なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その12 アメリカの健康保険

親が送ってきた「貧困大国アメリカ」という本を読んだ。 
げんなり。

Netflixで2ヶ月ぐらい借りたままになっていたSickoシッコ)を日曜日に観た。
もう、うんざり。

ちゃんと最初に説明がでていたけれど、この映画は健康保険のない人達のことではなくって、健康保険を持っている人達がどういう扱いを受けるかという話だった。

私、病気になったら日本に帰るからね。こんな国元気だったらいいけど、元気じゃなかったら何されるかわからないからね。

大体、保険というのは、「万が一そういう状況になったとき」というのを設定して、その確率に対してお金を払うものだと、私は思っているのだが。その掛金(賭け金?)で保険会社は儲けてるわけで。
例えば自動車保険は、万が一事故に遭ったときのことを考えて、かけるわけで。
でも、普通人間って病気になって、死んでいくわけでしょ。
「どーして健康保険会社が、潰れないで成り立っているのでしょう?」と、疑問になっていた答えが映画にあった。

ついでに、映画に出てきた健康保険会社をGoogle Financeで調べてみた。
潰れてない。。。。。 会社によってはDividend(配当金)までくれるし。
。。。。。。。。。。。。。。。。。

保険会社の株でも買うか?
かなり持ってないと相手にしてくれそうにないが。。。

監督のマイケル・ムーアが、これまたものすごい皮肉(というか、ブラックユーモア)なんだよね。 
「おいおいおいおい」って感じ。
観ていて、開いた口がふさがらない。

前のBowling for Columbine(ボウリング・フォー・コロンバイン)は、ドイツにいてアメリカに渡る直前に、スペイン人の友達から「これ観てから行きなよ!」と、貸してくれたのでありました。「観たら行きたくなくなるよ」って。

銀行口座を開けるときに、「もしかすると銃のオマケが来るのではないか」と思っていた私。
もちろんいらんけれど。
ちなみにマサチューセッツ州は銃違反だけれど。

月曜日に映画を観た感想を言って、「I am depressed! (もー、憂鬱だ!)」と研究室のアメリカ人同僚にしゃべっていた。「観た?」と聞いたら二人とも「観てない」と。
観ておいたほうがいいぞー。君らアメリカ人だから、アメリカから逃げられないぞ。

今日の教訓 ますます将来が不安になった。

過去のブログ
なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その11 It's not ○○○castic at all
なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その10 今度はうちの研究室が水漏れ

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