Posts

家のはなし

Image
はっと気づいたら、リタイアメント口座のほうが普通の投資口座よりも金額が多くなった。 祝? さてさて、今月号の Kiplinger's Personal Finance の特集 12 New Rules for Your Money (あなたのお金の12の新しいルール) によると   1.Renting may beat buying(家の賃貸は購入よりもいいかもしれない)らしい。 アメリカでそんなの初めて聞いたぞ!(←感慨深げ) もう、まるでいつぞやの日本みたい? 興味のあるかたは、" Am I better off renting? calculato r"をお使い下さい。使いかたは聞かないでね。なんたって、使ってないから(笑)。だって、マイホーム買うほどのお金ないものー。 5.Think McCottage, not McMansion(「大きい家ではなく、身の丈にあった家を考える」の意味)によると、モーゲージは年収の3年分までらしい。 私の持っている本 Everything Personal Finance in Your 20s and 30sでは、年収の2.5年分と言っていたから、それよりかはまだまだ多い気がする。 さて、今からボストンのカオス(混沌)の話をしよう。昨日のBoston.comの Rentals harder to find, afford という記事によると、賃貸物件を見つけるが難しくなった上に家賃も上がってしまい大変らしい。去年は今頃の時期に「新しくアパートに入る人を見つけたら、1000ドルあげるわ」という手紙をアパートのドアの所で発見したものだが、今年はそうはいかないらしい。 なんでも、身の丈にあわない物件を買った人達、あるいはいきなり仕事をなくしてモーゲージを払えなくなった人達が、購入した家の差し押さえに遭い、家から追い出されて(仕方が無く)賃貸物件に住んでいるとのこと。銀行は家主になるつもりはさらさらないから、差し押さえた家はそのままキープ。購入したい人たちも、ローン(モーゲージ)を借りる基準がきつすぎて、銀行からお金を借りることができない。住むところを無くした人たちはシェルターに行き、その一方では空家がいっぱいある。 例えば、モスクワから来た夫婦は、予算月1500

ガイジンが「緑茶に入れるから、砂糖ちょうだい」って言ったらあげるか?

はっと気づいたらGoogle Readerを使って私のブログを読んでいる人が100人になった。 祝! 記念として、とびっきりのネタを書くことにする。 友人がこーんなビデオのリンクを送って来た。TEDは結構有名な番組(?)である。英語の字幕がつくので、英語の勉強にもどうぞ。 タイトルはThe art of choosing 直訳すると、「選択の芸術」である。 その最初の数分間は、スピーカーが日本に行った時の経験である。 京都のレストランに行って、緑茶を注文した。その時に「砂糖ちょうだい」とウェイターに言ったらしい。 ウェイターは「緑茶には砂糖はいれません」と言った。 スピーカーの女性は「日本の文化では緑茶に砂糖は入れないのを知ってるわ。でも私は甘くしたいの」 ウェイターは上司の所に行って相談した。その後マネージャーが来て、「すみませんが、お砂糖はありません」と言った。 女性は砂糖が欲しかったので、コーヒーを頼んだ。ウェイターはすぐコーヒーを持って来たが、その皿にはお砂糖のパックが二つのっていた。 と、このストーリーでどうしてウェイターとマネージャーが嘘をついてまでして、砂糖を緑茶には入れないと女性に言ったのかが不明だったので、私の友人(ガイジン)はビデオのリンクを送って来たのであった。 私「当然じゃん。日本では緑茶に砂糖は入れないよ。ウェイターとマネージャーはそれを教えるために、砂糖あげなかったんだよ」 友人「でも、ウェイターはお客が注文したものは、なんでも持ってくるもんじゃないの? 『お砂糖無い』なんて、嘘つくもんじゃないよ。ウェイターはお客が間違ったことをすることを防ぐ義務があるの?」 私は、「いわゆる西洋の文化では『客の望むものは、どんなものでもかなえる』ものなのか。」と思った。面白い。では、ありえない極端なシチュエーションを立てるとどうか? 私、「じゃ、客が、『コーヒーにケチャップ入れるから、ケチャップ頂戴』って言ったら、持っていくの?」 よし、これなら持っていかないだろう(笑)。(←私の心の声) ところが、友人「持っていく」との返事。 本当ですかー。。 友人「持っていって、本当にコーヒーにケチャップ入れるか見てる。ついでにカメラも持っていく」 ああ、一応変だとは思ってるのね。そして忠告はするらしい。

つ、ついに????

