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Showing posts from May, 2009

ブログを本にする!

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私はYahooブログを使っていてBlogger(このブログ)に引越したのである。 今日面白いものを見つけた。 ブログ製本サービス 要するに、自分のブログを本にするサービスである。 まったく人の心をくすぐるようなサービスである。ためしにYahooのブログ設定の「ブログを本にしよう!」から、自分のブログをPDFにしてみた。(PDFにするのはタダでできるらしい) 表紙つき! しかも目次つき! 「480ページまで」ということだったが、はみ出た! 未公開ファイルを削除して作り直したら458ページになった! 2.3MB。B6サイズ。 とにかく、PDFファイルになった。コンピューターに保存しておこう(笑)。 ・・・・・・ひょっとしてPDF上で検索したほうが、Yahooブログ内で検索するよりも早いのでは。 やりーーー。 製本した場合のお値段をチェックした。 13,887 円 (印刷: 13,362 円、送料: 525 円) ←一冊の値段 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 我輩の 徒然草(つれづれぐさ) に13887円! 他のブログサービスも対応しているものがあるらしいので、興味がある人は是非とも上のリンクからお試しあれ。Bloggerは対応していないとのことだが、Bloggerにも対応してもらいたいものである。 あと、ドイツ語は文字化けすると誰かが書いていたが、どうなんだろう。。。。 今日の教訓 私のYahooブログは本にはならずにPDFになった。 追加 そのままダウンロードしたPDFを読みふけってしまった。。。。。 まだ半分。 過去のブログ ・ 祝 カウンター20000突破!  (Yahooブログの引越を考えていたこと)

なんでも研究してしまう人達

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難しい話ばかりだと客(読者)がいなくなってしまうので、バランスを取るべく、だるだるな話を。 フランス人同僚から送られてきた論文 論文のタイトルは Experimental Evidence for Synchronization to a Musical Beat in a Nonhuman Animal 載っていた リンク をクリック すると、Supplemental videoが出てきて、それをクリックすると、鳥が。 しかも音楽のスピードを変えて、鳥がどのリズムに乗ってもダンスできるかどうかを 研究 しているのである。お遊びではなく、真剣に。科学的に。 すばらしい。 なんでも有名な鳥らしく、Youtubeにも載っていた。 なかなかすごい鳥。かなりのリズム感。 いろんなところで有名になったらしい。  気に入った人はYoutubeのサイトに行ってDonation(寄付)してみてください。 今日の教訓 研究者たるもの、なんでも研究のネタにしないといけない。

経済危機になって、あれこれ思うこと その2

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5月になって暖かくなって、なぜか昨日はボストンでも32℃まで気温があがって、今日から3連休である。しかし私は自宅待機。 豚インフルエンザにかかったわけではないけど。 なぜなら、私は今アレルギー性結膜炎なのであった。連休なので「Martha's Vineyard( マーサズ・ヴィネヤード )に行こうよ」とか、「キャンプに行こうよ」とか誘われた。 だが私は自宅待機のIndoor(インドア)派! さて、本題にはいって。 ついこの前Fidelity Freedom Fundから、なけなしのDividend(配当金)をもらった。 去年とくらべてもがっくり。。。。。 それと同時に、この前「役に立たない」と文句を言っていた FAGIX (Fidelity Capital and Income)は着実に毎月配当金をくれるので、見直した。 さすがIncome Fund、身を削りながら配当金をくれているんじゃないかと思ってしまう。 やっぱり投資って難しいわ。 そして、Matthews India( MINDX )は19日に一日にして19%上昇した。これはインド全般に投資する投資信託(Fund)である。単元株ではなくFundのくせに、一日にして19%上昇。  「なにがあったんだー? 次の日は一日にして30%下がったりするんだろうか?」と思っていたら、二日後ぐらいに理由がわかった。 立ち直るインド経済 IT産業だけは蚊帳の外? なんでも、選挙でどっかの党が圧勝したらしい。 そしたら20%も上がって、結局ストップ高(あまりにも値段が高くなりすぎたので、その日の取引中止)になったそうな。 ソリティアをして時間をつぶしているブローカーの写真つき(笑)。 インド面白すぎ。選挙が経済にそんなに影響を与えるとは。 やっぱり投資って難しいわ。 Fidelity investmentsに To rebalance, or not to rebalance という記事があって、「いつRebalance(再分配)をするか」について4通りの例をあげて詳しく書いてある。 いつRebalanceしたほうがよいだろう?まあいいか、しばらくほおっておこう(←いいのか本当に?) Asset allocationについてだが、Fidelity investmentsの myPlan SM Snapshot で遊ん

