幸せな研究者、不幸せな研究者

ブログの英語版と日本語版を分けることにした。 英語を読むハメになってびっくりした人、購読をやめちゃった人、お騒がせしましたー。

こんな記事をNature Japan(ネイチャージャパン)のウェブサイトで発見。
研究者キャリアアンケート:幸せな研究者、不幸せな研究者(日本語)  (見れない場合は、大学に行って見てください。)
天下の、泣く子も黙るNatureがアンケート調査を行って、それを発表したものである。1万500人がアンケートに参加したそうな。そういえばそんなアンケートが来たような気がするが、参加したかどうか覚えてない。Natureは十分な数の返事が得られた国だけ選んで、データをまとめた。

私にとって一番ショックだったのは、表1:各国の研究者の待遇に対する満足度である。それによると、16ヶ国(中国・インド・日本・オーストラリア・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・スペイン・スウェーデン・イギリス・カナダ・アメリカ)で、「給与」「休暇取得権」「医療保険給付」「出産・育児休暇」「年金・退職金制度」「1週間当たりの労働時間」「独立性」「上司や同僚とのディスカッションやアドバイス」の8項目で比較していって、トップはデンマーク、一番最低なのは、日本。

薄給だし、休暇は取れないし、医療保険は給付されないし、出産育児休暇も取れないし、年金や退職制度もないし、長時間働かないといけないし、上司の言うとおりに働かないといけないけど、上司や同僚は助けてくれない。。。。

ってこと?データの解釈の文章書いただけで、落ち込んできたのであった。
後もいろいろなデータがあって(企業とアカデミックの給料の違いとか)、面白かったので、 興味のある方は読んでください。

今日の教訓 日本からの頭脳流出しないのが不思議なくらいだな。。。

Comments

F Fries said…
日本の研究職って医療保険が不安定なんですか?いわゆる「先進国」でアメリカほど医療保険のめちゃめちゃな国はないと思ってたのですが。日本向けに求人広告出すとき、「福利厚生完備」って入れようかな。
Kay said…
私もこのへんよくわからないんですが、研究職の医療保険って国民健康保険ですかね。。。。充実してないのかしら?
そして案外満足しているアメリカの研究者達。全くもってよくわかりません。
Kay said…
日本て、ひょっとして研究者は自分で国民健康保険に入らないといけない? 「医療保険が不安定」って書いたのは間違いでした。訂正しました。

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