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Die Zauberflöte(魔笛)

友達のうちに モーツアルトのオペラDie Zauberflöte(魔笛) のDVDを持っていって観た。 Netflixで借りたやつである。 友達のうちのテレビ、大画面なのに音がイマイチでびっくりしたが、単にDVDの設定を間違えていただけだった。第二幕からはいい音で楽しめた。それにしても、映画と違ってクラシック音楽やオペラを楽しむ時には、スピーカーとかにも考慮しないといけないのね。今度テレビを買うときには、かなりいいスピーカーを設置しないと。。。。 さて内容だが。 例の夜の女王(die Königin der Nacht)のアリアがすごかった。まったくモーツアルト、人間を楽器としか思っていなかったのではないかと思うぐらい。 そしてこんな歌を歌う夜の女王には、皆ひれ伏すんじゃないかと思うのであった。夜の女王役の Diana Damrau の迫真の演技がよくって、非常に怖い夜の女王なのであった。Devil wear the Prada( プラダを着た悪魔 )のメリル・ストリープを思い出してしまった。 Diana Damrau のウェブサイト見たが、とってもきれいなニコニコのお姉さんではないか。。。。。 この歌、私が日本の ゲーテ・インスティテュート で一番初歩の初歩のドイツ語を習っていたときに、先生が聞かせてくれたのであった。その部分の楽譜までくれた。今でも楽譜を持っている。楽しい歌かと勘違いしていたのだが(友達も勘違いしていた)、実は復讐の歌である。 ということで、ウィキペディアから引用。 Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen, Tod und Verzweiflung flammet um mich her! Fühlt nicht durch dich Sarastro Todesschmerzen, So bist du meine Tochter nimmermehr. Verstossen sei auf ewig, Verlassen sei auf ewig, Zertrümmert sei'n auf ewig Alle Bande der Natur. Wenn nicht durch dich Sarastro wird erblassen! Hört, Rac

論文、雑誌のPod Cast(ポッドキャスト)で紹介される

この前も言ったが、 1. 有名になって貢献してね! 2. グラント取ってね! この2つはsection chiefに言われた私の使命なのである。アメリカのサイエンスを象徴するような使命であるが。 この前 論文がアクセプトされて、それのProof(論文に載せるための形になったもの)を見て、自分がちゃんとdouble-corresponding authorになった話を載せた。(詳しくは下のリンクを見てね) 私の頭の中では「(研究者の世界での)社交界デビュー」ということになっている。 その論文についての話。 昨日うちのボスからメールが送られてきた。 私の論文を載せる雑誌は、毎号「今回のホットな論文」を最初のページに載せているらしい。論文を冊子で読むということは最近しないので、そんな「今回のホットな論文」というページがあるのを知らなかった。 その「今回のホット論文」に私の論文が載ることになったらしい。Editor(雑誌の編集長)からのメールによると、上位10%の論文が載るらしい。しかもその雑誌のPod Cast(ポッドキャスト)でも流れるらしい。 おー。すばらしい。 さっそくCV(研究者の履歴書)に書く私。 この前のプロ研のCV書き講座 で友達がしていたのを見て、なるほどと思ったのである。私のボスも「CVに書いておくんだね」と言っていた。 そして隣のラボのボスとか、隣の隣のラボのボスとかにメールを送って祝福してもらう。 今日その、私の論文が載っている「最新号」のTable of Contentsが送られてきたので、「今回のホットな論文」を見てみた。8個の論文が説明されているうちの一つ。 おー。 ラボの私のコンピューターはなぜかスピーカーがないので(←ボスの策略?)、帰って来てさっそくPod castを聞いてみた。 おー。 全世界に私の名前が流れる!(←なんて大げさな) これまたiTuneにダウンロードして保存。これは永久保存だな。 祝! こりゃいろんな人に教えないと。とりあえずCo-author(共著者)に教えて、同業者のお友達にも教えて、そしてSection Chiefにも報告して「私は使命達成のため、最善を尽くしております」と言わないといけない。 そういうぐあいに、1人で大騒ぎしているのであった。 今日の教訓 (

National Parks of Japan (日本の国立公園)

