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アメリカの大学の建物は変

前々から思っていたことですが、大学の建物、なんだか変です。 建物は13階まであります。 12階と11階に図書室があります。 8階にマウス部屋(動物飼育室)があります。 1階にDean(学部長)の部屋があります。 地下にカフェテリアがあります。 本が重たい図書室は、1階に。 光が必要ないマウス部屋は地下に、(マウスは完全な温度、光コントロール下にある) 学部長の部屋は、人通りが少なく、見晴らしのよい最上階に、 カフェテリアはそのすぐ下の、見晴らしの良いところで、皆がくつろいでご飯を食べれるように、 というのが私の意見です。 一体どうなっているんでしょう? 今日の教訓 アメリカ人は、「快適さ」を考えずに建物を設計する。

家というものに対する認識の違い

昨日住宅購入セミナーに行ってきた。 プロ研 と ファイナンス勉強会 の共同セミナー。 アーバン不動産 の美保さんにプロとしてのお話を伺った。家なんていうものは、ちょっとやそっと勉強したぐらいでわかるもんではないからね。(家を投資としてみてる私) 日本と全く異なるのは、アメリカの家の価値は落ちないこと。 アメリカ人に一番人気なのは、100年前ぐらいの物件である ビクトリア様式 や コロニアル様式 の建物らしい。なぜかというとcharacter(個性)があるから。 日本語で言えば「味がある」という感じかしら。その後築60年とか築40年とかも、じゃんじゃんあるらしい。第二次世界大戦以降の建物は結構「皆が買える家を」とのことで適当に作ったものをあるそうな。 ほえーーー。 でも良く考えたら私の住んでるアパートも1905年製だった。片一方のむかつく壁以外は何も問題なし。全然慣れてる人だけれど。 「ペンキ塗って!」とマネジメントに文句言ったが。 ドイツ人なみにペンキにはうるさいのですよ、私は。ちなみにドイツ人も(アメリカ人も)自分でペンキを塗る。 なんでもセミナー参加者かその知り合いに新築を買った人がいるらしく(!)、「ドアが閉まらないんですよ」という話になった。私は瞬間「欠陥住宅じゃん!」と思ったのだが、そのときの美保さんの返事。 「家というのは20年ぐらいかけてsettleする(落ち着く)ものですから」(ボディーランゲージつき) ほえーーー。 日本の実家の家は20年ぐらい経っているが、今頃settleしたのかしら。。。。。よく考えたら木は100年ぐらいかけて硬くなっていき、その後ゆっくりかけて柔らかくなっていく、それでも新しい木よりは硬いという話を大昔親が持っていた本で読んだ気がする。 例として法隆寺五重の塔が上がっていた。(あれ一体何歳?) なんか、バイオリンみたいな気がしてきた。 メンテナンスによりけりみたいな。ストラディバリウスは300歳超えていた気がするし。。。。メンテナンスがしっかりしていないと、もたない。 家を買って、きれいにメンテナンスをして、それを売って(メンテナンスがいいから高く売れる)、また新しい家を買う。それを平均8年ごとにするそうな。アメリカ人というのは。 ほえーーー。 どおりで、「日本人は新しく家を建てるんだよ」とボスに言ったとき「そんなのありえん、

祝! 5000突破!  文章を書くこと

今見たら、カウンターが5000超えてました。やりーーー。 ついでに右隣にある投票を見たら、「それでもアメリカ」で研究したい人が増えています。もっとアメリカの悪いところを書いて、ヨーロッパのいいところを書かないといけませんね。大丈夫です。アメリカのネタは尽きませんので。後から後から出てくるので。 話は変わって、論文とかグラント(研究費申請)とか、フェローシップとかを書いていて、 鶴の恩返し を思い出すのは私だけでしょうか。なんか自分の身を削ってる気がするんですけど。たぶん私だけでしょうね。 ブログを書くのは全然ラクなんですけど。 PIになってしまったら、実験をせずに論文とかグラントとかばっかり書くことになるんだなと考えて、ぞーーーっとしている私でした。 でも実験しかしない人生も結構ぞっとします。もとい、ぞーーーーーーーーーーーっとします。 今日の教訓 これからも私のブログをよろしく。

