まだまだ不完全な「ターゲットファンド」

例によって例のごとく、Kiplinger's personal financeの記事。雑誌を購入しているのだが、なんかだんだんページ数が減って来ているような気がしないでもない。。。。

今回は(今回も?)ターゲットファンドの話
ターゲット型ファンドは引退した後の資金を作るためのファンドである。株式市場が上下を繰り返しながらも右肩あたりで成長することを前提に若い頃は株、歳が経つに連れて徐々に(株より安全と思われている)債券と現金(あるいはMMF)に移行していくという、投資初心者にはありがたいファンドである。最近では401kで初期設定だったりするらしい。MMF(money market fund)に初期設定されていたら、いっこうに増えないからだろう。

しかーし!

Why Target-Date Funds Are Off-Target for Many Investors

このターゲット型ファンド、ぼけっと安心して選んでいるとえらいことになるらしい。理由は簡単で、安全と思われている債券のところで、実はあんまり安全じゃない商品をファンドに入れているからである。記事によると、
・償還期限の長い債券
・海外のエマージングマーケットの債券(よりリスキー)
結局債券でも危険な物を選んでいて、この前のような経済危機とかが起った時には、株と一緒に雪崩落ちになるのである。ああ迷惑。
ということで、リスクの程度で投資を分けたターゲットファンドを証券会社は作るべきだと書いてあった。なるほど。

今日の教訓 ターゲットファンドの内容を自分でチェックできるぐらいなら、ターゲットファンド選んでないわな。

過去のブログ
ターゲットファンドも、物によってはえらいことになるらしい

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