1ドル80円

最近1ドルが80円になってしまって思うこと。

・おいそれと日本に帰れない。

・逆に家族にこっちに来てほしいと思う。

・100000ドルの給料は1ドル120円だったら1200万円でウハウハだが、1ドル80円だと800万円にしかならない。アメリカドルで給料をもらっているビンボー・ポスドクの場合、日本円にすると超ビンボー・ポスドクになる。

・逆に日本の年収800万円はアメリカドル換算では年収100000ドルで、日本の年収400万円はアメリカドルで50000ドルになる。ということは、「不況で給料が減ってしまって。。。。」というのは、アメリカドルで換算すると、別に変わってないってこと????

さてさて、話は変わって。
この前友人からThe Earth Plus 5%という物語をもらった。ウェブページは英語だが、興味のあるかたは、日本語のファイルをダウンロードして見てください。 

これがなんともうまくお金の仕組みと銀行の仕組みを説明している。

物々交換からはじまって、お金(金)が導入され、その後紙幣が導入され、小切手が導入され、さらにクレジットカードが導入されるのである。その間にファビアン(銀行のことと思われる)はお金をかす代わりに5%の利子を要求するのである。

世界のお金を村ぐらいのサイズに縮小して考えてみる。ファビアンが二人に100枚ずつ貸すとする。その二人が1年間ビジネスをしたら、どちらかがもうけて、どちらかが損をする、あるいは二人とも100枚ずつ持っているとする。でも二人とも金貨5枚をファビアンに返さないといけない。そして、村で発行した金貨の数だけしかお金は存在しないわけだから、「5%の利子分の金貨も作るべきなんじゃないの?」という意見をファビアンにする人もいるが、結局うやむやになってしまう。

ああ、なるほどー。
いやー、利子考えだした人、とんでもなく賢いわ。 
それでインフレがあるのね? 違う?
そして、ファビアンの作戦にやられた気分になってしまったのであるが。
当然、送って来た友人は銀行が嫌いであった。

今日の教訓 じゃ、どうしようかしら?

過去のブログ
なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その20 お金行方不明

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