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Cambridge Half Marathon 2019

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11月3日にケンブリッジ ハーフマラソンを走った。ケンブリッジはイギリスのケンブリッジではなくって、ボストン市の隣の週のケンブリッジ市。ルートはこんな感じ。 Cambridgeside Galleriaからスタート。 Bristol Myers Squibbの次にBiogen, Amgenを通過してその後MITのキャンパスを通り抜けて川を渡ったあと、Harvardのスポーツセンターを通って川沿いを走り、橋を渡ってWatertownまで行ったのちターン。MITのplasma science fusion centerに来てその後Pfizer, CRISPR therapeuticsを見てからBroad Instituteに来て、Alnylamを見てからTakedaとBluebird Bio、Sanofiを通過してからCambridgeside Galleriaで終わった。 一体なんのツアー? 平らだったのでものすごく走りやすかった。ついでにBAA halfで筋肉もついたのか、最後のほうは全然スピードあげても問題なし。速く走ってないから終わっても筋肉痛もなし。 今日の教訓 平らだったから走りやすかった。 過去のブログ ・ BAA half marathon 2019

Does Science Advance one Funeral at a Time? 科学の進歩は葬式ごとに行われる?

今日のQuote。Quoteって日本語でなんていうのでしょ? 名言?  “A great scientific truth does not triumph by convincing its opponents and making them see the light, but rather because its opponents eventually die, and a new generation grows up that is familiar with it,” - Max Plank (1858-1947) 日本語訳はこちらのページからいただき 。 新しい科学的真理が勝利をおさめるのは、それの反対者を納得させ、彼等の蒙を啓くことによってではなく、その反対者が最終的に死に絶え、当の新しい科学的真理に慣れ親しんだ新しい世代が成長することによってである。ーマックス・プランク すごいよね、この辛口。 それが本当か調べた人たちがいるらしい! 島岡先生に教えてもらった。 New science blooms after star researchers die, study finds(MIT news) Deaths of prominent life scientists tend to be followed by a surge in highly cited research by newcomers. 引用。 Indeed, when star scientists die, their subfields see a subsequent 8.6 percent increase, on average, of articles by researchers who have not previously collaborated with those star scientists. Moreover, those papers published by the newcomers to these fields are much more likely to be influential and highly cited than other pieces of research. “The concl

The Three-Body Problem(日本語名 三体)シリーズ読破

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The Three-body problemシリーズ全部読んだ。 1冊目 The Three-Body Problem 2冊目 The Dark Forest 3冊目 Death's End 同僚に「面白いよ」と教えてもらって、 たまに読んでる千賀さんのブログに書いてあって 、さらに島岡先生からおすすめされた。おすすめされたのが8月11日で今日は10月20日なので、結構なスピードで読みましたな。 始まりからdramatic entrance(劇的な始まり)で、スケールでかくて楽しい。サイエンティストがこれだけ出て来るサイエンスフィクションも珍しい(主人公は全部サイエンティスト)。中国人の科学に対する信頼と期待が感じられる。と思ったら同じようなことを思った人がいたらしい。 中国のSF小説「三体」が大ヒット その「妄想力」がとにかく凄い(Forbes Japan) 妄想じゃなくって、空想力か想像力だと思うけど。 サイエンティストとかエンジニアとかはサイエンスフィクションからヒントを得て仕事したりするのである。 (↑私の勝手な意見) 前も書いたけど、サイエンティストをもっと大事に してください。 それにしても、はやく Type II civilization にならないかなー(←変なこといつも思ってる私) その次に思ったことは、出て来る人間の人間らしさ(生物らしさ)である。ある危機に対して「皆で一丸となって」「総力戦」で対応するかと思いきや、てんでバラバラ(笑) でも良く考えたら一緒の行動して種として死滅しちゃったら終わりだから、てんでバラバラのほうが生物として正しいと思う。 他に気に入ったのはWallfacerのLuo Liである。他のWallfacerたちが金・資源・労力使いまくりなのに、全然そんなこともせず問題解決。さらにお気に入りは2冊目から出て来たThomas Wadeである。鋭さ奇抜さが素晴らしすぎ。Luo LiやThomas Wadeみたいな問題解決法でサイエンスをしてみたいものである。空想の人から学ぶのもなんだけど。それでもやっぱ競争相手が圧倒的な場合に同じ土俵で戦ってはいけないよね。 2巻目から出てくるSophonもかっこいー。 出て来たサイエンスフィクション ・アシモフのfoundatio

BAA half marathon 2019

去年ハーフマラソンに参加して足を痛めて歩いて完走(完歩?)した。 今年も懲りずに挑戦! 一応完走! 途中でまたもや左足が力抜けてこけそうになったり、上り坂も下り坂も大変だった。筋肉の問題らしい。終わった後に階段数段降りてうめいていたし。今日(次の日)はふしぎなことにあまり筋肉痛にもなってないけれど。でも背筋もやや張ってるのは一体なに? 2017年のハーフマラソンではこんなことにはならなかったので、(去年と今年)と一昨年の訓練の違いを考えた。 2017年には階段で特訓(?)していた! 研究室のとなりに階段があって、それを下から上まで登ると10階ぶんある。それを数回続けていた。それの違い? 今日の教訓 筋肉は大事ですね。 過去のブログ ・ BAA Half Marathon 2018

正しい質問をすることの大切さ

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私のお気に入りの本の一つは The Hitchhiker's Guide to the Galaxy である。ダグラス・アダムスの書いたサイエンスフィクション。 Elon Muskのお気に入りの本でもある。 上のビデオでは「どうして正しい質問をすることが大切なのか」をElon MuskがHitchhiker'sを引用しながら語っている。4分43秒から6分21秒まで。 引用された場所の、ネタバレのYoutubeビデオはこっち(爆笑) 「正しい質問」をしないと、えらいことになる。コストも時間もかかったあげく、満足できない答えが出てくる。の究極の例である(笑) Elon Muskは上のビデオで、 Douglas Adams, best philosopher ever. Maybe, I think, the best book in philosophy ever. (ダグラス・アダムスは最高の哲学者だ。僕が思うには、(Hitchhikerは)最高の哲学書だ) って、言ってる言ってる。  こんな本も売ってたし。 Why questions matter more than answers.(なぜ質問のほうが答えよりも大事なのか) そりゃー「XX」っていう意味不明な答えを得るからに決まってるじゃん!  今日の教訓 それにしてもElon Musk、そこまでThe Hitchhiker's Guide to the Galaxyが好き? 過去のブログ ・ Space X、車を宇宙に飛ばす ・ The Hitchhiker's Guide to the Galaxy イギリス人のジョークがふんだんにちりばめられた傑作である。ナンセンスがたっぷりで笑いすぎで死にそうな本。