Sunday, October 18, 2009

The Dip

最近「ブログの上にある検索で昔書いたものが出てこない」という大問題があったので、Googleの検索機能をつけてみた。 これで安心だわ。

島岡さんの本「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術」のその4「自分の世界で一番になる」で話している本がSeth GodinのThe Dip(「ダメなら、さっさとやめなさい!-No. 1になるための成功法則」(セス・ゴーディン著)である。

著者が淡々としゃべるAudio Bookが$5.96(約600円)でお得。1時間32分、淡々と鳥肌が立つようなことを言う。普段気合が入っているけれど、ちょっとだらけたというときに聞くと身がひきしまる。ヘタレが読むと怖くって逆効果かもしれんと思う。iPodで聞けるので、気の向いた人は上のリンクをクリックしてください。

Dipとは上のリンクの絵にある、谷の部分である。そのつらい谷の部分を通り過ぎたものだけが、恩恵をこむることができるのである。いわく、司法試験を強烈に難しくしていって、それをパスできたものだけが高給取りという恩恵をこうむることができるとか。 
著者は、逆にDipを超えられないようなものはさっさとやめなさいと言う。「時間と労力のムダ!」まで言っているし。
さらに、「いつやめるか」まで言っている。
何回聞き直しても面白いし、やっぱり怖いぞーと思うし、考えさせられるし、新しく考え直すし、気合いも入るのであった。勝手に要約する。この要約も、また読み直したら(もとい、聴き直したら)変化するかもしれない。

1.自分が自分の世界の中でトップにならないようなことは、やらない。この「自分の世界」というのは案外小さいのである。くわしくは本を読んで。
2.自分が自分の世界の中でトップになりそうなら、Dipを超えるべく頑張る。
3.そして、いつ撤退するかを考える。サイエンスの世界では、ホットトピックは時と共に移っていくので、いつまでもいつまでも同じことをするわけにはいかない。だからと言って全然別のことをするのもどうかと思うが。

そして私にとってのDipは英語のグラント書きである。最悪のDipじゃーと思うのであった。だが困ったことに、私から研究を取ったら何もないのである。だからやるしかないのである。

404 Blog Not Found島岡さんの本を紹介していたが、そこにあった「頭のよさがすべてではない。成功者がもっている特質「Grit」とは何か?」という文章が面白かった。
ということで、引用。

これは長期的なゴールを決めて、どんな手を使っても、どんなに努力してもそれが実現するまではあきらめないということができる人のこと。諦めるのが楽なときに、Grit を持っている人はやりぬくことができるのです。

引用終了。さらに引用。

Grit をもっている人にありがちなもう一つの特徴は、「一つのことに集中する」という特質だということが記事では挙げられています。

引用終了。

Gritの文章で思い出したのが映画Gattaca(ガタカ)。ギークな人はお気づきかもしれないが、gattacaはDNA配列である。
 
私の好きな映画である。Dipと違ってこっちの映画は「私も頑張ろう」と思う。私のように、世の中には自分より優秀な人たちがいっぱいいることを知っていて、それに比べて自分はバカだと知っている人、でもめげずに頑張る人必見。

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
(↑ウイキペディアみたいにやってみた。)

ストーリーはウィキペディアのリンク ガタカに載っているので、そっちで見てください。
遺伝子操作により「最高の遺伝子を持つ」が事故で足が不自由になってしまったジュード・ロウのいじけまくり生活と、偶然産まれちゃって心臓の病気を抱えているイーサン・ホークの根性生活が対照的である。最後にイーサン・ホークが念願をかなえて宇宙に行ってしまうと、ジュード・ロウは自分を消滅させてしまう。「ジュード・ロウ死んじゃったよ!」と思ったものだが、イーサン・ホークと比べれば自分が恥ずかしいわな。

ちなみに出てくる人達全員例外なく美男美女である。遺伝子操作されているのだから当然か。

今日の教訓 一つのことを集中してやる人が、結局成功するということらしい。

過去のブログ
人間力英語術 「やるべきことが見えてくる 研究者の仕事術」 その9についてのコメント

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