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Showing posts from October, 2013

アメリカ政府営業再開と、グラント書き

すったもんだもめた後、やっと昨日アメリカ上院と下院が合意したんだかなんだかで、今日からアメリカ政府営業再開。 ということで、数週間前にNIH(National Institute of Health)の友達に送ったメールの返事が今日来た。働くの禁止なので、メールも禁止だったらしい。 さて、私のグラント(研究費申請書)の公式な締め切りは16日(昨日)だったので、政府が再開したあとすぐNIHがオープンして続々と研究書申請書提出になるかと思いきや、さっき(夜の8時頃)大学からメールが来た。 それによると、10月締め切りだったグラントの締め切りは全部11月になるそうである。。。。。 16日間の閉鎖でNIHに大ダメージを与えたようで。。。。 私としては、10kmのランニングレースがハーフマラソンになった気分! 今日の教訓 はー。 過去のブログ ・ 文章を書くこと その2 ・ グラント書き

文章を書くこと その2

昔「グラントとか論文書く時に、まるで鶴の恩返しのように、身を削っている気がするんですけど」と書いた。きれいな反物を作るために、自分の羽を1本1本引き抜いてそれで織ってるような感じなのである。 今日英語の名言集見ていて発見。 “There is nothing to writing. All you do is sit down at a typewriter and bleed.” Ernest Hemingway 書くということに特別なことは何もない。ただタイプライターの前に座って血を流すだけだ。( ヘミングウェイ ) ほれみー、ほれみー。ヘミングウェイでさえ同じ事考えてるやんか。 今日の教訓 気を取り直してグラント書き。 過去のブログ ・ グラント書き ・ 祝! 5000突破!  文章を書くこと

グラント書き

英語書くの疲れたー!もう、「英語を吐きそう」という意味不明な英語で、ウンザリ感を表現したら友人に笑われた。  アメリカ政府がまだ開いてないので、研究書を提出するNIHも開いておらず、NIHから正式に「政府が開いたら正式に閉め切りを設定します」の連絡が来た。私のグラントも当分締め切りが来ないんじゃないかと心配ではある。まるで10km走るレースに出たら、途中で「ゴールが延長されました」のアナウンスを受けた感じ。12.5kmぐらい走らされるのではないかしら?それともハーフマラソン??(笑) 英語を書くのにも読むのも疲れたので、きれいな日本語を読みたくなり、夏目漱石の「こころ」を青空文庫からダウンロードしてKindle用に変換しなおした。こころは朝日新聞に連載されていたのである。それにしても、新聞に連載って、一体どうやって毎日びしっと文章書くのよ?どういう脳みそしてたのかしら、夏目漱石。 今日の教訓 ぐだぐだ言って、今日もグラント書き。 過去のブログ ・ アメリカ政府営業停止

私の履歴書 利根川進

日経の「私の履歴書」に10月は利根川進が書いている。 昨日のタイトルは「ビザ切れ」で今日のタイトルは「バーゼルへ」だった。バーゼルはスイスである。アメリカのビザが切れて、スイスに飛んだというわけか?  読みたいのだが、有料なので読めない。 キー! 利根川先生の私の履歴書が読みたいためだけに4000円払うのもどうだし。。。。。。 今日の教訓 どうするべー! 過去のブログ ・ アメリカ政府営業停止

Frozen planet(フローズン プラネット)

