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税金+引退について

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FI planning で一緒にブログを書いている、私のファイナンスの師匠である NobuさんはTurbo Taxを使って確定申告 をし、 F FriesさんもTurbo Taxを使って確定申告 をしている。 が、私は今年も税理士さんに頼んでしまった。 去年ものすごく助けてもらったし、至れりつくせりの税金書類作成に味をしめてしまった。 でも、いいのかこんなんで。 いっぺん自分で真剣にやらないと、どこで節税できるか、どこは節税できないのか、わからないかも。。。。。。来年は自分でやったほうがいいかしら?   さて話は代わって。 私は Fidelity Investments を愛用している。 サービスがよろしいし、メールを送るとすぐ返事返ってくるし。そのFidelity Investmentsの Retirement planning (引退のための計画)のところにある、 myPlan SM Retirement Quick Check をやってみた。 前もやってみたが、今回はRetirement Accountにある資金のみを計算に使った。 1.今の状況(給料)で、 2.今までどおりのお金を 403b(企業で言うところの401k) に入れて、 3. Roth-IRA に上限まで拠出して(2008年は年間$5000)、 4.Aggressive Growthで運用して(運用方法で、上から二番目に激しく運用する方法、6段階ぐらいあり、1番目は株のみ。6番目は貯金のみ。) では、市場が良かったら大丈夫だけれど、市場が落ちたりすると、65歳でリタイアして90歳まで生きるまで資金が続かないらしい。今の生活のレベルで引退できないらしい。デブで短命なアメリカ人ではなく、スレンダーで長寿で有名な日本人女性に一応まだ属しているので、90歳ぐらいまで生きるかもしれないということを考えても、これは困る。 まだ生きてるのに、途中でお金が無くなるなんて最悪の気分じゃない? そのため、 5. 月さらに○○○ドル貯金してください。 とFidelity investmentsに提案された。 前やったときは、同じようなことを言われてかなり文句タラタラだったが、今回それを回避する手段を発見した。 65歳にリタイアではなく、68歳にリタイアすると90歳まで資金が続くらしい。 お、理論上引退できる! 祝!

Mentor

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ずっと前に取り寄せて「つん読」になっていた Making the right moves : A Practical Guide to Scientific Management for Postdocs and New Faculty をやっとこさ読み終わった。 ま、読み終わったのは1ヶ月ぐらい前だが。 Chapter 5: Mentoring and being Mentored (PDF file) で、メンター(指導者)の重要性が書いてあった。 メンターに指導してもらい、そして、自分が指導してもらったお返しに、自分がメンターとなって若い人たちに指導する。 メンター不足というか、メンターがいる人というのは案外すくないらしく、ボストン大学医学部が行っているFaculty Development Seminar(大学職員のためのキャリアアップセミナーみたいなもの)でも、「メンターがいない人が結構いるが、メンターを見つけて指導してもらいなさ い!」と言われていた。  言われていたのは、私のようなInstructorやAssistant professorである。 それで、メンターの選び方についてだが。 Making the Right Moveによると、別に自分のボスでなくてもよいらしい。 普通に「自分のボスが師匠!」と思ってしまうものだが、そうでもないし、複数いてもいいらしい。 しかも、他の大学の人でもいいらしい。 ただし、他の大学の人にメンターになってもらうときには、自分のボスにもちゃんと伝えることと書いてあった。ま、ポスドクやらが研究のことを他の大学の人にベラベラしゃべっているのも考えものだしね。 逆に、「他の大学の人から『メンターになってくれ』と頼まれた場合は、よく考えること」とも書いてあったが。 他の大学でもいいのか。 誰にしよう? Faculty Development Seminarでは、私のDirectorは「(ボスのではなく)自分独自の研究を広げていく場合、それを助けてくれるような人をMentorとして選びなさい」と言っていた。 なるほど。 今日の教訓 自分のメンターを探す。 参考ブログ  プロ研究者への道 キャリア開発に役立つ情報 1.お勧め本やインターネット情報  (Making the Right Moves)

