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地獄の英語教室、はじまりはじまり

地獄の英語教室(Harvard Extension English School)がついに始まった。始まったのは9月14日であるが。そして、3年前のことを思い出した。 地獄の英語教室で生き残るのに必要なのは、頭脳以前に、まず体力。 平日普通に働いた後、夜7時半から9時半まで英語教室に通っていれば、帰って来たころにはぐったりー。宿題やる気もなくなるし。 ということで、体力をまずどうにかしないといけない。ということで、英語教室に行くときは自転車で行くことを決意。 さて、今回の英語教室全体のテーマは Intersectionality 今のところ、同僚に聞こうが、ボスに尋ねようが、誰も知らない単語である。 ウィキペディア英語版には載ってるが、日本語版には無い単語。 ほえー。 そして今回の「読まないといけない小説」はThe map of loveである。さっそくAmazonで中古で取り寄せた。こういうのは早くするに越したこと無いのである。 それから、 Inquiryもテキスト。だいたい二つぐらいずつエッセイを読まないといけないのであった。それにしても、Harvard Extension Schoolの英語教室、 教養 が増えることよ。 そして、ペンはかなり強い武器であることを理解した。 さて、英語のNative Speakerはcount-nouns、non-count nounsをという単語を知らないことを発見した。 博士課程の学生に聞いても、ボスに聞いても、「何それ!」という。 ためしに同僚のイスラエル人に聞くと、ちゃんと返事が返ってきた。 なぜ日本語が世界共通語にならなかったかなー。 もっとも日本語はScienceにはちっとも向かないが。 英語教室用の本を読む前に終わらせておかないといけない本があったので、あわてて読んだ。 10 natural laws of successful time and life management. 私、モチベーションが落ちると「自己啓発書」を読む癖があるのであった。 私のファイナンスの師匠であるNobuさんから借りた本である。ちなみに島岡さんの「研究者の仕事術」でもお勧めされている本である。 この二人が紹介していたら、読まない理由はない。 「どういうところでeffec

砂糖とケチャップ 投票結果

じゃじゃじゃーん!「砂糖とケチャップ」の投票結果、発表。 ストーリーを知らない人は、「 ガイジンが「緑茶に入れるから、砂糖ちょうだい」って言ったらあげるか? 」をご覧下さい。合計71人の人から返事をいただきました!どうもご協力ありがとうございました。 アンケートの質問: あなたがレストランで働いているとして、客が「緑茶に砂糖いれるからちょうだい」、「コーヒーにケチャップいれるからちょうだい」と言われたら、持っていくか。(複数選択可) 砂糖を持っていかない。11人  (16%) 砂糖を持っていく。59人  (84%) ケチャップを持っていかない。20人 (30%) ケチャップを持っていく。 46人  (70%) ということで、砂糖を持っていかない人は6人中1人ということで、例のプレゼンをした人は運が悪かったのであろう。それか、京都の老舗の料亭か、割烹にでも行ったか。。。 ただし、ケチャップを持っていかない人は10人中3人ということで、「砂糖は持っていくけど、ケチャップはなー」という人(私)は、ちょっと珍しい人かもしれない。 でも、本当にケチャップあげるの????? うーむ。それもまたプロ根性ということで。 もっともうちの親の言うように「あなたのブログ読んでる人は、典型的な日本人じゃないかもよ」ということかもしれないが。 ということで、アンケートはブログからはずすことにする。 今日の教訓 コーヒーにもケチャップあげないといけないらしい。 過去のブログ ・ ガイジンが「緑茶に入れるから、砂糖ちょうだい」って言ったらあげるか?

ハリケーン、ボストンに来る

先週から今週にかけて、また蒸し暑くなったボストンである。今日も快晴で、最高気温は35度であった。 のであるが、実はハリケーンEarlが来ているのである。この快晴からは想像もつかん。だが、一応台風国から来ているので、別に油断はしないのであるが。。。。 Live global storm tracker によるとEarlはCategory 4から今category 3にうつり、ボストンの近くに来たときはcategory 1になっている予定である。最接近は4日土曜日午前2時。今日の朝の予報ではボストン近くではcategory 2の予定だったけれど、弱まったのね。 さて、こっちでは「大型で強い台風○○号は、最大風速m/sで時速××km/hの速度で北北西に向かっており。。。。」とは言ってくれない。別にフロリダに住んでるわけでもないので、category 2とはなんぞやと思っているわけである。 そこで、Boston.comでいいアニメーションを発見した。 How the storms destroy Play animationをクリックすると、非常にわかりやすくカテゴリーがわかることようになっている。面白い(というか、びびる)ので、興味がある人はどうぞご覧下さい。 今日の教訓 明日は実験が終わったらすぐ帰宅かな?