新しい(?)  BBCのシリーズFrozen planet を発見したので、Netflixで借りてみた。 ナレーターは例によって例のごとく、私の尊敬するSir David Frederick Attenborough( デイビッド・アッテンボロー )である。彼の豊富な知識と真剣味に、BBC交響楽団(が演奏していると私は勝手に思っている)音楽がマッチして、すばらしー!!!! デイビッド・アッテンボロー80歳過ぎてるのにまだ現役でそんな寒いところに行ったりしてる。。。。 ということで、今回もBBCも(?)私も好きなプレデター(捕食者)として、シャチが出ていた。シャチは海の食物連鎖のトップに位置する。アシカだかオットセイだかなんだかが氷の上に避難しているのを捕まえるために、チームワークで波を作ってその波で海に落とすのである。アシカだかオットセイだかも牙で対抗するので、渦を作って疲れさせ、尻尾からくわえて引きずり落とす。 デイビッド・アッテンボローと比較して、やる気の無いナレーターとイマイチな音楽つきのアメリカ版ビデオしか見つかれなかったので、それで良かったらどうぞ。 やっぱ、チームワークだよ!あまりの賢さに、「人間が滅亡したら、次はシャチの時代になると思う」と母親に言ったら笑われた。 さて、そのフローズンプラネットの最後の章"On Thin Ice"は、巷(アメリカ)では物議を醸し出すので、放映されるかされないかが問題だったらしい。「氷が溶けたらどうなるか」の話だったのだが、「地球温暖化」という単語は別にしゃべられてなかった。ちなみに、もし南極の氷が全て溶けると60m海水が上がるらしい。 「もし溶けたら!」だが。そんなに上がるの! 南極はそんなに氷が張ってるらしい。デイビッド・アッテンボローが一瞬3kmの深さで凍っているという話を言っていたような言ってないような。。。。南極大陸が出来る前の パンゲア大陸 の時代はどうなってたんだろう?  ということで、誰かが作ったと思われる、 Sea level riseというウェブサイト に60m上がったらどの辺が水没するかというのがあるので、どうぞお楽しみください。 ボストン水没ー。 映像の後ろには当然それを取ったカメラマンとかがいるわけで、いろんな映像秘話が盛り込まれて

アメリカ政府営業停止

アメリカの上院と下院の予算の折り合いがつかなかったので、今日(10月1日)は政府系機関が最低限のサービスのみを残して、全部停止している。ちょっと前からshut downってNew York Timesとかに書いてあったけど、まさか政府が閉鎖するとは、日本人の私には考えつかなかったのであった。この前そんなことがあったのは17年前のクリントン大統領の時で、21日続いたのであった。 アメリカってすげー! ウィキペディアにリスト があって、そういうことは過去に結構あったみたい。でも大抵は数日で、21も続いたのはその17年前のみ。 今回は何日続くのかしら! ということで、Pubmed(研究者用の検索ウェブサイト)も最低限のサービスで動いているし、ワシントンDCのある動物園のパンダのウェブカメラも営業停止である。こっちは本当に停止。ちゃんと動物の世話はしているらしい。国立公園のサービスがほとんど停止してしまい、グランドキャニオンを下るツアーを1年前に予約した人はキャンセル。。。。スミソニアン博物館も停止だそうだ。USPS(アメリカの郵便局)は自己資金があるらしく、運営するらしい。USPSを民営化してないことにびっくり。日本でもしてるよ、民営化? あー、でも郵便局でパスポート申請できるしなー。パスポート申請を郵便局でどうして受け付けてるのかは謎だけれど。  自宅待機をする人と働く人の割合のグラフはこっち 。 フランスに行ったときに、美術館のストライキで閉鎖という出来事があったが、あれは給料を払われていつつストライキをするわけだが、アメリカでは給料を払われずに博物館が閉鎖なのが、対照的なのであった。 もっともフランスのほうが経済的にやばそうではある。。。。 研究者としては、10月5日にNIHのR01(研究費)の申請書締め切りがあるのだが、NIHは今最低限のサービスを残して営業停止なのであった。私はR01を今回出す気はないので、いいのだが、16日締め切りの小さい研究費申請書を出したい気がするんですけど。 21日もサービス停止したら、締め切り過ぎてしまうのでは。。。。ちょっとNIHにメール送りたかったんだけれど、誰も受け取らないわなー、今。 今日の教訓 それにしても政府系機関営業停止って、どうよ! 過去のブログ ・ NSA+ブラジル人の楽しい対応