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優秀な研究者は、優秀なエンターテイメンターでもある

今日は例のセミナーの日だった。つまり Dr. Abul Abbas がセミナーに来たのだった。 うちの大ボスは本当にスピーカー(講演者)の紹介の時に、「彼は YouTube でも有名なの!」と言い、ダンボール箱を持ってきて、「ここにね、箱があるからね。いつでも使ってね」と言った。 Dr. Abbas 「いやー、うちの医学部生がねー」と話を始め、「あれはパロディーなんだけれど、その元ネタはねーーーーーー」と言って渋り(渋るような元ネタなのである)、「 Abul in a box なんだよ」と言った。 すかさず誰から「違うし!」と突っ込み。 Dr. Abbas 「さては見たね」と返事。 Dr. Abbas さらに、「 YouTube のヒット数は、私の citation 数(発表した論文が他の論文に引用された回数のこと)全部合わせたのよりも多いんだよ。 Depressing (落ち込むよ)」と言っていた。 セミナーはそれで笑いと共に始まって、無事終わった。 さすがである。 仕掛ける大ボスも大ボスだが、受ける Dr. Abbas もすごい。さすがである。 なんでも昔共同研究をした仲らしいのでそういうことが出来るのだが。大ボス「年月を数えるのが嫌になるほど昔から知っている」と言っていたし。 今日の教訓 せっかく研究するのなら、楽しくやろうよ。

引越であれやこれや、なんやかんや

引越するので、ごたごたごたごたごたしてます。 ドイツからこっちへ来るときにダンボール箱を1つなくしてからは、出来るだけ物を買わないようにしているのですが(物欲が無くなった。だって、買ってもなくなるし。海を越えて引っ越すとき大変だし)、それでも物がたくさん増えてきたりしてます。 今日はParking permit(駐車許可証)をもらいに行った話。 引っ越すときには、厳密に言うと(適当にする人もいますが)、Parking Permitがいります。 適当にやっちゃえ。。。と思っていましたが、悪い予感がして RedSoxのスケジュール を見ました。 ぬぬぬ。やっぱり7時から試合。 球場のあるFenwayに住んでいるので、試合前は住民でないのに車を路上に駐車してしまう人が結構います。 レッカー車が来て、がんがん運んでいってしまうのです。 引越し用の車が自分の荷物ごとレッカー車に運ばれていってしまうのを考えると嫌になったので、ちゃんと駐車許可証をもらうことにしました。 やること。 1.駐車許可証は48時間前に貼らなければいけません。 2.引越し業者に連絡して、Parking Permitは必要だと思うけれど、どうやって手に入れたらいいかを聞きます。業者がやってくれる場合もあります。 3.うちの業者の場合は、メールでAuthorization(委任状みたいなもの?)を送ってくれました。これは絶対必要です。 4.それを持ってBoston City Hall(市役所)の Boston Public Works Department に行きます。 5.行くときはCheck bookも持って行きます。現金もクレジットカードも受け付けません。 6.7階の721号室に行って、座って待ちます。 7.呼ばれたら書類を持って駐車許可証をもらいます。Checkで料金を払います。 8.別の部屋715号室に行って、Occupancy permitをしてもらいます。Checkで料金をはらいます。 9.48時間前に、引越場所の前の木か電柱に貼り付けます。  もらった許可証をラボに持って行って見せたら、医学部生に「俺、それ貼り付けたけれど、それでも車が駐車したんだ。だからレッカー車呼んで運んでもらった」と言われました。 イタリア人は、お金がかかることを聞いてから「何事でもお金だよね。でもアメリカはまだお金で解

