アイスランド
アイスランドに行ってきた。ドイツに行く途中下車である。ボストンからアイスランドまでは約5時間である。はっきり言って、距離的にはここからサンディエゴに行くのと変わらんと思う。今はボストンに帰ってきて時差ぼけ中。
ボストンを夜9時に出発すると、朝の6時頃にアイスランドに到着する。パスポート審査を受けたあと、バスに乗って首都レイキャビクに行った。バスに乗った後に日の出を見るという状況である。バスはバスターミナルに着いた後、小さいバスに乗り換えて、ホテルまで送ってくれるのである。TripAdvisorで見つけたGuesthouse Sunnaに行ったら、幸い部屋が空いているというので、チェックインして、ついでにホテルで朝ご飯を食べた。そしてその後睡眠! 隣の有名な教会が15分おきに鐘をならして睡眠を妨害していたが。
ウィキペディアによるとアイスランドの人口は32万人で人口密度は3人/km。ツアーのおじさんによると、人口の半分は首都レイキャビクの近くに住んでいて、あとは漁村(?)に住んでいるそうである。Gulf stream(南から来る温暖な海流。日本語忘れた)があるので、緯度の割には暖かい。だが、「緯度の割には」であって、風が吹きまくるので結構寒い。産業は銀行業ではなくって(笑)、漁業、つぎは観光業、で最後は地熱発電によるアルミニウム精製、、、だと思った。
火山国である、というかアメリカプレートとユーラシアプレートが分かれる、その分かれ目にあるのである。島全体が溶岩でできた感じ。地熱を利用している。電気は地熱発電によって、まかなわれていて、余った(!)電気を利用してアルミニウムを精製しているのである。暖房も確か地熱を利用していて、さらに水道の温水のほうは、水を地熱によって暖めたため、温泉のにおいがする。蛇口から温泉とは日本人にとっては贅沢!! そして、冷たい水のほうは、たぶん氷河からきた水、、、、のような気がせんでもない。ということで、シャワーを浴びても温泉な気分なのであった。という、ある意味究極のエコ国なのである。
昼過ぎに起きて、町を見たあと、ホットドックを食べて(物価が高いので、屋台のホットドックが一番人気の食べ物)、その後ブルーラグーンへのバスに乗る。
Blue Lagoon(ブルーラグーン)はウィキペディアによると、
ブルーラグーン(英語: Blue Lagoon, アイスランド語: Bláa lónið, 「青い潟湖」の意)は、アイスランドにある温泉施設。アイスランドの南西部、首都レイキャヴィークの南西約40kmに位置する。自然に湧出する温泉ではなく、隣接するスヴァルスエインギ地熱発電所が汲み上げた地下熱水の排水を再利用した施設。1970年代後半に地熱発電の副産物として作られ、1987年から温泉浴場として一般公開されるようになった[1]。排水は70度以上あり、それを38度前後に温度調節している。面積は約5,000m²(競泳用50mプール4個分)を誇り、露天温泉としては世界最大。温泉全体を一周するだけで10数分かかるほどの広さである。深さは場所によってまちまちで、最深部は1.4mほどある。
だそうである。真水も加えているという話であったが、Algae(藻)を含んでいるので、色はライトブルーである。なのでブルーラグーンという。レイキャビクから行くよりも空港から行った方が近い。
こんな感じ。ここは残り湯(?)である。湯じゃなくって冷たいけど。
そのブルーラグーンに2時間も浸かってしまった(バスの時刻のため)。バスの時刻が合わなかったというのが主な理由だが、別に何時間浸かっていても問題ないのである。日本の温泉ほど暑くないし。というか、外にでると寒いし! 暑い場所とぬるい場所があるので、ちょうど良いところで、だらーとしていればいいのである。ちなみに、アイスランドは観光業でなりたっているので、どーぞお金を使って楽しんでくださいと言わんばかりに、温泉の中で、ビールやワインを飲めるのである。なぜかイギリス高校生の大集団と鉢合わせしたが、高校生は1時間もたつと去ってしまったので、その後は静かになった。あとはなぜかフレンチカナダ人もいた。なぜに?
ブルーラグーンからバスに乗ってまたホテルまで送ってもらったあと、町に行ってほとんどレストランが閉まっているところに空いているレストランを見つけて「今日の魚料理」を注文。べらぼうに高いが、うまい! ちなみに魚よりも高いのは夏場のラム肉らしい。ラム肉は、放牧でアイスランドの草をふんだんに食べた子羊なので、非常に柔らかくておいしいらしい。ちなみに島全体が溶岩に生えた草と、低木でできている。高い木は人間が植えたものらしい。
こんな感じ。氷河で削られたと思われる山あり。
次の日は、これまたTrip advisorで見つけたツアーで、朝からGolden Circle(ゴールデンサークル)を訪問。ウィキペディアによると、
ゴールデン・サークル (英 The Golden Circle, アイスランド語 Gyllti hringurinn)はアイスランド南西部、シンクヴァトラヴァトン湖とその東の一帯を指し示す呼称である。大陸プレートの割れ目と間欠泉を筆頭に、世界でも珍しい観光スポットが集中しており、このような特別な呼び名で呼ばれる。首都レイキャヴィークから東に約30~70kmと都市圏からの距離が近く、観光客の人気は非常に高い。
主な観光スポットは以下の通りである。
シンクヴェトリル国立公園(世界遺産)
ゲイシール間欠泉
ストロックル間欠泉
グトルフォスの滝
ケリズ火口湖
である。ゲイシール(Geysir)はGeyser(英語で間欠泉)という単語になったぐらいで、有名だったらしいが、今は全然駄目である。となりのストロックル間欠泉は5分おきぐらいに吹き出す。
私のカメラで撮影するのは難しかった。もうちょっといいカメラが必要かしら?
