PCP(Primary Care Physician)かかりつけお医者さん

アメリカにはかかりつけお医者さん(PCP)制度がある、これがいい制度か、悪い制度か、はたまたアメリカの医療保険制度はどうかー、なんて考え出すと頭が痛くなるので、ほっておく。

私にはかかりつけお医者さんがいたが、その人が病院を去ってしまった。。 きっといい仕事をどこかで見つけたんだろう。ということで、9月に手紙が来て、「病院を去るから、電話かけて新しいPCPを見つけて頂戴」と書いてあったのである。さっそく電話してみる。
私「今の私のPCPがいなくなったから、新しいPCP決めてほしいんだけれど。」
オフィスの人「どこか病気なの? 病気じゃなかったら新しいPCPは紹介しないわよ」

って、PCPが決まって無いと話にならないんじゃなかったっけー! イザというときにかかりつけお医者さんがいないと、誰も見てくれなかったりするんじゃなかったっけー? 私の友達で、面倒で決めなかったら、あるときお腹が痛くなって、やむなくemergency room(緊急)に行って、ゴリ押しして見てもらったって言ってたでー。

と思いつつも、すごすごと引き下がった。なんかPCP無しだと不安なんだけれど!無理矢理病院行く口実を作ろうかと考えていたところである。

さて、おとついいきなり寒気がしたので、家に帰った。昨日は仕事を休んだ。
で、今日の朝起きたら、なんか耳が痛い! 中耳炎か!
これは、PCPに決めて病院に行く言い訳(!)になる????

ということで、今日病院に電話して、「風邪で耳が痛くなったんだけれどー、私のPCPが9月に去っちゃったの!」って言って、PCPを選んでもらった。別に「誰がいい」とか「彼がいいとか」そういう好みはないが、一応女性がよろしいので、「女の人?男の人?」ときいて「Lady」という返事をもらったので良し。ついでにインフルエンザの予防注射もしてくれることになった。

予約は来週の火曜日の午前! 今日はまだ水曜日なので、中耳炎はその頃には完全になおっちゃったか、もしくは悪化してるかだと思う。もちろん悪化するんだったら明日ぐらいにまた電話をかけて、「耳痛すぎるからすぐ見てー!」とダダをこねるが。

行くところは新しく出来たばっかりの病棟である。その病棟はこの前のちゃっちい地震で揺れて中の人が避難したのであるが。たった8階しかないのに、大揺れして皆が避難って、アメリカってええ加減だなーと思うのであった。

そんなこんなでまだ風邪中で、頭がぼーっとしているので、実験を間違えそうになりながらやって、同僚(医者)に風邪の話とPCPの話をしたら、同僚は言った。
「ある有名な○○ドクターによると、『風邪の一番の治療法は、ウイスキーをたらふく飲んで、眠くなったら寝る事! 次の日には良くなってる!』だそうな。」
私「そーんな、イギリス的治療は私にはあわん!その先生イギリス人でしょー」
同僚「じゃ、日本人だから日本酒でどう?」
私「そういう問題じゃなくって、たらふく飲んだら、次の日には二日酔いでしょうがー」
同僚「じゃ、二日酔いだから、風邪なんかどうでも良くなってるよ」

今日の教訓 アメリカの医療、いつも恐るべし。

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