Frozen planet(フローズン プラネット)

新しい(?) BBCのシリーズFrozen planetを発見したので、Netflixで借りてみた。



ナレーターは例によって例のごとく、私の尊敬するSir David Frederick Attenborough(デイビッド・アッテンボロー)である。彼の豊富な知識と真剣味に、BBC交響楽団(が演奏していると私は勝手に思っている)音楽がマッチして、すばらしー!!!! デイビッド・アッテンボロー80歳過ぎてるのにまだ現役でそんな寒いところに行ったりしてる。。。。

ということで、今回もBBCも(?)私も好きなプレデター(捕食者)として、シャチが出ていた。シャチは海の食物連鎖のトップに位置する。アシカだかオットセイだかなんだかが氷の上に避難しているのを捕まえるために、チームワークで波を作ってその波で海に落とすのである。アシカだかオットセイだかも牙で対抗するので、渦を作って疲れさせ、尻尾からくわえて引きずり落とす。

デイビッド・アッテンボローと比較して、やる気の無いナレーターとイマイチな音楽つきのアメリカ版ビデオしか見つかれなかったので、それで良かったらどうぞ。



やっぱ、チームワークだよ!あまりの賢さに、「人間が滅亡したら、次はシャチの時代になると思う」と母親に言ったら笑われた。

さて、そのフローズンプラネットの最後の章"On Thin Ice"は、巷(アメリカ)では物議を醸し出すので、放映されるかされないかが問題だったらしい。「氷が溶けたらどうなるか」の話だったのだが、「地球温暖化」という単語は別にしゃべられてなかった。ちなみに、もし南極の氷が全て溶けると60m海水が上がるらしい。

「もし溶けたら!」だが。そんなに上がるの!

南極はそんなに氷が張ってるらしい。デイビッド・アッテンボローが一瞬3kmの深さで凍っているという話を言っていたような言ってないような。。。。南極大陸が出来る前のパンゲア大陸の時代はどうなってたんだろう? 

ということで、誰かが作ったと思われる、Sea level riseというウェブサイトに60m上がったらどの辺が水没するかというのがあるので、どうぞお楽しみください。 ボストン水没ー。

映像の後ろには当然それを取ったカメラマンとかがいるわけで、いろんな映像秘話が盛り込まれていて面白かった。一番面白かったのはペンギンとともに数ヶ月すごしたカメラマン達で、強烈な嵐のなか、「俺たちはBBCのカメラマンだからな!」という意味不明(?)な理由でペンギンの姿を撮っていた。長期間の撮影の間ジョークを飛ばさないとやってられうないらしく、「昨日はペンギンの海に行く道路はイギリスと同じ左側通行だったのに、今日はアメリカみたいに右側通行だ!」とか言っていた。 

今日の教訓 海面60mも上がったら、やっぱりシャチの時代だな。。。

過去のブログ
アイスランド
Earth the Biography その2
Earth: The Biography
BBC lifeアメリカ版とイギリス版

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