Posts

Nobelprize.org

いつも実験でflow cytometry( フローサイトメトリー )を使った後思うことだが、自分専用の FlowJo dongleが欲しい。 My Dongle! ボスに「私専用のdongle買って」って、前も言ったけれど、もう一度言ってみようかしら。 シャア専用 みたいなものだよね。 シャア専用携帯 っていうものも存在することだし。この前ボスに「ラボに欲しい機械ある?」と訊かれたので「 LSRII 」って言ったら即却下された。  さて本題に入って。 ノーベル賞の季節だ。 その前にボストンでは イグノーベル賞 の授与式があって、 友達が見に行っていた 。ウィキペディアによると、 イグノーベル賞 (イグノーベルしょう、 英 : Ig Nobel Prize ) とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である。 だそうである。来年は見に行こうかしら。 さてノーベル賞のウェブサイトに行ってみた。 Nobelprize.org そこに Educational Game というのがあって、 The Immune System Game という物を見つけてしまった。 なんでも、傷口からバクテリアが入って増えてきているので、Macrophage( マクロファージ )の指導を受けながらGranulocyte( 顆粒球 )を動かしてバクテリアを除去しなければいけない、というのがミッション。 ついついゲームをやってしまうのである。下手なのでバクテリアがあふれてしまう。 くーーー Dendritic cell( 樹上細胞 )はどこ! と思ったらGranulocyteだけのレベルは終わって、次のレベルはGranulocyteとDendritic cellとmacrophageがちゃんと出てきた。MacrophageとDendritic cellのほうがGranulocyteよりもバクテリアをまとめて食べれるところに注目。 Gameの隣には、 The Immune System -in More Detail というのもある。全部の細胞の説明が載っている。ノーベル賞のウェブサイト、すばらし。 今日の教訓 Macrophageとdendritic cellのレベルの次はどの細胞が出てくるか、誰か教えて。

旅行 前半 フランス・ボルドー編

Image
島岡さんは「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術」でブログを書くことを勧めている。その中にあった「ブログのタイトルの決め方」から引用。 タイトルは自分の思うまま何でもよいが、Googleサーチして同じものやよく似たものがないか確かめましょう 確かめなくっても、誰も「海外研究者のありえなさそうでありえる生活」なんてタイトルつけないよー。 さて本題に入ってまず最初に言っておきたいこと。 ドルで給料をもらっている方、おいそれとヨーロッパなんか行ってはいけません。ただいま1ユーロは1.5ドル。目の玉飛び出るお値段。 最初に空港でチェックしておいてよかった。ぼけっと買い物三昧なんかしていたら大変な目に遭っていた。アメリカにいても貧乏ポスドクだけれど、ヨーロッパに行ったらさらに貧乏ポスドク!そして今もっとも強い通貨は日本円。。。。 おいそれとどこにも遊びに行けない。 さて今回の旅行は、昔の同僚(フランス人)に「博士論文発表をするから来てー!」と言われたからである。France Bordeauxである。日本人なら誰でも知っている(?)ワインの有名なボルドーである。 View Larger Map 貧乏ポスドクがなぜヨーロッパなんかにへらへら行けるかというと、 US Airwaysのマイレージ が50000あったからである。ならミュンヘンによって行こうかと思ったら、なんとミュンヘンはオクトーバーフェストの真っ最中で、マイレージは100000必要であった。泣く泣く(?)マドリードを選んで、そこからボルドーへの往復航空券を買ったのである。 今回の旅行でやったこと。 ・元同僚のプレゼンの練習に付き合い、チェックすること。 ・元同僚の発表を聞くこと。 発表40分間+質疑応答1時間20分で、聞いているほうが大変だった。普段はフランス語でやるらしいが、私のボスがThesis comittee(博士論文の審査員)なので、英語。フランス人もみな質疑応答は英語。ご苦労様。 ・ワインをランチでもディナーでも飲むこと。 ・一つの食事を2時間かけて食べること。だいたいテーブルに座っていてもウェイターが来ない。ウェイターが来てメニューを渡してから、かーなりたって注文をとりに来る。そしてそれからだーいぶ経ってから前菜登場。(この時点でテーブル座ってから30分経過) その後メインの料理が来る。食べ終わった後ウ