大陸プレートの割れ目は前見たBBCのEarth the Geographyで見たやつで、ヘリコプターで割れ目をガーっとたどっていたが、そこに来た!
この壁がアメリカ側プレートでざんす。二つのプレートの真ん中にあるって、おそるべしアイスランド。
BBCのEarth the Geographyのアイスランドの部分が見たくなったので、Youtubeで探したらあった!
5回ぐらい見てしまった。説明といい映像といい、うーむ素晴らしい、BBC。ついでに音楽も素晴らしい。
そして、またもや「このレポーター役やりたい!」と思ったりしたのであった。くー、地質学者になればよかった!!!
Earth The Biography買おうかしら?
話を元にもどして。後は、周りが凍った滝とかも見た。さむ。
ツアーの後、レイキャビクに戻ってきて、アイスランド料理ゲテモノ系を一瞬ためそうと思ったが、やめた。ウィキペディアに載ってるアイスランド料理は結構普通そうにみえるが、Kindle Paperwhiteに入れて持っていったLonely planet(有名な英語の旅行ガイドブック)によると、6ヶ月埋めて熟成させないと消化できないサメの料理とか、羊の頭の料理とかもあるのであった。要するに、環境が過酷で食べ物が無かったので食べれる物は全部食べてしまうということである。
ちなみにアイスランドはアイスランド語で、国民は誇りに思っているらしいが、英語がバリバリ通じるので何の問題もなかった。アイスランド語はゲルマン系言語なので、ドイツ語が柔らかくなったみたいな響きである。
アイスランドは位置としてはオーロラが見えるはずであるが、天気が悪かった。アラスカのほうが見えるかも?
今日の教訓 ボストンからヨーロッパに行くときは、アイスランド途中下車どうぞー。ただし物価高いけどね。
過去のブログ
•Earth the Biography その2
・カメラどれを買えばいいか、わからんので、アラスカ旅行でどうしていたか、考えてみた
ボストンを夜9時に出発すると、朝の6時頃にアイスランドに到着する。パスポート審査を受けたあと、バスに乗って首都レイキャビクに行った。バスに乗った後に日の出を見るという状況である。バスはバスターミナルに着いた後、小さいバスに乗り換えて、ホテルまで送ってくれるのである。TripAdvisorで見つけたGuesthouse Sunnaに行ったら、幸い部屋が空いているというので、チェックインして、ついでにホテルで朝ご飯を食べた。そしてその後睡眠! 隣の有名な教会が15分おきに鐘をならして睡眠を妨害していたが。
ウィキペディアによるとアイスランドの人口は32万人で人口密度は3人/km。ツアーのおじさんによると、人口の半分は首都レイキャビクの近くに住んでいて、あとは漁村(?)に住んでいるそうである。Gulf stream(南から来る温暖な海流。日本語忘れた)があるので、緯度の割には暖かい。だが、「緯度の割には」であって、風が吹きまくるので結構寒い。産業は銀行業ではなくって(笑)、漁業、つぎは観光業、で最後は地熱発電によるアルミニウム精製、、、だと思った。
火山国である、というかアメリカプレートとユーラシアプレートが分かれる、その分かれ目にあるのである。島全体が溶岩でできた感じ。地熱を利用している。電気は地熱発電によって、まかなわれていて、余った(!)電気を利用してアルミニウムを精製しているのである。暖房も確か地熱を利用していて、さらに水道の温水のほうは、水を地熱によって暖めたため、温泉のにおいがする。蛇口から温泉とは日本人にとっては贅沢!! そして、冷たい水のほうは、たぶん氷河からきた水、、、、のような気がせんでもない。ということで、シャワーを浴びても温泉な気分なのであった。という、ある意味究極のエコ国なのである。
昼過ぎに起きて、町を見たあと、ホットドックを食べて(物価が高いので、屋台のホットドックが一番人気の食べ物)、その後ブルーラグーンへのバスに乗る。
Blue Lagoon(ブルーラグーン)はウィキペディアによると、
ブルーラグーン(英語: Blue Lagoon, アイスランド語: Bláa lónið, 「青い潟湖」の意)は、アイスランドにある温泉施設。アイスランドの南西部、首都レイキャヴィークの南西約40kmに位置する。自然に湧出する温泉ではなく、隣接するスヴァルスエインギ地熱発電所が汲み上げた地下熱水の排水を再利用した施設。1970年代後半に地熱発電の副産物として作られ、1987年から温泉浴場として一般公開されるようになった[1]。排水は70度以上あり、それを38度前後に温度調節している。面積は約5,000m²(競泳用50mプール4個分)を誇り、露天温泉としては世界最大。温泉全体を一周するだけで10数分かかるほどの広さである。深さは場所によってまちまちで、最深部は1.4mほどある。
だそうである。真水も加えているという話であったが、Algae(藻)を含んでいるので、色はライトブルーである。なのでブルーラグーンという。レイキャビクから行くよりも空港から行った方が近い。
こんな感じ。ここは残り湯(?)である。湯じゃなくって冷たいけど。
そのブルーラグーンに2時間も浸かってしまった(バスの時刻のため)。バスの時刻が合わなかったというのが主な理由だが、別に何時間浸かっていても問題ないのである。日本の温泉ほど暑くないし。というか、外にでると寒いし! 暑い場所とぬるい場所があるので、ちょうど良いところで、だらーとしていればいいのである。ちなみに、アイスランドは観光業でなりたっているので、どーぞお金を使って楽しんでくださいと言わんばかりに、温泉の中で、ビールやワインを飲めるのである。なぜかイギリス高校生の大集団と鉢合わせしたが、高校生は1時間もたつと去ってしまったので、その後は静かになった。あとはなぜかフレンチカナダ人もいた。なぜに?
