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Showing posts from June, 2007

iPhone

あさってiPhoneの発売日です。 今になって初めてどんな電話か、YouTubeでみたんだけれど。 http://www.youtube.com/watch?v=VcRfAaIb2Ro すごいねーーー。 すごいねーーーー。 さすが、スティーブン・ジョブス。 伊達にゴミ箱でフロッピーを出すことを考えたわけじゃない。全部手で操作。 なんていうか、エレガントな機械ですね。絶対ドイツのミュンヘンのPinakothek der Moderne(モダンピナコテーク)に収められること間違いなしです。 すばらしい。そのすばらしさが、ここにも書いてある。(日経オンラインのページ) http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070622/128119/?P=2 最近Virtual Stock Exchangeというゲームを、ファイナンス勉強会でやっています。このゲームでは、架空のお金を使って、株取引ができます。期間を決めて、株取引の練 習をし、順位が着きます。 ゲームの結果自体はいまいちですが、投資をすることによって、いろんな見方が出来るわけですね。 iPhoneを買うか、アップル株を買うか。。。。。 どっち? アップル株を買えば、iPhone代(本体$500、インターネットと通話代月$60)が出てきそうな気がします。アメリカの株は一株単位で買えるので、 お財布にやさしい。初心者にもやさしい。 今、約$120なので、1株買っても$120(約1万5千円)。10株買っても$1200(約15万円)。 10株買って、$170まで上がれって売れば、iPhone代が出ますか。(無理?) 今日の教訓 商品を買うより株を買ったほうが元が取れる。。。ときもある?

ベンチャー企業

私の今研究している分野でベンチャー企業を作った人がいる。 もう私の頭の中では「○○○の神様」とあがめている人なのだが。 そのベンチャーは、ある大手の製薬企業から資金をもらい、株式上場し、3つの薬を臨床治験に乗せていた。 ところが、その大手の製薬企業の景気が悪くなってきた。 一つ目の薬がうまくいかないことが判明したところで、ベンチャー企業はリストラをした。 この水曜日、二つ目の一番大きな薬が臨床治験のPhase IIIでうまくいかないことが判明。 大手製薬企業、資金打ち切り! 株価1日で半分!(←これで気づいた) ついでに、対抗ベンチャー企業の株価も落下。(迷惑な) 一体どうするんだろー? もう1つの薬がうまくいくかいかないか、判断できるまで会社続けるんだろうか。1つでもうまくいけば、ベンチャー企業としてはい いだろうし。 それとも資金繰りがつかなくなって、解散? 他の薬も作っているだろうし。 ○○○の神様は会社がつぶれても仕事に困ることは無いだろうと思うし。(それだけ有名) いやー、ベンチャー企業は難しいですなあ。うまく行っていたらその大手製薬企業が会社ごと買い上げて、安泰だったろうに。 今日の教訓 ベンチャー企業を作ることは大変です。

アニメ

今日のテクニカルアシスタントの男の子の質問。 男の子「この前からこんなアニメみてるんだけれどーーー。」 http://en.wikipedia.org/wiki/Ergo_Proxy (日本語版には、左下のほうから『日本語』というところをクリックしてください) そして、google imageでどんなアニメか検索。 なんですかこのクローイアニメは。 日本はやっぱり面白い国ですねー。 テクニカルアシスタントの男の子は、高校生の時に新世紀エヴァンゲリオンも見ていたらしい。 うちの弟がマンガ数冊実家に持っていて時々読んでいたが、結末を知らないぞ。 私もみたいぞ! と思ってNetflixを見てみたら、あった。DVD8枚らしい。 借りちゃえ。 ドイツでもガンダムもやっていたし、「キャプテン翼」もやっていた。全員ドイツ語をしゃべるくせに、うしろで日本語で「南葛がんばれ!」と書いてあるのが 面白かった。 友人は南米人に「走っても走ってもゴールに着かないサッカーのアニメ」とか言われてわかったらしい。 フランス人同僚は「ドラゴンボール知ってる? カーメーハーメーハー」とか言ってます。ドラゴンボールの小さな人形あげたら喜んでた。 ということで、日本はアニメという文化を輸出してます。 今日の教訓 アニメを見ていると、世界でも話が通じる?

