子が子なら、親も親

正確な使い方は「親が親なら、子も子」です。 お間違えなく。


一週間ほど前に親と電話をしていた。(正確には、母の日の数日前)
親、「あのさあ、母の日なんだけれど、欲しいものがあるんだけれど、インターネットで注文して後からお金請求しようかと思ったんだけれどね。」
私、「何が欲しいの?」
親、「エルビス・プレスリーのDVD」

すばらしい。母の日にプレゼントを請求してくる親はあんまり日本にはいないと思う。アメリカでは母の日を忘れるとbig trouble(大問題)になるという話だが。子(私)は忘れていたので丁度良いといえば丁度よいのだが。

しかもエルビス・プレスリー!
そのDVDが欲しいと。ミーハーそのもの。

Skypeで話していたので、そのまま「一体どこにあるの? Amazonでは見つからないから後で情報を送って」といって電話が終わった。

その後送ってきた情報はこんな感じ。

「yahoo→エルビスオンステージ→出てきたページの4番目 4エルヴィスオンステージ メモリアル (ドキュメンタリ、リイシュ・・・・)そこを開けると DVD エルヴィスオンステージ メモリアルというのが3144円ででていますので それをお願いします。」

どうもURLというものを知らんらしい。。。。。。 しかもgoogleじゃなくてyahoo!。。。。。。
到達したURLはこんな感じ。

そういうことで、買って送った。ちゃんと着いたらしい。
お母さん、ちゃんと母の日のプレゼントあげたから楽しんでねー。


DVDと親でもう一つ面白い話を思い出した。

うちの親、何を思ったのか関野吉晴さんの「グレートジャーニー」のDVDを全セット買った。6-8年ぐらい前のことね。私はびっくりした。なぜかというと。

親はDVDプレーヤーを持っていなかったのだ。(どうやって見るねん。)

親はしばらくDVDプレーヤーが無いのにDVDを持っていた。私が言うのもなんだが、変な親である。

さて、私はそのとき博士課程の学生だったが、いつも下宿で地方局のラジオを聴いていた。そのときラジオのDJが言った。
「今日のプレゼントはDVDプレーヤーです」
すぐさまコンピューターに飛びつき、メールでこう書いて送った。「親がDVDを買ったのですが、DVDプレーヤーを持っていないのです。親にあげるので、DVDプレーヤー下さい」
世の中親切な人がいるもんである。なんと、一週間後ぐらいにDVDプレーヤーが私の下宿に届いた。それを親に送ってあげたら非常に喜んでいた。私も親孝行ものである。

そのDVDプレーヤーも最近の何やら(浦島太郎状態の私)に取って代わられ、他の人にもらわれていったそうな。。。。。

今日の教訓 やっぱ、エルビス・プレスリーの墓参りに連れて行ってあげるべきだよね。

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