ガイジンが「緑茶に入れるから、砂糖ちょうだい」って言ったらあげるか?
はっと気づいたらGoogle Readerを使って私のブログを読んでいる人が100人になった。
祝!
記念として、とびっきりのネタを書くことにする。
友人がこーんなビデオのリンクを送って来た。TEDは結構有名な番組(?)である。英語の字幕がつくので、英語の勉強にもどうぞ。
タイトルはThe art of choosing 直訳すると、「選択の芸術」である。
その最初の数分間は、スピーカーが日本に行った時の経験である。
京都のレストランに行って、緑茶を注文した。その時に「砂糖ちょうだい」とウェイターに言ったらしい。
ウェイターは「緑茶には砂糖はいれません」と言った。
スピーカーの女性は「日本の文化では緑茶に砂糖は入れないのを知ってるわ。でも私は甘くしたいの」
ウェイターは上司の所に行って相談した。その後マネージャーが来て、「すみませんが、お砂糖はありません」と言った。
女性は砂糖が欲しかったので、コーヒーを頼んだ。ウェイターはすぐコーヒーを持って来たが、その皿にはお砂糖のパックが二つのっていた。
と、このストーリーでどうしてウェイターとマネージャーが嘘をついてまでして、砂糖を緑茶には入れないと女性に言ったのかが不明だったので、私の友人(ガイジン)はビデオのリンクを送って来たのであった。
私「当然じゃん。日本では緑茶に砂糖は入れないよ。ウェイターとマネージャーはそれを教えるために、砂糖あげなかったんだよ」
友人「でも、ウェイターはお客が注文したものは、なんでも持ってくるもんじゃないの? 『お砂糖無い』なんて、嘘つくもんじゃないよ。ウェイターはお客が間違ったことをすることを防ぐ義務があるの?」
私は、「いわゆる西洋の文化では『客の望むものは、どんなものでもかなえる』ものなのか。」と思った。面白い。では、ありえない極端なシチュエーションを立てるとどうか?
私、「じゃ、客が、『コーヒーにケチャップ入れるから、ケチャップ頂戴』って言ったら、持っていくの?」
よし、これなら持っていかないだろう(笑)。(←私の心の声)
ところが、友人「持っていく」との返事。
本当ですかー。。
友人「持っていって、本当にコーヒーにケチャップ入れるか見てる。ついでにカメラも持っていく」
ああ、一応変だとは思ってるのね。そして忠告はするらしい。
友人「お客が『フライドポテトにイチゴジャムつける』って言ったら、イチゴジャム持って行くけれど、『美味しくないですよ』と言う」
私「それ、この国(アメリカ)では無理だよ。だって、フライドポテトでアイスクリーム食べる人いるから」
友人「わーー!」
ということで、日本人がどういう反応をするかを調べるため、右上に投票箱を作ってみた。
あなたがレストランで働いているとして、客が「緑茶に砂糖いれるからちょうだい」、「コーヒーにケチャップいれるからちょうだい」と言われたら、持っていくか。(複数選択可)
1.砂糖を持っていかない。
2.砂糖は持っていく。
3.ケチャップは持っていかない。
4.ケチャップを持っていく。
1と2の中から一つ、3&4の中から一つ選んでください。
投票お願いします。締め切りは2010年8月31日にします。
私は「『日本文化への冒涜じゃー』といいつつ砂糖は持っていくが、ケチャップは持っていかない。」ことにしている。だって、本当にまずそうじゃん。まずくってもそれは客の問題だって言えば、確かに客の問題なんだけれどね。
ちなみに私の親は「砂糖もケチャップも持っていく」らしい。さすが我が母親。まだまだ勝てませんわ。しかも親、「あなたのブログ読んでいる人は、ちょっと一般的な日本人と違うから、参考にならないわ」とまで言っていた。そうかもねー。
さてさて、ビデオの方はその後文化の違いから教育から、「選択の自由」について、なんだかんだと話が及ぶのであった。興味がある人は、英語の字幕つきだし、その後もずんずん聞いていてください。英語の字幕付きだし。
スピーカーの女性、単に文化の違いを説明しているだけで、「選択がたくさんあって、自分で選べる(アメリカ)が正しい」と言っているわけではない。
で、ここからが私の文句。
「選択がたくさんあって、それを自分で自由に選べるはずのアメリカ」での買物は、結構大変なのであった。
今まで使っていたlunch bag(お弁当を入れるバック)が、解体してきたので、新しいlunch bagを買おうかと言うことになった。そしてLunch bagを2週間ぐらい探しているのだが、見つからない! いや、インターネットで探せば見つかるけれど、それだと買うまでどんなものだかわからないじゃん。
lunch bagってどこで探せばいいのだー???
インターネットのREIでは見つかるけれど、REIの店には置いてなかった。チェックできないじゃん。
そう、この国では「一旦購入して送ってもらい、気に入らなかったら返品する」のである。店だろうがインターネット上だろうがそうなのである。ああ、なんて(客の)手間のかかることか。
だいたい、トップ2ぐらいではないと、意味がないってThe Dipでも言っていたでしょう?
面倒だから、 全部店に置いておいてちょうだい。そして「店長のおすすめ」とか「シェフのおすすめ」にしてほしい。
今日の教訓 じゃ、投票お願いね。
注:投票は私の自己紹介About meの上にあります。
過去のブログ
・The Dip
祝!
