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The Jackson Laboratory

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思い出したようなトピックだが、Labor Dayの3連休(9月5−7日)にメイン州のAcadia National Parkにキャンプに行った。 今回一番うれしかったのはここに行ったことである。 The Jackson Laboratory わかる人だけわかるようなネタだが。 まあ、私のような研究者の場合は、Apple Computerの本社に見たとか、Googleの本社を見たとか、NIH( National Institute of Health )を見たとか、そういう類いのものである。 今日の教訓 いいでしょ!

人間力英語術

島岡さんの本「 やるべきことが見えてくる 研究者の仕事術 」があっちこっちのブログでネタになったり、さらにアマゾンでは売り切れになっていたりする。アマゾン、売れないと思ったら甘いですよ。  島岡さんのブログ をGoogle Readerで読んでいる人は今日の時点で1178人なんだから。 本には「その9 日本人中年男性研究者のための英語力向上戦略:人間力英語術」というのがある。そこから引用。 ボストンでの私の経験では、世界中の非英語圏から米国に来る研究者が英語でのコミュニケーションに苦労するリスクファクターは4つです。 第1に日本人、第2に男性、第3に30歳以上、第4に立食パーティは苦手。 と、ここまで読んで笑い出してしまい、蛍光ペンで線を引いてしまった。 やった! 私は日本人だが女性だし、27歳でドイツ行っちゃったし、立食パーティ大丈夫だし。でも立食パーティのどういうところが苦手なんだろう? さらに私が勝手にリストに付け加えると、 第5に日本人の家族持ち(奥さんも子供も日本人)、第6に日本人のいる研究室に所属、第7に週末は日本人と一緒にいる。 ここまでくると、アメリカにいるのか日本にいるのかわからなくなってしまう。当然英語をしゃべる機会がなくなるのである。 私がドイツに行くことになって親と飲んでいたときに、親が「30歳前に行くのなら、英語もうまくなるだろう」と言っていた。私の個人的な意見では25歳以下だったらドイツ語も習得できていたのではないかと思う。なんちゃってドイツ語ではなく。ちなみにこの「親」が私たち子供たちに恐怖の英語レッスンをほどこし、私を英語嫌いにした張本人である。土曜日の夕食のたびに、いかに親の注意をそらしレッスンを延期させるかが子供たちのテーマであった。まあ今も英語嫌いだけれど、恨みは薄れたので時効であろう。 話を恐怖の英語レッスンから本に戻す。 英語は私の永遠のテーマであるから、この章は興味深いのであった。ネイティブスピーカーとしゃべらないとか、英語のニュースを聞いたり英字新聞を読んだりしないとか。。。。でも一番面白かったのは、人間力英語術の実践法、の「正攻法」のほうではなく「裏技」である。引用する。 会話はキャッチボールなので聞くのと同じ以上に話さないとコミュニケーションの力はつきません。では、どうすればよい

旅行 後半 スペイン・マドリード編

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旅行 前半 フランス・ボルドー編 の続き ボルドーの後はスペイン・マドリードに戻った。ドイツ・ミュンヘンにいたときのスペイン人の友達がマドリードに戻ったので、会いにいったのである。 ちなみにスペイン人も英語がまずいらしい。最初にマドリードに降りてボルドーに行くときの飛行機にのるときに、「この飛行機はどこから乗ればいいの?」と空港の係員に訊いた。おじさんのした返事。 「×△○」(出口らしい表現) 人差し指で天井を指す。(上に行けという意味) 「ブス」(バス?) 「テ」 四本指を出して「クアトロ」 「外に出て上の階でバスに乗り、ターミナル4に行け」という表現であった。 そういうことからマドリードに戻ってきたときもドキドキしていたのだが、友達がいるので安心。友達の家族の所に泊まらせてもらった。 ちなみにお母さんもお父さんも英語が通じない。私の友達がいるときは、友達が英語からスペイン語の訳していた。しかし友達がいないときは身振り手振りである。身振り手振りは国際的に通じるかと思いきや、通じないこともあるのでご注意。 今回持っていった Lonely Planetのマ ドリードのガイドブック には、なんと簡単な会話とかが載っていない。ここに「アメリカ人が国外に行っても英語しか話さない」理由があるのかと思ってしまう。 マドリード観光の途中でLibreria Internacionalを見つけたので入ってみた。旅行用スペイン語ー英語の本を見つけたので購入。友達のご両親との会話を試みる。 私が今回習得したスペイン語は Gracias! (ありがとう!) ナダ (nada?)  (英語のIt doesn't matter 日本語でなんだっけ?) ペラ ペラ ペラ (「待て待て待て」らしい) ウノ ドス  ペロ Perro(犬) ヴィノ Vino(ワイン) ガンバ Gamba(エビ) スペイン語はともかくとして、観光の話。 到着した日は土曜日だったので、飲みに行く。みなスペイン人で、私の友達以外は英語がしゃべれない。でもそんなことは関係ないのであった。 そして変な英語もかいてあるが、そんなことも関係ないのであった。 マドリードは不思議な街で深夜でも人がいっぱいあるいていて店が開いているのだが公共交通機関は2時には終了する。ミュンヘンはマドリードよりも静かな街であるが、Partygä

