Posts

サッカー・ワールドカップ6

ワールドカップがついに終わった。 決勝戦はちゃんと市庁舎の外に設置された大型スクリーンで観戦した。 イタリア人(あるいはイタリアを応援する人)が大多数、フランス人は少数派。 私の友人は炎天下(といっても日本ほどではない)のなか、2時間ぐらい私に付き合わされて焦げていた。 どうも付き合ってくれてありがとう。 しかし友人はジダンの頭突きからは、がぜん張り切っていた。 しばらくテレビを見ては楽しんでいた。 さて、インターネットとはすごいもので、ワールドカップ中もいろんな情報がリアルタイムで入ってきた。 名づけて、 「ワールドカップのダークな楽しみ方!」 (変な名前をつけるなって??) 1.まず各国の攻撃プランのサイトから始まる。これはこの前「サッカーワールドカップ4」に載せた。 どうも非常に「お国柄」が出ていたが。 2.ドイツとアルゼンチンの試合の前日、ドイツにいるスペイン人が音楽ファイルを送ってきた。 ファイル名は"gute_reise_argentinien”(アルゼンチン人、よい旅を) つまり「帰れ」といってるわけである。あーおそろし。 しかも、途中で「マラドーナ」と言ってるから、そのころからあるのね。 スペイン人友達はアルゼンチンを応援すると言っていたが、面白すぎたので送ってきたのだろう。 3.ワールドカップも決勝トーナメントに入ってきた頃、アメリカ人が教えてくれたサイト。 タイトルは「Italian soccer secret training camp (イタリアの秘密特訓キャンプ)」 http://media.smh.com.au/?rid=20003&source=smh.com.au%2Ftop5&sy=smh&t=4SN6IP&ie=1&player=wm7&rate=173&flash=1 あるいは、 http://www.youtube.com/watch?v=wcCw9RHI5mc なんかと思ってみてみたら、なんと「上手に倒れる練習」をしているのである。 イタリア人サッカー選手が相手選手とぶつかると、倒れてしばらくうんうんうなっているのは有名。 それに対するジョーク。 これをみた友人は決勝戦でも「やってる。やってる。」と

ラスベガスとグランドキャニオン3

ラスベガスであまりやることがないとギャンブルにはしってしまう。 それを阻止するべく、今回の旅行ではショーとツアーを申し込んだ。 ショーは友人の希望、ツアーは私の希望である。 ショーは、 Mystere Cirque du Soleil http://www.lasvegas-nv.com/cirque-du-soleil.htm サーカスだ。 でも、ただのサーカスではない。別にライオンとか動物は出てこない。 全部人間。 でも普通のサーカスよりも全然レベルが高い。 絶対元オリンピック選手だ!それも体操選手。 それと、昔なんかのテレビで見た中国雑技団に違いない。 あーそうか、オリンピック選手はメダルを取った後、こういうところでプロとしてショーに出るのね。 なるほどなるほど。 びっくりするようなことをいっぱいやってくれた。 鉄棒に体を完全に水平にしてつかまるとか。隣の鉄棒に飛び乗るとか。 あるいは鉄棒を逆立ちしたまま腕でのぼっていくとか。 シーソーの上で互い違いにジャンプして一回転するとか。 そして空中ブランコに人がぶら下がっていて、そこに上から鉄棒で一回転して人が降りてきてつかまるとか。 すごいねえ。 すごいねえ。 やっぱり一流の人っていうのは、どの分野でもすごいねえ。 しかも、各ショーに間があるので、そこに超変なピエロが出てきて、シュールなジョークをいっぱい飛ばしてくれた。ジョークは身振り手振りなので、英語がわ からなくても全然大丈夫。 日本人からすれば、ちょっと引くようなジョークをアメリカ人はあははと笑っていた。 もちろん私たちも「こわいねえー」とかいいつつ笑っていたのだが。 ああいうショーは見る価値あり。他にもシンクロナイズドスイミングのとか、いろいろあった。 そして次の日は朝6時からバスに乗ってグランドキャニオンに行った。 (私の友人は無理矢理連れられていった。) 一番安いバスツアー。 テンションの高いバスドライバーに連れられて、まずバスで5時間。 途中でフーバーダムに寄った。発電用ダムだ。 ラスベガスからカリフォルニアのどこかまでの電気をカバーしているらしい。 そのため(?)ダムの前に検問があって、銃持った警察がバスの中チェック。 大きなダムだった。 その後もバスは走った。 延々と