記念として、とびっきりのネタを書くことにする。
友人がこーんなビデオのリンクを送って来た。TEDは結構有名な番組(?)である。英語の字幕がつくので、英語の勉強にもどうぞ。
タイトルはThe art of choosing 直訳すると、「選択の芸術」である。
その最初の数分間は、スピーカーが日本に行った時の経験である。
京都のレストランに行って、緑茶を注文した。その時に「砂糖ちょうだい」とウェイターに言ったらしい。
ウェイターは「緑茶には砂糖はいれません」と言った。
スピーカーの女性は「日本の文化では緑茶に砂糖は入れないのを知ってるわ。でも私は甘くしたいの」
ウェイターは上司の所に行って相談した。その後マネージャーが来て、「すみませんが、お砂糖はありません」と言った。
女性は砂糖が欲しかったので、コーヒーを頼んだ。ウェイターはすぐコーヒーを持って来たが、その皿にはお砂糖のパックが二つのっていた。
と、このストーリーでどうしてウェイターとマネージャーが嘘をついてまでして、砂糖を緑茶には入れないと女性に言ったのかが不明だったので、私の友人(ガイジン)はビデオのリンクを送って来たのであった。
私「当然じゃん。日本では緑茶に砂糖は入れないよ。ウェイターとマネージャーはそれを教えるために、砂糖あげなかったんだよ」
友人「でも、ウェイターはお客が注文したものは、なんでも持ってくるもんじゃないの? 『お砂糖無い』なんて、嘘つくもんじゃないよ。ウェイターはお客が間違ったことをすることを防ぐ義務があるの?」
私は、「いわゆる西洋の文化では『客の望むものは、どんなものでもかなえる』ものなのか。」と思った。面白い。では、ありえない極端なシチュエーションを立てるとどうか?
私、「じゃ、客が、『コーヒーにケチャップ入れるから、ケチャップ頂戴』って言ったら、持っていくの?」
よし、これなら持っていかないだろう(笑)。(←私の心の声)
ところが、友人「持っていく」との返事。
本当ですかー。。
友人「持っていって、本当にコーヒーにケチャップ入れるか見てる。ついでにカメラも持っていく」
ああ、一応変だとは思ってるのね。そして忠告はするらしい。
友人「お客が『フライドポテトにイチゴジャムつける』って言ったら、イチゴジャム持って行くけれど、『美味しくないですよ』と言う」
私「それ、この国(アメリカ)では無理だよ。だって、フライドポテトでアイスクリーム食べる人いるから」
友人「わーー!」
ということで、日本人がどういう反応をするかを調べるため、右上に投票箱を作ってみた。
あなたがレストランで働いているとして、客が「緑茶に砂糖いれるからちょうだい」、「コーヒーにケチャップいれるからちょうだい」と言われたら、持っていくか。(複数選択可)
1.砂糖を持っていかない。
2.砂糖は持っていく。
3.ケチャップは持っていかない。
4.ケチャップを持っていく。
1と2の中から一つ、3&4の中から一つ選んでください。
投票お願いします。締め切りは2010年8月31日にします。
私は「『日本文化への冒涜じゃー』といいつつ砂糖は持っていくが、ケチャップは持っていかない。」ことにしている。だって、本当にまずそうじゃん。まずくってもそれは客の問題だって言えば、確かに客の問題なんだけれどね。
ちなみに私の親は「砂糖もケチャップも持っていく」らしい。さすが我が母親。まだまだ勝てませんわ。しかも親、「あなたのブログ読んでいる人は、ちょっと一般的な日本人と違うから、参考にならないわ」とまで言っていた。そうかもねー。
さてさて、ビデオの方はその後文化の違いから教育から、「選択の自由」について、なんだかんだと話が及ぶのであった。興味がある人は、英語の字幕つきだし、その後もずんずん聞いていてください。英語の字幕付きだし。
スピーカーの女性、単に文化の違いを説明しているだけで、「選択がたくさんあって、自分で選べる(アメリカ)が正しい」と言っているわけではない。
で、ここからが私の文句。
「選択がたくさんあって、それを自分で自由に選べるはずのアメリカ」での買物は、結構大変なのであった。
今まで使っていたlunch bag(お弁当を入れるバック)が、解体してきたので、新しいlunch bagを買おうかと言うことになった。そしてLunch bagを2週間ぐらい探しているのだが、見つからない! いや、インターネットで探せば見つかるけれど、それだと買うまでどんなものだかわからないじゃん。
lunch bagってどこで探せばいいのだー???
インターネットのREIでは見つかるけれど、REIの店には置いてなかった。チェックできないじゃん。
そう、この国では「一旦購入して送ってもらい、気に入らなかったら返品する」のである。店だろうがインターネット上だろうがそうなのである。ああ、なんて(客の)手間のかかることか。
だいたい、トップ2ぐらいではないと、意味がないってThe Dipでも言っていたでしょう?
面倒だから、 全部店に置いておいてちょうだい。そして「店長のおすすめ」とか「シェフのおすすめ」にしてほしい。
今日の教訓 じゃ、投票お願いね。
注:投票は私の自己紹介About meの上にあります。
過去のブログ
・The Dip
Comments
ところで本題ですが、マネージャーが「お砂糖はありません」と嘘をついたかどうかはちょっと疑わしい気がしますねー。
スピーカーが、話を印象的にするために実際のマネージャーの台詞を少し変えた可能性も考えられます。
場所が京都とはいえ平均的な日本人であれば、すぐにバレそうな嘘をついてまで文化を主張することはないかと。
もし英語でやりとりしたのであれば、マネージャーが精一杯の非力な英語力で答えたために、『お砂糖無い』となってしまったのかも。
いずれにせよ、話のどこかにバイアスがかかっていると思います。
そうです、てっぺんにあります。さがしてくれてありがとうございます。ブログの中に入れるほどのコンピューター力が無いんですよ。
Anonymousさん、
たぶん「英語が出来なかった」というバイアスがかかっていると思います。その証拠に、こんなにケチャップ組が。。。。