サンディエゴで学会、というより、またシャチの話
サンディエゴに学会に行って来た。途中で風邪をひいて、しかも夜サンディエゴ出発で朝到着(飛行時間4時間半)をいう無謀なことをして木曜日は一応仕事に行ったがふらふらになり、風邪が悪化して金曜日はお休みであるー。こういうのをRed-eye flightというのだが、友人の旦那さんが西海岸に出張に行った帰りにred-eye flightで帰って来て朝からちゃんと仕事に行ったという話を聞いたが、私には無理である。そんな4時間半の睡眠後に出勤させる会社はこちらからごめんである。まー、そのときはオフィスに寝袋置くかな。
寒いボストン(紅葉まっただ中)からサンディエゴに行くとある意味カルチャーショックというかウェザー(天気)ショックである。ヤシの木が植わってるし、朝から霧がでたりたまに雨が降ったりするが、基本は晴れ。冬も寒くないし夏も暑くないらしい。。。ボケそうである。。。。
学会以外にはSea world(シーワールド)に行った。入場料79ドル(約8000円)。海遊館でもこんなに取らないよと思ったが、この水族館どうみても海のほ乳類が多いのである。きっと餌代がかさむに違いない。
目玉はシャチのショー。私の大好きなKiller whale(殺し屋鯨)である。知的でチームワークも出来るシャチ、どうやって訓練したか知らないが、ショーをやらせていて、なかなか面白かった。シャチは8匹ぐらいいたが、ショーに出ていたのは4匹ぐらいで。そのうち一匹は背びれが曲がっていた。あとでインターネットで調べると、飼育しているうちに背びれが曲がってくるとの事。運動不足かしら。水槽は他の動物のに比べれば圧倒的に大きいけど、それでも大洋を渡って狩りをするシャチにすれば小さいに違いない。
一つ芸をするたびにご飯をもらうシャチ。働かざるもの食うべからずである。それにしても私のイメージではシャチは鯨とかアシカとかの狩りをするのだが、魚でも良かったのか?
さて、感心して帰って来てインターネットで調べたら、昔どこかのシャチのショーで飼育員(訓練員?)がシャチに引きずり落とされた命からがら戻ったとか、はたまたそのまま殺されたとか、いろいろなビデオがあった。ショーの途中に水鳥が間違って水面に着地してしまい、それを1匹のシャチが殺して3匹で大興奮で轢きちぎったとか、子供が見たらびっくりするような話ではあるが、Killer whaleをなめたらいけないのである。。。
私のkiller whaleのイメージはこんな感じ。
どう考えても同じ場所でシャチが同じことをしているのだか、こっちは音楽がイマイチなのであった。
一緒のようなビデオでも音楽とか真剣味のあるナレーションで全然意味が違うのね。上はBBC(イギリス)で下はNational Geographic(アメリカ)である。どうしてアメリカのほうは自然を軽く扱うようなナレーション+音楽なのであろう。上のやつなんて、シャチの恐ろしさが切々と伝わってくるのだが。。。。ってか、見たらショーなんてやる気にならないと思うが。。。。ちなみにサンディエゴのシーワールドではシャチはなぜかShamu(シャム)と呼ばれているのでなんでだろうと思ったら、シャムという名前のシャチがいたらしい。「Killer whale show」という名前を書いたら、ショーの邪魔かしら(笑)
今日の教訓 シャチをなめたらいけません。
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