という名前のパンフレットを、ボストン日本領事館に行った時にもらってきた。 作ったのは、Ministry of the Environment( 環境省 )。 それはもう「一体全体ここはどこ! こんな素晴らしいところがあったのに、私は日本にいた時に行ってないのか!」というぐらいの、素晴らしい写真の数々である。 せっかくだからPDFの冊子にしてしまって、ウェブページから簡単にダウンロードできるようにすれば、外国人が見て「おお!日本に行ってみたい!」と思うのにーーーーーー!!!! と思っているのだが、そういうビジネス感覚はなさそうである。 残念。 と思ったらあったあった、英語版PDFなのに英語のウェブページではなく、日本語のウェブページに。(そこにあってどうする。。。。) パンフレット ~日本の国立公園・日本の自然~ 英語版 : National Parks of Japan  (日本の国立公園) 英語版 : The Nature of Japan  (日本の自然) 選挙が始まるので、ボストン日本領事館に行くこともあるかと思うので、気になった人はパンフレットをもらってきちゃってください。 ということで、日本人じゃない人用ガイドブックを探してみた。 ・ Lonely Planet Japan その中の Wildlife in Japan というサイトでビデオと写真を発見した。 カメラマンのおにいちゃん日本語うまいぞ。でも野生動物にえさあげちゃいけないよー。 ・ National Geographic Traveler: Japan 本屋で見ていた日本のガイドブックで一番写真がきれい。 買っちゃおうかと思ったぐらい。ナショナル・ジオグラフィックだから当然といえば当然だが。 その他 忘れる前に Japan-guide.com にリンクをば。 今日の教訓 日本ってきれいなところだったのね。

Aimez-vous Brahms? (ブラームスはお好き?)

夜8時になっても外の温度は29℃らしいので、もうちょっと研究室にいることにした。この前は涼しくなって、やっとすごしやすくなったかと思ったのだが、間違いのようである。 東大の谷口先生 のエッセイが Nature Immunology ( Nature の姉妹紙で、Immunology分野でトップの雑誌)に載っていた。見たのは大分前の話だが。 Aimez-vous Brahms? A story capriccioso from the discovery of a cytokine family and its regulators (大学関係者以外がダウンロードして見れるかどうかは不明) ユーモアあふれるエッセイである。Nature ImmunologyのAcknowledgment(謝辞)に阪神タイガーズと書くぐらいすばらしいユーモアである。 私はお会いしたことがないが、このエッセイを読んで会ってみたくなった。 それにしても谷口先生がスイスでPhDを取ったとは全然知らなかった。Institut für Molekularbiologie I der Universität Zürichだそうである。ついついドイツ語に反応する私。 ちなみに私がいたドイツの研究室は Institut für Medizinische Mikrobiologie, Immunologie und Hygiene der Technische Universität München である。 エッセイを今のボスに教えたら、こういう返事がきた。 「そうか、クラッシック音楽聴きながら、夜も休日も働かないとな」 う、そうきたか。それにしても、超優秀な研究者が夜も休日も働いていたら、凡人はどうやって太刀打ちするので? さらにボス「ところで、谷口先生が指導教官のうちに休日のたびに論文書きに行ったとき、音楽聴きながら論文書いたと思う? それとも音楽聴いた後論文書いたと思う?」 ・・・・・・・・・・どうでしょうね。 そして同僚にも教えたら、こういう返事がきた。 「僕の奥さんは谷口先生の奥さんではないので、早く帰らないと」 そうですな。 離婚される恐れあり。 それにしても、 ブラームスのピアノ協奏曲の2番 の1楽章と2楽章を口笛で吹くって一体! それ結構むずかしくないですか? 普通のピアノ協奏曲は3楽

そして実験してしまった

ポストイットを、わざわざ一つ一つ互い違いに貼り付けなおして実験してしまった。。。。 研究室の同僚にみせたら「Kay、ヒマだね」て言われてしまった。 いや、電話中に手がヒマだったら、作ってしまったんだって! 今日の教訓 研究者たるもの、実験をしなければいけません。 過去のブログ ・ いかん、実験したくなる  (ポストイットの実験をしたYoutubeのビデオをみた感想)