Nobelprize.org

いつも実験でflow cytometry( フローサイトメトリー )を使った後思うことだが、自分専用の FlowJo dongleが欲しい。 My Dongle! ボスに「私専用のdongle買って」って、前も言ったけれど、もう一度言ってみようかしら。 シャア専用 みたいなものだよね。 シャア専用携帯 っていうものも存在することだし。この前ボスに「ラボに欲しい機械ある?」と訊かれたので「 LSRII 」って言ったら即却下された。  さて本題に入って。 ノーベル賞の季節だ。 その前にボストンでは イグノーベル賞 の授与式があって、 友達が見に行っていた 。ウィキペディアによると、 イグノーベル賞 (イグノーベルしょう、 英 : Ig Nobel Prize ) とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である。 だそうである。来年は見に行こうかしら。 さてノーベル賞のウェブサイトに行ってみた。 Nobelprize.org そこに Educational Game というのがあって、 The Immune System Game という物を見つけてしまった。 なんでも、傷口からバクテリアが入って増えてきているので、Macrophage( マクロファージ )の指導を受けながらGranulocyte( 顆粒球 )を動かしてバクテリアを除去しなければいけない、というのがミッション。 ついついゲームをやってしまうのである。下手なのでバクテリアがあふれてしまう。 くーーー Dendritic cell( 樹上細胞 )はどこ! と思ったらGranulocyteだけのレベルは終わって、次のレベルはGranulocyteとDendritic cellとmacrophageがちゃんと出てきた。MacrophageとDendritic cellのほうがGranulocyteよりもバクテリアをまとめて食べれるところに注目。 Gameの隣には、 The Immune System -in More Detail というのもある。全部の細胞の説明が載っている。ノーベル賞のウェブサイト、すばらし。 今日の教訓 Macrophageとdendritic cellのレベルの次はどの細胞が出てくるか、誰か教えて。

旅行 前半 フランス・ボルドー編

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島岡さんは「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術」でブログを書くことを勧めている。その中にあった「ブログのタイトルの決め方」から引用。 タイトルは自分の思うまま何でもよいが、Googleサーチして同じものやよく似たものがないか確かめましょう 確かめなくっても、誰も「海外研究者のありえなさそうでありえる生活」なんてタイトルつけないよー。 さて本題に入ってまず最初に言っておきたいこと。 ドルで給料をもらっている方、おいそれとヨーロッパなんか行ってはいけません。ただいま1ユーロは1.5ドル。目の玉飛び出るお値段。 最初に空港でチェックしておいてよかった。ぼけっと買い物三昧なんかしていたら大変な目に遭っていた。アメリカにいても貧乏ポスドクだけれど、ヨーロッパに行ったらさらに貧乏ポスドク!そして今もっとも強い通貨は日本円。。。。 おいそれとどこにも遊びに行けない。 さて今回の旅行は、昔の同僚(フランス人)に「博士論文発表をするから来てー!」と言われたからである。France Bordeauxである。日本人なら誰でも知っている(?)ワインの有名なボルドーである。 View Larger Map 貧乏ポスドクがなぜヨーロッパなんかにへらへら行けるかというと、 US Airwaysのマイレージ が50000あったからである。ならミュンヘンによって行こうかと思ったら、なんとミュンヘンはオクトーバーフェストの真っ最中で、マイレージは100000必要であった。泣く泣く(?)マドリードを選んで、そこからボルドーへの往復航空券を買ったのである。 今回の旅行でやったこと。 ・元同僚のプレゼンの練習に付き合い、チェックすること。 ・元同僚の発表を聞くこと。 発表40分間+質疑応答1時間20分で、聞いているほうが大変だった。普段はフランス語でやるらしいが、私のボスがThesis comittee(博士論文の審査員)なので、英語。フランス人もみな質疑応答は英語。ご苦労様。 ・ワインをランチでもディナーでも飲むこと。 ・一つの食事を2時間かけて食べること。だいたいテーブルに座っていてもウェイターが来ない。ウェイターが来てメニューを渡してから、かーなりたって注文をとりに来る。そしてそれからだーいぶ経ってから前菜登場。(この時点でテーブル座ってから30分経過) その後メインの料理が来る。食べ終わった後ウ