswurstを注文しようとするが、またも「ない!」と言われて、泣く泣く Gulasch を頼む。 でもGulaschも全然おいしい。 後は、Karlsplatz (Stachus)のアイススケートリンクの所で焼き豚サンドイッチを注文。 学食ランキングもやっぱり同じで。 日本の大学の学生食堂>ドイツのMensa>>>>>>>アメリカの学食 ちなみに、ケーキも美味しい。 そんなにバターじゃないし、砂糖の塊でもないし。 なんておいしいんだーーーー。 アメリカ人って、一体なにしてんだーーーー。 その辺で買った海老入りサンドイッチも美味しい。 買ってきてゆでたWei

2つのセミナー、つつがなく終了

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休暇が、だんだん休暇ではなくなったこと の続き 上のブログを書いた直後に「私もセミナーしました!」という学生さんからコメントをいただきました。くわしくは、上のブログのコメントを見てください。 博士課程の学生さんが、ドイツでセミナーして、旅費ちゃんともらったらしいです。 ドイツっておおらかだわ。 学生およびポスドクの皆様、この学生さんを見習ってセミナーしてタダでドイツへの旅費をもらいましょう。 CVにも書けて一石二鳥です(笑) ちなみに、私はいろいろな関係上マイレージで行きましたが、マイレージで得た航空券の税金分を払い戻してもらう手続きをしてきました。 今後も「セミナーするし!!!!!!」と言って旅費もらおっと。 って、ここまで書いてブログアップロードしたら、訂正コメントもらいました。 正確には、学生さんはドイツ内での旅費をもらったそうです。 詳しくは下のコメントを。 さて2つのセミナー、無事終了しました。 最初のセミナーは11月24日にMarburg(マルブルク  マルブルクウィルス で有名らしい)大学で行いました。 マルブルクの駅(Hauptbahnhof)まで迎えにきてくれた元同僚に、「どんな人が聞きに来るの? ポスドクとかいる?」と聞いたところ、「学生ばっかりなんだ」との返事が来ました。しかも学部生もいるらしい。 先にメールで聞いたときに教えてほしいところです。 学部生までいるなら、 もっとバックグラウンドを丁寧に教えたのにと思います。 今回のターゲットは「Toll-like receptorをものすごくよく知っているけど、SLEはちょっとかじった人達」の予定だったのです。 それでも構わず(というか、仕方なく?)強行しました。  途中でしゃべるのも(聞いてる学生も)疲れてました。 はーーーー。 元同僚2人に、20個ぐらい質問もらいました。  その後研究室を見せてもらい、いろいろしゃべって元同僚2人と一緒にマルブルクのAltstadt(旧市街)へゴー! 皆でビール飲んでWiener Schnitzel(子牛のカツレツ・・・・だったと思う)を頼んで楽しく「今何やってるの?」としゃべりました。 その次の日マルブルク観光をしてからMünchen(ミュンヘン)に戻り、11月26日水曜日に元の研究所でセミナーをしました。 朝から研究所に行って、一日のスケジュールをもらいま

休暇が、だんだん休暇ではなくなったこと

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下の文章はドイツに行く前の、11月14日に書いたものです。 我ながら、あわてぶりが楽しいです。 ------------------------------------------- Thanks giving(感謝祭)の休暇というのがアメリカにあります。 その間に私はドイツのミュンヘンに行ってきます! Turkey(七面鳥)よりもドイツのソーセージのほうが好きだし。 クリスマスマーケットもあるし。 グリューワインもあるし。 ドイツに行く本当の理由は、ドイツでお世話になった先生がついに退官してしまうことです。 12月で、少なくとも研究所長はやめてしまうらしいです。 研究所長をやめると、グループリーダーなどは皆分散してしまうようです。  グループリーダーが分散すると、私の友達とかも皆散らばってしまいます。 ですので、「先生が退官する前に遊びに行くし」と連絡をしました。 そしたら、先生から「お前 SFB456 のセミナーしろ」と返事が来ました。(SFBはグラントの名前だと思います) ぬぬ! SFBのセミナーとは、もしやあの、1時間しゃべるやつですか? 普通グループリーダーとかPIとかがしゃべるあれですか? 来た人みんないい仕事してましたが? そんな格調高いセミナーにインストラクター(ポスドクよりもちょっとマシなポスドク)がしゃべっていいんですか? っていうか、私1時間しゃべったことないんですけど! (正確には50分+質疑応答) すごいありがたい話ですけど、大丈夫でしょうか私。 それとも、引退間近でドイツボスやりたい放題? ということで、1時間セミナーする準備をひーひー言いながらやっております。 島岡さんの教え(くわしくは、実験医学を読んでください)に従って、時間を半分に分割し、2つの話をすることにしました。 1時間セミナー、練習するだけで疲れます。もちろん英語です。ドイツ語ではありません。 これ、絶対PIになるためのジョブハンティングの前に経験しておくべきです。 しかも、その後秘書さんから連絡がきて、「グループリーダーとのミーティングを設定するけど、何時ごろミュンヘンに来る?」ときかれました。 おおーーー!!!! 本格的。 ボストン大学のセミナーもそうですが、セミナーしに来た人はPIとのミーティングをします。 PIはデータを見せて、ディスカッションします。 大丈夫ですか