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Showing posts from December, 2006

年末大掃除

年末になると掃除をしたくなるという日本人の性格がまだちゃんと残っているらしい。 今日は台所と廊下を掃除した。 汚くなったガスレンジをスポンジでこすっても、ちっとも落ちない。 スーパーマーケットに行って磨き粉(昔使っていたホーミングみたいなやつ)を買ってこようかな、でも面倒だなと思いつつ掃除していた。 そしたら思いついた。 ベーキングソーダを使おう! 日本語で言うところの重曹である。ドイツ語ではNatronと言う。 昔親が「『大草原の小さな家(古き良きアメリカのホームドラマ)』ではベーキングソーダを使って掃除してたわよ」と言っていたのを思い出したのである。 そして、アメリカの歯磨き粉にもベーキングソーダは入っている。 料理用ベーキングソーダ(なぜか200gぐらいある)を取り出して裏を見ると、掃除用使用方法が書いてあった。 1.スポンジにつけてこすってください。金属に傷がつくことはありません。 2.茶渋とかコーヒーのカスを取るときは、ぬるま湯に溶かして漬けてください。 お値段は59セント(80円ぐらい) 試しに粉をまいてスポンジでこすると、きれいに取れる。 すばらしい! さらにシンクもゴシゴシ。 やや茶色くなっていたシンクもピカピカ。 すばらしい! 大体マフィンに使うときは、ティースプーン数杯しか使わないのだ。 ほとんど棚の無駄物と化していたのだ。 掃除として使っても何の問題もないわけだし、使いまくっても1箱59セントしかしない。 洗剤みたいに残ると体に良くないとか考えなくてもいい。 なんたって食べてるんだし。 ちなみにドイツ式に掃除をするときは、蛇口をぴかぴかにする。 普通に布でこする。水滴の跡をきれいにこするわけだ。 ドイツでルームメイトがバスルームの蛇口を一所懸命こすっていた。 まるで新品みたいにぴかぴかにしていた。 すると洗面台とかシンクの雰囲気が全く変わる。 今日はベーキングパウダーでゴシゴシし、その後きれいに拭いておいた。 ベーキングパウダーとベーキングソーダの違いはアメリカ人に教えてもらったが忘れた。 鏡と窓の拭き方は日本式が今のところ一番いいような気がする。 新聞紙をたくさん用意し、水でぬらして拭く。乾いた新聞紙でからぶきすると水滴の線がつかない。 雑巾で拭くと毛がついてきれいじ

掃除サービス

掃除なんか嫌いだという人のために、ドイツでもアメリカでも掃除サービスがある。 インドの親の所にも掃除にくるそうだ。 ドイツ語で掃除をする女性のことはPutzfrau。たいていトルコ人 結構安いのか、私の友達が二人でPutzfrauをシェアすることを検討していた。 アメリカではcleaning serviceという。 確かに夫婦共働きでがんがん働いていたら大きな家を掃除するヒマなんかないだろう。 掃除するヒマがあったら家族とだんらんか? おまけに別荘まであったら、その掃除をしに行くはずが、ない! ためしにGoogleに「cleaning service boston」と入れてみた。 結構「タダで見積もりします」というところが多いが、一つだけ金額を書いていた。 1ベッドルーム、1バスルーム、1ダイニングルーム、1リビングルームで$50。 うぬ? 一部屋$50かそれとも全部で$50か? 2ベッドルーム、1バスルーム、1ダイニングルーム、1リビングルームで$60。 3ベッドルーム、1バスルーム、1ダイニングルーム、1リビングルームで$75。 4ベッドルーム、1バスルーム、1ダイニングルーム、1リビングルームで$85。 数学の単純な計算でいくと1ベッドルームのアパートだったら$50か。 本気か? craigslistで調べてみたところ、 最低2時間で1時間35ドル、それで洗濯も皿洗いもすると書いてある。 本気か?  時給35ドル(4000円ぐらい?)なら、結構いい仕事だ。 私が昔やっていた家庭教師よりもいいぐらいだ。 ドイツを検索してみた。 あやしきドイツ語で理解したところ、「1時間10ユーロ。3時間ぐらいでお願いー」とか書いてある。 簡単なアルバイトという感じか? 10ユーロは今1500円ぐらいである。 ちなみに日本の場合はどうなんだ? ダスキン 3DK/3LDK 1週間に1回のサービス 22,050円〜 4週間に1回のサービス 34,650円〜 お掃除専科 3LDK 水周り+部屋全体掃除機かけ 月1回 20000円/回 高い! どおりで日本人は自分でするわけだ。 共働きで、収入が相当ないと手がでない。 しかもアパートを1ヶ月掃除しないでほったらかしにしておくと、大変なことになる。 逆に考え

