エフゲニー・キーシンのコンサート
これまた忘れていたのだが、先週の土曜日に エフゲニー・キーシン のコンサートに行って来た。大学時代の友人でキーシンの大ファンがいたから、まずその人に自慢しておこう。 <40 = $20 という、ボストン交響楽団のプランで、40歳以下だったら20ドルのチケットがあるのである。幸運にもまだ40歳以下なので、チケットを半年ぐらい(?)前に購入しておいた。もちろん満員である。<40=$20のエリアだからだろう、私の周りだけ平均年齢が低くなっていた。 Liszt, Chopin and Grieg Conductor John Nelson Piano Evgeny Kissin LISZT Mephisto Waltz No. 1, for orchestra CHOPIN Piano Concerto No. 1 LISZT Orpheus GRIEG Piano Concerto なんとピアノ協奏曲が2曲もあるのである。めずらしい。おかげでエフゲニー・キーシンを心おきなく堪能することが出来た。私も昔ピアノ弾いてたから思うけれど、うまいよねー。テクニックもさることながら感情表現も素晴らしい。どうしてピアノ一台からそんなにいろいろ表現できるのか、疑問である。 幸いなことに、今回の演奏曲は私は弾いたことがなかったので、聴きながら「うっ! そこは私がよく間違えたところ!」となることも無く楽しむことができた。キーシンはピアノ協奏曲を2曲も弾いたのに、その後アンコールで観衆に拍手されまくった結果2曲も弾かされていた。大変ご苦労なことである。おつかれさまー。私だったら腱鞘炎になっていそうな気分である。アンコール曲1曲目は知らない曲だったが、2曲目はショパンの幻想即興曲であった。 さて、ここから勝手なショパン解釈。 ショパンは交響曲を書けなかったらしい。その辺がピアノ協奏曲にもありありと(?)出ている。CDで聴いている時には気づかないんだけれど、実際コンサートで見るとわかるんだよね。 オケのパートとピアノのパートが分かれてる(笑)。そんなことは抜きにしていい曲だからいいのだが。さらにどうでもいい話に脱線していくと、ショパンは女性受けのしそうなロマンチックな曲が多い。なので、大学時代の話だが、男子学生がショパンの曲をピアノで練習し始めると「どうした、奴