ブルーラグーンからバスに乗ってまたホテルまで送ってもらったあと、町に行ってほとんどレストランが閉まっているところに空いているレストランを見つけて「今日の魚料理」を注文。べらぼうに高いが、うまい! ちなみに魚よりも高いのは夏場のラム肉らしい。ラム肉は、放牧でアイスランドの草をふんだんに食べた子羊なので、非常に柔らかくておいしいらしい。ちなみに島全体が溶岩に生えた草と、低木でできている。高い木は人間が植えたものらしい。
こんな感じ。氷河で削られたと思われる山あり。
次の日は、これまたTrip advisorで見つけたツアーで、朝からGolden Circle(ゴールデンサークル)を訪問。ウィキペディアによると、
ゴールデン・サークル (英 The Golden Circle, アイスランド語 Gyllti hringurinn)はアイスランド南西部、シンクヴァトラヴァトン湖とその東の一帯を指し示す呼称である。大陸プレートの割れ目と間欠泉を筆頭に、世界でも珍しい観光スポットが集中しており、このような特別な呼び名で呼ばれる。首都レイキャヴィークから東に約30~70kmと都市圏からの距離が近く、観光客の人気は非常に高い。
主な観光スポットは以下の通りである。
シンクヴェトリル国立公園(世界遺産)
ゲイシール間欠泉
ストロックル間欠泉
グトルフォスの滝
ケリズ火口湖
である。ゲイシール(Geysir)はGeyser(英語で間欠泉)という単語になったぐらいで、有名だったらしいが、今は全然駄目である。となりのストロックル間欠泉は5分おきぐらいに吹き出す。
私のカメラで撮影するのは難しかった。もうちょっといいカメラが必要かしら?
大陸プレートの割れ目は前見たBBCのEarth the Geographyで見たやつで、ヘリコプターで割れ目をガーっとたどっていたが、そこに来た!
この壁がアメリカ側プレートでざんす。二つのプレートの真ん中にあるって、おそるべしアイスランド。
BBCのEarth the Geographyのアイスランドの部分が見たくなったので、Youtubeで探したらあった!
5回ぐらい見てしまった。説明といい映像といい、うーむ素晴らしい、BBC。ついでに音楽も素晴らしい。
そして、またもや「このレポーター役やりたい!」と思ったりしたのであった。くー、地質学者になればよかった!!!
Earth The Biography買おうかしら?
話を元にもどして。後は、周りが凍った滝とかも見た。さむ。
ツアーの後、レイキャビクに戻ってきて、アイスランド料理ゲテモノ系を一瞬ためそうと思ったが、やめた。ウィキペディアに載ってるアイスランド料理は結構普通そうにみえるが、Kindle Paperwhiteに入れて持っていったLonely planet(有名な英語の旅行ガイドブック)によると、6ヶ月埋めて熟成させないと消化できないサメの料理とか、羊の頭の料理とかもあるのであった。要するに、環境が過酷で食べ物が無かったので食べれる物は全部食べてしまうということである。
ちなみにアイスランドはアイスランド語で、国民は誇りに思っているらしいが、英語がバリバリ通じるので何の問題もなかった。アイスランド語はゲルマン系言語なので、ドイツ語が柔らかくなったみたいな響きである。
アイスランドは位置としてはオーロラが見えるはずであるが、天気が悪かった。アラスカのほうが見えるかも?
今日の教訓 ボストンからヨーロッパに行くときは、アイスランド途中下車どうぞー。ただし物価高いけどね。
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•Earth the Biography その2
・カメラどれを買えばいいか、わからんので、アラスカ旅行でどうしていたか、考えてみた
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