ドイツとアメリカの研究のしかた

さっきドイツとアメリカの研究の仕方の違いを書いていたら、間違って消えてしまった。 さいあくじゃー! 気を取り直してもう一度書き直す。 まず私と中国人の友達がいたドイツの研究所の研究方法はこんな感じである。 ドイツの研究所では、誰かに実験方法を教えてもらおうとすると、プロトコール(実験方法を書いた紙、たびたびドイツ語)をくれるだけでなく、親切に教えて くれた。 一度目は見せてもらって、二度目は自分でやってみて、わからないところは聞いたら、実験は大抵できるようになる。 更に親切なときは、実験をやってもらう。この場合は共同研究者になる。 なぜか知っているはずの細胞培養からELISAまで教えてもらったが。 私のボスは研究所のボスでもあったので(大ボス)、私が何か面白いことを発見すると、すぐさま「手伝ってやってくれ」「マウスくれ」といろいろなところに 電話をかけていた。 この素早さが大ボスが大ボスであるゆえんか。 おかげですぐに研究材料も人手を集まった。 さて、私と中国人友達の「アメリカの研究室」のイメージはこんな感じである。 実験方法を教えてもらおうとすると、プロトコールはくれるが、あんまり親切に教えてくれない。 ましてや、その道の達人が「やってあげようか?」ということにはならない。 まあ私の場合はもう研究期間が長いので、簡単な実験ならプロトコールだけで出来てしまうからいいのだが。教えてもらいたいときは「丁寧に教えて!」とねば るし。 それでも研究室内の共同研究はあんまりないのである。 結構個人プレイなのである。 私はおかげさまでドイツの2年間では論文を2報出すことができた。 しかも二つ目は2ヶ月で実験を終了させた。2005年2月上旬に「面白い現象」を発見し、2005年4月上旬にはドイツから撤退した。 もちろん実験もたくさん習った。 アメリカの研究室が決して悪いわけではない。 友達と私がいたドイツの研究室が要領が良かったのである。 二人で「あの研究所は良かったね」となつかしんでいた。 今日の教訓 初めての実験は「その道のプロ」を見つけてじっくり教えてもらいましょう。

アメリカのクリスマス その2

クリスマスにiTuneのギフトカードをもらった人たちが、iTuneのサイトに集中し、サイトが止まったらしい。 まだまだアメリカ経済は健全だ!

アメリカの病院

風邪をひいてか、そのせいで右耳がちょっと変になったので、かかりつけ病院に電話をかけた。 担当の人、 「今日は別のお医者さんにみてもらうけど、あなた一年も病院に来てないじゃないの! (かかりつけの)お医者さんの予約とるから、ちゃんとどっかにメモし ておいてね!」 一年も来てない!とか言われてしまった。 すみません。 風邪とか引くけど、一般的に健康だから別に行く必要なかったんだよー。 さすが予防の国。 あ、でも日本でも集団検診とか会社であるか。 確かに1年に一回ぐらい会っていたほうがいいな。 そういうことで、かかりつけのお医者さんの「こんにちは」と言いに行く。 これは結構重要で、最初にかかりつけの医者を選んだときに、実際に会ってないと「実は新しい患者もう持たないことにしたんだよ」とか言われる。そしたら別 の医者を探さなくてはいけない。 これを緊急の時に言われるとびっくりする。 さて、耳のほうだが、お医者さんが見てくれて、薬を処方してくれた。 「一応処方箋あげるけど、普通のOver the counterで買えるし。CVSとかWalgreenとか(ドラッグストアみたいなもの)で手に入るわよ。」 アメリカはいろんな薬が、処方箋無しで買える。 そうやって、医療費を下げてるんじゃないかと思う。 アメリカでは保険会社が契約しているジムに年間100日ぐらい行くと、ジム代をサポートしてくれる。 映画「スーパーサイズ・ミー」の国だし。 ボストンは都会だからか、あまりデブはいないよ。 今日の教訓 たまにはお医者さんに会いましょう。