セミナー終了

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はーーーー、つかれた。 今日は1時間のセミナーをやったのであった。 正確にいうと50分しゃべって10分質疑応答。なんにせよ、英語で50分しゃべるということは大変なことよ。 セミナー終了後のPowerpointのスライドの解析。 スライドの枚数 52枚。 サイズ23MB。 1. 大きなタイトル。私の名前+所属。 2. 二つのトピックのタイトル。 「今日はこれとこれをしゃべります。。。。」 3-29. 一つ目のトピック。 データの載っているスライドは8枚 30. 二つ目のトピックのタイトル。 「二つ目のトピックはこれです。。。。」 30-51 二つ目のトピック。 データの載っているスライドは12枚。 52 Acknowledgement(研究に協力してくれた人達への感謝) ということで、52枚のスライド中、データの載っているスライドは20枚だけなのである。 あとはIntroductionとか、Hypothesisとか。「これはどういう意味」とか、「つぎはどうする」とか。 絵を描いてみたり、文章で示してみたり。 そーーーんなプレゼンの方法は日本にいた時は習わなかったのだが、そのうち努力するうちにこんな風になってきた。何事も練習である。 英語が出来ないので、プレゼンの骨格はものすごく気を使うし、絵もたくさん使うのである。 50分も苦労して英語でしゃべって、後でみなが「ポカーン」としていたらがっくりする。 聞いているほうも、英語もわからんし、内容もわからんとかだったら、1時間聞いている意味がない。 私にとっては、プレゼンは「こーんなにデータがあるんだよ、すごいでしょ?」と自慢することではなくって、「英語下手だけれど、お願いだから私の言っていることわかってよ。ちゃんと説明するからさ!」という感じである。 聴衆がわからなかったら、意味がないのである。 日本にいたときは、口頭発表の時は原稿を覚えるということをしていた。残念ながら記憶力が悪いので、原稿を覚えられなかった(大爆笑)! ドイツにいたときに学会でOral presentation(口頭発表)をする機会があり、英語の原稿を見ながら同僚の前で練習しようとしたら、同僚に原稿取り上げられた。 「むちゃくちゃな英語でもいいから、そのまま話なさい」と。 しどろもどろでプレゼンの練習をし

海外で働いている人の体験談募集

いつも読んでいる渡辺千賀さんの On Off and Beyond というブログで、 海外で働いている人の体験談募集 という話があったので、フォーマットどおりに書いてみた。 二週間ぐらい前に千賀さんが 「海外で勉強して働こう」 というタイトルで爆弾発言(!)をしてからずーっと続いている話である。 その後「じゃ、みんな海外でどんなことしてるんだろう」という話になり、体験談を募集することにしたらしい。 ということで、私はドイツとアメリカなので二通り。 森鷗外 の時代じゃあるまいし、海外に行くということは、そんなに大層なものではないと思う。千賀さんがブログで言っていたとおり、「引越」というのが適切かも。 2003年4月-2005年3月 ドイツ 1. 今いる国 今いる国じゃなくって、前にいた国だけれど、ドイツ。 2. ドイツでの勤務先の業種・本社所在地 Technische Universität München, München, Germany 日本語になおすと「 ミュンヘン工科大学 、ミュンヘン ドイツ」になると思う。 3. ドイツでしていた仕事の職種 ポスドク (博士研究員) 博士課程を修了してから、別の研究室に移動して数年間修行を積む時期のこと。欧米で一般的。その後大学でアカデミックの職を得るために奮闘するか、企業に就職する。 ポスドクを経験せずに企業に就職する人達もいる。 4. ドイツでのワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど) 仕事時間は研究者なので、自分の研究による。 ドイツ人は大抵朝早く初めて5時ぐらいに帰ってしまう。土日にいる人はあんまりいない。だが研究に人生かけてる人は土日にもいたりする。 一般的にドイツ人は非常に効率的だった。私個人の意見としては、是非日本人が見習うべきところ。 私用の時間の取りやすさは、大学本部でのドイツ語教室が5時ぐらいからあったのだが、それに週2回ずつ最初の数ヶ月行っていた。ドイツで暮らすには多少のドイツ語は必要なので、大目に見ていた(あるいはボスは忙しすぎて放任主義で気づいていなかった?) 休暇にはボスのサインが必要だったが、紙を見せると何も見ずにサインしたあと、「で?Kay、どこに行くんだ?」と訊いていた。ちなみに私が1年間に消費し

