Mint.comよくできてる

昨日のBoston.comによると、Harvard endowment posted 27 percent lossだそうだ。アメリカの大学はどこでも資金を運用していて、それを着々と増やしていたのだが、この経済危機で27%損失らしい。$ 36.9 billionから$ 26 billionに減ったということ。記事の英語は読んでないけど、グラフをみれば一目瞭然。試しに具体的にしてみることにする。
$ 26,000,000,000は1ドル100円として、
2,600,000,000,000円。0が多すぎてようわからん。
260000000万円。
26000億円。
26兆円。(←これあってる?)
36.9兆円だったのが26兆円になっちゃったのね。それでも見た限り2005年の金額に戻っただけみたいだから、ハーバードの人頑張ってください。(←完全にひとごと)

さて本題に入って。
昨日MacBookProを買ってしまったので、ソフトウエアの移動をどうにかしなければいけないのである。私は資産管理ソフトQuicken(のどれかだ忘れた)を使っているのだが、Quicken Macを買ったもんだか(でも面倒だし)と思っていたのである。
それで、前からアカウントは作っていたけれど情報入れてなかったMint.comを思い出した。Free Personal Finance Software(無料の資産管理ソフト)である。私が購読しているKiplinger's Personal Financeで紹介されていたのだ。
さっそく自分の情報を全部入れてみた。車やら家のローン情報とかも入れることができる。しかもBudget(予算)も設定できる。
しかも昨日作って今日もう一度あけたら、全部の口座にアクセスして情報を更新していた。

お、結構使える。

問題は「自分のFinance情報を、無料の資産管理ソフトに委ねていいか」である。
1. Mint.comによると銀行と同じぐらいsecure(って日本語でなんだっけ?)なのだそうである。
2. いつでもアカウントを削除することができる(←これ重要)
3. Mint.comが何で稼いでいるかを考えてみた。ビジネスプランがしっかりしていれば、人の情報をうやむやにしないだろうし。

a. まず、年齢とか性別とか住んでいる都市とか、家族構成とかを聞かれるので、そのデータを本当の個人情報は隠して、集計して使っているではないかと思う。実際「アメリカ全体と比較して」とか「この都市の人と比較して」とかいうデータが出てくる。 まだ完全じゃなさそうだけれど。
b. Ways to save (節約の仕方)というところをクリックすると、自分にあったchecking account(普通預金口座), CD(定期預金), credit card(クレジットカード), investment broker(証券会社)などを紹介してくる。紹介しておいて、使用者が契約したら銀行とかから紹介料をとってるんではないかと思う。

面白いのは
・Checking accountの残高が下がってくるとメールで連絡してくる機能。

・一週間に一度資産状況をメールで送ってくれる機能。Fund(投資信託)やStock(株)の上下状況やBudgetの情報まで送ってくれて、「今月の予算の残りはこんな感じです」と送ってくれる。今日の夕方にもらったから、金曜日の夕方に送ることになっているのだろう。(←週末の買い物への抑制力?) 
私は物が欲しくなるとクレジットカードのウェブサイトを開いて「今月はこんなに使ってるじゃん!」という抑制力にしたり、毎月のクレジットカード情報をQuickenに入力するたびに反省会を開いていたのだが、この分だと毎週反省会になりそうである。

まあ別に今持っているコンピューターToshiba君が壊れたわけではないから、そっちでQuickenの情報をアップデートしていけばいいのだけれどね。

今日の教訓 Mint.com結構使える。

過去のブログ
お金のない学生に朗報です ハーバードの授業料がタダになる話
「利子で研究してます」 なんちゃって? (ハーバードとイェール大学がガンガン資金を運用して増やしてたこと)

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