Mint.comがIntuitに買われた。

さっきメールを見たら、Mint.comからメールが来ていた。 Mint.com to be acquired by Intuit, maker of Quicken Mint.comが約$170 million(1ドル100円として170億円)でIntuitという会社に買われてしまったのだと。 IntuitはQuickenを作っている会社。くわしくは こっち 。 あららーーー あららららーーー。 Quicken for Macはあんまり良くないんじゃないかとか、Mint.comはどーしたこーしたとか議論していたときに、Mint.comが買われちゃったとは、なかなか。 今日の教訓 今までどおりMint.comはフリーらしい。 過去のブログ ・ Mint.comよくできてる

Bull(雄牛)大好き

Boston.comに Madoff properties to be sold at auction (オークションにかけられる マドフ の資産)という写真集があって、興味があったので見た。 ニューヨークにペントハウス ニューヨーク州に別荘その1 フロリダに別荘その2 ヨット である。最近「アメリカの金持ち」になれてきたので、普通の金持ちの家かもと思ってしまった。 写真をよく見て気づいたこと。 牛の置物あり。 壁に牛の絵あり。 さらにヨットの名前はBull(雄牛) ヨットにBullと書いてあるナプキン、グラスあり。 Bullだらけ。 ここまでで笑った方はかなりの株式市場にくわしい。 私が前のブログで「どうしてアメリカでは株式市場の動きをBull marketとかBear marketって言うのだろう。」と書いていたが、Bull marketは上昇市場でBear marketは下降市場。 Nobuさんが検索して、BearとBullの意味を教えてくれた。 株のトリビア ブルとベア ということで、Madoffは雄牛大好き。決して間違っても家に熊の置物や絵なんて置かないのである。 一人で受けているのもなんなので、ブログに書いてみた次第である。 今日の教訓 私も家に牛の置物置こうかしら(大爆笑) 過去のブログ ・ となりの億万長者 (なぜ株式市場がBull marketとBear marketと言われるのか疑問に思ったこと)

Mint.comよくできてる

昨日のBoston.comによると、 Harvard endowment posted 27 percent loss だそうだ。アメリカの大学はどこでも資金を運用していて、それを着々と増やしていたのだが、この経済危機で27%損失らしい。$ 36.9 billionから$ 26 billionに減ったということ。記事の英語は読んでないけど、グラフをみれば一目瞭然。試しに具体的にしてみることにする。 $ 26,000,000,000は1ドル100円として、 2,600,000,000,000円。0が多すぎてようわからん。 260000000万円。 26000億円。 26兆円。(←これあってる?) 36.9兆円だったのが26兆円になっちゃったのね。それでも見た限り2005年の金額に戻っただけみたいだから、ハーバードの人頑張ってください。(←完全にひとごと) さて本題に入って。 昨日MacBookProを買ってしまったので、ソフトウエアの移動をどうにかしなければいけないのである。私は資産管理ソフトQuicken(のどれかだ忘れた)を使っているのだが、 Quicken Mac を買ったもんだか(でも面倒だし)と思っていたのである。 それで、前からアカウントは作っていたけれど情報入れてなかった Mint.com を思い出した。Free Personal Finance Software(無料の資産管理ソフト)である。私が購読している Kiplinger's Personal Finance で紹介されていたのだ。 さっそく自分の情報を全部入れてみた。車やら家のローン情報とかも入れることができる。しかもBudget(予算)も設定できる。 しかも昨日作って今日もう一度あけたら、全部の口座にアクセスして情報を更新していた。 お、結構使える。 問題は「自分のFinance情報を、無料の資産管理ソフトに委ねていいか」である。 1. Mint.comによると銀行と同じぐらいsecure(って日本語でなんだっけ?)なのだそうである。 2. いつでもアカウントを削除することができる(←これ重要) 3. Mint.comが何で稼いでいるかを考えてみた。ビジネスプランがしっかりしていれば、人の情報をうやむやにしないだろうし。 a. まず、年齢とか性別とか住んでいる都市とか、家族構成とか