親インドから帰国!!

この前父の日だったので、Skypeで妹と親と会議をした。 親はインド、私はアメリカ、妹は日本ね。 いいねえ。3人でしゃべれるって。 私のインターネットが一番ぶちぶち切れるので、妹に「先進国を名乗るのはおこがましい」と言われてしまった。 妹によると、 アメリカ 実は後進国 インド 血気盛んで、今からアメリカを追い越そうと思っている国 日本 現状を維持しようとして必死になっている国 だそうだ。 そのときの親の報告によると、なんと! インドから日本に帰国してしまうらしい。 11月ごろに来たばかりじゃんか!  妹と二人で「石の上にも3年だよ! 3年ぐらいいなきゃ」と言い張ったが、本人というより会社の意向なので、無理。 インドに行き損ねたー。いや、別に単なる旅行でもいいんだけれど、やっぱ現地に人がいるといいじゃん。 あきらめた私と妹は「じゃ、次ブラジルとかどう? それともロシアとか? 私アラスカがいいなあ。それともエジプト?」と自分が行きたいところを言いま くったが、もちろん会社の意向なので、無理。 せっかく「親のインド日記」というグループを作ったのに、残念なことです。親は喜んでるが。 でも、もったいないので、親のインドからのメール勝手に転載。(6月8日) >今日は46℃33℃、明日は47℃35℃だって。 >エアコンなしでつっぱてるが限界に近づいてる。 > >椅子が誰かの膝の上みたいで、モチャッと暑いし、コップも暑い。 >現在0:46で38℃。体温より暑いから、何もかも‥‥ つっぱってないでエアコンつけなって! と勿論突っ込んだ。 あつそーーー。 今日のボストンは28℃19℃です。(6月19日) 今日の教訓 インドは暑い。

Skype その3

友達にSkypeを紹介したところ、好評らしい。 http://kafuu.jugem.jp/?eid=829 なかなかの宣伝力だ、この友達。 しっかし、昔親の家電話にかけたときは音が悪かったぞ。改善したのか? はじめにもう一度言っておくが、Skypeユーザー同士の場合、通話料は無料である。 無料だよ無料! タダだって!タダ! 親にSkypeを入れてと言っているんだが、なかなかダウンロードしない。 しかも妹からスカイプ用電話機までもらっても、入れていない。 入れてください! まー、要するに、親はコンピューターが苦手なんだな。 ということで、このブログは親もちょくちょく見ているので、Skypeの使い方を説明しよう。 条件:Windows 2000またはWindows XPが搭載されたパソコンが必要である。 あと、高速インターネットが必要である。 1.電気屋に言って、ヘッドセットを買ってくる。ま、一番安いのでいいだろう。「スカイプ用」と言えば、日本の電気屋さんのこと、絶対わかるって。 2.スカイプのホームページ。 http://www.skype.com/intl/ja/ に行く。ダウンロードという文字をクリックする。 http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/downloading.html 指示に従い、自分の名前とかスカイプ名を入れる。 3.ヘッドセットをコンピューターにつなげる。 4.テストを行う。 5.終わり。いろんな人に自分のスカイプ名を伝える。 私はカメラもつけて、楽しんでいるがm問題があるんですなー。 うちのインターネットが、よく切れるんですな。 電話中に切れるとむかつくんですな。 アメリカだから、高速じゃない高速インターネットだし。 何を自慢げに、「5Mbpの速さをお楽しみください」だー!  それで$30(3500円ぐらい)も取るなって! しかもなぜ切れる????? いっぺん日本行って修行してこい、修行! ということで、日本にかけるときは、私はUnion Telecardを使っている。 http://www.uniontelecard.com/ 親のSkypeのダウンロードが完了したら、インターネット会社変更する...

Star Wars切手!