クラシック・ミーハーセット終了

Celebrity Series の最後のコンサートが今日あった。 フランス国立管弦楽団 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番 チャイコフスキー 交響曲第5番 いきなり脱線するが、ミーハーセット第3号であるアカデミー室内管弦楽団の時は Google Calender に日付を間違えて入れてしまい、実験を入れてしまった。2時間前に発覚。 迷った挙句、実験を優先。たまたま隣にいたボスを相手に大騒ぎをした。 別にボスに命じられてやった実験ではないので、ボスに文句を言っても仕方が無いのだが。 ボスは「あのオーケストラは最近イマイチだと聞いたよ」という、本当なのか嘘なのか謎の慰めをしてくれた。 いいボスである。 実験は優先したのに結果はイマイチ。Life is hard. (人生は困難だ)ではなく、Science is hard. (科学は困難だ)なのであった。 話を元に戻して、今日は無事行ってきた。 宣伝がきちんとされていないのか、結構席が空いていたので、いい場所に移動。 しかも、ボストン交響楽団を聴きに行った時と違って、周りの人の言語が違うのであった。あれはどこの言葉? この前もそうだったし。 一曲目のベートーヴェンでいきなり寝てしまった。 いや、今引越の準備で忙しくて疲れてたのよ。 ベートーヴェンがモーツァルトの影響を大いに受けている感じの曲である。 その後チャイコフスキーはちゃんと起きていた。8年ぐらいぶりに聴いた気がする。  なんつーか、やっぱりボストン交響楽団よりも切れ味が違う気がする。 でも、ベルリンフィルハーモニーや、ロイヤル・コンセルトヘボウのほうが良かったのであった。(と勝手に思っていた) これで、贅沢なミーハーセットは終わり!  次はどうしようかしら??? やっぱ、ミュンヘンに里帰りして、その辺のをごそーーーっと聴いてこようかしら。  今日の教訓 やっぱヨーロッパですよ、ヨーロッパ。 過去のブログ ・ クラシック・ミーハーセット ・ 最高の贅沢をお安く  ドイツにいた時に行ったコンサート・オペラの話 ・ ベルリンフィルを生まれて初めて聴いた感想  ミーハーセット第1号 ・ Royal Concertgebouw OrchestraとMariss Jansons  ミーハーセット第2号

Step. 1. Find a big box

この前 「研究者とYouTubeの関係」 というブログを書いて、YouTubeにDr. Abul Abbasが出ている A gift real special というビデオが出ていること、4月30日に本人がセミナーに来るということを書いた。 今日、隣のラボの廊下で、大きなダンボール箱を発見。 どうも冷蔵庫を買ったらしい。 捨てられているダンボール箱をラボの中へずるずる引きずっていって、MD PhD studentに「なんでこの箱を捨てるの? 来週セミナーだよ」と言った。 MD PhD student大うけ。 二人で盛り上がって、「大ボスに見せようよ」と言って、大ボスの所にダンボール箱をずるずる引きずって行って、見せた。 大ボス大うけ。 ダンボールは大ボスのオフィスに保管されることになりました。 大ボスはスピーカーの紹介のためにYouTubeのヒット数も知りたいそうです。 さー、来週のセミナー、一体どうなることやら。。。。。。  今日の教訓 心からのおもてなし。。。。になるのかねえ。

一体全体またなんでこんな所に?

ちょっと前の話です。 私がいつものように9時のバスCT3に乗って仕事に行こうと、 Beth Israel Deaconess East Campus の前でバスの中で出発を待っていました。(ものすごいローカルな話ですみません) そしたら見たこともない鳥がいました。 鳥は別に人におびえることもなく、そのへんをつついていました。 あれ何!!! と大騒ぎしていたら、バスドライバーが「たぶん Wild turkey ( 野生の七面鳥 )だよ」と言ってました。 Wild turkey! なんでそんなものがこんな所に? カメラを持ってきて写真をとっている人までいました。 ラボでその話をしたら、医学部生「Kay、頭おかしくなったのでは?」とまで言われました。くそー。 でも、今思い出したら、その医学部生はSymphony Hallの前あたりでヤギを見たのでした。携帯カメラでの証拠写真つき。 私もカメラを持って歩かなければなりません。カメラ壊れたので、新しいのを買わないといけないけど。 しっかし、ボストンって一体どういうところでしょう? それにしても七面鳥、感謝祭の前に現れなくって良かったね。 すぐさま捕まえられて料理されているところだよ。 今日の教訓 Bostonは自然がいっぱい???? 過去のブログ ・ もしもし亀よ、亀さんよー