ラスベガスとグランドキャニオン2

ラスベガスとはすごいところだ。 どこに行くにもカジノを通っていかなければいけない。 まず、飛行機から降り立ったとたん、空港内にカジノ。 泊まっているホテルからモノレールに乗って違うホテルを見物しようとする。 まず泊まっているホテルのカジノを通過してモノレールの入り口に入る。 そして、モノレールから降りるとすぐカジノがあり、それを通過して道に出て、目的のホテルの入り口から入るとまたカジノ。 カジノカジノカジノ。 カジノだらけ。 もちろんカジノのテーマは「いかに客からお金をぶんだくるか」ということである。 例えばスロットマシーン 「7」とか「Bar]とかいう文字や絵をあわせればいい。 まず、お金を入れる。 バーを下げる。するとぐるぐる回りだす。 ボタンを一回だけ押すと、全部勝手に止まる! 止まるなー! 私はてっきり3つ別々に止めれると思っていたのだが。全部勝手に止まる。機械のおもむくまま。 しかも、これまた知らなかったのだが、文字や絵の間で止まるんだね、あれ。 つまり白い場所でも止まるのである。 でも白い場所で止まったら、文字や絵があわさる確率は、純粋に半分に減る。 1ドル入れてやる気がしなくなった。 機械のポーカーもしてみたが、止めた。 友人がブラックジャックが一番勝つ確率が高い(ということをどこからか噂できいてきて)、やってみようということになった。 しかも自分で必勝法を編み出したといった。 もし親(カジノのディーラー)と自分が同じ確率で勝つとして、どういう風にお金をかけていけば、儲けられるか。それを考え出したと言い出したのである。 友人も私も理系なので、その必勝法が正しいのかどうか、こともあろうに二人で計算を始めてしまった。(理系バカ) 何も計算なんてラスベガスでしなくてもいいのであるが、始めてしまったら終わらない限りゲームをはじめる気なんてしないのである。 結論 ありとあらゆるディーラーの手を迎え撃って100ドル稼ぐには、3ドルブラックジャックの場合で1300ドル以上のご予算が必要。(ちゃんちゃん) しかもMinimumとMaxの掛金の差は200倍以上が必要である。 ということで、「なぜ掛金のMaxが存在するか」の意味までわかったわけである。 その結論を元に、なんとトランプを買ってきて検証してみ

ラスベガスとグランドキャニオン1

ラスベガスとグランドキャニオンに行ってきた。 金曜日の夕方に飛行機にのって、夜23時にラスベガスに着いた最初の感想 「あーーーー。アホなところに来てしまった!」 非常にアメリカっぽいところである。 ニューヨークと、ラスベガスと、ハリウッドと、カウボーイでも見れば「典型的な」アメリカを体験したことになるんじゃないのか? とにかく、でけーホテルがガンガン空港の近くから建っていて(ストリップのこと)、みんなライトでギラギラ光っている。 エッフェル塔のにせものとか、私と友人が泊まったピラミッド型のホテルとか。 深夜なのに人がいっぱい空港にいた。 深夜のホテルのチェックイン、全然OK。 と、ここまで書いて眠くなったので、やめ。 今日の教訓 ラスベガスは変なところ。

ワールドカップ5

あれよあれよという間に、イギリスが負け、ブラジルが負け、ドイツが負けた。 ブラジル人が「今年はとても選手が充実していて、一軍と二軍の区別がつかない」と言っていただけに、大変だ。 「ブラジルでは勝っている間は英雄として扱ってくれるが、負けたらひどい目に遭う」そうだ。 うちの研究室のフランス人は里帰り中。 フランスがブラジルに勝ってから、会ってないが、非常にうれしいに違いない。 この前フランスが優勝したときは、人が通りにあふれ、フランス国旗が「アメリカ並みに」飾られていたらしい。 今回も優勝するかどうかはわからないが、きっと楽しいだろうと思う。 ところで、アメリカではサッカーはあまり人気がないかと思っていた。 しかし、アメリカが負けても毎日無料新聞でどこが勝ったか写真入り記事が載っているし、ラスベガスでも結構みんな大画面で観戦していた。 そしてなんと! 今日のニュース 「ボストン市のCity Hall(市民会館のようなもの)で、決勝戦を大画面で放送します」 うっひょー! 野次馬に行こうっと。 うちのボスも「招待されたんだ」ということで、イタリア人のうちに観戦しにいくらしい。 今日の教訓 アメリカでもワールドカップサッカーは人気になりつつある。 追伸 中田が引退するそうで、非常に残念だ。フランスのジダンは34歳だ。中田はまだ29歳だぞ。