NIH

この前Washington DCに遊びに行ったが、そのときついでにNIHに行ってきた。 National Institute of Health 私のイメージでは、アメリカの自然科学の大きな研究機関であり、研究費(グラント)のお金の出所である。NIH3T3細胞の出身地でもある。噂によると、 この細胞は3日おきに3倍希釈して培養するらしい。 (いいのかそんなイメージで) さて、遊びに行ったのは、ドイツの研究所でPhD(博士)をとり、ポスドクとしてアメリカに渡った中国人の友達に会うためだ。 休日にも関わらず彼は仕事をしていた。 そこでわかった事実。 NIHはポスドクをPI(Principal investigator つまりラボを持って研究する人)になるための教育をする機関らしい。だからセカンドポスドクが多いらしい。 セカンドポスドクと言うのは、博士を取って一つ目の研究室でポスドクをして、二つ目の研究室でポスドクをする人のこと。例えば私はドイツの研究室でポスド クをして、ボストンでポスドクをもうひとつしているので、セカンドポスドクだ。 知らんかった。 私にうってつけやんけ! ところが、友達はドイツで博士を取ってそのままNIHに行ってしまった。ファーストポスドクである。 彼が言うには「自分はまだいろいろ実験を人から学びたい」とのこと。 あらら。 友達は大丈夫だと私は思うけどね。 雰囲気からなんか大きい仕事をしていそうだしね。 今日の教訓 NIHに行くにはどこかで修行してから行きましょう。

アメリカのクレジットカード-4

勝った! またもやクレジットカードの話である。 「なんでそうも違うのか」の続きである。 バンク オブ ○○リカのSecure Credit Cardのために、私は500ドルの「人質」を取られていた。 500ドルしか使えないクレジットカードはそれこそ「使えない」ので、上限をあげて欲しいという要求をした。つまり更に500ドルの人質を差し上げるか ら、上限1000ドルにしてということを伝えた。10月16日。 その後「上限を1000ドルにあげて欲しいという要求は受け取ったけど、こっちは(人質のお金もらってないから、チェック送って」という手紙が来た。11 月8日。 どこにおくるんじゃー! 場所書いとけ、場所。それが聞きたくって、「上限あげて」という要求をしたのだけれど! まったく意味不明な。 でももうひとつのクレジットカードが出来たから、ほおっておいた。 そのうち解約して人質500ドルを取り返すつもりだった。 今日バンク オブ ○○リカから手紙を受け取った。12月14日付けである。 「おめでとう!よく頑張りました。あなたのクレジットヒストリーは良かったので、Secure Credit Cardから卒業です。あなたのクレジットカードは普通のクレジットカードになります。さらに上限を1000ドルにします。Saving Accountに入れておいたあなたの500ドルはアクセスできるようにしますので、どうぞ自由に使ってください。今後もよろしくー。」 おお! インターネットでチェックすると、確かに500ドルが503.1ドルになってアクセスできるようになっている。ただいまの利子0.20%(大丈夫 なんかいな、この銀行) たかが一ヶ月で手のひらを返したような対応の変化。 おそらくバンク オブ ○○リカが、クレジッドヒストリー管理会社に連絡したときにもう1つのクレジットカードに気づいたんだろう。そっちは11月1日か ら持ってるから。 なんにせよ、勝利である。 カードを何枚も持っているとごちゃごちゃするから、そのうち解約してやる! それでなくても、いろんなポイントカードで、財布がいっぱいなんだし。 人質、おかえりなさい。 松坂選手がクレジットカード作るときには、こんな苦労しないんだろうな。 RedSoxマークのクレジットカードと