幸せな研究者、不幸せな研究者

ブログの英語版と日本語版を分けることにした。 英語を読むハメになってびっくりした人、購読をやめちゃった人、お騒がせしましたー。 こんな記事をNature Japan(ネイチャージャパン)のウェブサイトで発見。 研究者キャリアアンケート:幸せな研究者、不幸せな研究者(日本語)  (見れない場合は、大学に行って見てください。) 天下の、泣く子も黙るNatureがアンケート調査を行って、それを発表したものである。1万500人がアンケートに参加したそうな。そういえばそんなアンケートが来たような気がするが、参加したかどうか覚えてない。Natureは十分な数の返事が得られた国だけ選んで、データをまとめた。 私にとって一番ショックだったのは、 表1:各国の研究者の待遇に対する満足度 である。それによると、16ヶ国(中国・インド・日本・オーストラリア・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・スペイン・スウェーデン・イギリス・カナダ・アメリカ)で、「給与」「休暇取得権」「医療保険給付」「出産・育児休暇」「年金・退職金制度」「1週間当たりの労働時間」「独立性」「上司や同僚とのディスカッションやアドバイス」の8項目で比較していって、トップはデンマーク、一番最低なのは、日本。 薄給だし、休暇は取れないし、医療保険は給付されないし、出産育児休暇も取れないし、年金や退職制度もないし、長時間働かないといけないし、上司の言うとおりに働かないといけないけど、上司や同僚は助けてくれない。。。。 ってこと?データの解釈の文章書いただけで、落ち込んできたのであった。 後もいろいろなデータがあって(企業とアカデミックの給料の違いとか)、面白かったので、 興味のある方は読んでください。 今日の教訓 日本からの頭脳流出しないのが不思議なくらいだな。。。

地獄の英語教室にまた行くことに

Feedburnerカウンターなる物を見つけたので、つけてみた。それによると、194人の人が購読してくれているらしい。 さて本題に入って。 Harvard Extension Schoolの英語教室 に、また行くことにした。理由は「英語教室に行ったほうがいいよ」とボスとsection chief(ボスのボス、つまり私のボス)に言われたからである。ということで、英語教室に行くことを決意。だって今グラント書いてないし。 4年前そのへんの英語教室に行ったことがあるが、あまりのだるだるさに「これじゃお金と時間を払っている意味がない」ということで、3年前にHarvard Extension Schoolに行ったのである。地獄の英語教室であった。ちなみに前回は途中で挫折。 さて、土曜日にクラス分けのテストを受けて、その結果が出て来た。3年前と同じレベルである。ついでに2007年のテスト結果もあったので比較したが、なんと リスニングのレベル上昇! 伊達にアメリカにいてNature PodcastとかScience Podcastとか聞いてるわけではないわ。良かった良かった。 だが、Structure(文法、語彙、リーディング)全然変化なし! うっ。英語の勉強をしていない結果が如実に現れているのであった。。。 Academic writingの教室に行こうと思っていたら、秋のコースにはAcademic writingが無いことが判明した。残念である。仕方が無いのでIntegrated course(読み、書き、聞き、話す)に行くことにした。 その金額なんと! クラス$875 登録$50 合計$925! あー、なんて私ってリッチなんでしょー? なんてアホなことを思いながら授業料を払った。ついでに一時間あたりいくらかも計算してみた。 1回2時間、24日間(だったと思った)なので、合計48時間。 $875/48 hr =$18.23/hrである。今$1=85円なので、1時間1550円。その辺の英語教室と比較してみてください。 授業料を払った後、ボスとスコアおよび英語教室のことを話していたら、ボスに「ブログ英語で書いたら?」と言われた。 英語で? 確かに、英語を聞いたり、読んだり、話したりすることはあるけれど、書くことはメール以外ほとんどない