引越ごときで911

最近集中力が続かないので、どうしたもんかと思いきや、島岡さんのブログ 「体力・集中力・生産性」 を見て納得しました。 体力がないようです。運動しなくちゃ。 さて、もうひとつ引越ネタがあったのを思い出しました。 私の引越は訳あって2日間にわたってしまいましたが、その初日30日のことです。4-6時に来るはずだった引越屋が来ません。電話してもオフィスの営業時間は5時までと留守電話が言っています。これはてっきり引越屋が忘れてしまったもんだと思い込んでいました。アメリカでありそうな話ですから。 ところが引越屋夜7時45分に登場、しかもものすごく大きいトラックで登場です。Parking permit(駐車許可証)を取っていたところに車が入ってしまったらしく「どけてくれ」とのことです。夜9時まで取っていたparking permitですが、普通の人ならもう引越終わったもんだと思って車停めちゃいますね。 「どうすればいいんだ」と引越屋に聞いたところ、 "Call 911" (911に電話しろ) 一瞬我が耳を疑いました。911とは、日本にあたる110と119が一緒になったものです。要するに緊急で警察か救急車を呼ぶときに使う番号です。 ポルシェの番号 ということで、覚えやすいです。 それにかけろと? 半信半疑で911に電話をかけました。すぐ人が出て、 "Emergency?" (緊急か?) と訊かれたので、「いや、緊急じゃないんだけれど、駐車許可証を取っているところに車が停まっているのでどけて欲しい」と説明。 「ボストンか?」と訊かれたので、「そう」と答えたらボストン担当の人につなげてくれました。 もう一度"Emergency?"と訊かれたので、「いや、緊急じゃないんだけれど、駐車許可証を取っているところに車が停まっているのでどけて欲しい」と説明。 「なぜ今頃電話かけてくるの?(もう遅いじゃん!)」 と聞かれたので、 「だって、私の引越屋が今頃来たんだもの!」と反論しました。 「わかった。誰かよこすから待っててね」と言われて電話を切りました。 警察から電話が来ました。もう一度説明。 しばらくしてパトカーが来ました。音は鳴らしていませんが、ライトはピカピカしてます。ハンサムな警察官登場です。(ハンサムな警察官、ボストン来て始めて

アメリカの部屋について、もんくもんく

無事引越しました。 ブログを書いておかないと、ブログ見ている親が心配します。なんたってインターネットがまだつながってないし。 えーと、今度住んでいるところはコンシェルジュ(門番?)のいる、昔ホテルだったアパートです。ロビーには結構おしゃれな椅子とかがあり、エレベーターの前には花が生けられていたりします。廊下も時代を経た趣きみたいなもんがあります。 バスルームの壁は大理石だったりします。 かっこよく聞こえるでしょ。はたから見るととってもおしゃれな感じです。 では今から落とします。(関西人ではないが大学9年間で関西人のトークというかオチを身に付け、ドイツでさらに磨きこんだ私) 部屋に入って夜気づいたこと。 隣の部屋の音が聞こえます! もう片一方は全く聞こえないですが。 あーーー。 昔大きい部屋だったのを区切って二つにしたようです。だから片一方は多少の音では全く聞こえないが、もう片一方はかなり聞こえるという感じです。 不覚でした。ここはアメリカでした。。。。。。やられました。 ま、私も壁の向こうの人もそんなにうるさそうではないし、お互い様ということでいいでしょう。たぶん日本語わからないだろうし。。。。  夜2時まで宴会とか出来なさそうですが。。。。。(するのか?) 隣の音の問題は、引越二日目でもう慣れました。 ですが、アメリカでは見かけで判断してはいけません。 ドイツの壁は分厚くって良かったです。ひとつのアパートを4人でシェアしていたのですが、ほとんど聞こえませんでした。 隣の部屋の女の子がインフルエンザで夜中咳をしていたらしいのですが、そんな音は全く聞こえませんでした。次の日「全然聞こえなかったの?」とびっくりされるぐらい。 上の音も「ひょっとして掃除機かけてるのかしらーーー??」というぐらいの音? 歩いたぐらいでギシギシいったりしません。 ヒーティングもうるさくないです。 なんでアメリカのヒーティングがうるさいのか、私には理解不明です。 ドイツの壁がどのくらい分厚いかを言うには、こんな感じですかね。 よく出窓のある日本の家がありますが、日本の出窓は本当に外に出ています。 窓際に植物とかをおけるのでおしゃれですが、台風の時はどうするのだろうというのが私の個人的な意見です。 ドイツの窓は出窓みたいに窓のところに植物やらなんやら置けますが、別に出窓ではありません。 壁が30