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こんなもの買ってみました。 Star Wars切手 30周年記念だからこんなものがあるんだろうと思います。 収集家なら、よだれよだれかも。 Star Warsファンもよだれよだれかも。 欲しい人は、USPSのHPに行って買ってください。 http://shop.usps.com/webapp/wcs/stores/servlet/ProductDisplay?langId=-1&storeId=10001&catalogId=10152&productId=29407 Star WarsのAnakin Skywalker役をしていた人、かっこよかったよねえ。 その後どこに行ったんだろう。 ちなみにうちのボスはStar Warsを知りません。そういう仙人な人もいます。 では、せっかくの1シートですが、おそらくYahooオークションで高く売れそうですが、さっそく使っちゃいます。(と思ってオークションサイトに行きま したが、売れてません) ドイツにも日本にも送らなければ! よくいろいろ手紙を送るので、せっかくなのでいろんな切手で送ることにしてます。 ちなみに日本から送るときにうけたのは、ハローキティの切手です。ハローキティ好きのドイツ人の女の子は自慢げに、私からもらった切手を壁に飾ってまし た。それを欲しがった友達に「くれないと友達やめるよ」と言われたそうです。それに対して友達は「友達やめてもいいからあげない」と言ったそうで。 すご。 今日の教訓 切手は、楽しいものにする。

これでやっとこさアメリカでも暮らせますよ。

レア物ビールの話は、「ドイツビール」に書いた。 ついにそのビールを発見した。(といっても、数ヶ月前) Augustinerだよ。アウグルティナー。 どこにあったかというと、イタリア人街North Endの入り口にある酒屋。 Edelstoffだよ。 瓶がアメリカサイズで小さいくせに、6本で12ドルもする。 500mlで1ユーロしなかったドイツが懐かしい。(そのころ1ユーロは130円ぐらい) かなり納得いかないが、2年越しで発見したものなので、さっそく購入。 ドイツを離れて心残りだった食べ物は、ビール、チョコレート、ソーセージだったのだが、これで 1.ビールはNorth Endの酒屋でAugustinerを購入 2.チョコレートはTrader JoesでRitter Sportsを購入 3.ソーセージはロシア食品店で購入 ということで決まった。 Ritter Sportsのうち3種類はTrader Joesにおいてあるので、大量購入して研究室に置いている。一枚1.5ドル(約200円) ドイツでよく食べていたのは、 Alpenmilch (アルプスミルク味) http://sweeteria.com/images/alpenmilch_250g.jpg Rum Trauben Nuss (ラムレーズンとナッツ入り) http://de.shop.schlecker.com/cgi-bin/bild_jpg.asp?aNr=4000417012005 ドイツでも大量購入して研究室においていた。一日一パック(100g)をパクパク食べてしまう。 ラムレーズンはアルコールがさりげなく入っているので、夕方お腹がすいたころに食べると、やや酔う。友達に「(日本人だから)酔っちゃうよ。大丈夫?」と か言われていたが。 100gのチョコレートを毎日食べるドイツ人が研究所にもう一人いて、その人も私もやせていたので、他の人にかなり不思議がられていた。 Rum Trauben NussとAlpenmilchをどうしても食べたいときには、Harvard Squareにある輸入品店に行く。一枚2.5ドルぐらいで売っている。 Ritter Sportsはスポーツをする人のために特別に設計されたチョコレートで、正方形である。普通のチョコレート...

結婚カウンセリング

アメリカ人の友達が結婚することは、この前「結婚式に招待されました」で言ったが、昨日その友達と婚約者と私の友人とDimSum(飲茶)に行った。 http://www.jumboseafoodrestaurant.com/ ボストンに来た人は是非どうぞ。地下鉄DラインのNewton Center駅の近くである。 そのときの会話によると、アメリカのクリスチャンが教会で結婚するときは、結婚カウンセリングをしなくちゃいけないらしい。 7時間 7時間ですよ7時間。 結婚の心得とかをカウンセリングするらしい。しかもカウンセリングするのは友達の叔父さん。 でも7時間ですよ7時間 私が「面白そう。私も聞いてみたーい!」と言ったらダメと言われた。 私の友達が結婚した友達に聞いたところ、その7時間のカウンセリングの時には結構突っ込んだ質問とかもあるらしい。 なぜ教会はそんなことをするかというと、結婚式を教会で挙げるからには責任があるかららしい。役所だけのときはそんなカウンセリングはないらしい。 7時間もあれば突っ込んだ質問をしたくなるわな。 私が「ラスベガスの教会はどうなの? あれも7時間のカウンセリングするの?」冗談で聞いたら、「そんなことはないよ」と言われた。 友達と婚約者は「一体何聞かれるのかしら」と気をもんでいた。 今日の教訓 アメリカでは教会で結婚するのも一仕事。

