アメリカのアカデミアで教職に就くには

実験医学2023年7月号の良かった記事はこれ。

アメリカのアカデミアで教職に就くには

こういうのを博士取った頃に読んでいたら苦労しなかったに違いない。まあ、そのころに読んでいてもピンと来なかったかもしれないが。。。

一番良かったところを引用

ポスドク10年の年限を使い果たしても、Research Assistant Professorとして生き永らえながら果敢に研究費を狙い続けている研究者も多数います。独立ポジションではありませんが、研究室のなかではシニアであり、ボスとしても信頼のできる右腕であり、学生やポスドクの指導をしながら自分でも研究費申請書を書き続けるのです。

引用終了。 この諦めない根性が素晴らしい! 

記事には夢破れた場合(?)のプランBも載っている。しなやかな文章だった。

昔「正攻法でないラボ立ち上げ方法」に書いたが、王道だけのルートだと思っていると自分のラボの獲得非常に難しい。ラボ立ち上げ方法にもいろんなルートがある。研究費申請書もNIHやDoDだけではなく、「金はどこから取ってきても良い」とメンターは教えてくれた。夢破れた場合もプランBがある。だいたい人生思い通りに行ってる人って、あまり聞いたことがない! 

今日の教訓 人生は紆余曲折なので、しなやかに生きましょう。

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