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Showing posts from August, 2006

それはちょっと大きすぎます

夏で暮らしやすいためか、あちこちのアパートでねずみが出没している。 今日もフランス人(隣の研究室)が、「ねずみが3匹でた!」といっていた。 しかしアメリカはねずみだけではすまないらしい。 昨日の朝、同僚のフランス人が、目の下にクマを作って現れた。 「あのねー、ラットがアパートに出たんだよ!」 アパートにラット!!!!!!!! ラットである。 念のためラットの日本語を書いておくと、「どぶねずみ」である。 どぶねずみが部屋に登場。 今まで出ていたのは、はつかねずみ。(英語ではマウス) さすがのどぶねずみでは、フランス人同僚は寝ることも出来ず、一晩明かしたというわけだ。 その話をボスにフランス人同僚がすると、「マウスやラットが出たら、法律によって家主さんが処置をしなくてはいけないことが決まっていたと思ったから、家主さんがなんとかすると思うよ。衛生的に問題があるからねえ」 (また法律) 家の一大事なので同僚はすぐ帰った。家主さんは業者をつれてどぶねずみの来た穴らしきところを埋め、さらにどぶねずみをみんなで追いかけて取ったそうな。 接着式罠二つにどぶねずみは挟まれ、外のゴミ箱に捨てられた。 ラットサンドイッチである。 フランス人は、「アメリカって、(外からは)すごくいい国のように見えるだろ、でもなんでそんなにたくさん『穴』があるわけ??? どこでも穴だらけじゃ ん。もう、絶対そんなことフランスではありえない!」 と怒っていた。 彼は「マウスのいないところに引っ越す!」と言っていた。 「それは無理だろう」と突っ込んでおいた。 引っ越して4ヶ月だが、今のところ、うちにはマウスは出没していない。 今日の教訓 アメリカの家は穴だらけである。

アメリカのクレジットカード-2

この前送ったクレジットカードは、みごとにお断りされた。 理由は、クレジットヒストリーが短いこと。 つまり「年季が足りん!」ということらしい。 文句がある場合は、自分でクレジットヒストリーを調べて、何か間違いがある場合は、報告してくれと書いてあったので、インターネットで自分のクレジットヒ ストリーを調べてみた。 マサチューセッツ州では、1年に一回はタダだったと思う。(クレジットスコアは有料) Annual credit report.com https://www.annualcreditreport.com/cra/index.jsp に行き、request creditを押して、情報を入れていけば、10分後にはクレジット情報を手に入れることができる。 私の情報は、 全体的に問題なし。一回も払いおくれなし。 非常によろしい。 面白いことに、いろいろな情報が入っていた。 クレジットカードの上限。 使用した最高額。 最近払った金額。 さらに、情報を取り寄せた会社(情報は制限されているらしい)は、 クレジットカードを私が応募した会社 部屋の賃貸会社 クレジットカードのダイレクトメールを送りつけてくる会社 すごいーすごいー。 そんなことも調べるのね。 結構楽しんだ私だった。 なんにせよ、情報は悪くないし、誰も私のクレジットカード情報を使用していないことがわかったので、よかった。 アメリカでは、本当に人の情報を盗んでなにかする人がいるらしい。 そのため「大きな買い物(家とか車とか)の一ヶ月前ぐらいには、必ずクレジットヒストリーを調べること」という注意書きがホームページにあった。 今日の教訓 たまにはクレジットヒストリーを調べてみる。

これがアメリカ式 その5 文句は言ってみる。

うちのフランス人同僚が、「今日はガスの点検に来るらしいから、家にいなくてはいけないんだよ。しかもね、12時から夕方の6時まで!」 と言った。 普通そういうのは家主の問題なのだが、なんだかんだで同僚がいなくてはいけなくなったらしい(英語の問題か?) 彼は「たぶんガスの点検なんか、来ないと思うよーーー」と言いながら、家に帰っていった。 途中で、「きっとどっかでのんびりしているに違いない」というメールをくれたので、 http://www.youtube.com/watch?v=ufo9p1O9iAQ を送っておいた。「インターネット接続会社の技術員が来て、ソファで昼寝した!」というビデオである。 ガスの点検はもちろん、来なかった。 夕方6時半に、彼は研究室に戻ってきて「やっぱり来なかった!」と憤慨。 次の日、彼は私のところに来て言った。 「あのあと、電話をかけて文句を言ったんだ。そしたら25ドルのチェックくれるって」 うーむ。彼もアメリカに住んで、鍛えられたか。 それとも、フランス人は、日本人よりも丈夫か???? 今日の教訓 文句は言ってみる。