日本の所属ですか。。。。。。。

Keystoneの学会に行ったことはこの前話したが、そのとき日本のとっても偉い先生がいた。 日本の学会なんぞでは、しゃべりたい人がわんさか取り巻いていて、絶対近づけないような偉い先生である。 その偉大な先生が、学会主催者(これまた超優秀で、しかもまだ30歳代の研究者。しかもハンサム しかも独身)と二人でいるというありえない状況があった。まあ海外の学会ですからあり得るわけですね。もちろんその日本の先生は学会からご招待を受けてきているわけですが。 学会主催者の人は、ドイツの私の同僚とお友達なので、さっそくみんなで自己紹介。 私も英語で、今はアメリカのボストンにいるけど、昔はドイツの○○教授の下でポスドクをやっていたと自己紹介。 その後その日本の偉大な先生が一人でいるという、これまたあり得ない状況があったので、今度は日本語で挨拶。今やっていることとかを説明。(学会では自分 を売ることが大切です) するとその先生は言った。 「日本の所属はどこですか?」 どこって、今ドイツでポスドクしてアメリカでポスドクしてるって言ったやん。(心の中で突っ込み) 一瞬わけがわからなかった。 その後意味がわかった。ほほーなるほど。 私の答え「日本の所属は、、、、、ありません。出身は○○大学の薬学部です」 先生「ああ、そうですか」 留学してくる人達には、二通りある。 一つ目は、日本で助手あるいは助教授になり、それで日本に所属しつつアメリカに数年留学する。これが今の日本の教授先生の基本的な留学方法。留学を終えた ら日本に帰って所属研究室で研究を続ける。 二つ目は、博士課程を終えたらすぐ、あるいはポスドクを日本でしてすぐに、海外でポスドクする方法である。ポスドクを終えても、日本に帰るところは、ありません。私と同年代ぐらいの人は、こっちの方法が結構いると思う。それでも少ないが。 つまり、その日本の偉大な先生は、私が一つ目の留学をしてると思って、「日本の研究室はどこですか?」と訊いたのだ。 帰るとこなんかないですよーーーー。 日本からつながってなんかないですよーーーー。 そいでも別に、日本の出身研究室の教授とは仲悪くないですよ。この前も「一緒にレビュー書かない?」と誘われたし。 なんだか、ジェネレーションギャップみたいなものを感じたのだった。 ...

祝 論文がPubMedに載りました。

この前論文がある雑誌にアクセプト(受理)された。 超一流ではないが、信頼のおける雑誌である。 その論文が、ついこの前雑誌のインターネットに載り、PubMedにも載った。 インターネットに載った時点で、友人に送りつけたり、昔のドイツのボス(Bosses 複数形)に勝手に送りつけたりしていた。 ちなみに、PubMedとは、こんなものね。 http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-85.html 昔のドイツの同僚から「論文見つけたよ。おめでとう」と言われたり、隣の研究室の同僚からも「論文見つけたよ。おめでとう」と言われた。 そういうわけで、結構インターネットに載ってみんなに検索してもらうと楽しいのである。 今日ボスが言ったのは結構すごかった。 「今日朝スタンフォード大学に電話かけたらさ、ジャーナルクラブでお前の論文取り上げるんだって。Scary(恐ろしい)。アメリカでもトップクラスの免疫学プログラムを持っているスタンフォードだよ」 それは恐ろしいわ。 ジャーナルクラブというのは、研究室のみんなが集まって、論文を読んで議論すること。毎回一人がその論文を選ぶ。どうも私の論文が選ばれたらしい。 どんだけ滅多打ちにされるのかしら? 是非参加してその結果を聞きたいわ。 (スタンフォード大学はサンフランシスコの近く、アメリカ西の端。ボストンはアメリカ北東の端) もちろん、Scaryといいつつ、私もボスも全然おびえてない。興味津々。 それにしても、スタンフォード大学でジャーナルクラブに取り上げられるなんて、誠に光栄であります。 今日の教訓 PubMedは偉大。

日本は実は専門家が嫌い? 