誕生日

今日は私の誕生日である。 またひとつ年をとってしまった。 みなさんクリスマスで実家に帰ってしまったいるので、残念ながら祝ってくれる人があんまりいない。 残念。 ので、研究室のフランス人と奥さんに来てもらうことにした。 今から寿司を食べに行く。さっき確認したところ、すし屋はちゃんと開いてるそうだ。 誕生日おめでとうとボスに言われた後、でも日本人はあまり祝わないという話をした。 子供の時は祝う。 20歳は車とお酒が許可(選挙も)なので、祝う! ものすごく年をとるまでその後は祝わない。 60歳とか88歳とか100歳とかは祝う。(喜寿とか米寿とか、どれがどれだったか忘れた) その話をしたら、突然ボスは、心臓外科医の先生のことを話し始めた。 なんでもその人は97歳(ぐらいだったと思う)で、まだ現役らしい。 95歳ぐらいの時に、心臓を患ったのだが、自分が若いときに編み出した技術で手術を行い、復帰して今まだ仕事をしているらしい。 97歳で現役! おそるべし。 対抗して、日本人の100歳スキーヤーの話をしておいた。もう亡くなったけれど。 100歳まで生きるとして、65歳で引退してしまったら、まだ35年もあるわけか。 引退した後することを考えておかないと。。。。。 今日の教訓 引退した後したいことを考える。

12月26日 今日の迷言

「人生は、まずい物を食べるほどは長くはない」んだよねー。 アメリカの変なまずい物を食べて、嫌そうな顔をした日本人の友人に対して言った言葉。

Happy Holiday

メリークリスマス! と言いたいところだが、アメリカではHappy Holidayという。 なぜならいろんな宗教の人がいるからだ。キリスト教徒だけがいるだけではない。 そういうことで、Happy Holidayと言う。 日本人はそんなことは気にしないがね。 さて、11月後半の感謝祭からクリスマスにかけてアメリカ人はプレゼントの買い物をする。 必死に買い物をする。 ショッピングモールに遊びに行ったら、あり得ないぐらいの人がいた。(それでも日本のセールよりは人が少ないけどね) 私には、プレゼントを探して皆の目が血走っているように見えた。 そして、みなさんかなり高級ブランドの買い物バッグを持ってうろうろうろうろ。 これだけの人が消費するなら、アメリカ経済はまだまだ健全。 さて、友達にどれだけの人に買い物をするのか聞いてみた。 彼女、彼氏 夫、妻 父親、母親 兄弟 祖母祖父 いとこ! クリスマスパーティがあれば、その分も。 友達はクリスマスで会う18歳のいとこのために何を買えばいいか悩んでいた。 「Wiiなんてどう?」と言ったら、「私はいとこのためい50ドル以上も使う気は無いわよ」とのこと。 すげー。 いとこのために50ドルも使うのか? 「こんな習慣うんざりなんだけど!」といいつつ彼女は毎年プレゼントを買う。 キリスト教徒でないうちのボスにも「プレゼント買った?」と聞いてみたら、「少し買ったよ」とのこと。 おお!キリスト教徒でなくても買うのか? もちろんもらったプレゼントは、気に食わないものもあるだろうから、アメリカの家の要らないガラクタであふれるんじゃないかと、勝手に心配してみたが、実 は対策方法がある。 もらったプレゼントを、包装しなおして、他の人にあげる! すげー。 実際去年のクリスマスプレゼント交換でくだらなかったものは、今年のプレゼント交換でもう一度出現。 新聞(metro)によると、もらったプレゼントを人にあげるときのマナーは、 「もらった人にあげないように」 だそうです。(当たり前だ) 日本は一体どうなってるの?と聞かれたので、まずクリスマスはそんな重要でないと断ったあとで、 恋人、夫婦間ではあげる。 親兄弟にはあげない。(少なくとも私はあげたことはない) 子供にはあげる。

