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TOEFL受けてきた

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3月7日土曜日にTOEFL受けてきた。 前受けたときは学生の時で、「前で英語で説明しているお姉さんの言っていることがわからなかった」レベルだった。 私の英語のリスニングレベルは結構ひどい。ドイツにいるときは、 Bayern 3 というドイツのラジオを聞いていた。アメリカに来て初めて、Bayern 3ではドイツ語の曲のみでなく英語の曲+その他の言語の曲が流れているのに気づいたのである。  今回受ける理由は、 ・アメリカに4年ぐらいいるけれど、私の英語って一体どんなもんなんだろう ・テストでも受けなきゃ英語なんか勉強しない(というか、テストを登録しても勉強しない) ・CV(履歴書)に書いてみたい。(「CVに書けないほどの点数だったら一体どうするんだ」という突っ込みはしない) というもの。 大昔高校生の時は、どうやってあんなにガリガリ勉強できたんだろうと、よく考えてみた。高校生の時には定期的に試験があったから勉強したわけである。試験がなかったら勉強なんて全くしない。そして試験の点数がないとやらないのである。私の場合、達成感がないと苦痛なことはやらないのである。英語嫌いだし。 実は去年にも受験料払ったんだけれど、なんとパスポートを忘れ、受けれなかった。自分の国以外の人は、パスポートを持ってこないと絶対受けれないという規則になっているらしいが、そんなことは気づかなかった。 飛行機でさえアメリカ国内であれば運転免許証やMass ID(マサチューセッツ州の発行している身分証明書)を見せれば乗れるのに、TOEFLは受けれない! (ちなみにもちろん飛行機に乗るときはパスポートは持っていくが、面倒なので見せない)  2008年のEconomic Stimulus Payment(経済刺激策の一つ)のあぶく銭を使ってTOEFLの受験料を払ったが、本当にあぶく銭になった。まったく、大ボケすぎる。 懲りずにもう一度受験料を払い、TOEFLを受けた。朝7時半集合8時開始。でもいっせいにではなく、まず「受験の内容を誰にも言わない」という契約書にサインをさせられる。その後パスポートを見せて一人ずつ登録して、しかも写真まで撮って、メモ用紙と鉛筆2本を渡される。その後コンピューターに案内される。 まるでアメリカのPassport control(入国審査)だよ。 指紋は取られなかったが。 試験の構成は

大雪

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今日はSnow stormだった。朝起きて外を見たら、雪が雨のような速さで降っていた。最大15インチ(38cm)積もるという予報だったので、ものすごく期待していたのだが、そんなに積もらなかった。 残念。 朝から大学閉鎖のメールが来ていた。 用のない人は休んでいいらしい。 それでも研究室に行ったら、全員勢ぞろいしていた。 何があったんだ一体???? そして、研究室に行く途中のOrange LineのMass Ave.駅の近くで、 クロスカントリースキー でMass Ave.を横切っている人を発見した。 出勤だろうか。。。。。。。。 写真を拡大すると、クロスカントリーの跡が見える。 今日の教訓 私もクロスカントリースキー買おうかしら。 

大学で教わってこなかったこと 人脈のちから

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日本の某私立大学出身の人と「大学の時にどんな形式の試験があったか」という話を昔したことがある。 日本の某国立大学(私の大学)の場合、 A3の真っ白な紙(わら半紙)を渡される。 もう一つ小さな紙を渡される。こちらには3問問題が載っている。 A3の紙に、自分の名前もろもろを書き、3問の問題に対する答えをひたすら書く。裏も使っても良い。 某私立大学の場合、 マークシート こんなに違うんですねえ。大学によって!  さて、某国立大学出身の私であるが、全然大学で教えてくれなかったことがある。 人脈の力である。コネ力である。 私の某国立大学と某私立大学ではこの辺、差があると思う。  それとも私が世の中人脈とかネットワークが必要である、ということを知らなかっただけか? 私の場合、コネというと「お代官様、どうぞ食べてくだせえ」と裕福な商人のおっちゃんが菓子箱を渡して、蓋をあけると小判がいっぱい入っている、というイメージが出てくるのである。きっと私だけだろうと思うが(笑)。 けれど、人脈というのは、もっと違うものなのである。 要するに、知らない人よりも会ったことがある人のほうが仕事がしやすいということだろう。 どこの馬の骨かわからんやつよりも、ちょっとでもどっかのパーティで会ったとか、学会でしゃべってみたとか。あるいは、「この人結構いいよ」と言われて紹介された人とか。 紹介した人が、信用がおける人だったら、「あの人が紹介しているんだから大丈夫かも」と思うわけである。 本田健「 コミック ユダヤ人大富豪の教え② 」によると、 ・いいチャンス、情報、お金は人を伝ってやってくる。 ・自分よりも少し格上の人と付き合って頑張っているうちに、自分の格も上がってくるらしい。 他のこともいろいろ書いてあったので、興味があるかたは読んでください。 友達から聞いた名言。 10回のメールより1回の電話、10回の電話より1回の面会、10回の面会より1回の飲み会 そういうことで、いろんなところでネットワーキングが必要なのであった。  今日の教訓 人脈の力を軽くみてはいけませんぞ。 過去のブログ ・ Workation (あるいはWorcation) その2  (学会に行く話) ・ 怒涛の「研究者のためのネットワーキング」  (第1回 研究者のためのネットワーキングについて) ・ プロ研の宣伝 ネッ

