Wednesday, April 6, 2011

エフゲニー・キーシンのコンサート

これまた忘れていたのだが、先週の土曜日にエフゲニー・キーシンのコンサートに行って来た。大学時代の友人でキーシンの大ファンがいたから、まずその人に自慢しておこう。

<40 = $20という、ボストン交響楽団のプランで、40歳以下だったら20ドルのチケットがあるのである。幸運にもまだ40歳以下なので、チケットを半年ぐらい(?)前に購入しておいた。もちろん満員である。<40=$20のエリアだからだろう、私の周りだけ平均年齢が低くなっていた。

Liszt, Chopin and Grieg
Conductor John Nelson
Piano Evgeny Kissin
LISZT Mephisto Waltz No. 1, for orchestra
CHOPIN Piano Concerto No. 1
LISZT Orpheus
GRIEG Piano Concerto

なんとピアノ協奏曲が2曲もあるのである。めずらしい。おかげでエフゲニー・キーシンを心おきなく堪能することが出来た。私も昔ピアノ弾いてたから思うけれど、うまいよねー。テクニックもさることながら感情表現も素晴らしい。どうしてピアノ一台からそんなにいろいろ表現できるのか、疑問である。
幸いなことに、今回の演奏曲は私は弾いたことがなかったので、聴きながら「うっ! そこは私がよく間違えたところ!」となることも無く楽しむことができた。キーシンはピアノ協奏曲を2曲も弾いたのに、その後アンコールで観衆に拍手されまくった結果2曲も弾かされていた。大変ご苦労なことである。おつかれさまー。私だったら腱鞘炎になっていそうな気分である。アンコール曲1曲目は知らない曲だったが、2曲目はショパンの幻想即興曲であった。

さて、ここから勝手なショパン解釈。

ショパンは交響曲を書けなかったらしい。その辺がピアノ協奏曲にもありありと(?)出ている。CDで聴いている時には気づかないんだけれど、実際コンサートで見るとわかるんだよね。
オケのパートとピアノのパートが分かれてる(笑)。そんなことは抜きにしていい曲だからいいのだが。さらにどうでもいい話に脱線していくと、ショパンは女性受けのしそうなロマンチックな曲が多い。なので、大学時代の話だが、男子学生がショパンの曲をピアノで練習し始めると「どうした、奴は恋でもしてるのか?」と噂になったのであった。きっとショパンがピアノ協奏曲を弾いたとき、女性がいっぱいフラフラっとなったことであろう。

バイオリン協奏曲はバイオリンの音がどうしてもオケ(オーケストラの略)の音量に負けるので、オケが抑えめに演奏するみたいである。しかしピアノ協奏曲はピアノの音が十分でかいので、オケは普通に演奏するようである。 さすがピアノ、でかいだけある。ついでに思ったことだが、以前に前の方に座った時に、あまりのオーケストラの音の大きさにびっくりしたことがあった。そこで勝手な心配だが、指揮者のいる場所ってものすごい音なのではないだろうか? 難聴になってしまうのではないかと心配である。

今日の教訓 またキーシン来たら行こうっと。

過去のブログ
五嶋龍のコンサート
Lang Langのコンサート(昔弾いた曲をLang Langに弾かれて「うっ」となったこと)

2 comments:

F Fries said...

キーシン君、昔は巻き毛くるくるで可愛かったのに、今はロシア人のおっさんになってしまいましたね。。。

Kay said...

席が遠くだったので、「ロシア人のおっさん」かどうかまでは見えませんでしたー。それにしても音楽家って、若くて可愛かったらちやほやされて、年をとってくるにつれて人気がだんだん無くなる気がします。。。