セミナー終了
はーーーー、つかれた。
今日は1時間のセミナーをやったのであった。 正確にいうと50分しゃべって10分質疑応答。なんにせよ、英語で50分しゃべるということは大変なことよ。
セミナー終了後のPowerpointのスライドの解析。
スライドの枚数 52枚。 サイズ23MB。
1. 大きなタイトル。私の名前+所属。
2. 二つのトピックのタイトル。 「今日はこれとこれをしゃべります。。。。」
3-29. 一つ目のトピック。 データの載っているスライドは8枚
30. 二つ目のトピックのタイトル。 「二つ目のトピックはこれです。。。。」
30-51 二つ目のトピック。 データの載っているスライドは12枚。
52 Acknowledgement(研究に協力してくれた人達への感謝)
ということで、52枚のスライド中、データの載っているスライドは20枚だけなのである。 あとはIntroductionとか、Hypothesisとか。「これはどういう意味」とか、「つぎはどうする」とか。 絵を描いてみたり、文章で示してみたり。
そーーーんなプレゼンの方法は日本にいた時は習わなかったのだが、そのうち努力するうちにこんな風になってきた。何事も練習である。
英語が出来ないので、プレゼンの骨格はものすごく気を使うし、絵もたくさん使うのである。
50分も苦労して英語でしゃべって、後でみなが「ポカーン」としていたらがっくりする。
聞いているほうも、英語もわからんし、内容もわからんとかだったら、1時間聞いている意味がない。
私にとっては、プレゼンは「こーんなにデータがあるんだよ、すごいでしょ?」と自慢することではなくって、「英語下手だけれど、お願いだから私の言っていることわかってよ。ちゃんと説明するからさ!」という感じである。
聴衆がわからなかったら、意味がないのである。
日本にいたときは、口頭発表の時は原稿を覚えるということをしていた。残念ながら記憶力が悪いので、原稿を覚えられなかった(大爆笑)!
ドイツにいたときに学会でOral presentation(口頭発表)をする機会があり、英語の原稿を見ながら同僚の前で練習しようとしたら、同僚に原稿取り上げられた。
「むちゃくちゃな英語でもいいから、そのまま話なさい」と。
しどろもどろでプレゼンの練習をしたあと、「それでいいんだよ」と言われた。
しどろもどろの英語でもいいらしい(笑)。
「私は自分のコンピューターでスライド出しながら、ペンをポインターの代わりにして練習しているよ」と。
その以後スライドをモニターに移しながら、ペンをポインター代わりにして練習している。練習してつまるところは、要するに話が飛んでいたりするので、なおす。 しゃべりにくい英語も直す。タイマーも使って練習する。 50分以上しゃべると、聴いているほうは疲れるので論外。しゃべるほうとしても疲れるので論外(笑)。それにしても、練習するだけで50分である。ぐったりである。
昨日とおとついに研究室の人にも見てもらって、わからないところも変更していった。 自分ひとりで練習していてつまるところは、皆の前で練習しているときにも全部突っ込まれた。ボスには「ポインターをぐるぐるするな」と言われた。(←気づかなかった)
それなので、今日はちゃんとしていたらしく「プレゼン良かったよ」と言われた。 アメリカ人のお世辞かもしれないが。ボスには「聴衆の方を向いてしゃべりなさい!」と言われた。 うーーーーん、難しいんだよ、それ。プレゼン、まだまだ改善の余地あり。
結構重要なのは下調べで、聴衆が何を知っているか、セミナーのオーガナイザーに聞いておくことだと思う。「ねえ。聞きに来る人Toll-like receptor知ってる?」と訊いたところ、「知らないかも。。。。」と。次に「ねえ、聞きに来る人Dendritic cell(樹状細胞)知ってると思う?」と訊いたところ、「知らないかも。。。。」と。 すると、この辺を説明するところから始まるのである。 うちのテクニカルアシスタントによると、「先生みたいに教えるんだよ」だそうな。 聴衆によって出すデータも変えるし、トピックも変える。
この前おどろくべきプレゼンを見た。 セミナーに来た人は、タイトルの次のページに、イントロダクション(研究背景の紹介)もなく、いきなりデータの説明しはじめた。
内輪のラボミーティングじゃないんだぞ。一体誰にしゃべっていると思ってるんだ? しかも1時間の間に4つぐらいの話をしゃべっていた。
私は寝た(笑)。
しっかしパワーポイントのファイルのサイズが23MBもあると、私のラップトップ(ノートパソコン)では処理できないらしく、時々止まったり、考えたりしていた。
も、、、、、もしや新しいパソコンの買いどき?
