Happy Holiday

メリークリスマス!

と言いたいところだが、アメリカではHappy Holidayという。
なぜならいろんな宗教の人がいるからだ。キリスト教徒だけがいるだけではない。
そういうことで、Happy Holidayと言う。
日本人はそんなことは気にしないがね。

さて、11月後半の感謝祭からクリスマスにかけてアメリカ人はプレゼントの買い物をする。
必死に買い物をする。
ショッピングモールに遊びに行ったら、あり得ないぐらいの人がいた。(それでも日本のセールよりは人が少ないけどね)
私には、プレゼントを探して皆の目が血走っているように見えた。
そして、みなさんかなり高級ブランドの買い物バッグを持ってうろうろうろうろ。
これだけの人が消費するなら、アメリカ経済はまだまだ健全。

さて、友達にどれだけの人に買い物をするのか聞いてみた。
彼女、彼氏
夫、妻
父親、母親
兄弟
祖母祖父
いとこ!
クリスマスパーティがあれば、その分も。

友達はクリスマスで会う18歳のいとこのために何を買えばいいか悩んでいた。
「Wiiなんてどう?」と言ったら、「私はいとこのためい50ドル以上も使う気は無いわよ」とのこと。
すげー。
いとこのために50ドルも使うのか?
「こんな習慣うんざりなんだけど!」といいつつ彼女は毎年プレゼントを買う。

キリスト教徒でないうちのボスにも「プレゼント買った?」と聞いてみたら、「少し買ったよ」とのこと。
おお!キリスト教徒でなくても買うのか?

もちろんもらったプレゼントは、気に食わないものもあるだろうから、アメリカの家の要らないガラクタであふれるんじゃないかと、勝手に心配してみたが、実 は対策方法がある。
もらったプレゼントを、包装しなおして、他の人にあげる!
すげー。
実際去年のクリスマスプレゼント交換でくだらなかったものは、今年のプレゼント交換でもう一度出現。
新聞(metro)によると、もらったプレゼントを人にあげるときのマナーは、
「もらった人にあげないように」
だそうです。(当たり前だ)

日本は一体どうなってるの?と聞かれたので、まずクリスマスはそんな重要でないと断ったあとで、
恋人、夫婦間ではあげる。
親兄弟にはあげない。(少なくとも私はあげたことはない)
子供にはあげる。
と説明しておいた。
他は、上司やお得意様に夏と12月ごろにプレゼントをあげる。
とも言っておいた。お中元やお歳暮のことね。

ドイツで私は友達の実家でお世話になったが、そのときでもそう大した物は買っていないし、もらってもいかった。
「ささやかな贈り物」という程度だろう。

クリスマスが終わって、新年が明けた頃、一斉にセールをすると思うので、日本人の私はその頃まで待つことにしている。

今日の教訓 アメリカ人は大変。

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