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島岡先生がまた本を出した! 2014

私の尊敬する島岡先生がまた本を出した。島岡先生がブログに情報をのせて知ったのである。 研究者のための思考法10のヒント 知的しなやかさで人生の壁を乗り越える 「どこにその書く時間があるのか?」という疑問はさておき、アメリカにいる複数の「島岡ファン」にさっそく連絡した。皆どうにかして本を手に入れるとのことである。 私は、島岡先生がボストンにいる時に知り合った。最初誰かから教えてもらった島岡先生のブログ「ハーバード大学医学部留学・独立日記」を読んでいて、その後 プロ研 のミーティングに一回来ていただいた。当時ハーバードのPI(principal investigator, ラボのトップ)として活躍されていて、雰囲気はまさに「よく研がれた切れ味バリバリの日本刀」という感じであった。その島岡先生のところに教えを乞いに行ってはマヌケな発言をし、数回バッサリ切られたような覚えがないわけでもない(笑)。だがこちら(私)も海外生活が長いので、多少切られたぐらいでは懲りない。あっちにも傷こっちにも傷である。そのハーバードでの「ものすごくよく切れる日本刀」時代に島岡先生が書いた本が研究者の仕事術である。炎がメラメラしているのがぴったりなのであった。 その島岡先生が何故か三重大に行かれることになった。その時「6ヶ月間ぐらい冬のボストンで、サメがいっぱいいると言われるハーバード大学医学部で、世界中から集まった超優秀な科学者と頭脳と政治とで凌ぎを削っていればメラメラ感もいっぱいだが、三重大のある津市は温暖のどか、そのうちメラメラ感がなくなってくるに違いない」と秘かに予測したものである。(私も三重県出身) だが島岡先生、のどかな津にいても全然健在である。ある日突然メールをもらってインターネット越しに三重大の聴衆に英語でセミナーをすることになった。なぜか私がその第1回スピーカーである。しかも島岡先生は効果をmaximize(最大限にする)方なので、数日前に「実はテレビが来る事になりました」と言われた。この最大効果を得る方法は、絶対アメリカで習ったに違い無い。「テレビー??!!」と思ったが、こっち(私)もそんなことで躊躇する性格ではないので、「まー、どうにかなるわな」と思って、セミナーを終了した。無事だったか無事じゃなかったは不明(笑) ちなみに親には「あなたの英語をきいたら、皆『

世界で100人の最も影響力のある女性 2014年版

今年もフォーブスのThe 100 Most Powerful Women(100人の最も影響力のある女性)のランキングが出た。 リストは こっち 。 またもや日本人がいないー! そしてまたもやアンゲラ・メルケル堂々1位。ついこの前もアメリカのシークレットサービスがドイツ国内にいるのを発見して非常に不機嫌。 今日の教訓 日本人女性頑張ってくれー。 過去のブログ ・ The 100 Most Powerful Women(100人の最も影響力のある女性)2009 ・ 100 Most powerful women 2007

10000時間だけではなかった一流の人の秘訣?

誰かのブログから見つけたHarvard Business Review(ハーバードビジネスレビュー)の記事。 Why We Humblebrag About Being Busy なぜこの現代人はクソ忙しいか(記事には自慢げに「この2週間4時間しか寝てなかった!」と言う人がいたりして)の理由+どうするかの記事である。一番面白かったところだけ引用する。 2. Rest well to excel. K. Anders Ericsson found in “ The Role of Deliberate Practice in the Acquisition of Expert Performance ” that a significant difference between good performers and excellent performers was the number of hours they spent practicing. The finding was popularized by Malcolm Gladwell as the “10,000 hour rule.” What few people realize is that the second most highly correlated factor distinguishing the good from the great is how much they sleep. As Ericsson pointed out, top performing violinists slept more than less accomplished violinists: averaging 8.6 hours of sleep every 24 hours. 適当な訳。 秀でるためには休息を取る。K. Anders Ericssonは「エキスパートのパフォーマンスを獲得するためには、熱心な練習が必要である」という論文の中で、よい演奏者と、すばらしい演奏者の大きな違いは、練習時間の違いである。ということを発見した。これはMalcom Gradwellが「10000時間ルール」というので名前をつけて人気にした。しかしほとんどの人が知らないのは、よい演奏者と素晴らしい演奏

独立記念日の前日花火

昨日(7月3日)は、独立記念日の花火が前倒しになって花火大会であった。インターネットで調べたところ、20時半ぐらいからBoston Pops(ボストン・ポップス)の演奏が始まり22時半から花火の予定だった。 最初インターネットでボストンポップスの演奏を聞いていた。その後、花火を見に行くことにして22時から外に出たところ、22時10分からいきなり花火スタート。 あれー? 予定よりも早いんですけど。でもそういえばインターネットの中継でなんか言っていたような。。。 と思って歩いている途中で花火見学。 ボストンを離れたかたは、CITGOのサインをお楽しみください。 20分早く花火が始まって20分早く終わってしまったので、「じゃー、帰るか」ということで家に帰って10分後に嵐が来た。雷と雨がものすごくってびっくり。Spectacular fireworks(壮観?な花火)の後にspectacular lightnings(壮観な雷)が来たのであった。あれだと、外にいた人はびっしょりぐっしょりに違いない。 今日の教訓 今日は夜にArthur君(ただいまカテゴリー2)が来る予定。 過去のブログ ・ 暑いんだってー!+独立記念日 2014

暑いんだってー!+独立記念日 2014

ただいま部屋の中の気温29℃。雨が降るのを待っているところである。ボストンは日本の京都よりも全然涼しいのだが、なんせ途中経由でポスドクをしたドイツがとても快適だったので、毎年夏になると私はへたばるのである。 実験も間違えるしー!去年Negative selectionの代わりにpositive selectionもしたしー。後でflow cytometryで見てびっくりしたわよ。。。。研究室が涼しい(というか寒い)からなんとか今年も持ちこたえてるけど。 さて、明後日はアメリカの独立記念日であった。アメリカのプライドの日である。ボストンでもボストン・ポップスが演奏するなか花火が打ち上げられて、盛大なのである。ところが今年はTropical storm(熱帯低気圧? それとも熱帯嵐?)の Arthur(アーサー)がちょうど独立記念日にこっちに来る事になった。こっちの熱帯低気圧およびハリケーンには名前がつくのである。毎年A, B, C, Dというぐあいに名前がつけられ、その最初のArthurが登場。 で、なんとボストン・ポップスと花火は明後日から明日に移動! びっくり! With Arthur Bearing Down, Boston Pops Fireworks Show Rescheduled アメリカのプライドでも天気にはかなわなかったか。。。。。まー、Tropical stormからハリケーンカテゴリー1にランクあげされるという噂もあるし、大事を取った方がいいかもね。それに男性の名前のついたハリケーンは女性の名前がついたのよりも畏敬で扱われるという研究もあるし(笑) Female-named hurricanes kill more than male hurricanes because people don’t respect them, study finds 日本語訳(研究結果によると、女性の名前のついたハリケーンは男性名のハリケーンよりも死亡者を多く出す) ↑良くも悪くも結構話題になった話。 今日の教訓 ところで一体雨はどこへ? 過去のブログ ・ 暑い!