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Showing posts from August, 2023

ChatGPTでレジュメのアップデート

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たまにレジュメのアップデートをする。昔誰かから教えてもらったのだが、CVのアップデートを毎月のようにしたほうが良いという話だった。私はそんなに頻繁にしないが、それでもレジュメもアップデートしておいた方がよい。 レジュメについてChatGPTに聞いてみた。 ---- レジュメ(Résumé)は、主に仕事や学術的な機会を追求する際に使用される、自身の経歴やスキル、成果を簡潔にまとめた文書です。一般的には、求職活動の際に雇用主や採用担当者に提出されることが多いですが、学術研究の申請や他の機会でも使用されることがあります。 レジュメには、以下のような情報が含まれることが一般的です:基本情報: 氏名、連絡先、住所などの個人情報。 職務目標(オブジェクティブ): 自身のキャリア目標や志向を簡潔に述べたセクション。 学歴: 学位、専攻、卒業年などの学歴情報。 職務経歴: 過去の職歴や経験を、企業・組織名、役職、勤務期間といった情報と共にリストアップ。 スキル: 自身の専門的なスキルや技能を列挙。言語、ソフトウェア、ツールなどが含まれることがある。 実績・業績: 過去の仕事やプロジェクトでの成果や達成した目標を示す。 賞賛や認定: 受賞歴や特別な認定、ホノールなどの情報。 趣味・関心: 個人的な興味や趣味、ボランティア活動など、自己紹介を充実させる情報。 レジュメは、読みやすく明瞭なフォーマットで作成されるべきです。1ページか2ページ以内に収めることが一般的で、重要な情報を強調し、採用担当者や審査委員に効果的に自己紹介する役割を果たします。 ----   ウィキペディアにも訊いてみたが、日本語のウィキペディアにはあまり情報が載っていたかった。日本でいうところの職務経歴書と一緒の感じ???? さて、このレジュメ、簡潔に書かないといけないのだが、英語なのでちょっと難しい。ChatGPTにレジュメのアップデートを手伝ってくれるかと訊いてみた。 なんでも手伝ってくれる(ような気がする)ChatGPT、どうもありがとう。今のレジュメを放り込んでみる。長々と書いてくれたり、知らない単語を入れてくれたり(爆笑)重要そうなキーワード省いてみたりという感じで、まあそのまま使えるわけではないが、ちょっと文章の雰囲気を変えてみたかったので、ツールとしては良いと思う。なんといっても英語も直してくれるし

アメリカバイオテック業界は今ちょっと大変

アメリカだけじゃないかもしれないけど。 数年前はバイオテック業界は盛り上がりまくり(?)であちこちに会社ができて、ボストンあたりによっては、ラボのスペースがない状態だった。 おかげで、ラボスペースの建設が増加。 だが、去年の終わりから今年にかけてバイオテック業界は大変になった。 Fierce Biotech Layoff Tracker 2023 元上司に教えてもらったウェブサイトである。バイオテックの会社のLayoffがどれだけ行われているかを追跡しているウェブサイト。 その前にLayoffとfireの違いをちょっと説明。 FIRE vs. LAY OFFの意味(Berlitz) fire は、仕事ができないとか勤務態度が悪いという理由で解雇する、という意味です。  lay off は、従業員の雇用の継続をやめる、という意味です。企業の財政難や、仕事そのものがもはや必要でなくなったなどの理由によるものです。 引用終了。 2023年のlayoffを行った会社 8月17社(8月25日の時点) 7月15社 6月11社 5月12社 4月12社 3月19社 2月24社 1月14社 こうやってリストアップすると、悲壮感が出てきますな。。。。 知り合いの会社がlayoffしたり、元同僚が移った先の会社がlayoffしたり、今年はすごい状態。もっとも前がイケイケすぎたのかもしれないが。これからもどうなるか注目。。。サイコロジー・オブ・マネーの重要なところをもう一度読み直して。。。。 今日の教訓 今年のバイオテック業界はちょっと大変 過去のブログ ・ サイコロジー・オブ・マネー(お金の心理学)  参考文献 ・ Mass Layoffs Continue Across The Biotech Sector. What Does This Mean For Pharma’s Future? (Forbes)

お金持ちになるための40冊の本

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博士課程に進むと決意したときに「お金持ちになる気がしない。だから自分で勉強しないと」と思った。(←昔の話)ちょうどそのころ「金持ち父さん貧乏父さん」が出版されたので、読んで「投資を勉強しよう」と思った。 それ以後投資は趣味。読書も趣味なので、「どこかに良い本はないかしらー?」と探していたら、ちょうど良いYoutubeビデオを発見。 でもこのリッチそうなおじさんは一体何者???     Level One: $0 to $100,000 (ビデオでの説明を見る限り、お金に対する心得と、成功する気持ちの持ち方の本のような気がする) 40. Secrets of the Millionaire Mind (ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人 お金を引き寄せる「富裕の法則」) 39. The Psychology of Money (サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット) 感想はこっち 。 38. The Magic of Thinking Big (大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある) 37. The Winner Effect  36. Think and Grow Rich  35. Unscripted  34. The Essence of Success  33. Atomic Habits  32. The 7 Habits of Highly Effective People  31. The 12 Week Year  30. The Art of Getting Things Done  29. Essentialism  28. So Good They Can't Ignore You  27. The Unfair Advantage  26. Mastery  25. Steal Like an Artist  24. Rich Dad, Poor Dad (金持ち父さん、貧乏父さん) 23. The Compound Effect  22. The Little Book of Common Sense Investing  21. The Intelligent Investor  20. One Up on Wall Street    Level two: $100K

アメリカのアカデミアで教職に就くには

実験医学2023年7月号の良かった記事はこれ。 アメリカのアカデミアで教職に就くには こういうのを博士取った頃に読んでいたら苦労しなかったに違いない。まあ、そのころに読んでいてもピンと来なかったかもしれないが。。。 一番良かったところを引用 ポスドク10年の年限を使い果たしても、Research Assistant Professorとして生き永らえながら果敢に研究費を狙い続けている研究者も多数います。独立ポジションではありませんが、研究室のなかではシニアであり、ボスとしても信頼のできる右腕であり、学生やポスドクの指導をしながら自分でも研究費申請書を書き続けるのです。 引用終了。 この諦めない根性が素晴らしい!  記事には夢破れた場合(?)のプランBも載っている。しなやかな文章だった。 昔「 正攻法でないラボ立ち上げ方法 」に書いたが、王道だけのルートだと思っていると自分のラボの獲得非常に難しい。ラボ立ち上げ方法にもいろんなルートがある。研究費申請書もNIHやDoDだけではなく、「金はどこから取ってきても良い」とメンターは教えてくれた。夢破れた場合もプランBがある。だいたい人生思い通りに行ってる人って、あまり聞いたことがない!  今日の教訓 人生は紆余曲折なので、しなやかに生きましょう。