今日、先輩が日本から帰ってきた。 その直後こーーーんなHPのアドレスを送ってくれた。 「博士(はくし)が100人いるむら」 http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html こえーーーー。 最後の16%と8%が特に怖い。 本当のデータかしら?(私は研究者なのでデータの出所を、とても気にする。偽データは嫌い) それにしても、あのつらい博士課程を修了して、なんで無職とか行方不明とか、そんなことになるかしら? でも、どっかの政治家も自殺したしな。 それにしても、なんで博士課程修了者が嫌われるのか不明だぞ。 アメリカは、博士課程を修了した後、さらにポスドクをする(ファーストポスドク)。 そうして「ポスドクは生かさず殺さず」という経験をして武者修行をした後、企業に就職する。 二つ目のポスドク(セカンドポスドク)をする人は、アカデミック志望。 ファーストポスドクをした後の、企業に就職する時の平均給料は年収$70,000と、友達は言っていた。本当にそうかどうかは不明。 私の友達は「ペットの健康保険まで出してくれる」会社に就職した。(彼女は犬も猫にもアレルギーがある) さあ、計算してみよう。今日のドルは、1ドル121.82円です。年収$70,000ですぞ。 よだれが出るよ全く。私は生活費の高いボストンでジリ貧生活を送ってるぞ。 そんな企業に就職しないでアカデミックをしている私は、たぶんものすごい変わり者。 日本の企業は、なぜポスドクとか嫌いなんでしょ? 専門バカだと思ってるからかしら。 でも、博士修了者とかに「お前これ勉強してくれ」とドッチャリ勉強させたらたぶん3ヶ月で他の分野網羅できる。勉強慣れしてるし、英語も読めるし(たぶん 書けるし、しゃべれるし) ポスドクともなると、実験もやらせれば切れ味すごいし。プレゼンテーション慣れしてる。 別に研究させなくてもいいし。特許事務所で働いてもいいし、コンサルタントしてもいいし。 とにかく博士課程修了者は、論理的に考えれます。(じゃないと博士取れない) あーでも、日本て時々変だしな。 灘とラサール出身で、泣く子も黙る某超有名医学部に入った人が、なんと実験用のマウスのケージ交換をしているらしい。 ケージというのは、実験用...

グラント書きは、まだまだ続く

グラント書きの間の、ちょっと休憩タイム。 いやー、この前も書いたけど、やっぱり英語で25ページ行間なし11ポイントで、ページの横の空間0.5インチ(約1.5cm)は大変だ。違った。今計っ たら1.2cmだった。 書いても書いても、進まない。終わらない。 登っても登っても頂上に着かない山、歩いても歩いても何も見えない砂漠、泳いでも泳いでも見えてこない岸って感じ。(どれもやったことないけど) ボスが昔書いたグラントのコピーがあるけど、参考文献の数169個。もうひとつは180超えてる。 一日一個ずつ読んでも半年。 それだけで、もうぞぞっとするんだが。 読んで。 頭の中で消化して。 それで英語で書く。英語が変なこともわかっているが、とりあえず書く!  今未来の同僚も同じようなグラントを書いている。彼女はアメリカ人だが、それでも大変らしい。昨日ひさしぶりに会ったら疲れた顔をしていた。みなさん1ヶ月以上かかるらしい。(私の場合は3ヶ月?)今ボスは私の面倒を見なくてよくなったので、彼女の面倒を見ている。 それにしても、勉強は結構役に立っている。 PubMed(医学系の論文を検索するサイトね)の中から、点在している情報を拾い集めてくる。上は天下のNature, Scienceの論文から、下は誰も知らない、それこそ引用されたことないんじゃないかと思うぐらいの論文まで、幅広く読んでる。そして、毎日新しい発見 をしている。 ボスに「いつ終わるの?」と訊かれたので、「6月が目標!」と答えた。(本気か?) あーー、実験したい。 今日の教訓 グラント書きは、延々と続く。