高校生におはなし

今日は高校生に話をしてきました。
日本の高校生。 なので、もちろん日本語です。
最近はスーパーサイエンスハイスクールなるものがあるらしくって、それでボストンに来てました。
なぜか私に白羽の矢が立ち、20分ぐらい話すことになりました。
研究のことを話してもよかったのですが、他の二人がすでに研究のことを話していること、それと高校生に私の研究の話(自己免疫疾患)をしたら難しすぎるので、やめました。

代わりに「高校や大学でして良かったこととか、しておけば良かったと今思うこととかを話すことにしました。
しかし大昔に高校生だったので、一体何を話したらよいやら。。。。
結局いろんなことをバラバラに話してしまいましたが、どれが良かったか、どれが良くなかったかは不明です。

しておけば良かったと今思うこと。
1. 英語をもっと勉強しておけばよかった。 もっともこれは永遠の課題ですが。 昨日もBatman The Dark Knightを見に行って、チンプンカンプンで帰ってきました。

ここで要注意なのは、Batmanの映画の内容がわからなくっても、私は自分の仕事(研究)が出来るということです。
もちろん、言い訳しないで英語の勉強しますけど。

2.日本の文化をもっと学んでおけばよかった。
  着付け  華道  茶道  書道  能  歌舞伎  相撲 (マンガ アニメ)

たまに日本のことを訊かれたときに、ああだこうだと話せるということはいいことです。
例えば、「相撲レスラーは太っているが、あれは筋肉なのか、それとも脂肪なのか」で時々激論したりします。 アメリカ人(というか日本人以外の人)はただのデブのぶつかり合いと思っています。
私は「あの大きさのデブが、あんなスピードで動けると思うか? あれは筋肉だ」と言うと、結構わかってくれます。 わかってくれない人もいますが。

とくに着付けは出来るといいですねえ。 間違ってなんかの大パーティに呼ばれたら、着物を着ていけばいいじゃないですか。

そういうことで、面白かったのか面白くなかったのか、ためになったか、ためにならなかったかは不明ですが、とにかくそういうお話をしてみました。

今日の教訓 高校生に話をするのは難しい。
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