おそるべきストリートパフォーマンス

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だーいぶ前に友人に教えてもらったネタだが、思い出したので、ブログにします。 Washington Postの記事です。英語をくじけずに読める人は、読んでください。 Pearls Before Breakfast Can one of the nation's great musicians cut through the fog of a D.C. rush hour? Let's find out. 直訳すると、「朝食の前の真珠」  日本ではあんまりないけど、ドイツとかではストリートパフォーマンスでバイオリンとか弾いている人がよくいます。 アメリカの場合はクラシック音楽ではないけれど。 まず、下のYoutubeビデオを見てください。 音を聴いて、「おお、これはただものではない! どう考えてもシロウトではない! 誰だ一体!」と思った人は、結構クラシック音楽ファンかと思います。 だいたい、ストリートパフォーマンスでバッハの「シャコンヌ」を弾けるところからも、ただものではありません。 それなのに、誰も気にせず通り過ぎていきます。 そして、ほとんどお金をあげる人もいません。 この演奏者は、結局43分間演奏したらしいです。 その間1,097人の人が通り過ぎたらしく、得たお金は$32.17。 約3200円。 さて、このただものではない人は一体誰でしょう。 答えは、 Joshua Bell ( ジョシュア・ベル ) オフィシャルホームページは こっち 。 のけぞった人は、かなりのクラシックファンだと思います。 誰かが、Joshua BellにワシントンDCの地下鉄の駅で演奏することを提案して、なんとJoshua Bellは承諾したそうです。それで、こんなふざけたことが実現。 本人は、誰も自分の演奏に関心をもたないことにびっくりしたらしいです。  しかも、ただのコインではなく、1ドル札とかをもらったら、うれしかったらしいです。 興味のある方は、我慢して上の英語の記事を読んでください。 記事にはもっと詳しいビデオが3つ入っています。  Joshua Bellがボストンに来ることがわかったら、私にコメントなりなんなり書いて、連絡ください。いっぺん聴いてみたい。 今日の教訓 私もJoshua Bellの地下鉄パフォーマンス聴きたかったなー!

Lang Langのコンサート

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今日は Lang Lang のコンサートに行ってきた。  プログラム Schubert  Piano Sonata No. 20 in A Major, D. 959 Bartók  Piano Sonata, Sz. 80 Debussy  Selections from Préludes, Books 1 and 2 Chopin  Polonaise No. 6 in A-Flat Major, Opus 53, “Heroique” ひさしぶりにピアノのコンサートである。 オーケストラとか、オペラはよく行っているが、ピアノだけのはひさしぶりである。 そして、ピアノだけのコンサートは楽しめないことが、今日判明した。 理由は、どうも私は昔ピアノ弾きだったからのようである。 ぼーっとシューベルトのピアノソナタを聴いていて、4楽章になったら、「あ、これ弾いた気がする。。。。。。。。。」 よみがえる悪夢。ピアノの練習きらいだったのだー! そしてシューベルトが終わるとなぜかピアノが交換される。そんなの初めて見た。  バルトークは「ようやる」って感じ。 なぜか譜めくりする人がいた。業界ではこれを「譜めくリスト」と言う。私もLang Langの譜めくリストになりたい。 ショパンの英雄ポロネーズは、どうもLang Langお気に入りの曲らしく、途中で足踏みしながら弾いていた。 あーあーー。 録音してたら、足踏みの音消すの大変だろうなあ。 そして、最後にアンコール曲があり、それはショパンの練習曲3番、通称「 別れの曲 」。 それも弾いた覚えがあるぞ! 途中でクソ難しいところがあって、それを終わるたびに「はーーーー」と一息いれていた気がする。 指を延ばさないと届かなかったりするので、時々指がつっていた気もする。 それをLang Lang一気に弾いていた。(←自分と比べるなって) ショパンの英雄ポロネーズは、どうもLang Langお気に入りの曲らしく、途中で足踏みしながら弾いていた。 あーあーー。 録音してたら、足踏みの音消すの大変だろうなあ。 そして、昔ピアノ弾きの私は今はヘ音記号が読めなくなっているのであった。 そしてまたアメリカの文句だが! 最初のシューベルトの曲の1楽章が終わったあと、拍手。 そこは拍手するところではないぞ! Lang Langの名前だけで来ただろうが!