お茶目なNature podcast

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だいぶ前のNature Podcastだが、「NatureでもクリスマスのためにNature shopping Channelを立ち上げました!」というジョークから始まる5分ぐらいのトークには相当笑った。 2008年12月18日のトークの文章は こっち 。聴きたい人は こっち 。 以下のトークはジョークですから、ご注意ください。 しかも適当な訳してます。 もうすぐクリスマスですよね。 NatureもScience Geek(サイエンス ギーク)に対してNature Shopping Channelを立ち上げ、3つのプレゼントを用意しました! 1. Grow a mammoth kit (マンモスを育てるキット)はいかがですか? つぎはぎのDNA sequence(DNA配列)と、アジア象の代理母つき。  0℃以下の状況下で飼育することを忘れずに。 代理母でかいし! 2.機械のギークのために、Originalのancient Greek Antikythera mechanism (アンティキティラ島の機械)をあげましょう。 何それと思って、ウィキペディアで調べてみた。 「アンティキティラ島の機械 ( アンティキティラとうのきかい、Μηχανισμός των Αντικυθήρων, Michanismós ton Antikythíron )とは、 オーパーツ のひとつで、 ギリシャ の アンティキティラ島 付近で沈没した船から発見された。見つかったのは ブロンズ 製の 歯車 の一部分で、目盛りやおよそ2000の文字が刻まれていた。紀元前150~100年にギリシャ人によって作られた世界最古の歯車式 アナログコンピュータ 。 1958年 、 ケンブリッジ大学 のデレク・プライス教授が復元したところ、複数の歯車を組み合わせた 差動歯車 機構による精巧な 太陽 、 月 などの 天体 運行を示す機械であることが判明した。 アテネ国立考古学博物館 所蔵。」 それのOriginalって、そのアテネの博物館に所蔵されている物しかないのでは! 3. 何でも持っている人へプレゼントを選ぶのは困りますよね。 その人へは、誰も見たことがないDark Matter(暗黒物質)をプレゼントしてびっくりさせましょう。  2トンかったら1トンおまけつき。 再びウィキペディア。 「 暗黒物質 (

Workation (あるいはWorcation) その2

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3月に学会に行くことになっている。 この業界(って、どんな業界やねん)では有名な、 Keystone Sympodia である。行くのは、 Pattern Recognition Molecules and Immune Sensors of Pathogens (z1) Dendritic Cells (Z2) のジョイントミーティングである。 私一応まだ樹状細胞やってるし。 この学会、規模が小さいわりには、有名どころの先生がうじゃうじゃいるので、結構いいのであった。 超有名な先生が、取り巻きに囲まれていずにふらっといたりするので、「はじめまして」と自己紹介をしてみたり、知っている有名な先生に「こんにちはー」と挨拶してみたりできる。 コネ作りには丁度いい。口頭発表できたら、一躍有名になれるからもっといいのだが、残念ながら今回はポスター発表のみ。 2年前に行ったときには、ドイツ人とつるんでいたのでヨーロッパコネクションを構築した。パブに行ってイギリスの有名な女性の先生から教訓を受けてみたり。 さらに日本語をしゃべることで、日本の先生とお近づきになれた。皆、普段なら、近寄ることもできないような先生である。 今回は隣のラボのボスが行くことになっているので、いろんな人を紹介してもらうことにする。 さて、ここからが本題。 さて、私は旅行が好きなので学会が大好きである。  学会はいろいろな場所で行われるので、いろんな所にいけて、一石二鳥である。最高である。 つくづく研究者で良かったと思うのである。 Keystone Sympodia はなぜかほとんどのミーティングが冬に、しかも山の中で行われる。 リゾート地で、「冬は寒くって人が来ないからその間研究者に安く貸そうか。そしたら人がいっぱい来るし」というアイデアかなと思うが。 今回の場所は、 Fairmont Banff Springs • Banff, Alberta  フェアモント・バンフ・スプリングス  バンフ アルバータ カナダ View Larger Map 全く、一体どこでやるねん! (←うれしい突っ込み) Keystone Sympodiaはなぜか、朝と夜に重要なシンポジウムがあり、昼間は、学生とかポスドクとかの口頭発表である。それでもNatureとかScienceとか

「定価って一体なんぞや?」と考える時

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本題に入る前にrestaurantネタを2つ。 1.ボストンWikiさんの「 日本人が決めるボストンのベストレストラン 」では、圧倒的に Restaurant四季 がトップ。 現時点で347票中44票を獲得。 やっぱりね。 2. Boston Restaurant Week がまた始まる。 今回は、3月15日から20日 22日から27日らしい。 $15.09 2-course Light Lunches (2皿のランチ ようするに、サラダとメインとか。) $20.09 3-course Lunches  (3皿のランチ サラダとメインとデザートとか) $33.09 Dinners  (ディナー) さて、本題に入って。  またもやファイナンスの話である。1ヶ月に1回ぐらいファイナンスの見直しをすると、それでいろいろ考えたり調べたりするので、いっぱい出てくるのだ。 インターネット上をうろうろしていたら、こんなものを見つけた。 Restaurant.com Saving every time you dine out  Is as easy as 1-2-3 $25 gift certificates for only $10. 1. Find a restaurant using our search engine 2. Purchase a gift certificate 3. Print a gift certificate and take to restaurant. 郵便番号を入れるところがあって、そこからレストランを検索する。 そこで 25ドルのお食事券を10ドルで 買う。 それをプリントアウトして、レストランに持っていく。 ためしに郵便番号をいれて、検索してみる。 結構いっぱい出てきた。 例を挙げてみる。 1. Elephant Walk 900 Beacon Street Boston, MA 02215 Minimum purchase $50 with minimum 2 dinner entrees. Not valid on the bar menu. Valid Sunday-Thursday only. 18% gratuity added to pre-di