となりの億万長者

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前からの疑問だが、どうしてアメリカでは株式市場の動きをBull marketとかBear marketって言うのだろう。Bullは雄牛でBearは熊。 雄牛も熊も強そうだし。私にとってはどちらも上昇市場に見えるのだが。。。。。 さて、本題に入って。 私のファイナンスの師匠であり、 FI planning のサイトを運営しているNobuさんから「 となりの億万長者 」という本を借りて読んだ。英語名は The Millionaire Next door という。 3万円以上の時計を買ったあなた、億万長者にはなれません! 正確に言うと、235ドル以上の時計だけれど、10年ぐらい前の本なので235ドルにインフレと為替を適当に考えて、切りのいい3万円にしてみた。 「億万長者は一体どういう人達なのか?」ということを調査した本である。 この本によると、高収入の人の道は大体こんな感じの2つに分かれる。 少なくとも私の頭の中ではこの2つに分かれた。 1. 蓄財優等生 質素な生活をして、投資をして、億万長者になる。この人達はたとえ仕事がなくなっても何十年も持ちこたえることができる。中流家庭の住んでいるところに住んでいる。子供は公立学校。周りの人達は彼らが億万長者であることを知らない。夫婦で倹約家であり、投資している。 2.蓄財劣等性 いわゆる優雅で豪華な生活をする。よい地域に住み、高級車を持ち、子供を私立学校に行かせるが、資産はほとんどなく、仕事を無くせば数年で資産が無くなる。さらに子供を金銭的に甘やかして育ててしまっているため、引退しても50歳とかの子供にスネをかじられる。 投資はあまりしていない。 はーーーー。 なんか、究極の選択ですな。 2の優雅な生活をしつつ1のように資産もあるという人は、相当の高収入に違いない。 そんな人は滅多にいない。 そういうことで、どちらかを選ばないといけないようである。 具体的な細かいケースはいろいろあった。 同じ親が育てていても、自立しそうな子供には親はお金をあげず(だからもっと自立し)、自立できなさそうな子供には親はお金をあげて(だからさらに依存し)とか。 まったくもって子供の教育は大切である。 さて、高収入でもなんでもない私が選ぶ道は、もちろん1である。そうでないと果たして引退できるのか不明なのである。

目からウロコのサイエンス その1 夜型でもいいんじゃん!!!!!

5月1日のScience Podcast を聞いていたら出てきた話。 それをそのまま文章にしたのは こっち 。(二つあわせて英語の勉強にどうぞ) 元ネタは Good News for Night Owls 。 Night Owlは夜のふくろうで、英語で夜型人間に意味。 この記事は「夜型人間に朗報です」というタイトル。 内容を簡単に説明する。 睡眠をコントロールするのは、circadian rhythm( 概日リズム )とsleep pressureである。Sleep pressureは日本語の単語は何て言うかわからないけれど、「何時間起きていられるか」ということらしい。 この研究では、16人の朝型人間と、15人の夜型人間に協力してもらった。 その人達には、スクリーンに映っている数字を見ていてもらって、その数字が変わった時点でボタンを押すというテストをしてもらった。(実験ともいう) 実験がそれぞれの人の概日リズムに影響しないように、協力してもらった人達には、普段と同じように寝てもらった。そして起きてから1.5時間後(1時間半後)と10.5時間後(10時間半後)に上のテストをしてもらった。 1.5時間後の反応は朝型も夜型も一緒だった。 だが10.5時間後の反応は夜型人間のほうが6%早かった!  記事での結論としては、朝型人間は夜型人間よりも、早くに集中力を無くすのではないかと。(論文の結論はもっと専門的) Podcastでは、夜型人間は「statistically significantly better? (統計学的に有意差が出て反応がよいのか?)」という質問をしているが、有意差ありで反応が良いらしい。 その後Podcastでは、「じゃ、朝型人間は遅くなったら建築現場とかの危険な場所で仕事をしないほうがいいのでは?」とか、「朝型人間の学生は午後にテストを受けたら夜型人間よりも点数が悪いのでは?」という話になっていた。 ちなみに朝型が5時に起きるとすると1.5時間後は6時半、10.5時間後は3時半ね。3時半はまだ勤務中。 夜型が8時に起きるとすると1.5時間後は9時半、10.5時間後は夕方6時半ね。 この話は夜型人間の私にとっては、本当にGood Newsだ! 今までどれだけ「朝型にしましょう!」っていう話を何回読んだ、聞いた、言われた