無事(?)に終わったので、CV(履歴書)に追加しようっと。
今日の教訓 やっぱりセミナー大変ですわ。。。。。。練習あるのみ。
参考ブログ
・第13回 勉強会 第1部 プレゼンテーションの仕方 (プロ研)
過去のブログ
・2つのセミナー、つつがなく終了 (ドイツの元同僚の前でセミナーをしたこと)
今日は1時間のセミナーをやったのであった。 正確にいうと50分しゃべって10分質疑応答。なんにせよ、英語で50分しゃべるということは大変なことよ。
セミナー終了後のPowerpointのスライドの解析。
スライドの枚数 52枚。 サイズ23MB。
1. 大きなタイトル。私の名前+所属。
2. 二つのトピックのタイトル。 「今日はこれとこれをしゃべります。。。。」
3-29. 一つ目のトピック。 データの載っているスライドは8枚
30. 二つ目のトピックのタイトル。 「二つ目のトピックはこれです。。。。」
30-51 二つ目のトピック。 データの載っているスライドは12枚。
52 Acknowledgement(研究に協力してくれた人達への感謝)
ということで、52枚のスライド中、データの載っているスライドは20枚だけなのである。 あとはIntroductionとか、Hypothesisとか。「これはどういう意味」とか、「つぎはどうする」とか。 絵を描いてみたり、文章で示してみたり。
そーーーんなプレゼンの方法は日本にいた時は習わなかったのだが、そのうち努力するうちにこんな風になってきた。何事も練習である。
英語が出来ないので、プレゼンの骨格はものすごく気を使うし、絵もたくさん使うのである。
50分も苦労して英語でしゃべって、後でみなが「ポカーン」としていたらがっくりする。
聞いているほうも、英語もわからんし、内容もわからんとかだったら、1時間聞いている意味がない。
私にとっては、プレゼンは「こーんなにデータがあるんだよ、すごいでしょ?」と自慢することではなくって、「英語下手だけれど、お願いだから私の言っていることわかってよ。ちゃんと説明するからさ!」という感じである。
聴衆がわからなかったら、意味がないのである。
日本にいたときは、口頭発表の時は原稿を覚えるということをしていた。残念ながら記憶力が悪いので、原稿を覚えられなかった(大爆笑)!
ドイツにいたときに学会でOral presentation(口頭発表)をする機会があり、英語の原稿を見ながら同僚の前で練習しようとしたら、同僚に原稿取り上げられた。
「むちゃくちゃな英語でもいいから、そのまま話なさい」と。
しどろもどろでプレゼンの練習をしたあと、「それでいいんだよ」と言われた。
しどろもどろの英語でもいいらしい(笑)。
「私は自分のコンピューターでスライド出しながら、ペンをポインターの代わりにして練習しているよ」と。
その以後スライドをモニターに移しながら、ペンをポインター代わりにして練習している。練習してつまるところは、要するに話が飛んでいたりするので、なおす。 しゃべりにくい英語も直す。タイマーも使って練習する。 50分以上しゃべると、聴いているほうは疲れるので論外。しゃべるほうとしても疲れるので論外(笑)。それにしても、練習するだけで50分である。ぐったりである。
昨日とおとついに研究室の人にも見てもらって、わからないところも変更していった。 自分ひとりで練習していてつまるところは、皆の前で練習しているときにも全部突っ込まれた。ボスには「ポインターをぐるぐるするな」と言われた。(←気づかなかった)
それなので、今日はちゃんとしていたらしく「プレゼン良かったよ」と言われた。 アメリカ人のお世辞かもしれないが。ボスには「聴衆の方を向いてしゃべりなさい!」と言われた。 うーーーーん、難しいんだよ、それ。プレゼン、まだまだ改善の余地あり。
結構重要なのは下調べで、聴衆が何を知っているか、セミナーのオーガナイザーに聞いておくことだと思う。「ねえ。聞きに来る人Toll-like receptor知ってる?」と訊いたところ、「知らないかも。。。。」と。次に「ねえ、聞きに来る人Dendritic cell(樹状細胞)知ってると思う?」と訊いたところ、「知らないかも。。。。」と。 すると、この辺を説明するところから始まるのである。 うちのテクニカルアシスタントによると、「先生みたいに教えるんだよ」だそうな。 聴衆によって出すデータも変えるし、トピックも変える。
この前おどろくべきプレゼンを見た。 セミナーに来た人は、タイトルの次のページに、イントロダクション(研究背景の紹介)もなく、いきなりデータの説明しはじめた。
内輪のラボミーティングじゃないんだぞ。一体誰にしゃべっていると思ってるんだ? しかも1時間の間に4つぐらいの話をしゃべっていた。
私は寝た(笑)。
しっかしパワーポイントのファイルのサイズが23MBもあると、私のラップトップ(ノートパソコン)では処理できないらしく、時々止まったり、考えたりしていた。
も、、、、、もしや新しいパソコンの買いどき?
無事(?)に終わったので、CV(履歴書)に追加しようっと。
今日の教訓 やっぱりセミナー大変ですわ。。。。。。練習あるのみ。
参考ブログ
・第13回 勉強会 第1部 プレゼンテーションの仕方 (プロ研)
過去のブログ
・2つのセミナー、つつがなく終了 (ドイツの元同僚の前でセミナーをしたこと)
Comments