スポーツとビジネス

松坂選手がついにボストンに来ることになった。 マリナーズとレッドソックスの試合は、もちろん売り切れ済み。インターネットで探せばあるけど。 くそー。イチローと松坂の試合見たかったぞ。 でも今月23日にケーブルテレビ入れるから、テレビで見れるし、窓開けておけばホームランの歓声が聞こえる(かもしれない)。 そのぐらい近いところに住んでいる。 ダフ屋からチケット買おうかしら? 合計6年間で52Millionだったと思ったが、実は他の国から来る一流選手によりは安いそうだ。一般に日本から来る選手は安いらしい。 「買い叩かれた?」とか、友人は言っていたが、それでも交渉したほうじゃないかと思う。餅は餅屋てな感じ。 家賃出してくれるし。 ボストンの家賃高いし。 通訳つけてもらってるし。 頑張れ交渉人! フランス人同僚の言うには、イタリアのあるサッカーチームが日本人の選手を迎え入れたとき、イタリアにたくさんの日本人がサッカーを見に来て、いろんなラ イセンスグッズを買って帰ったそうだ。 経済効果。 だから、選手一人の給料はそんなに高くないかもしれない。 松坂選手の場合もそういう効果が見込めるかもしれない。 たぶん日本の旅行会社がチケット全部押さえていて、ホテルも押さえていて、レッドソックスもたくさんのグッズを売りさばいて。 航空会社もシーズン中は日本からの直行便を出して。 経済効果。 今日の教訓 松坂選手ようこそ!

松坂来ますか?

ものの噂によると、松坂選手はボストン入りし、MGH(マサチューセッツ ジェネラル ホスピタル)で健康診断を受けたらしい。 それでもまだ来るのか来ないのか不明だけれど。 先輩はもう試合のチケット購入済みだしー。 早いんちゃうかと思うけれど。 私もダフ屋になろうかしら? それにしても、ぎりぎりまで粘ってるなー。 かなりちゃんとした交渉人がいるし。 自分を安く売らないってことはいいことだ。 見習うか。 今日の教訓 自分を安く売らない。

ただいまCV (Curriculum Vitae)更新中

CVとはなんぞやという人のために言っておくと、要するに履歴書である。アメリカなのでもちろん英語である。 今まで適当に作っていたCVでは全然いけないだろうという、友人の指摘により、ただいま更新中である。 MIT(マサチューセッツ工科大学)のCVの書き方ページを参考までに載せておく。 http://web.mit.edu/career/www/workshops/CV/academic_interviews.html 友人によると、ちょっとカジュアルなんだそうだ。なんだかさっぱり意味がわからないが。。。。 なんでも「俺が一番すごいでしょ?」「私が一番すごいでしょ?」と言い張らなければならない国なので、私もアメリカ人に対抗するためには、なんだかんだと 言い張らなければならないらしい。 しかも個性も出さなければならないらしい。 ああ、めんどくさい。 ということで、今までのは、学歴、職歴、受賞、免許(私は薬剤師)、論文の業績が書かれていた。 今日学会発表の業績を更新した。 「何発表したか全く覚えてないぞ」ってなことで、2個前のコンピューターから保存されたデータを掘り出し、学会の名前、発表のタイトル、研究者の氏名、学 会場所(インターネットで検索)などなどを探し出した。 その後日本の大学の分は大学の研究室のホームページに全部保存されていることが判明。(早く気づけよ) 口頭発表のほうが印象がいいんではないかと思うので、口頭発表、ポスター発表の順番で並べてみた。 口頭発表3つ そのうち1つが日本で、もうひとつがアメリカで、最後の1つは日本 ポスター発表5つ そのうち1つがアメリカで、もうひとつが韓国 おー! 探してみるもんだ。なかなかかっこいいじゃん! 使える言語も書く。 日本語、英語って書いて、その後にドイツ語(サバイバル程度っては書いてないが)と付け加えた。 だんだんお調子者になっているぞ。大丈夫か? 余談だが、「ドイツで研究してました」というと、かなりの人(特に日本人)が「へえ!」って顔をするので、結構トクかも知れないと最近思う。 今からは学歴を書かなければならない。 大学生の学部生の時、修士課程の時、博士課程の時の研究内容を書かなければいけない。 修士論文、博士論文のタイトルはよいとして、学部生の時の論文とは????

復活!

たいぞー先生のブログが復活してます。 http://sugimurataizo.net/

「利子で研究してます」 なんちゃって?