REI (アウトドアのお店)のメンバーになってしまった。。。。。 そしてsleeping pad(寝袋の下に敷くパッド)を買ってしまった。 去年までは友達のsleeping padを奪って寝るという、まことにひどいことをしてたのだが、その友達も遠くに引っ越してしまったので、奪えなくなったのである。。。 残念なことに。 しかもその友達の作ってくれたご飯は、アウトドアだろうがインドアだろうが、ものすごく美味しかったのであった。 非常に残念だ。お願いだからボストンに帰ってきてー! ということで、アウトドアの皆様、似非アウトドアですが、よろしく。 今日の教訓 目標はやっぱり Denali National Park (デナリ国立公園)でキャンプだな。あ、でもその前に Yellowstone National Park にも行きたいし。 過去のブログ ・ カメラどれを買えばいいか、わからんので、アラスカ旅行でどうしていたか、考えてみた

Arnold Arboretum

Image
ボストン日和さんのブログ「Arnold Arboretum」 を見て行きたくなったので、あんまり暑くなかった昨日 Arnold Arboretum に自転車で行って来た。まあ言ってみれば、ハーバードの植物園である。 ここ。 View Larger Map 家からなるだけ自動車の少ない道を取るべく、Riverwayとか、Pond Ave.やJamaicawayとかを通っていった。川沿いで、なかなか良かった。うるさくないしね。ジョギングしている人とか、犬つれて散歩している人とかがいる。数年前のガソリンの急騰のためか、ボストンでも自転車を持っている人口が増えた。 「Arnold Arboretumは結構広い」と言われているだけあって、かなり広かった。まあ私は自転車で行ったので、問題ないけどね。 こんなところ。 こんな謎の木もある。まるで猫か犬の毛がひっかかったような感じ。 一番南の丘から見た風景。。。。ここは一体どこ? 向こうの方に見えるのは、プルデンシャルをはじめとするボストンのビル群である。 盆栽コレクションを見損ねたので、また今度行くとしよう。 オレンジラインの最後の駅なので、行きたい人はどうぞ。あんまり知られてないことだが、オレンジラインやレッドラインは、時間によっては、自転車を載せることができる。ルールなど、くわしいことは こっち 。 今日の教訓 ボストンからすぐでも緑があるのね。次はどこに行こうかしら?

なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その20 お金行方不明

先月フランス人同僚が、「もう、うんざり」という顔で、研究室に来た。 「あのさ、金曜日の夕方8時半にアパートに戻ったら、鍵がしまってたんだよ! それで部屋に入れなかったんだよ! アパートの管理人に言って開けてもらったけど、自分の部屋に入れなかったんだよー」 この状況は日本では絶対ありえないから、このブログ読んでる人はわかってくれるのかしら?と、ここまで書いて思ったが。 どうもよくわからんことであるが、数日間の情報を集めて推測してみた。 1.彼のアパートの契約は8月いっぱいで切れるらしい。 2.そのため、不動産屋が、アパートを新しい候補者に見せていたらしい。 3.普通は不動産屋は1日前に連絡してから部屋を見せることになっているが、それをせずに部屋を見せていたらしい。 4.そして、その不動産屋がマスターキー(?)で、ドアの鍵を閉めてしまったらしい。 5.そのため、彼が自分のアパートに入れなくなったらしい。 同僚は「部屋を他人に見せていたなんて、知らなかったー! だから最近一生懸命掃除してるんだ!」と言った。それに対して、他の人は「逆だよ!そんな家主には嫌がらせのために、部屋をとっても汚くしておくんだよ!」と、納得の助言。 さて、同僚はアパートの契約がなくなってもしばらくはボストンにいなければいけない。この国では契約を数ヶ月だけ延長とか出来ないことになっている。なので、彼は家具付きアパートを2ヶ月だけ借りた。 その金額、月に$2000(約20万円)。たかー。 そして、その料金を一気にアパート管理人に払うことになった。なんせ同僚が言うにはこの国の人は「札束を手に握らないと信用しない」のである。同僚、銀行から直接アパート管理会社の銀行口座にelectric transfer(って、日本語でなんというのだったっけ? 振込?電信振替?)でお金を送った。 が! しばらくして、アパート管理会社から「お金届いてないんだけれど」という連絡がきた。同僚、びっくりして、口座番号などの送り先の情報を確認したが、情報はあっている。 が、相手は受け取っていない。。。。 $4000(約40万円)が行方不明。 この同僚の銀行、私の大嫌いな「例の銀行」である。 同僚は銀行に電話したが、銀行が言うには「どこに行ったかわからない」らしい。一体全体、どう