アメリカのクレジットカード

たまにヒマになると、お金情報を調べる私。今回はクレジットカード情報。 ドイツでは日本のクレジットカードしか持っていなかった。それで十分だった。 アメリカではクレジットカードが非常に大切である。 まず第一に、アメリカ産クレジットカードを持っていないと、インターネット上でお買い物ができなかったりする。(ああ、めんどくさいーーー!!!!) そのクレジットカードだが、もちろん使い方を誤って破産する人はいる。 半年ぐらい前に、20枚ぐらいクレジットカードを持って薬局でお買い物をしているおばさんを見た。 かなりの枚数が、薬局に拒絶されていた。 逆にクレジットカードを上手に使う人は、家を買うときの借金の利率が低くなったりするらしい。 そのため、クレジットヒストリーなるものが存在する。 去年の今頃、クレジットカードを作ろうと、いろいろ画策した。 が、クレジットヒストリーが無ければ、クレジットカードを作ることも出来ないらしく、断られた。 なんかもう、犬が尻尾を追ってイライラしているような気分だった。 しかもその直後、クレジットカードと言えない超あやしいカードが家に来た。 私の名前つきである。手紙が一緒に入っていて、電話をし番号を入力してくださいと書いてあった。 手紙をよく読むと、番号を入力するといきなり200ドルぐらい引き落とされると書いてあった。 しかも、Master CardとかVisaとか、クレジットカードのマークがついていない。 研究室に持っていったら、同僚がカードを裏返して、「このカード、後ろの数字が書いてないよ。絶対、使うな!!!」といわれた。 もちろんはさみでバリバリに切った。 結局、銀行でSecure Credit Cardなるものを作成した。 しかもお金払った。 仕組みとしては、お金を預ける。それがクレジットカードの限度額となる。 人質を取られた気分である。 そのカードを作ったときに、1年後クレジットヒストリーがよければ、別のクレジットカードを紹介しますと書いてあった。 (私のは正攻法だと思うが、人によって裏ワザがいろいろあるので、その辺の人に訊いてみること) さて、9月で1年になるので、ためしにクレジットカードを応募してみることにした。 買い物をすると5%を上限として、お金が戻ってくるという、不思議なクレ

一体いつの話ですか!!!

「最近ブログが面白くない」と母親からコメントをもらった。一ヶ月ほど前のこと。 確かに「最近アクシデントが少ないなあ」と私も思っていたのよ。 しかし世の中はそんなに甘くなかった。 それから立て続けに「なんじゃそりゃ!!!」ということがあった。 そのうちの1つを紹介する。 ドイツの大ボスの秘書さんから突然メールをもらった。 Hallo Frau Dr. ○○, gestern hat Herr ○○ angerufen - wenn Sie sich erinnern, er war der Vermieter Ihrer ersten Wohnung in München. Anscheinend hatten Sie vergessen, Ihr Telefon bei der Telecom bei Ihrem Auszug aus der Wohnung abzumelden, und seine Tochter hat jetzt eine Mahnung über Telefon-Grundgebühren von September 2003 - April 2004 erhalten. Die eigentliche Rechnung beträgt € 107,80, mit Mahngebühren fordert die Telecom jedoch insgesamt € 204,02. Haben Sie die Rechnung über € 107,80 von der Telecom erhalten oder hören Sie davon heute zum ersten Mal? I try in English: Herr ○○ called yesterday (do you remember? - he was the landlord of your first flat in Munich). It seems that you forgot to cancel your telefon access when leaving the flat and his daughter now got an reminder from Telecom for the period Sept. 2003

Ph.D student (博士課程学生)のこころえ

最近私がはまっていることは、Nature(誰でも知ってるあの科学雑誌)のWebsiteで毎週論文をチェックするついでに Nature jobのwebsite を見ることである。別に仕事を探しているのではなくって(そういえば来年度も仕事をしていていいのか、ちゃんと確認してみよう)、いや、仕事もいろいろ見てはいるが、それよりはコラムを読んでいるのである。 ここ3ヶ月のヒットは、もちろんGuide for PhDsであることは前にも載せた。ここではもう少し詳しく説明する。 What makes a good PhD student? (何がよい博士課程学生を作るか つまりどうやったらいい博士課程学生になれるか) そのまま記事を読んでもいいが、それよりも面白いのは、その下にある、 EXTERNAL LINKS 「Guide for PhDs」 をダウンロードしたら出てくる6ページの文章である。オーストラリアのある施設の8人の、おそらく教授クラスの人が書いた文章である。それをNaturejobの人が紹介したわけ。この文章は「これを全部できたらPI(Principal investigator、日本で言う助手以上の人)にすぐなれるじゃんか!」と突っ込めるぐらい、結構厳しい。「PIの陰謀だ」という話もある。学生を働かせるとための口実か?確かに働いてくれたらいいものな。 リンクが切れていたので、 他のウェブサイトからのリンク を追加したが、リンクがまた切れると大変なので、そのままコピーペーストして保存することにした。お楽しみください。 Guide for PhD students (and post-docs) aiming for a successful career in science roughly in order of importance, and with apologies to those who have worked these things out for themselves! This is not an official QIMR document and does not represent the views of QIMR or its committees. It does, however, reflect t