まだ風邪ひき中。 こんなときにすることは、ネットサーフィン!(寝てろって?確かに) 昨日見つけた記事。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20061201/114718/?P=1 会員登録制らしいけど、データ入れたら見れるようになると思う。 何が書いてあるかと言うと、Yale大学の基金を20年間に10億ドル(今1ドル115円)から180億ドルにした人のお話。 すげー。 平均年17%の利回りだそうです。 72を年利率で割ると、お金が2倍になる年が大体わかります。 つまり72÷17=4.2年! 約4年で2倍! 10億ドルは 4年2ヶ月後には20億ドルになって、 8年4ヶ月後には40億ドルになって、 12年6ヶ月後には80億ドルになって、 16年8ヶ月後には160億ドルになって、 21年後には320億ドル! るんるん! すげーと思っていたら、こんなデータをもらったので提示。こっちは英語。でも最後の表だけ見ればわかる。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aql3_x5bQDSo アメリカのどこの大学もやってるんですねえ。 ボストン大学が見当たらないのが、非常に気になるけれど。 資産をガンガン運用で増やして、そのうち「利子で大学運営してます」とか、「利子で研究やってます」とか、「利子で新しい建物建てました」とかになるんだ ろうな。 たぶん「学費タダにします」と言うことにはならないだろうけど、その代わりいい先生引っ張ってきたり、研究の質がよくなっていくんだろうなあ。 今日の教訓 17%の利回りで運用したら、そのうち「利子で生活してます」になれるかも。がんばれー!

Washington DC

Thanksgiving(感謝祭)の間にワシントンDCに行ってきた。(ワシントン州はアメリカの北西にある。ワシントンDCは町で、アメリカの北東に ある) 感想。 街が無機質すぎる。 計画都市である。Sim Cityをやった人はわかるだろうが、あんな感じである。 そのいっぱいあるビルが、全部休日のためがらーんとしていて、スタバまでお休み(んなのあり?)。 初日は昼インド料理、晩インド料理という変なことになった。(いや、リサーチ不足のせいかもしれないが)。 そのため、当分インド料理はお断り。(そしてインドにいる親は大丈夫なんだろうかと思った) アメリカの顔とも言える街には、ルンペンがいっぱい。 なぜルンペンがそんな仕事のなさそうなワシントンDCにいるんだろうと考えてしまった。 しかも、もう寒いのにー。 さらにルンペンの使っている毛布はみな同じだということがわかった。 ワシントンの街のイメージが悪いのは、どうもジョージタウンに行ってないかららしい。今度は行く。 さてさて、いきなり悪いイメージで始まってしまったが、そう悪いことばっかりではない。 ワシントンDCにはスミソニアン博物館がある。博物館の集まりといったほうがいい。 それが、入場無料! タダ! タダならいい加減なものが集まっているんじゃないかと思うだろうが、そんなことはない。 すごかったよー。 私のお気に入りは宝石鉱物だったので、いっぱい写真を取ってしまった。 具体的に言えば、映画のタイタニックで出てきたような宝石がおいてある。 マリーアントワネットがつけていた宝石とか。そりゃ革命も起きるよと思った。 ナポレオンの奥さんがつけていた宝石とか。 石の写真が多すぎて、友達に「ワシントンの町とかは?」と聞かれてしまった。 後は、航空宇宙博物館。 アポロ計画で使った、なんというのか知らないけど、最後に人が乗っておりてくるやつ。 そのまま展示。 昔使った飛行機とかそのまま展示。ハワードヒューズ(映画アビエイター)の乗っていた飛行機とか。 ドイツ製のロケットも飛行機も、日本の零戦も展示。 そういう他の国の作ったものもまとめてデンと展示するところが、太っ腹というかなんというか。 それを世界各国の人がタダで見れるというところが、アメリカという国の不思議な力である。

インド

仕事のため、親がインドに行ってしまった。 いよいよ国際家族である。 なかなかカルチャーショックが強そうだ。 メールを送ってくれるのだが、内容がなかなかである。 ちょっと引用 「犬、牛、人、自転車、三輪車、オートバイ、四輪車、バス、トラックが我先に走り回る道路(含高速!)をショーファ付き1800CCカローラで送迎。 ショーファはF1ドライバー並みの反射神経で、父さんはオートバイの後部に乗せて戴いてる感覚です。」 ショーファというのはたぶん運転手のこと。 家具つき高級アパート(床大理石)で、毎日掃除をしてくれる人がいて、、、、 だそうな。 せっかく親がインドにいるうちに遊びに行きたいものだが、ボストンからは遠い! すごーく遠い。 ヨーロッパ経由だそうな。Kayakで調べたらBritish Airwaysが出てきた。 さすがインドを植民地にしてただけはある。