またもやMail in Rebate +時給の計算

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おとついCVSに行って、充電電池と充電器を買ってきた。 もちろん、CVSの「$20使えば$4 オフ」クーポンを使ってである。  FI planning の Nobuさんのブログ風 に言えば、「20%もお得」だったわけであるが。もちろんCVSカードを使っているので、ちょっとキャッシュバックがあるし、さらに私は Fidelity investmentsのクレジットカード を使って購入しているので、さらに1.5%キャッシュバック(お金が返ってくること)なのである。 さて、この充電電池と充電器、なんと$5のMail in Rebateのシールが貼ってあった。 ま、またMail in Rebate!!!!!!! Mail in Rebateとは何かということを説明する。 まず品物を購入して、その後に、レシートと、品物を買ったという証明(商品についているバーコードとか、フタのところにあるマークとか)を一緒に、自分の情報の書類を添えて、郵送するわけである。 もちろん、郵送する期限がついている。 しかも今回は、2008年の10月から2009年の3月までに購入した人で、という条件つき。 しかも、書類は、www.energizer.com/chargersまで行って、自分でダウンロードしたあげく印刷しなければならない。その 書類のリンク はこっち。 送り先は、もちろんTexas州のEl Paso。その後メキシコまではるばる行くに違いない。(くわしくは以前にもリンクを貼った、 【不思議の国アメリカ】 永久に受け取れない「特売の割引金」 を読んでください) なぜ、こんな複雑怪奇なシステムがあるかというと、敵はお客に商品は買ってもらいたいけれど、割引はしたくないのである。5ドル安くなると思わせておいて、購入させておいて、5ドルはなかなか返さないというのが作戦である。 もし5ドル受け取るチャンスが欲しければ、 1.書類をダウンロードして印刷する 2.レシートを添える。 3.Original UPC/proof of purchase symbol ( UPC とは何ぞやと思って検索したら、バーコードのことだった) 4.これらを封筒に入れる。 5.住所を書いて、切手(42セント)を貼って、ポストに入れる。 という、一連のことをやらなければならない。返ってくる確率は50%ぐらいか? 返ってこなかっ

Eragon (エラゴン)

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Eragonを読み終えた。 ボストンからドイツに遊びに(+仕事に)行く飛行機の中で映画を、こともあろうに日本語で見た(←英語の勉強にならない)。面白かったので、同僚に本を借りて読んだ。  つかれたー! もう、Eragonが魔法を使いすぎてぐったりしたような感じ。まあ、Eragonがancient language(古代の言葉)で魔法を使うのも、私が英語の本を読むのも、そう変わらないかもしれない。 映画と本の内容、全然違うし。 いいのかあんな映画で。本のほうはもっと奥深いぞ。もっと冒険があるし。もっともっと複雑だし、面白いぞ。映画でわからなかったところが本を見てわかった。 英語の単語は、わからなくてもすっ飛ばして読んでいる。 以前The Dante Clubを「地獄の英語教室」で読まされたときに、試しにわからない単語に全部印をつけていったことがある。 1ページ平均10個わからない単語があった。10個もわからない単語があると、かなり内容もわからない(笑)。 大まかな雰囲気しかわからない。ま、それでもいいんだけれど。 どちらかというと、「地獄の英語教室」でその本を読ませる意義は、 期限内に、本を一冊読破させること だと思うし。 Eragonの場合は、人の本なので、知らない単語に印をつけていくなんてことは出来ない! この本の場合、景色とか場面の描写があるのだが、単語がわからないので、その辺の具体的なイメージが出来なかった。まあ、Dragon(ドラゴン)とかElf(妖精)とかDwarf(小人)とかの出てくるストーリーだしね。 さてさて、Eragonの作者、Christopher Paoliniをウィキペディアで調べてみた。 クリストファー・パオリーニ 「クリストファー・パオリーニ(Christopher Paolini、 1983年 11月17日 -)は アメリカ合衆国 の 小説家 。 モンタナ州 に住み、処女作となる ファンタジー 小説 エラゴン を書いた。彼はエラゴンやエルデストを含む ドラゴンライダー シリーズの作者としてよく知られている。」 1983年生まれ! Eragonを2002年に出版! そして2006年には映画化! うう。私よりも若い。 親が出版社を経営しているとはいえ、自分の子供が本を書き出したら親は普通止めるんではな