Ph.Dを取ってよかったと思うとき
Ph.D(博士)を取ってよかったと思うときがあります。(あるんですよ、ちゃんと!) 博士をもった研究者は決して試験管を持って、細胞見て、あるいはデータを見て、にひゃにひゃしているだけではありません。 「論理的に話す、あるいは書くことができる。説明することができる。必要な情報を探してきて、あるいは実験して証明して、それを効果的に使う」 アメリカのPh.Dコースはこの辺を徹底的に教え込むので、どんな分野に行っても使えるようになります。そこかアメリカのPh.Dコースの強みです。私は日本の博士ね。 さらにポスドクになると、磨きがかかる。 この訓練をうけていないと、 「英語話せるけれど論理的にならない→みんなが賛成してくれない。あるいは理解してもらえない」 という現象が生じます。 聞いていて「大丈夫?」とか思ってしまう。これが英語教室に行っていて気づいたこと。 私が英語教室で書いた2つ目のエッセイの最後に先生が書いた This is a very wisely structured essay. と言うコメントを見つけて、 「Ph.D持っててよかったー!!!!!」 と思った次第。 英語直されまくりだけどさ。真っ黒だけどさ。 ちなみに書いたエッセイは私の研究とぜーんぜん何の関係もないものです。 今日の教訓 実は博士は使える人種 過去のブログ ・ ファン発見! ・ 日本は実は専門家が嫌い? ・ 博士課程に行く女性 ・ ポスドクという不思議な人種